過去の記憶を失っている浮浪児の少女ロザリアは、創造と慈愛の女神を主神と崇める教会の神父クロスツェルに拾われた。
彼は日々労働と説教を欠かさない真面目な神父だったが、共同生活を続けていく中、一人の男性として彼女に心惹かれてしまう。
立場と想い
の狭間で苦悩する神父に、教会の地下深く封印されていた悪魔がささやいた。
『その悩み、俺が引き受けてやろう』と。
こちらは、1998年頃の自分が描いた漫画もどきを原案として、2015年から『暁~小説投稿サイト~』様のR-18枠にて掲載させていただいている作品を、所々修正・転載した
多数の視点から成る物語です。
本編と外伝の二部構成。
2024年7月22日から、改稿した物をアルファポリス様でも投稿します。
キーワードには十分ご注意ください。
2020年9月4日の更新にて、完結しました。
目を留めてくださった総ての方々に感謝を。
彼らの『本当の声』が、あなたにも届きますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 20:00:00
809379文字
会話率:31%
数学者にして、英国犯罪社会を組織化した天才的な犯罪界のナポレオン、ジェームズ・モリアーティ教授は、女性を痛めつけることでしか愛することができないサディストだった。そんな彼は宿敵である名探偵、シャーロック・ホームズの恋人である女賊、アイリーン
・アドラーに「躾けてほしい」と突然告白されるが、それはアイリーンの策略だったということを知る。自らにアイリーンを差し向けたホームズに憎悪を募らせるモリアーティ教授だったが、アイリーンは次の夜も教授に「躾けてほしい」と執着的に申し出て来る。どうやらアイリーンは、モリアーティ教授が女性たちを調教している姿を偵察しているうちに、本能的に目覚めてしまったらしい。それを察したモリアーティ教授は、側近セバスチャン・モラン大佐を使ってアイリーンを誘拐し、調教を加える。一方モラン大佐もまた、アイリーンに片想いしていて?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 17:49:55
2084文字
会話率:51%
登場人物
初音きらり
大人しい性格の女の子。
恋愛対象は女の子。
百合作品が大好きで愛読している。
竜城檸檬(たつぎれもん)
物事は、ハッキリ言うタイプで、クラスの委員長を務めている。
佐藤明日香
学園のカウンセラーをしている。
きらりは、私立の女子校に通う女の子。
大人しくて内気なきらりは、入学式の日にある女の子と出逢い、一目惚れする。
その女の子|竜城檸檬《たつぎれもん》と同じクラスになるが、一カ月経っても友達になってくださいと言えずにいた。
委員長になっていた、檸檬が校舎裏に行くのを見かけて、声を掛けるチャンスと思い、きらりも校舎裏に行く。
そこで檸檬が、他の女の子とキス?している姿を目撃してしまう。
それでも檸檬の事が好き。
檸檬を想いながら自分を、慰めるきらり。
ある日檸檬から、声を掛けられて二人は友達になる。
檸檬は、きらりにエッチな事をしてくるけど、檸檬が好きだから受けいれてしまう。
二人の百合恋はスタートする。
性的描写多いです。
官能小説と思って読んで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 16:19:57
96018文字
会話率:39%
二十二歳で一人暮らしをしている小田切雅彦は、ある理由で生きる意志を失い半分引きこもり状態だった。
十二月の寒空、雅彦は二人の家出女児と出会う。目の前で幼女の華耶が倒れてしまい雅彦は救急車を呼ぼうとするが、少女の蓮穂から警察や病院は嫌だ
と拒絶される。
緊急処置として仕方なく雅彦は自分の家で介抱をしたが、華耶が回復すると直ぐに追い出した。
その後、東京は何十年振りかの大雪に見舞われる。さすがにいないであろうと思っていた雅彦の目に、未だ帰らぬ二人の姿が映った。
家へ戻るなら死んだ方がマシだと言う蓮穂の目に既視感を覚え、雅彦は事情があると察した。
時間が経てば二人は帰るだろう、見つかって自分が逮捕されてもいいと、雅彦は軽い気持ちで再び匿うことを決める。
だが、この行動によって雅彦の止まっていた時計の針が進み始める。
二人が家へ帰らぬ理由や、抱えている闇。
雅彦が引きこもっている理由、過去と本当の想い。
全てが明らかとなる、奇妙な共同生活が始まった。
この作品はLINEノベルでも掲載しています。(8/31でサービス終了)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 19:29:08
145479文字
会話率:36%
物心ついた頃から一緒に過ごしてきた斗真とルシアは、仲の良い幼馴染み。
密かな想いを胸に秘めたまま、高校三年生となってしまう。
このまま仲良しごっこを続けている訳には行かないと悩んだ末、ついに付き合うようになった二人。
だが、幼馴染みの頃には
想像もしなかった問題に直面する。
ーーセックスレス。
兄妹のように過ごしてきたからこそ、なかなかエッチな雰囲気になれない二人。
そこで、二人は禁断のエロスに手を染める。
それは、同じようにセックスレスで悩む友人カップルとの『スワッピング』だった。
果たして、スワッピングによって二人の関係はどう変わっていくのか⁉︎
※NTRブログ様にオススメの寝取られ小説として紹介されました。前回に引き続き感謝感激です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 06:00:00
379141文字
会話率:41%
騒々しい、暑苦しい、危なっかしい。
王宮騎士団内でも有名な熱血暴走馬車のような同部隊の隊長であり私の上司は、私の想い人でもあった。
しかしいつまで経っても女性として意識してもらえないどころか、性欲すら存在するのか怪しいこの隊長。
友人の助
言で、私は色仕掛けを強行突破しようとするけれど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 18:27:12
25704文字
会話率:45%
ここではないどこかの生まれたばかりの異世界の星に海と大地に根を下ろした巨大樹がありました。
そこには接客用の女中服を着た人魚と、胸部股間主張兎服の森耳人と、山肩美脚露出服の淫魔と、股間強調服と外套の吸血鬼の女の子が住んでいました。
ある日空から落ちてきた何かが波に運ばれプカプカユラユラと大樹の根にたどり着き、タマタマ引っかかっていた大きな植物の種を人魚が見つけて、これは見せなきゃ!とみんなに見せに持ち帰りました。
これは妖精の赤ちゃんが入っている蕾種だね♪と森耳人、こんなの収まらないわ♡と淫魔、中身はあるのか?と吸血鬼が物珍しそうに蕾種ツンツンしていると、「ぴき…ぴきぴき、ぱかり」と割れて、中から可愛らしい妖精の羽と天使の羽を持つ赤ちゃんが生まれ、四人の女の子は赤ちゃんから発する光を浴びるとあら不思議、母乳が出るようになり妖精天使の母親になりました。
妖精天使の赤ちゃんわぁ…四人の母乳をたっぷりと飲んでぇ…、すくすくとぉ…育ってぇ…愛らしい妖精天使わぁ…、それはそれは大層美幼女になったそうなぁ…。
好きな服+好きな種族、主軸魔法+副軸機構、幼女が主人公のお話。
通称「ヨウテン」
更新時間:毎日23時予約投稿
サブタイトルは、無意識と相談してる。
キャッチコピーは『生きた小説』『示し申す口は虚ろか?』
メインターゲットは【大人の中の大人】【器が凄い人】【QIのねっファンになる人】
哲学と、エロが大好き、きゅうあい。
《問エロ文庫》 心で生きるとは…なんだ?
《問エロ悶》心生の聲
《問エロ恩》心に導きの欠片を…。
《問エロ願》心の願う想い。
《問エロ道場》心を極める。
極めれば「生きる」が、はじまる。
己を満たせ、そうすれば、周りが満たされる。
海原から…海中へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 00:00:00
307736文字
会話率:16%
あなたは中学時代からの想い人がいました。彼女の名前は敷島愛理(しきしまあいり)。
今日は高校の卒業式。
この機会を逃せばもう二度と会うことはないでしょう。
そう思ったあなたは愛理を教室へ呼び出し、なけなしの勇気を振り絞って告げます。
「好き
です、付き合ってください」
外から卒業を惜しむ声が聞こえてくる中、返事を待つあなた。
そして愛理が告げた言葉は「最後の思い出作りをしよう」でした。
付き合うことはできないけど、高校最後の思い出を二人でつくろうと愛理は言うのです、
そして愛梨はおもむろにあなたとキスを交わし、そして――。
卒業式のあと、誰もいない教室で中学生の時から片思いしていた相手に告白をしたあなたの行く末は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 18:33:18
16923文字
会話率:39%
銀の髪を持った少女、白園(しらぞの)エリス。「人形」と評されるほど内向的で無愛想な彼女に、クラスの中心にいる少女が、一通の手紙を差し出す。
※ノクタムーン交流戦参加作品でした。普段はノクターンノベルズで生息しています。遅刻のためタグは削除
させて頂きます。ご迷惑をおかけしました……。
※作者Twitter:https://twitter.com/AmamiyaOuka折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-28 04:05:48
16643文字
会話率:47%
僕は、不毛な片思いをしている。相手は、オーナーで同居人でセフレで・・・これって友達以上恋人未満なんじゃないの????けれど、オーナーが気にかける奴が居る。独占欲と恋煩いが苦しい・・・
最終更新:2020-08-27 00:00:00
6850文字
会話率:19%
1か月に1回続き物の夢を見るようになったみのりは、その夢の場所である地元の夏祭りに行くことにした。その夏祭りで出会った人間離れした美丈夫の男・貴墨と一緒に夏祭りを周ることになったみのり。
貴墨に触れられるとなぜか意識が朦朧としてしまうみ
のり、貴墨の正体は一体...
ハル様主催 真夏の蜜夜企画2020 参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 23:02:46
10000文字
会話率:48%
幼馴染として、兄弟同然に育ったグレイとライト。二人はいつしか惹かれあっていたが、グレイはライトからの好意を受け取ることが出来なかった。二人が十八歳の時、隣国からの使者がやって来て。
5話以内で完結予定です。
挿絵をNEO ZONE様(@
kurokyabapothi1)に描いて頂きました!! ありがとうございます!!
アルファポリス、エブリスタ、pixiv等にも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 02:21:48
3006文字
会話率:42%
夜間定時制高校の同級生、僕は彼の下僕。
酷い扱いにも逆らえないのは、垣間見える彼の優しさと、僕の報われない恋心のせい。
表紙は矢の字さん(@yaguruma_yanozi )に描いて頂きました!ありがとうございます!!
アルファポリスに
掲載済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 04:27:15
8858文字
会話率:23%
田舎に領地を持つ貧乏貴族のセイランは、生家への援助資金の代わりに大富豪に嫁ぐことが決まった。家のためには仕方がないと納得していたが、どうしても初めての相手は心から慕う相手がいい――そう考えたセイランは、出発する前夜、想い人と肌を重ねる決意を
する。
[大富豪 × 貧乏貴族 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 10:00:00
30768文字
会話率:41%
ある日、湊はよく知った近所の森で迷子になった。そこは見知った森とは違い、夜と銀色の月しかない場所だった。
そこで命を落としかけたとき、金色の瞳の美しい男に拾われる。その男は吸血鬼であり、この世界の王であるという。声を失った湊は男の人形として
生きながらえるが、次第に男に強い想いを抱くようになる。金色の瞳の男への恋情、なにかを求める奇妙な欲望、存在の変化、身のうちに得た新たな命――平凡な人間と魔王のひとつの物語。
[吸血鬼の魔王×平凡な人間 / BL / R18]
※性描写だけでなく残酷な表現、主人公(♂)の妊娠・出産を含みますので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 14:20:36
109687文字
会話率:38%
東方で、ひとつの国が滅んだ。交易相手であった北方の国と戦争をし、負けたのだ――。
敗戦国の将軍であり第二王子であったイシェイドは、女神の愛し子(めぐしご)と呼ばれる美しき神官でもあった。そんなイシェイドは、敵国のディエイガー将軍に身柄を預け
られた。王子として、将軍として、神官としての立場に苦悩する彼は、幼い頃から憧れ続けてきたディエイガーと言葉を交わし剣の手解きを受けるうちに、違う想いを抱き始める。
[敵国の将軍×囚われの王子 / BL / R18]
本編は18話で完結、番外編も完結しました。
※性描写だけでなく残酷な表現を含みますので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 12:42:25
82548文字
会話率:46%
タイトルの通り。
愛や恋に関心が無い女子高校生が、中学時代から繋がりがあった女子生徒に長年の想いを告白される。しかし、誰かとの交際をまったく考えていないと断った末にセフレならどうですかと頼まれ、肉体関係だけなら、と最初はセフレから始まったの
になんやかんやで恋愛関係に堕ちる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 21:44:52
9473文字
会話率:43%
終焉を星は考える、考える、考える。
考えてまた想い描き、待っていた。
いつの日か来る、誰かを。
最終更新:2020-08-23 21:44:40
2023文字
会話率:8%
セミが鳴く季節。
子供のころから大好きな季節。
子供のころの夏は、
午前中に学校のプールへ行き、帰ってきて、お昼ご飯を食べながら愛の劇場を見る。
少し昼寝した後、友達と田んぼの周りで鬼ごっこ。
17時の鐘が鳴ると同時に、解散。
帰路につく
途中、目の前に広がる一流の画家が描いたような夕焼け空に惹かれてしまい
早く帰らないと怒られるのに、少しだけ田んぼの端に座って、セミをBGMに考え事をする。
この時間が人生の中で一番好きな時間。
「明日はあの子を誘って遊ぼう」
子供のころから東京に憧れていて、就職と同時に上京。
故郷と比べると東京(ここ)の暑さは異常。息苦しい暑さ。
でも、やっぱりこの季節は好き。
東京(ここ)で聴くセミも観る夕焼けも好き。
はっきりとどう違うか分からないが、故郷で聴くセミと観る夕焼けとは違う気がする。
今も相変わらず、考え事をする。本当にこの季節はよく考え事をする。
今はあの人の事を考えてしまう。
3年前はあの人の事を考えていた。
上京したてのころは、私を一番大切にしてくれた人の事を考えていた。
夏って人を大胆にさせる季節だと思う。
夏って哀愁に浸らせる季節だと思う。
夏って過ちを犯しやすい季節だと思う。
不倫や浮気を題材とした作品って
舞台が夏であることが多い気がするがきのうせいだろうか。
あの人の事を忘れたい。
今、目の前にある幸せだけを考えて生きたい。
貴方は毎日大切な人だけを想い続けられますか。
これもすべて夏のせいだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 17:05:16
578文字
会話率:24%
女性恐怖症の少年は、帰宅途中で一人の少女と出会う。
その少女はある財閥の令嬢だった。
ずっと少年を見ていながら当時助けられなかった少女は、少年を救うためにある提案をする。
そんな中で、少年は、母親でさえ持ってなかった優しさと温もりを持って
いた少女に大きな信頼を寄せ、次第に好きになっていく…。
そして、少女も…隠し続けていた少年への想いを…。
*一部マニアックな表現、性的な表現もありますので、抵抗感のある方の閲覧はご遠慮ください。
【追記】R18小説は初めてですので、おかしな表現があったりします。 ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 12:00:00
36807文字
会話率:35%
朽井市の地下、70キロメートルを震源地として大地震が起きた。突如として地下より湧き上がった力の波動。その威力は凄まじく、震源地の真上にあった私立水上学園を異世界へ転移させてしまう。
そこは魔物が蔓延る世界だった。予想外の出来事にその場にい
た全員が驚き動けなくなる。そして地震のショックから立ち直れないまま、学園は魔物達の襲撃を受けた。そんな中、一部の職員生徒達が職業・ジョブという力に目覚め、襲い来る魔物達に立ち向かう。
ようやく魔物達を追い払った時、犠牲者は全体の半数を超えていた。そこで皆が気付く。この世界は優しくない。ここはまるで、自分達に対して悪意を持っているような場所だと。
学園中等部1年生。水森当真はいち早く異世界に適応し魔物と戦う力を得る。当真は地震に際して、複数の魔物を倒した事で急激なレベルアップを果たしていた。そして召喚士という職業と2体の戦乙女。更にサブ職業AV男優を手に入れる。
手に入れた力は、当真の肉体と精神を強く刺激した。えも言われぬ感覚が全身を満たしていく。その時、ある女性教員の姿が当真の頭の中に浮かんだ。春の入学式で魂を吸われる程の衝撃を自身に与えてくれた女性。己が魂を吸った相手の名は榛名春奈。当真同様、今年から私立水上学園にやって来た新任教師だ。
以来、当真は春奈先生の事を想い続けてきた。手を伸ばしても決して届かぬ存在。届かそうとした時点で警察沙汰だ…しかし、もうそんなの問題にならない。ルールが変わったのだ。時が経つ程に出現する魔物達は強力になってゆく。誰にも余裕なんて無い。戦い続けて自身を強化していかねば死んでしまう。
皆に命懸けの覚悟を強いる、この世界。命を賭けるなら、その対価を望むのは人として当然の行為だった。何よりも自身が生き残る為の目標を持たなければならない。その気付きが常識に囚われていた当真の思考を解き放つ。
今ならば…異世界ならば、出来る。あの存在に触れて良いのだ…。強い痛みを伴う興奮が少年を襲い、たちまちの内に喉を渇かせる。初めて感じる高ぶりが、当真の心臓をぺしゃんこにしながら、激しく鼓動を刻んでいた。
手を伸ばし抱き締め、思いの丈をぶつける。それを想像すると腹の奥に鈍い刺激がもたらされた。本能を強く掻き立てられた当真は武者震いするように、ぶるりと全身を震わせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 04:30:58
62897文字
会話率:37%
ずっと付き合って、愛し合って、そして一緒に暮らしても居た。
そんな『彼の為』だったらと思ってもいた。
けれど、私は仕事で強引な『無理』すらもして、どうにか頑張ろうとした。
あの頃の私は若過ぎた。
どうしてもと、仕事を譲らずに更にと『無理
』を続けようとした。
そして私はその『限界』を。
結果として、私は、私の身体すらも壊した事だ。
私は思った。
これは『自業自得』だと、その時に痛感した事もあった。
けれどそれよりも…
愛している彼を、私は考えた。
そう、誰よりも、今まで、私は『彼しか愛した事』すらもなく…
初恋の相手でもあった。
そしてお互いの理解もあった。
けれど、それなのに、私は自分の失敗だと。
どうしても思わずにはいられなかった。
仕事でも『無理』をし続けたのは、どうしても…
私はしたかったからこそだった。
でもそれで壊したのも私なんだ。
これは自業自得だからこそ。
その時に私は決めて動いた。
『愛してる彼』が幸せになる方法を。
もう、私では無理だと思ったからこそ。
だからこそ、私は彼を。
『愛してる』からこそ、私が一人になっても…
『愛した彼』の幸せだけを考えた。
私はもう、誰かに心も身体も。
誰かを『愛する事』も、全部、要らない。
でもそれが私の出した『答え』でもあるからこそ。
今更、変える気もない。
だったら、本当に『愛してる彼』の為なら。
私は一人でも構わない!!
彼が誰かと、私以外の誰かと。
願った夢を叶えて、そして笑ってくれるなら…
だったら、もう私は『愛している彼の為』に。
それだけを思って、彼と一旦、別れてから姿を消す事を選んだ。
そんな事があってから。
私にとっては、常に毎日なんて。
どうでも良い事だったけれど。
まさか、ずっと避けてきたのに…
どうしてそんな『選択』をするの?
私以外でも、『愛して幸せに暮らせる』人をなのに、なぜ…
いくらでも選べるでしょう!?
それなのに、どうして私を…
『現代』を生きるからこそ、思う事。
そしてどうしても。
本当に『愛した者』ならば、側に居なくても、願う想いが。
今を生きる、今の時代。
その中で願う、恋愛『物語』を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 03:41:29
149873文字
会話率:15%
異世界|飄々×平凡|連作短編|某国の離島にある小さな飛行場で暮らす絨毯飛行士と空港管理者の物語。基本的に両想いでまったりと生活しています。
最終更新:2020-08-20 00:40:44
13815文字
会話率:42%