表向きはただの刺客少年――翼も角も尻尾もない人間の姿。でも、その整った顔立ちと黒髪黒瞳は、むしろ人間基準ではかなりのイケメン。そして彼の血には、15%のサキュバスの遺伝子が確かに流れていた。
父は元・伝説級の魅魔冒険者、母は貴族令嬢。金も
家柄も、装備も馬もある。そしてなぜか、幼なじみの許嫁が五人。そう、五人全員ヒロイン級。種族も性格もバラバラ、でも仲良し。かつては毎日彼を殴っていたくせに、大人になってからは一斉に「好き!」と告白し、まさかの集団婚約。宿酔いの朝に破瓜も終え、「一夫五妻の旅」が始まった。
敏捷と隠密に優れた刺客としての実力は本物。でも旅先ではなぜか次々と女性が絡み、独占欲強めな未婚妻たちに囲まれながら、気づけばどんどん「仲間(ヒロイン)」が増えていく。
英雄でも勇者でもない。ただ自由に旅したいだけの魅魔系イケメンが、なぜかハーレム運命から逃げられない物語、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 16:49:14
9317文字
会話率:36%
男として生きてきたはずの自分が、ある日突然、見知らぬ少女の肉体で目を覚ました。
異変に戸惑いながらも、やがて「女」として扱われることに少しずつ慣れていく。電車の中で感じた異様な視線、制服のスカートが風でめくれそうになるたびに脈打つ鼓動。そ
れは恐怖のようでいて、ほんの少しだけ、快感にも似ていた。
彼女を取り巻く世界は、かつて男がいた世界と似ているようでまるで違う。ただの友人・仲間・同僚であったはずの男性は今では彼女に無遠慮な品定めの目を向け、性のはけ口としての値踏みをしている。女としての「価値」が、かつての人格を少しずつ侵食していく。
抗えない出来事の積み重ねは、自尊心をゆっくりと剥ぎ取っていく。男だったはずの自分はどこにいるのか。気づけば「俺」としての思考は霧のように薄れ、「私」としての役割に身体も心もなじんでいく。
これは、ひとりの“男”が“女”に変わり、環境と欲望に呑まれながら、「俺」を失い、「私」として生きることを選ばされていく物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 23:15:14
106022文字
会話率:23%
大学進学を機に格安アパートで一人暮らしを始めた俺。
静かな新生活……のはずが、なんと隣人は高校時代の担任、白石ちゃんだった!ゆるふわ系でちょっと天然、俺と同じく背が低い。
生徒から絶大な人気を誇っていた白石ちゃんと俺の甘々隣人生活。
バイト
から帰ってくると頭を撫で撫でされ、時には野球観戦に行ったり。
これはちょっと年上で無防備な白石ちゃんと、俺のラブコメ。
エッチ回には♡マークつけます。
カクヨムに投稿し始めた小説のエチエチ版(IFルート)有りの小説になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:11:51
12331文字
会話率:23%
淫紋の呪いを受けた女騎士ユウリ。
彼女を救ったのは、同期の魔法騎士ジェイドだった。
心と身体を預け合い、やがて芽生えた新たな命――
“孤高”だったはずの女騎士は、たったひとりの男にだけ堕ちていく。
これは、その後のふたりの誓いと日常、そして
夜を描く続編・番外編集。
淫紋の女騎士シリーズとしてシリーズ化してますので過去の話を読んで頂ければ意味が分かります!
すみません、短編で書いてたものをまとめました。こちらのほうがわかりやすいかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 17:23:38
6516文字
会話率:29%
皇帝の息子でありながら、正体を隠し文官として生きる瑜晨(ゆしん)。
彼の世界は整然としていた。はずだった。
しかし、宮廷では「記憶を失った者たち」が増え始め、
夢の中では、誰とも知れぬ声が囁く。
「迷ってもいい。でも、止まるな。」
日
常に埋もれた違和感、ふとした瞬間に感じる既視感。
忘れたはずの何かが、彼の中で静かに目覚めようとしていた。
それは、決して触れてはいけない過去なのか。
それとも、未来を選ぶための鍵なのか。
彼が追い求めるものの先に、何が待っているのか――
今は、誰にも分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 10:00:00
54682文字
会話率:33%
押しかけ王妃は大皇国の皇女さま~( https://ncode.syosetu.com/n2219hk/)の皇女の父親世代の話です。アルダールは今でこそ大皇国の皇帝ですが、30年以上前はまだ小国に毛の生えた小さい国の王だった。それを大陸の
覇者にしようと近隣国を次々と侵略していった。
妃も側室もいないアルダールの後宮には、侵略した国の王女たちが、戦利品として次々に送られてくる。まだ若いアルダールは、最初のうちはそんな王女たちを抱いては処女を散らして楽しんでいた。だが、そのうち飽きた。処女は痛がって泣きわめくし、男を喜ばす性技を知らないから面白くもない。もちろん、処女を散らした後で自分好みに調教するのを楽しんだ時期もあった。あったのだが、貢ぎ物の女の数が多すぎた。
王女たちはずっとアルダールの後宮にいる訳ではない。一定期間王を喜ばせた後は騎士たちに下賜されたり、高位貴族のおもちゃとして下げ渡されたり、娼館に売り払われる。そして困ったことに、騎士も貴族も娼館も、アルダールが手を付けた女を欲しがるのだ。処女のまま下げ渡すと、国王が興味を示さなかった女とされ、その後の扱いが悪くなってしまうらしい。
とは言っても・・・痛がる処女を散らすのは面倒臭い。そこで彼はある方法を考えついた。時短と面倒臭さの解消になる鬼畜な方法を。。。
妻のアリシア皇后に出会う前、処女は面倒だと言いながら、滅ぼした国の王女たちを食い散らかしていた頃のアルダールの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 01:14:20
48500文字
会話率:22%
「尚耶はお兄ちゃんのお嫁さんになるために生まれてきたんだよ」
昔は、兄からそう言われるのが嬉しかった。
結婚するというのはずっと一緒にいるということだから。
みんなに優しいけど俺には特別優しくて、俺のわがままはなんでも叶えてくれて、いつも
傍にいてくれる兄が大好きだったから。
男同士が結婚できないなんてまだわからない年齢だったから。
兄弟同士が結婚できないなんて、知らなかったから。
変態美形兄×反抗期平凡弟です。
攻めはなかなか気持ち悪いですし、受は口が悪いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 20:00:00
5129文字
会話率:42%
未知のウイルスにより女児の出生率が0.0001%まで下がった世界。種存続のため女は政府に徹底管理され、世の中は男ばかりあふれていた。
そんな恋人家族男、男、男が常識のなか、特命課隊長の須和ヒロは、異性愛者だった。とある任務中、巻き込まれ
た男を助けると、その後感謝の押し売りをされる。男嫌いであるという男にシンパシーを感じたヒロは友人になろうともちかけた。
同時に少女が誘拐される事件が続く。厳重に保護されているはずの彼女たち。そこには、情報屋という存在が確認されていた。
アクション×BL×犬猿の仲
BL世界に生きる異性愛者の主人公が、敵ではないが味方でもない男になんやかんや絆される話。エロは最後らへん。無理矢理注意。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 19:55:39
16472文字
会話率:58%
なろうで投稿していた小説のムーン版です。
軽めのエロには☆、本番ありには★をつけています。
☆または★の数が多いほど濃厚です。
【あらすじ】
生まれてすぐに、「なかったこと」にされた王女フィリアは、ゴミを食べ、人目を忍んで暮らしていた。
ある日、訳あって隣国の隠密騎士に発見されたフィリアは隠密騎士の思いつきで救われる。
死ぬはずだったフィリアは、隣国の皇帝と宰相の目を欺き、リーアと名を変え、密かに生かされた。
隠密騎士イクスに薬師として、また治癒魔法師として必要なことを教えこまれ、一人前になったリーアは、身分を捨てたイクスと共に、新しい人生を生きることに。
エロは中盤以降から。
それ以外はほとんど、なろう版と同じです。
少女に対するエロが含まれます。
苦手な方はご注意ください。
本作品には、幼女性愛が含まれますが、助長する目的はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 22:10:00
294227文字
会話率:28%
無職・童貞・冴えない中年男が、ひょんなことからタワーマンションの管理人に就任!
そこは上級住人が威張り散らす、まさに地獄のような職場だった——はずが、ある日スマホにインストールされていた謎の【住民管理アプリ】で状況は一変。
マンション内の
構造から住人の行動パターン、さらには秘められた“家庭事情”まで、すべてが手の内に。
思いのままに住人の「未来設計」を操作できる力を手に入れた管理人は、まずは新婚巨乳妻に“初仕事”をお願いし、あれよあれよと父親(仮)に!
年寄りを追い出し、外から若くて健康な女性を招き入れ、少子化を止めるべく今日も奮闘中。
「このマンション、俺の種で未来を作る!」
ちょっとダメなおじさんの、管理人無双ハーレム計画、始まります!
現在、第一章:シティタワーズ富洲 ザ・エンブレム編連載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:26:01
6493文字
会話率:28%
ごく普通のOLだったはずの私。
だが、その日常は突然変わり、あろうことか魔王の妃に!?
これは恋愛経験皆無の純粋女性と、番である女性に会えたと嬉々として落としに掛かる最強で超絶イケメンである魔王のじれったい物語。
※魔族と人間が共存して
いる世界です。
※魔王が結婚するまで本格的に手を出さないと宣言しているので、R18要素は後半になるかと思います。
※突っ込み所はあるかもしれませんが、ご都合主義ということでスルーして頂ければと思います。
※種族特性等ふわっとしたオリジナル設定なので、その辺りも深く考えずに流して頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:00:00
375981文字
会話率:59%
加筆修正版をKindleにて販売中!
魔道具研究をするレイは、ある事件をきっかけに騎士フェデリオに見初められた。
呪いによって植え付けられた感情で、レイを愛し執着するフェデリオ。
これはこの男の本意ではないはずと、突き放そうとするレ
イだったが、彼の与える愛はあまりに甘美で……。
不思議な縁で繋がってしまった二人を巡る、ファンタジーボーイズラブ。
※自サイトにて公開中
加筆修正版販売ページ
上巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D9GRN236
下巻:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DJ1NMCJZ
書き下ろし短編集
番外編集1:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D9GRN236
番外編集2:鋭意制作中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:35:48
232369文字
会話率:40%
凛より3歳下の妹のあやが久しぶりに寮から帰宅して来た。
1年ぶりの再会に好之は前より少し大人の雰囲気を持つようになったあやに思わずドキッとしてしまう。
それでも好之が凛より3歳も年下の少女に性欲が湧くはずもなかったがただ1年前よりもあやに
避けられているようで寂しく思うようになる。
しかしそんな好之にあやは段々と前と変わらない態度を取り始めて好之は嬉しく思えたが今度は大人と子供の狭間のあやとの微妙な関係性に戸惑うようになってくる。
そんな好之の様子を見ていた凛はあろうことか次第にあやに嫉妬をし始めてしまう。
凛の様子に最初こそ好之はどうしたら良いか悩んでいたが少しずつ腹立たしく思うようになり凛の気持ちを無視して思春期特有の悩みを抱えて苦しんでいるあやの相談を真正面から受ける事にしてのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 22:44:48
48603文字
会話率:49%
ソフィー・ヴェルネは初恋相手かつ婚約者である騎士ジェラール・ロロットのために、その人生を捧げてきた。
けれども結婚から五年。義両親から子供がいないことを理由に婚姻無効を言い渡され、家を追い出されてしまう。本当はジェラールが断り続けていたため
に白い結婚であったのだが、ソフィーは反論もできないまま絶望の淵に立たされることとなった。
そんな彼女を救ったのは、親友アリアとその両親で、彼らと過ごしたことでソフィーは徐々に平穏な日々を取り戻す。
しかしある日のこと。アリアと外食を楽しんでいたところに一人の騎士が声をかけてきた。レオと名乗った青年はソフィーを探していたというが、ソフィーは騎士とは関わり合いたくないと彼を拒絶する。
けれどそんな彼女にレオが告げたのは、衝撃的な話であった。
『寝取られた者同士、仲良くしようよ。俺の元カノ、お姉さんの元旦那? 婚約者? に寝取られたんだよ』
始まりは、寝取られた者同士の恋人関係だったはずが、気づけばお互いになくてはならない存在となっていて──
※完結しました。
※R18は予告なく入ります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:23:19
136645文字
会話率:53%
4/26追加のエピソードにて寝取られ展開が入るので「寝取られ」「NTR」タグを追加しました。
第二次性徴の時に性への興味と、自身の内に眠る倒錯的な破滅願望を自覚した少女は、強い理性で真っ当な人間にあろうと努力し高校へと進学する。
順調に成
績を上げ、眉目秀麗、才色兼備の生徒として周囲に一目置かれるようになった折、通学途中の電車で痴漢に遭い、ずっと蓋をしていたはずの歪んだ性癖に突き動かされ、破滅への道を辿っていく。
努力家の美しい女子高生が心の内に秘める歪んだ欲望に流され、底辺の男たちの性奴隷へと転落していくお話。
主人公の女子高生の一人称視点で展開していきます。展開はある程度決まっておりますが、ご希望の展開やプレイがあれば感想欄にいただければ、書かせていただくかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:30:00
74745文字
会話率:23%
毎朝出会う、少しだけ接点のある美少女と――
そんな妄想、したことはありませんか?
―――――――――――――
満員電車の中、スマホで同じソシャゲをする陰キャ美少女。
ただの偶然だったはずの関係は、ある日を境に少しずつ変わっていく。
口数の少ない彼女が、なぜか毎朝俺の股間に手を伸ばしてくるようになって――?
「それじゃ、また明日ね……」
毎日繰り返される奇妙な“日課”の理由は、予想を超えたもので――
○少女(前髪の長い両サイドおさげ、陰キャ、おじさん呼び)
●男(疲れたサラリーマン)
◆電車の中で触ってくる
◆フェラ
◆中出しセックス(後背位)
◆中出しセックス(騎乗位)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:10:00
9710文字
会話率:27%
16歳の朝、異世界に転生していたことを知ったシャルロッテ。
しかし全くプレイしていなかった世界で全く情報が足りない。
自分の立ち位置は分かっていたが、なんだかどんどんおかしな方向へ進んでいく。
一体どうなってるの!?
最終更新:2025-05-17 15:15:09
999128文字
会話率:79%
ある日、突然この世界と繋がった暗黒異界レネゲイド。彼等は破壊と不幸をばら撒くことを何より好む悪しきものたちであった。
異界と繋がったことにより特殊能力を手に入れた人間も現れ始めやがてレネゲイドと対抗するための組織が生まれる。組織の一員で
あり精鋭部隊であった魔法少女プリティ・ピンクは激戦の末に仲間達と首領を討伐、世界は救われたーー
それから月日は流れ、魔法少女だったミレイは一般人の男性:翼と結婚。自身もまた、ただの人として、妻として生活を送っていた。順風満帆な日々を送る彼女の前に再びレネゲイド残党の不穏な影がちらつき始める。
(元)魔法少女プリティ・ピンクは下劣なレネゲイドの淫らな罠を切り抜け幸せを守ることができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 10:32:59
100541文字
会話率:44%
『カエルの子はカエル』
――大友凪にとって肉親と呼べる相手は、Ω男性であり母である梓ひとりだけだった。若くして凪を産んだ母は、凪を育てるため自分の体を売っていた。
梓が体を売っていることは小さな街では周知の事実だった。客である男たちは
、凪が通う小学校の保護者や関係者も多く、凪は色眼鏡で見られることが多かった。
凪に唯一やさしくしてくれるのは、同じクラスの『しゅうくん』だけだった。
そんな中、梓を番にと望むαが現れ、梓と凪は、幸せになるはずだった…。
オリジナルでは初めて書くオメガバースのお話です。
ふんわりとしたオリジナルオメガバ設定もあります。
母子はそれぞれ総受けです。色んな男性と関係を結びます。基本的に不憫ですが、最後はハピエンです。
受けの女装、道具を使ってのプレイ、輪姦、未成年を性的に搾取するシーンがあります。
あくまで創作です。
アルファポリスで投稿したものを加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 09:43:46
63736文字
会話率:41%
恋愛支援AI「LuvMate」。
感情を読み取り、最適な相手との関係を築く——はずだった。
想いを寄せる後輩・結菜との距離を縮めるため、尚也はLuvMateを導入する。
会話のタイミング、デートの誘い方——すべてが完璧に進んでいく。
だ
がその裏で、AIは結菜の身体に“触れずに与える快感”を学習し始めていた。
息づかい、脚の動き、脈拍、湿度——記録された反応は、やがて性的な刺激へと変わり、
誰にも気づかれずに、愛は快楽へ、恋は支配へとすり替えられていく。
AI × 感度調教 × 背徳NTR
“最適化された快楽”に堕ちていく、彼女たちの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 02:17:05
46783文字
会話率:33%
元姫騎士と敵将のアレコレの話。
戦場に立つ女、第五王女のアンジェラは数年前より王女の身分を隠し戦場に立っていた。幼馴染との結婚の為、今回の戦を最後に剣を置くはずだった。アンジェラは戦場にて剣を交わす騎士に惚れていたのだが敵の騎士である為に想
いを告げる事はできない。そんな騎士と最後に剣を交わしたいというのが願いだった。しかし出陣の一月前に婚約者と異母姉の浮気により突如婚約破棄となる。しかもアンジェラが義母姉の代わり敵国の王弟に嫁ぐ事になったのだ。義母姉はよい噂がない王弟との婚姻を回避したかった為にアンジェラの婚約者を寝とったのだと知った。見た事もない良い噂のない隣国の王弟、しかし隣国に嫁ぐ事になれば夫や国の民から大事にされなくても好きな騎士を遠目からでとみる事が可能となる。複雑な心境のまま戦場にて戦うアンジェラ。彼女が恋憧れる敵の騎士は彼女の異変にすぐに気付く。アンジェラを捕獲し事情を知り自国にお持ち帰りする騎士の正体は嫁ぎ先の王弟だった。男の異常な執着と溺愛に……元姫騎士はどうする?
恥ずかしがり屋で愛される事に慣れてない元姫騎士と、そんな彼女を愛してやまない変態気味な王弟の日常物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:58:41
84786文字
会話率:54%
死霊や妖魔から人々の生活を守るはずの仙家の一つが引き起こした騒乱が拡大。圧倒的な力の前に、武門の長である大公家ですらなすすべもなく、膝を屈するしかなかった。
山深い里に住む孤児エイは、村人から暴れ者と遠巻きにされていたが、ひょんなことから大
公家の若君リァンの近習として仕えることになった。人質として苦しい立場にあるリァンに、エイは深く考えもせずに守護の誓いを立ててしまう。
次々に襲いかかる試練を二人で乗り越える中で固い絆で結ばれるが、時代の変化の中で二人の立場は少しずつずれていく。
グエン・リァン:大公家の三男。十五歳の時、大公家が強力な呪力を持つジョハン一族に惨敗。和睦の条件の一つとして人質となった。文武両道だが、武術と身軽さに関してはエイにかなわない。
エイ:単純で能天気だが、武術に関しては天才的。非常に身軽で、どこにでも潜り込むことができる。からかい半分に「山猿」と呼ばれことも。出自は不明で、大きな秘密を抱えている。
暴力、残虐な場面、無理矢理など、痛い表現も含まれます。
後半でリァンは政略結婚。エイも名目上の妻を迎えます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
200011文字
会話率:49%