クリスマスに楽しかった思い出がない帆波。賑わうクリスマスシーズンを憂鬱に過ごしているところに片思いしていた同僚に恋人が出来て失恋までした。
街中のツリーの下でひとり佇んでいた帆波に声をかけてきたのは高校の時の密かに恋していた数学教師の藤枝だ
った。クリスマス、偶然だけど奇跡の再会、あの頃口に出来なかった想いが言葉になる――。
▷R-18描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 13:51:30
10989文字
会話率:65%
ひとり飯のできないリーマンカップルが、淡々とふたりで昼飯を食べる話。特に事件は起こりません。
全10話。1話ごとに受け攻めの視点が入れ替わります。エロは2話以降から。生意気な美形年下ゲイ×ぼんやり平凡年上ノンケ。美形×平凡。10月5日完
結しました。
攻め〜榎並光哉(26)
受け〜遠野純(32)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 09:42:12
109713文字
会話率:30%
生真面目年上攻め×天然の年下処女未亡人。王都で花売りをしていたカルナは、偶然出会った裕福な高齢の商人に気に入られ、妻として街外れの屋敷に迎えられた。それから三年後、商人が突然亡くなったことから、カルナは「夫を殺めた毒夫」と噂され、屋敷にひと
り残されてしまう。カルナはその後も、商人が大切にしていたキドムの花を育てつつ質素な暮らしを続けるが、ある日、屋敷に税務役人のロディスが訪ねてくる。脱税を疑われたカルナは、ロディスに日々の生活を見せることで身の潔白を証明しようとし、何度も会ううちにふたりは徐々に親しくなる。しかしその一方で、周囲からのカルナへの疑いの目はなくならず……。ハッピーエンドです。
※作中では「毒夫」という言葉を「毒婦」の意味で使用しています。
※2022.6.6あらすじを修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 00:06:59
66922文字
会話率:45%
少女『雪波レイ』はひとりぼっちで
ニートをしてる居場所のない
19の女の子。
ある日いつもの様にネトゲをしていたところ、
不気味なコンピュータウイルスに感染し
アソコに謎の快感を感じ、
初めてのオルガスムに達してしまう。
最終更新:2023-12-21 17:23:46
1903文字
会話率:15%
三十路を少し過ぎた魔女、マギの身体に突然起こった異変。
その異変が彼女を慕う歳下の男性3人を巻き込んでエッチなことばかりの毎日になってしまう
男性複数人✕女性ひとりの特殊な性行為がたくさんありますので、苦手な方は避けてください。
最終更新:2023-12-18 22:00:00
77276文字
会話率:50%
TS隷属願望を抱えながら生きてきた俺はある朝起きるとなんかいい感じの女の子になっていた。顔はいいし感度もいいしなんか腹は減らないしで体に関しては言うこと無し!不満があるとすれば部屋が異空間に隔離されていること、それとこの部屋には俺一人しかい
ないことかな!……お願いだから誰か俺を愛してください。
ご主人様に無限の愛を注がれたいTS娘は、ひとりぼっちで幸せになることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 01:08:40
27320文字
会話率:21%
1時間以内に10RTされたら貴方は後ろから素股してるナツミを描きましょう!(http://shindanmaker.com/163851)で書いた話です。10RTされませんでした。書いてはいないです。書くきっかけは診断メーカーの結果ですが書
いてはいません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-16 21:42:19
4080文字
会話率:38%
男女の性別以外にアルファ・ベータ・オメガという二つ目の性が存在しており、恋愛において男女の差別をしていない世界。
ヴィレンツェ公爵家の次男でアルファのディランに仕える、絶世の美少女であるメイドのリラは奴隷階級に当たるオメガとして生まれた。
ディランはリラを寵愛していたが、オメガとして夜の相手をさせられることはなく、発情期(ヒート)が来たら他のアルファに嫁がせる、と言い聞かされていた。
だがディランの傍に居たいリラは、発情期を遅らせる抑制剤を大量に服用し、少しでも長く彼の傍でメイドとして仕えようとする。
ある日、リラはディランの友人であるドレイク・オストラン伯爵(アルファ)が連れてきたノアというひとりの男性オメガと出会った。
これをきっかけにリラの発情期が来てしまって……。
心優しい公爵×一途なメイドのすれ違いラブロマンス。
※この作品は他サイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 14:55:11
72359文字
会話率:31%
(本文冒頭)
遠い未来、人間が絶滅しかかっている世界、ある研究所で
ひとりの男と、それをサポートする女性型アンドロイドがいた
ふたりでの生活も、もう3年目に入ったある時…
最終更新:2023-12-13 03:35:10
3834文字
会話率:33%
訳ありエリート官僚・ゼノン(α)×やらかしてクビになった元宮廷絵師・パヴェル(Ω)
この国では地母神の神託によって、アルファとオメガはパートナーとなる。パヴェルの前に現れた神託の相手は、堅物で高慢なエリート、ゼノンだった。
「貧相な男だな
。本当にオメガか?」
「んだとぉ〜っ!?」
初対面の印象は互いに最っ悪。
「品性下劣なオメガと同じ空気を吸いたくない」
「俺はひとりで生きていく! 神託なんてお呼びじゃねーんだよ!」
しかし神託を無視して別れた直後、パヴェルは大貴族の機嫌を損ねた件で、宮廷絵師の仕事をクビになってしまう。市井で鬱屈した日々を送っていたところ、王宮に召喚され、ゼノンの下で働くようにと国王陛下直々に命じられるのだが……。
面倒臭さを隠しもしない冷淡なゼノンと、慣れない仕事にやる気を失くすパヴェル。はたして二人の心が通じ合う日は来るのか?
それぞれの事情と思惑を抱えた二人が、ぶつかりながら心を通わせてゆく溺愛オメガバースです。
アルファポリス先行で連載中。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/427218153/582818240
【第11回BL小説大賞】にエントリーしてます。気が向きましたら応援よろしくお願いします( ◠‿◠ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 19:43:17
70864文字
会話率:40%
第1王子殿下フレデリックの婚約者アリスは夜会で婚約破棄をされる。フレデリックとどうしても結婚したいフランチェスカが侯爵家の力を使いアリスを陥れた。だが長年に渡りアリスに恋がれていたフレデリック王子は側室になる様命じる。
アリスは大人しく断罪
劇を聞いていた。だがこのまま夜会に出る事は禁じられ別室に連れて行かれる。ひとりになったアリスは部屋のバルコニーから逃げ出した。
(さようなら。もう2度と会う事もないでしょう。)
心の中で告げた相手は王子殿下の側近シェインだった。
なろう小説にも書いてます。お時間あれば是非!ブックマークやいいねを沢山ありがとうございます。嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 17:50:51
76614文字
会話率:49%
妄想癖のある健全な青少年ハヤテは、万年金欠・家賃滞納常習犯の冴えない拝み屋を生業としていた。
長屋の未亡人大家との隠微な妄想中、彼の前に小柄で巨乳な美少女が訪れる。
彼女の名はミズホ。ハヤテのお付きのくノ一だという。
ハヤテはイザナ国総統
ハクタカの隠し子で、幾人もいる世継ぎ候補のひとりだと聞かされる。
お付きのくノ一としてハヤテと共に見聞を広げる旅に出るという話なのだが、彼女の話を胡散臭いと感じたハヤテは妄想で膨らんだギンギンのイチモツを突き出し、処理を任せてみることに。
さらにはくノ一との主従契約は『みとのまぐわい』で……⁉
天然美少女くノ一とえちえち道中記、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 16:13:56
81805文字
会話率:47%
城下町へ視察にいった王太子シメオンは、食堂の看板娘コレットがひたむきに働く姿に目を奪われる。それ以来、事あるごとに婚約者である公爵令嬢ロザリーを貶すようになった。「君はもっとコレットを見習ったほうがいい」そんな日々にうんざりしたロザリーのひ
とりごと。(他サイトにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 07:00:00
3734文字
会話率:36%
月信仰のある村で月蝕の夜に生まれた子供がいた。母は狂い死に、父は病に倒れ、親を亡くした子供はひとり山を下りた。山を下りた先で孤児院に保護されるが、やがて貧民窟に流れ着く。覚えているのは父の名前と自分の名前――エィだけだったが、父からの生きて
ほしいという願いを胸になんとか生きていた。そんなある日、一人の青年と出会う。エィは彼に希望を与えられるが……。ハッピーエンド(解釈次第でメリバかも)予定です。
※不憫・胸糞大歓迎のかたどうぞお楽しみください。
※最初3話は両親の話なのでNL(エロなし)注意です。
不定期更新(7月末までに完結予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 20:21:46
20374文字
会話率:42%
ウイルスの蔓延による受精率の著しい低下から、受精確率の高い組み合わせをAIが選定して強制的にセックスさせる「相性マッチング法」が世界的に施行された世界。
自分にはもうマッチングの知らせは届かないものだと諦めていた中年サラリーマンの山本奏太は
、仕事帰りに出生庁からの通知が届いていることに気がつく。信じられない思いで迎えた当日、ひとり待つ国指定性交施設に現れたのは、高校の制服に身を包んだ美少女だった。しかし少女は奏太の顔を見るとため息をつき、「すぐに入れて出して。すぐ帰るから」と言い放つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 23:48:35
16742文字
会話率:16%
会社で虐げられている高橋秀一は、無能な上司の尻拭いのために訪れた田舎町で、土砂降りに襲われる。なんとか橋の下に辿り着いたが、踏んだり蹴ったりで、もはや生きる希望も失いかけていた。そんなとき、もうひとり橋の下に飛び込んできた、女子高生。全身濡
れ鼠で、セーラー服から透けて見えるのは、桜色の乳首……彼女は、ブラジャーをしていなかった。これは、世界から隔絶された土砂降りの中の空間で、偶然出会ったふたりの間に起こる、奇跡のような魂と運命の交合の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 03:16:09
18643文字
会話率:26%
人々を餌と見做す「悪しき魔物」と、人々と共存する穏やかな気性の「善き魔物」がいる世界。
辺境の村で「悪しき魔物」に生贄として捧げられそうになっていたステュは、寸でのところで「正義の勇者様」にしては目つきが鋭すぎるディナイに助けられた。
「俺
と来るか」
「行く!!」
「一切迷いなしに即答か」
「だって行くとこないもん、何でもします! 荷物持ちでも! 魔物を誘き寄せる餌でも! 何でもやります!」
幼い頃に両親を亡くし、不吉な厄介者として扱われてきたステュ。生まれ育った村を去り、ディナイと旅立つことを決意したのだが……。
「今日からここがお前の仕事場だ」
「ここ? ここって……?」
「娼館だ」
(あ、あれぇ……?)
――美しい白亜の島で、ディナイの妹が女主人として君臨する高級娼館の下働き(女装必須)として、ひとりぼっちだったステュの新しい日々が始まる。
【ステュ/十五歳~】
辺境の片田舎の村育ち。ハチミツ色の髪。メイド服が似合う容姿。父親は村の外からやってきた旅人で、余所者と一緒になった母親は実家から絶縁された。村人にも敬遠される中、曾祖父だけが優しくしてくれた。六歳の頃に両親は他界。勇者様がお姫様を助ける絵本がかつての宝物。
【ディナイ/二十六歳~】
一匹狼タイプの勇者。長身で黒髪。鋭すぎる目は猛禽類を彷彿とさせる。十六歳で初武者修行を経験している。かつて妹以外の家族を「悪しき魔物」に屠られた。今は無償で危険が伴う魔物討伐に出向くことも。皆に平等、さり気なく情に厚い。しかしステュと出会って、後にある変化が。
■□■
このお話は過去の自作短編を大幅に加筆・修正したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 22:00:00
54523文字
会話率:43%
世にも珍しい白銀の髪に碧い瞳を持つ美しい少女アリサは、その幻想的な容姿故に幼少期に闇商人に捕まり人身売買にかけられ、愛玩商品として数多の上流貴族の元を転々としてきた。
ある日、幾度目かの闇競売にかけられるとある貴族の男に高額な値段で競り落と
される。闇競売が終わり男に引き渡された途端アリサは性的な接触をされ嫌気を感じていると、ひとりの美しい青年に助け出される。
ディオと名乗るその美しい青年は優しく穏やかな笑みを浮かべるが、直後に恐ろしい行動に出て……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 22:43:44
7530文字
会話率:33%
炎の海で踊れ、心臓の鼓動を槌音に変え、夜の底さえ打ち砕け。
――壊滅した都心の周辺で、行き場をなくした男たちは蠢いている。復興事業やフィルターマスク専売権、支援物資の分配を巡り、武装組織が権力抗争を繰り広げる東京。鎌田で食堂と周辺コミュニテ
ィを細々と仕切っていた怜(れん)の元へ、ひとりの男が現れる。彼は、かつて怜が愛した男の匂いをまとっていた。得体の知れないその男は、怜にある取引をもちかける──
むにゃむにゃシーンがある章には★をつけてあります。
近未来サスペンスBL。ハッピーエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 20:00:00
483462文字
会話率:44%
よくある話だ。よく聞く話だ。簡単な話だ。
夜を避ければいいのだろう。
嘘か真かこの目で見るまでは確かではないが、我々のような根無し草にとっては邪魔の入らない興味深い話。手練れ無敗の一団として幾多の武勲と名声を勝ち得ていく為には無視できな
い魅力。
亡国。とうに滅び、住まう民も枯れ、誰一人近寄るものがなくなった古城には、今や魔物が棲みついて久しい。
周辺を恐怖で支配してきた城の成り立ちはあまりに古く、陥落した歴史さえ詳しく知られていないが、最後の城主には美しい三人の娘がいたという。
城が朽ちた今でも夜になると姿を現す三姉妹の霊なのか。
彼女達は死んだ今でも城に遺された莫大な財宝を魔物たちと護っているのだろう。
それらが真実なのか? かくして幾多の諸悪を滅し武勲を挙げてきた英雄らは降り立った。
しかし………
一人倒れまたひとり倒れ、そうしてただ一人残り絶望する。
気が付いた時には既に囚われていたと。彼女たちはあまりに強大過ぎたのだ。
仲間と等しく死地へ旅立てていたのならどんなに幸せだったろう。
そんな虚ろから現実に目覚めたあなたが延々と味わう恐怖と悦楽の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:04:01
18994文字
会話率:31%
「さぁ、私を凌辱せよ」
王太子ハロルドは一見地味で穏やかな好青年。けれど、閨では淫らで傲慢な支配者に豹変する。
いつものように腹心の近衛騎士たちへ見せつけながら妻を抱いていたハロルドだが、今夜は別のプレイを企んでいて――?
強烈なカリ
スマで周囲の人間を魅了し、淫蕩のかぎりを尽くす背徳の王子ハロルド。その日々を彩るいかがわしい事件をここに記録する。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
※「背徳の王子は支配する」:男性4人、女性ひとりの複数プレイ(近衛騎士×王太子×王太子妃、BL表現あり)
※「堕落の王子は耽溺する」:義父と嫁のNTRプレイ(辺境伯×義理の息子の妻←義理の息子)
※1話ごとの読み切りです。ハロルドにまつわる短編集として新作ができたら追加する予定……です。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 10:31:15
14229文字
会話率:32%
知野 詩織は図書委員。
放課後の図書室には誰も来ないから、静かな場所で好きなだけ本を読めると期待していたのだけど。
同じクラスのもうひとりの図書委員、川村さんに振り回されてしまう毎日。
「ふたりで教えあおうよ」
次第にエスカレートする川村
さんの好奇心に流されてしまう詩織。
その中で少しずつ変わっていく二人の関係性。
「第1部: ~29部分」
完結しました。
二人が関係を深めるまでの話で、基本的に平和。
中盤まではほとんど18禁シーンだけです。
「第2部: 30部分~」
NTR有りの話。NTR過激派の方がいたら、ここからでもたぶんストーリーは分かります。
ただし、作者は元々NTRを読むのが苦手ですので、あまり期待しすぎないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 01:28:33
292356文字
会話率:39%
時は春、とある国の王女グレーテがひとり散策のために森に入ると、見慣れぬ家があった。彼女にとって勝手知ったる森の中、そんな家があったことに驚いたと同時に、そこには老婆が鍋を前にして佇んでいて、そして、鍋からは美味しそうな香りが漂ってくる。色ん
なものや人に興味津々のグレーテは、香りに引き寄せられるまま老婆に近づいていく。それが、老婆の罠とも知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 14:45:05
9226文字
会話率:17%
2✕✕✕年、パラレルヨーロッパの中央にあるグラモルガン共和国で、夏のある日の夜、小さな田舎町でひとりの男の遺体が見つかった。
その男はかつて王室とも縁戚関係だった貴族の家柄の出で、現在は下院の大物議員として有名なジュリアン・クラインワート。
クリーンなイメージで高い支持を誇り、来月行われる総選挙でも当選確実と目されていていた。だが、大物政治家を襲った陰惨な事件にマスコミは色めき立つ。
彼の私生活や議員活動の背後を探っていると、「トゥルー・エデン・プロジェクト」と名づけられた新自由主義を標榜する集団が作り上げた仮想国家の建国計画の存在が明らかになる。
そして、このプロジェクトの推進メンバーとして暗躍していたクラインワートが抱いていた野望が暴かれていき、彼の死の真相に手が届きそうになるのだが……。
ミステリー調というかサスペンス風味のお話です。
この作品は、アルファポリスでも公開しています。
【主な登場人物】
レオポルド・ウェザリントン:投資銀行H.F.アヴェレル&カンパニーのCOO(最高執行責任者)
カホ・フジサワ(藤澤夏帆):日本から来た国費留学生
ジュリアン・クラインワート:グラモルガンの著名な下院議員
クラレンス・デイヴィス:H.F.アヴェレル&カンパニーのCLO(最高法務責任者)。グラモルガンにおいてカホの保護者的立場
レベッカ・デイヴィス:クラレンスの妻で、弁護士
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 19:49:16
16680文字
会話率:17%
ダーリング小路には、表向きは下宿だが実際はモグリの売春・連れ込み宿の《女王蜂亭》がある。それとは分からない外観と秘密厳守が徹底されているおかげで商売は上々だったが、女将のマーガレットは都会暮らしと商売に疲れ、店を畳んで田舎に帰ろうかと思い悩
んでいた。そんな彼女の前に、一組の気になるカップルが現れた。下町に似つかわしくない上等な服を着た上品な男女。一目で上流階級の人間と分かる彼らに、マーガレットは気になりつつも部屋を貸す。そして翌日、予定時間を過ぎても音沙汰のないこの二人のもとへマーガレットが行ってみると、そこには変わり果てた姿の女がいた。
被害者の女は身元不明と公表され、売春婦によくある客とのトラブルがらみの事件と思われ、捜査打ち切りとなる。だが、刑事のゴードン・マトロニックにはこれがただの痴情事件には思えず、ひとり秘かに捜査を始める。
そして、別にこの事件を追っていた新聞記者のリディア・ハミルトンと出会い、殺された女が堕落していった真相を追っていくうちに、上流階級社会が抱えていた暗部にたどり着く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 17:35:37
5099文字
会話率:14%