「私はアルベルト殿下の友人であって、恋人ではないです。あれ、私変なこと言いました?」
国一番の魔女、ルーシア・オルティス伯爵令嬢。
彼女は王太子アルベルト・エーリヒと閨を共にする関係だったが、恋人ではないと言う。
彼女の瞳は髪と揃い
の無色のようにも見えるアッシュグレーで、その瞳は昨日アルベルトと共寝などしていないかのような平然とした顔をしている。
アルベルト・エーリヒはため息をつくより他なかった。
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ストーリーがあるようでない、拗れた関係の二人です。
関係は甘々溺愛ですが、感情はわりとビターな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 20:00:00
10605文字
会話率:43%
ふんわり設定です。細かい貴族のアレコレは実際のものと違う場合があります。
【あらすじ】
キャサリンは望んでないのに、男性から好かれる。
しかも、主に遊び相手方向で。
何それ冗談じゃないわよー!!
栗色の髪の毛にヘーゼルの瞳。
特に目立っ
た特徴はないけど、お母様ゆずりの豊満な胸、細い腰、白い肌、ぽってりした唇、ちょっと気の強そうな猫みたいな目元。
小柄で子猫みたいな雰囲気があるキャサリンは、いわゆる男好きする令嬢らしい。
男性に絡まれてる所を騎士様に助けてもらって一目惚れ!と思ったら女嫌いの騎士様でした。
でも、色んなタイミングが重なって、無事契約結婚出来ることになりました!やったね!
貴方に好きな人ができるまで、少しの間だけでも側にいさせてください。
※Rは基本的に両思いになってから。後半予定です。
随時番外編更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-08 07:40:49
68122文字
会話率:41%
「巫女姫といえど、裸になれば、ただの女だな」
「……っ!」
皇帝レオナルドに投げかけられた刃のような言葉に、マーガレットの美しい銀の瞳から、はらはらと涙が溢れ、頬を伝った。
※アルファポリスでも投稿しております。
最終更新:2023-03-04 21:48:01
4176文字
会話率:37%
短いあらすじ:離宮の大火災で殺されたアーチェの記憶を持って生まれたレナが、そのアーチェに助けられた王太子殿下のダグラスと心を通わせ、結ばれるまでの物語。
長いあらすじ:平民の魔導士レナ・カーラーは、第一王子ダグラス・リューネブルクを産んだ
王妃の連れ子アーチェ・マイフェルトの生まれ変わりだった。
八歳の時、アーチェが離宮の大火災時に殺された記憶が蘇ったレナは、成長するごとに大火災のことやダグラスの消息が気になり始める。
母に魔導士になりたいと告げると、実はその大火災で実父ディート・カーラーも犠牲となっていたと知り、ますますレナは大火災に感心を寄せるようになった。
魔導士になったレナは協会の図書施設を利用し事件を調べ始める。ある時、図書施設の頻回利用から目をつけられ、魔導士協会の協会長に呼び出されたレナは、大火災の死亡者名簿を見せられ、事件の真相が分かったら情報提供することと引き換えに、ダグラスの様子見役になるように依頼を受ける。
レナは、アーチェが助けたダグラス殿下が元気で生きているのか知りたくてたまらない。辺境伯領で平民に紛れて傭兵として働くダグラスにレナは会いに行くことにした。
ダグラスはアーチェと同じ髪と瞳の色を持つレナに一目ぼれしてしまう。一か月世話を焼き、二か月目で付き合い始めた。
前世の記憶に振り回されていると感じるレナは、好きという気持ちさえアーチェの記憶がもたらすもので、自分の気持ちではないと感じていた。さらにアーチェは隣国の貴族令嬢だが、レナは平民。身分の差も著しい。
色々考えたレナは、ダグラスが王太子になるタイミングで、彼の元を去ることを決意する。
『私を忘れて』という花言葉を持つ黒いチューリップを残し、レナはダグラスの前から去った。
レナに去られ、ショックを受けるダグラスは、辺境伯のつてを頼りに、レナを求めて動き出す。
前世の記憶に翻弄されるレナは平民であることを理由にダグラスを拒否し続け、レナの事情を知らないダグラスはただひたすらに彼女を求め続けるが、なかなか二人の歯車はかみ合わない。
(本編:執筆期間22年11月25日~23年2月2日:(C)礼)
・R18:※(前半と後半のみ)
・中盤は噛み合いません。二人がかかわり合うのは四章からです。
・改題『生まれかわり魔導士は王太子殿下の一途な愛を拒否したい』→『平民魔導士の前世受容』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 17:00:00
153285文字
会話率:26%
【本編完結:後日譚適時投稿予定全5話(12月1日~5日)】
婚約者の不貞現場を押えた子爵令嬢のセシルは、二度と家には帰らない決意で飛び出した。
不貞の事実は前々から掴んでおり、計画通りに家を出たセシルは、安宿に泊まる。宿泊の交渉をしていると
、背後から眼帯をつけた男に声をかけられる。男も宿を探していた。
宿には二人部屋しか空きがないという。仕方なく、二人は同室で泊まることにした。
眼帯の男は、セシルを男だと勘違いしており、旅人に扮したフード付きのコートを脱ぐと女が出てきて大いに驚く。
気にせず寝た翌朝、セシルは早々に宿をたつ。
王太子殿下が住まう御所は一年前から呪詛の霧に狙われていた。セシルはその霧を払う魔眼を持つ。太子が住まう御所を包む霧を一掃し、朝一番の仕事を終えた。
その日は前線で活躍した猛者が新任の近衛騎士副団長がやってくる予定であり、急いで近衛騎士団長の執務室へと向かう途中で、偶然、昨夜、宿を共にした男とぶつかってしまう。
彼こそが、新任の近衛騎士副団長。近衛騎士団長の弟であり、名をデュレクという。
恵まれない家で育った二人の振れ合いと王太子を狙う一件を追う物語。
褐色と紅の瞳を持つ光彩異常症(ヘテロクロミア)の男性騎士×菫色の瞳の女性騎士。
※なろう版同時投稿中。なろうにない話には※(R18要素あり)付き。
※設定など諸々大雑把です。
※執筆期間:本編(2022年5月8日~6月21日):後日譚①(22年11月18日~24日(C)礼)
※アルファポリス投稿有
※なろう版:第11回ネット小説大賞、一次選考通過折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 17:00:00
143227文字
会話率:32%
レヒーナはゲームの悪役令嬢だった。
その運命から逃れようと手を尽くした彼女はヒーローであるダニエルと婚約することになる。
ダニエルと婚約したレヒーナだったが、ダニエルがヒロインと出会い、ヒロインが彼に恋をしたのを見てしまう。
ヒロインが彼の
ルートに入ったことを確信して断罪される前に逃げ出そうとしたレヒーナだったが……
「そんなの絶対許さないよ、レヒーナ」
暗い瞳のダニエルはそう言った。
※pixivにも夢小説版を投稿してます
https://www.pixiv.net/users/91397279折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 09:00:00
6528文字
会話率:61%
『新月の夜に外に出てはいけないよ 竜に見つかって食べられてしまうから』
言い伝えがあるなか、新月の真っ暗な夜道を一人カンテラの明かりを頼りに急いでいた私が出会ったのは、金色の瞳をした、片翼の天使様でした。
つがいの香りが分からず国を追われ
た竜人と、竜の一途さに心惹かれる女の子のお話。
『つがいでした』に出て来る、竜人テオのその後のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 20:41:12
13979文字
会話率:16%
ある日私は、推しの居る乙女ゲームの悪役令嬢に転生を果たしました。
私の推しは癖のない長い金髪にグレーがかった碧の瞳、片眼鏡(モノクル)をかけたお姿がどことなく神経質そうな非攻略キャラで、どのルートを通っても毎度必ず起こる断罪イベントで、「
本来貴女に課されるべき刑は死刑ですが貴女はどうやら心を病んでしまったようですからね、貴女の身柄は私の病院で預かりましょう。一生涯ね……」と悪役令嬢を連れ去って行くのです。
腹黒ヤンデレ執着メリバ大好物で前世引きこもりがちだった私は、自分がその推しに連れ去られる悪役令嬢だと気づくや否や小躍りして喜び、断罪イベントを経て推しに監禁され溺愛されるその日を心待ちにして毎日楽しく自由気ままに生きてきたのですが……。
あれ?婚約者の王子様がなんかゲームのシナリオと違うのですが??
婚約者である王子様から溺愛されるお話。
ハッピーエンドで、今回はあまり痛そうな表現はありません。
よろしければお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 18:15:37
21050文字
会話率:23%
異世界トリップし辿り街で働いていた私は、ある日魔物に襲われたところを美しい冒険者に助けられました。
その人は何の獣人なのかは分かりませんが、つがいを探して世界を旅しているとのことでした。ラーシュと名乗った彼はしばらく街に留まることにした
ようで、助けてもらった私は自分から彼のガイドを買って出ました。いろんな綺麗なお姉さんたちが彼にアプローチしていましたが、誰も彼の番ではないようでした。
街のお祭りで、ラーシュの癖から改めて彼を意識してしまいましたが、所詮自分はつがいではないのだからとラーシュを諦め、周囲からお似合いだと言われていた友人と踊った時でした。
ラーシュが強引に私の手を取り、私こそがラーシュの番なのだと言い出しました。
ヒーローが普段温厚ですが、スイッチ入るとドSです。
ヒロインは流され系。
ハッピーエンドのつもりです。
『【完結】つがいでした』の前日談にあたる物語です。前日談の為こちらだけでもわかるようになっています。お暇でしたら、作者名のリンクから後日談にあたる『【完結】つがいでした』も読んでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 16:26:53
8204文字
会話率:29%
遥か昔は、サキュバスという魔族がこの世界に存在していた。魔族と人族の仲が悪く、戦争が頻繁に行われていたそうだ。
だが魔族の女王であるサキュバスクイーンが人間の若い英雄と婚約を結ぶことで、魔族と人間は平和の条約を定め、魔族も人間界から姿を消
し、今やも魔族なんぞただの伝説だと誰もが思っているだろう。
「なぁ、明日香?」
私は愛する妻に目を向けて言った。
美しく長い金髪を靡かせ、男を惑わせる妖艶な瞳に、そして純白のネグリジェの上からでも分かる程の大きな胸。僕の妻である明日香は傾國の容貌を持つ、絶世の美女。
「んっ……どうしたの? ルイ」
僕の呼びかけに応えるように彼女は顔を上げて、甘い吐息と共に囁くような声でそう言いながら首を傾げた。
僕は彼女の美しさに見惚れてしまいそうになったけど、その胸の間に淡く光るハード状の模様を目に入る事が避けられなかった。
僕は改めて実感する。
僕のこの世でもっとも愛している妻が、この世界でただ一人のサキュバスという事を。
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イラスト:NineKey
https://twitter.com/ninekey1028折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 01:13:55
62554文字
会話率:50%
「美しい……」世界各国、種族を問わずに縁談の申し出が舞い込む美貌の王子は、その日、運命の人に出会ってしまった。滑らかな肌に並ぶ鱗、しなやかに動く尻尾、凛とした表情をさらに引き締める意志ある瞳。目が吸い寄せられ、下半身が反応し、過呼吸に陥る。
もうこの恋は止められない。抱かれたい男No.1の王子✕グリーンイグアナ獣人の女騎士のツヨツヨ溺愛物語。(他サイトにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 07:00:00
110060文字
会話率:29%
俊成の誕生日プレゼントに、あたしと葵の処女を捧げることにしたの。初めてを二人であげることを提案したあたしはどうかしていたのかしら。でも葵といっしょなら……ううん、葵といっしょだから覚悟を決めなきゃね。瞳子ちゃん視点3Pノクターンです。
※この作品は、小説家になろう投稿みずがめさまの『元おっさんの幼馴染育成計画』の二次創作にあたります。作者さまから掲載許可をいただいていますが、あくまでIFの二次創作ですので、どうぞご了承くださいませ。
一話目に挿絵がありますので、表示にご注意ください。
この作品はhttps://ncode.syosetu.com/n3800fc/の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 21:55:17
21568文字
会話率:55%
八坂寛也は自分の見た目が嫌いだ。吊り上がった目や威圧感のある身長、低い声のせいで他人から怖がられ、一人も友達のできない学校生活を送ってきた。
高校3年に進級し、あと1年の辛抱だと自分に言い聞かせる。そんな時にクラス替えした教室で出会ったのは
、目を奪われるほど綺麗な由井暁人という男だった。
1秒でも長く彼を瞳に焼き付けていたい。生まれて初めて学校に行く楽しみができた八坂。
しかし、由井の取り巻きから睨みつけるなと怒鳴られるようになって…。
2/28、18時より毎日18時に1話ずつ更新します。
全9話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 23:51:29
80121文字
会話率:45%
触手を操る男ジェームズのペット犬にされてしまった少年アーサー、常識が何も通じない館でがんばって生きる!!
※この作品には「あからさまな性的描写」、「暴力的場面」、「同意のない性行為描写」、「近親相姦」、「女性蔑視ともとれるような描写」等が
含まれます。ご注意ください。
【登場人物】
アーサー:庭師見習いの少年。急に館に連れてこられて混乱しながらも、持ち前の明るい性格でなんだかんだ毎日それなりに楽しんで生きている。金髪に栗色の瞳、小柄。
ジェームズ:触手を操る美人お兄さん。常識というものを持ち合わせていない。エリックとは双子で、相思相愛。可愛いものが好き。アーサーのことは犬としては大好き。白髪に血のような赤色の瞳。
エリック:ジェームズの双子の弟。領主の跡取りとして王都の学園に通っている。兄上至上主義で、ジェームズ以外には興味すらない。黒髪に黒い瞳。背が高くがっしりした体型。
アビー:理由あってジェームズの館で奉公している少女。緑色の髪に紫色の瞳。
触手:ジェームズの「友だち」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 18:00:00
20257文字
会話率:67%
「私、イったことがないんです。つまらない女でしょう?」
和歌山の山間の老舗旅館で働く河合 春は、自分を手にいれようと躍起になっている一回り上の東京かぶれの優男、武藤 辰との一回目のデートで何故だかそんなことを口にしてしまった。
「きっと、私
は貴方にふさわしくない」
諦めてほしかった。東京でデザイナーとして働く彼を、和歌山の田舎の行き遅れ女が独占していいわけがない。
「キミの元カレは、キミの”最高にイイ顔”をみたことがないのか。可哀想だなぁ」
辰は向かいの席に座る春に手を伸ばし、妖艶な笑みを浮かべた。
「まあ、俺も今日はお預け喰らっておくか。……次は覚悟しといて」
春は、身に着けていた下着にシミがつくのを初めて感じた。
第一章 春に東京かぶれの辰は桜を愛でに和歌山に下る
第二章 溶けて、朽ちていくのか、この恋は
第三章 シナノゴールドの甘い罠
第四章 シャルウィダンス、永遠に愛を誓う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 19:14:07
3524文字
会話率:32%
三小田理音(みこだ りおん)はこの大学の有名人。
女性でありながら、『キャンパスの王子様』というあだ名の彼女は、180を超える長身で中性的な容姿のイケメン女子だ。
地味で小柄な僕とは住む世界の違う、そんな人として最上級にいる存在の彼女は、実
はサキュバスだった。
そして、この僕を伴侶として身も心も支配しようとしているのだ。
今日も彼女の真っ赤になった瞳が、僕を誘うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 21:00:00
10469文字
会話率:31%
2022eロマンスロイヤル大賞にてコミック原作賞を受賞しました!コミカライズ予定です(2022/09/29)
現代日本から熱砂の帝国・アフラザハブに聖女として召喚されたカリナは、なりゆきでふたりの少年の命を助ける。その正体は第九皇子・テ
ィサウと第十皇子・アシャル。この国で忌避される「邪視の瞳」を持つ、世にも美しい双子の皇子だった。
皇帝の後宮で虐げられていたふたりを保護したカリナは、子供らしい無邪気さのまったくない双子を全力で甘やかすことを決意する。美味しい料理、温かな寝床、胸躍る物語、惜しみない愛情――。
だがある事件をきっかけに、カリナは水晶の中に閉じ込められ醒めない眠りについてしまう。
そして十七年後。呪いから目覚めたカリナの前に広がるのは――ティサウとアシャル、かつての少年が大人となり、双子皇帝として君臨する世界だった。
日本人的倫理観と生来のオカン思考のせいでなかなか現実を受け入れられないカリナが、双子の一途すぎる求愛に絆されて囚われてしまうまでのお話。
※R-18回には★印がついています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 21:27:10
157144文字
会話率:36%
昨年の記憶喪失事件から家に居場所がなくなった青年、十津川優斗は、家出したそのまま田舎町を彷徨う事にしたが、なぜか彼は大きな日本家屋も玄関の土間にいた。
「え?」
「どうして戻って来た。」
怒号に振り向けば、華々しい金髪に彫りの深い目鼻立ちの
大男が優斗の後ろにいた。
作り物のような空色の瞳を持つかなりのイケメンの大男だ。優斗は彼が素晴らしい外見だと認める前に違和感ばかりが湧いて出いていた。
だってさ、お前。
どう見てもコスプレ外人にしか見えん。
お前のその格好、天狗様じゃないか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 22:00:29
62596文字
会話率:30%
わたし、リゼットは、駆け出しのヒーラーである。
ミストラル教から独り立ちの太鼓判を押されるや、バルタザールという町に派遣された。今日からこの町が私がヒーラーとして働く仕事場だ。
25という年で独り立ちはこの世界では遅咲きも遅咲きだろうが、5
年前まで男爵夫人をしていたのだから仕方が無い。
さて、前線基地でもあるバルタザールは、教会から派遣されたヒーラーがいつかないと有名な荒くれの町である。
けれど、前線基地だからこそ町にはヒーラーが必要で、ヒール魔法よりも薬草に拘る私には薬草に詳しい若い兵士を補助に貰った。
背が高くて体つきがしっかりしているけれども童顔で、金色にも輝く薄茶色の髪に緑がかった黄色の瞳という、可愛らしいと私の胸がざわざわしてしまった青年だ。
こんなに可愛い彼が自分が不細工だと悩んでいる?
まああ!私が何とかしてあげなきゃ!
※念のため残虐キーワードをつけています。
年下男と体の関係から婚約、そして、当て馬さん達との嫉妬からもめて、というありがちな話かもしれませんが、完結するまでに三回エッチ頑張ります!
※メインテーマ「甘いささやき」 登場人物でまともな囁き出来る奴いましたでしょうか。
甘い囁きが出来るように完結までに頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 00:07:41
143947文字
会話率:33%
シリルは名誉も称号も全て剥ぎ取られて領地から追い払われたが、亡き妻の忘れ形見の五つになったばかりの息子、ディオンだけは奪われる事は無かった。
「ちちうえ!首都でちちうえは剣のせんせいになるのですね!」
「そうだ。貧乏暮らしになるやもしれん
がな。」
突然の痛みを肩に受け、シリルはがくりと膝をついた。
「おやあ、かわいそうだ。じゃあねえ、これ以上苦しまねえようにあの世に送ってやるよ。」
シリルとディオンは五人の無法者達、飛び道具も持った夜盗に囲まれた。
剣の腕に覚えがあっても、肩に矢じりを受けて幼子を連れている彼である。
ここまでか!
しかし、シリルが覚悟を決めて息子を抱き寄せた時、彼の首を落そうと剣を振り上げた男こそが死体となって転がっていた。
「どうして?君は誰だ?」
「俺も首都に行きたくてね。隠れ蓑が必要なんだよ。」
サンドベージュ色の美しく長い髪を持ち、紫色の瞳を輝かせて微笑んでいる剣鬼に対し、シリルは感謝どころか妻を失ってから数年ぶりに身の内に燃え立った欲望までも沸き立っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 18:27:00
129349文字
会話率:34%
幼き頃に前世の記憶を思い出したイアン・ラッセルは、自身の生きる世界が鬼畜BLゲームの舞台だと確信し、婚約破棄の為に日々誰彼構わず塩対応を心掛けていた。避けられなかった婚約者ポジションと、ゲーム通りに欲に溺れていく攻略者達を見て、早く婚約破棄
がしたいと願う毎日。
そんなある日、義務である婚約者との茶会の日がまたやってきた。行きたくないが、いつも通り適当に同じ空間で美味しい茶菓子に舌鼓を打ち、さっさと立ち去ろうとしたところ、婚約者がいつもとは違う様子で…?
瞳孔開き気味の婚約者(ヤンデレ)×悪役令息ポジ転生者(チョロイン)
無理矢理ですが主人公の性格上悲壮感はあまりないです。最終的にハッピーエンド。
★女性のいない世界★男性妊娠有(ストーリー上での描写は説明程度)
※初投稿です。エロは突然。矛盾は脳内補完でお願いします。
追記:誤字・脱字報告本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 18:00:00
100033文字
会話率:43%
香り立つような色香を放つ貴婦人サキュバスと、少年勇者は相対していた。
その魅惑的な胸に戦いが始まるやいなや魅了されてしまう少年勇者。
そんな彼を、貴婦人サキュバスは愛らしいものを見るような瞳で見つめながら、「胸で躾けてあげる」と、縮小化の魔
法をかける──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 00:02:24
9080文字
会話率:26%
平々凡々のサラリーマンだった山岸は突然可愛らしい人形になってしまう。
透き通るようなプラチナブロンドの豊かな髪、夜明け前の海を思わせる蒼い瞳とそれを際立たせる幼くも整った顔立ち。
何より袖やスカート、胸元から伸びる異常な量の飾り布がフリフリ
、フリフリ。
昔からの友人天宮に匿ってもらった山岸は楽観的に人形の身体と非日常を楽しむ。
降ってわいた休暇、日が登り切るまで惰眠を貪り、忙しくて見れなかった映画を鑑賞し、美少女になった自分を見てオナニーをする。
匿ってくれた恩返しに友人のソレを手伝ってあげることもあった。
しかし、そんな生活を続けるうち彼は気付く。
人間としてまともに生きていけない異質な存在になってしまったことに。
元の人間の姿に戻れないまま無情にも時間は過ぎていく。
取り残されるような焦燥感や恐怖を覚えた彼はやがて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 17:30:02
16106文字
会話率:14%
幼い頃から、不思議な夢を見る。「比翼連理の番。異なる世界にあなたの番はいます。それは一つが欠けることが出来ない。あなたと番は否応にも惹かれ合い結ばれるでしょう。あなたの盾となり矛となるその人と、時が来たら巡り会います。生涯添い遂げるのです。
あなたを精霊の加護が導くでしょう」25歳の凛空は同じ夢を見た。いつもと違うのは、少年の声に呼ばれた。目を覚ましたら、そこは見慣れない世界で……目の前には、ハニーブロンドの髪にペリドット色の瞳をした美しい顔立ちをした少年だった。彼は国王で、凛空の番だと告げられる。凛空は、100年に一度に訪れる風の精霊の加護を持つ守護者だと言われる。
番である以上王妃になってもらうと告げられるが凛空は拒む。しかし、魔力の暴走により凛空は倒れてしまう。魔力融和の儀式が必要で、その方法とは番であるレオンによる口づけだった。
偏屈で口が悪い少年王との口づけによる儀式を拒むも、凛空が持つ膨大な魔力により身体に異変を感じ……レオンによる口づけを毎夜受けることになったのだが、次第にそれは儀式とは違ったものになっていく。
※ゆるゆる設定です。初投稿の為、拙い文ではありますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 01:46:56
98555文字
会話率:47%
及川辰樹は幼少期のトラウマのせいで季節限定の睡眠障害を抱えていた。
失恋の痛手。思い出したくない記憶。思い出せない記憶。
祖父から届いた謎の電話を皮切りに、辰樹のもとへと次々不可解なことが起こっていく。
叔父から切り出された相続の話。祀られ
ている謎の白い壺。
それらはまだ、悪夢の始まりに過ぎなかった。
蟶ー縺」縺ヲ縺阪◆諢帙@縺ヲ鬟溘∋縺溘>鬟溘∋縺ヲ縺サ縺励>騾」繧後※陦後¥
及川辰樹(トラウマ持ちの青年)×幺様(多腕多眼重瞳の人外)
※攻めの妊娠・産卵描写を予定しています。攻めを酷い目にあわせる予定。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 22:44:48
20612文字
会話率:41%