ボロボロの娼婦のヒロインを助ける話。主人公のチート能力が治癒。一応異世界召喚モノ。だけど名前は異世界風なので異世界召喚ぽくない。
シンプルな救済モノでこれも作成してみたかった設定。ハッピーエンド。
NTR無し
全4話
最終更新:2025-06-03 13:40:00
10984文字
会話率:35%
貴族の庶子×巫術師。幼なじみの再会物。
高敏栄《ガオミンロン》と李永和《リヨンハ》はともに道観で修行した幼なじみ。ある日、庶子の敏栄に本家から迎えが来て、敏栄は王都長寧にある父の館に行くことになる。
七年後、二人は観梅の宴で再会したが、永和
は敏栄に冷たい態度を取る。そんな永和に敏栄は「大人になったら巫術師になって一緒に旅するって約束しただろ」と迫ってきて……。
古代中国風、喬国が舞台の再会追走物語。
2024年配信の『逃亡×追走アンソロジー』に載せた短編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 22:40:17
22324文字
会話率:53%
「婚約したんだ」ある日、ずっと好きだった幼馴染が幸せそうに言うのを聞いたアレックス。相手は、背が高くてきつい顔立ちのアレックスとは正反対の、小さくてお人形のようなご令嬢だった。失恋して落ち込む彼女に、実家へ帰省していた「恋多き悪女」として社
交界に名を馳せた叔母から、王都での社交に参加して新たな恋を探せばいいと提案される。「あなたが、男を唆す恋多き悪女か」なぜか叔母と間違われたアレックスは、偶然出会った大きな男に恋愛指南を乞われ、指導することに。「待って、私は恋愛初心者よ!?」恋を探しに来たはずなのに、なぜか年上の騎士団長へ恋愛指南をする羽目になった高身長のヒロイン、アレックスと、結婚をせかされつつも、女性とうまくいかないことを気にしている強面騎士団長、エイデンの、すれ違い恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:02:01
115462文字
会話率:50%
田舎の領地で暮らす子爵令嬢ユフィールには、十八歳の頃からアレクという歳下の婚約者がいた。七年前に一度顔を合わせたきりのアレクとは、手紙のやりとりしかしたことがない。そんな彼から、騎士学校を卒業し成人を祝う祝賀会が催されるから参加してほしいと
の招待を受け、王都へとやってきたユフィール。そしてふらりと立ち寄った本屋で偶然手にした恋愛小説を見て、溢れるように自分の前世を思い出した。
高校教師を夢見た自分、恋愛小説が心の拠り所だった日々。その中で出会った、あの背の高いいつも笑顔の彼……。それ以来、毎晩のように夢で見る彼の姿に次第に惹かれ始めるユフィール。前世の彼に会えるわけがないとわかっていても、その思いは強くなっていく。
こんな気持を抱えてアレクと婚約を続けてもいいのか悩むユフィール。それでなくとも、自分はアレクよりも七つも歳上なのだから。
そんなユフィールを、アレクは深い愛情で包み込む。
「なぜ僕があなたを逃さないのか、知りたくないですか?」
歳上の自分に引け目を感じ自信のないヒロインと、やっと手に入れたヒロインを絶対に逃さない歳下執着ヒーローの、転生やり直し恋愛物語。
途中シリアス展開ですが、もちろんハッピーエンドです。
※タイトル変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 09:56:45
122541文字
会話率:46%
王都の騎士団に所属する女騎士ゾーイ。怪我のため思うように任務につけずままならない気持ちを抱え日々を送っていた。そんな中、現場での仕事を退き指導者にならないかと打診を受け、同じ頃に実家からお見合いの話が上がる。人生の岐路に立ち選択を迫られる中
、長年相棒としてペアを組んできたレンナルトが突然甘い言葉で囁いてくる。「俺のこと、好きだろう?」「男としてみたことなんかない!」女性たちに人気のレンナルトに甘い言葉で翻弄されながら、自分の道を見つめるゾーイが選択する未来とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 17:00:00
64039文字
会話率:56%
勇者一行が華々しく王都を発った。稀代の魔法使いと勇猛なる戦士を引き連れて。彼らの留守を守るのが、王都の衛士であるレリオの仕事だ。昼は魔獣と相対し、夜は酒場で呑む。そんなささやかな生活を送っていた彼は、ひょんなことから勇者の母親と出会う。危
険な旅に赴く息子を案じる彼女に、レリオは親身になって言葉を重ね、そのうちに彼女は自身の寂しさも発露させはじめ……。夫と死別し、息子は旅立ち、女を思い出す未亡人。彼女の艶かしく熟した身体を男は慰める。更には勇者と共に旅立った魔法使いの姉や、戦士の妹とも出会い、レリオは彼女たちの事情を知ることになる。
これは波乱万丈の勇者による旅路の裏で、彼らの家族と絆を深める一人の男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 12:00:00
127526文字
会話率:49%
孤児院出の主人公リリィ(ぼく)は、持ち前の魔力量の多さから、王都にある王立学園の奨学制度を利用できる事になり、魔術科に通い勉強漬けの毎日を送ることになった。その過程で王国の天然記念物に該当する『魔法使い』の称号を与えられ、ブラン侯爵家の養女
として迎えられた。
無事に早期卒業を果たし、王宮の第12魔法具・魔法書管理局の職員として採用される。
就職前の説明会で一緒だった、第1近衛騎士のルイス・ルーベンスと唯一の同期のよしみで昼食を共にする。
王宮では花形の近衛騎士とはもう関わることもないだろうと思っていたリリィ。
しかし、リリィの予想に反してお菓子を交換する間がらになる。ときおり王宮内で見かける姿をながめ、眉目端麗なルイスを目の保養にし、友好をきづき、日々の生活に彩りを添えていた。
数年後。二人は好々爺とした先王弟殿下付きとして、夏の避暑地に同行する任務を賜ることに。
「──メシ食いに行きませんか?」からはじまる、じわじわと距離を詰めて行きたいルイスと、そんなルイスを無事に捕獲するリリィのお話。
女の子だけど一人称「ぼく」のボクっ娘魔法使い×一人称「私」の爽やか近衛騎士が織りなす、異世界ファンタジー恋愛物語。
◆攻守両方有り。男女双方喘いでます。
◆全17話予定(ルイス視点含む)。
◎誤字報告ありがとうございます。助かりました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 06:00:43
57801文字
会話率:30%
新婚旅行からマゴシカ領へ帰還したユージを待ち受けていたのは、王都からの召喚状だった。 王の依頼、サイの国によるガイの里への急襲事件。さらに、奴隷ザックの復讐を果たすため、トウカン共和国への潜入を決意したユージたち。彼らの活躍は国境を越え、次
々と新たな物語が紡がれる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 07:00:00
55953文字
会話率:32%
城の敷地内にある魔導師塔に住む魔導師長のソニアスは、生まれた時から魔導師長候補として育てられ、聖女召喚をきっかけに前世を思い出した。
魔王討伐が無事に終わり、お祝いムードの中、ソニアスだけは浮かない顔をしていた。前世の記憶があるだけに聖
女を異世界から誘拐してしまったと罪悪感があったのだ。
ある日、第一王子からプロポーズを受け困惑し、王都学園時代に護衛兼友人だったリンガル騎士団長からも告白されるが、ソニアスには秘密があり受け入れることができずにいた……。
ある日リンガル騎士団長に縁談話があると聞いたソニアスは大胆な行動に出て……。
二人の恋が実るまでのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 19:05:15
108501文字
会話率:37%
少年時代に田舎から王都に単身移り住み、騎士になったジョン。
その後隣国で魔術の研究を積み、エスヴェダールに帰国してからは、持って生まれた光魔法で汚れた土地を浄化することに勢力を注ぐ。
同期の恋人ともうまくいっており、順風満帆に思えたはずが一
変、以前の上司に会うため辺境の地へ向かうことになり・・・。
拗らせ元上司×鈍感元部下 俺様系イケ辺境伯×美人浄化師兼、騎士兼、研究者
注1)この作品は、【農家の五男ですがなにか?】の続き(第4章にあたる)になります。
注2)本編第1章でヒーローだった元騎士団長と主人公ジョンのストーリーですので、それ以外のヒーローが推しの方には非常に好ましくない展開になりますのでご注意ください。(ただ、本編最終章のヒーローにも救いがあるはずです)
注3)不定期更新です。
注4)男性妊娠、出産有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 14:27:44
42458文字
会話率:29%
第一部
酪農農家の5男として生まれたジョン。
伯父一家含む大家族の一番下。
13歳で騎士を目指し、従兄を頼って王都に向かう。
スパダリ騎士団長x無自覚美少年
第二部
王都で無事騎士になったジョン。
光魔法の使い手であることから、隣国の第
2王子に研究の手伝いを依頼され、王命を受け隣国ノーストリアに渡る。
中性的天才魔術師・隣国の第2王子x研究大好き眉目秀麗騎士
第三部
エスヴェダールに帰国したジョン。
光魔法の使い手として目標に向かって頑張る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 16:00:00
186136文字
会話率:29%
*e-ノワールより電子書籍化が決まりました。2025/1/24~ シーモア、ピッコマで先行配信が行われます。シーモアは書店特典番外編も!是非よろしくお願い致します~!
**e-ノワールにて王都編の電子書籍化が決定しました。2025/5/23
~ シーモア、ピッコマで先行配信が行われます。沢山加筆したので、是非よろしくお願い致します~!
エレモス王国北部の辺境に住むフェルシアには、幼なじみに、狼の血筋を引いた獣人、リュカが居る。
二人は寒さの厳しい国で、ほとんど家族のように仲良く暮らしていたのだが、ある日、リュカに治癒術士としての才能があることが分かって以降、フェルシアは僻地で、リュカは王都で、離れて暮らすようになった。
そうして、それから数年。
リュカは王都での魔法の修練を積み、治癒術士として名を上げるまでの存在になっていた。
そうして、たまの休みになると、フェルシアのもとに帰ってくるようになったのだが――。
幼い頃の純粋なかわいらしさは消え失せ、持ち前の美貌で女性をたぶらかし、発情期になるとそれを発散するために手当たり次第女性に手を出すという、クズ中のクズになっていた。
幼なじみ関係、男がクズ(女性関係がだらしない)、主人公にだけ執着、狼の獣人(耳と尻尾は常時存在)という感じの設定のお話です。
おおよそ三~五話程度で終わるかと思います。R指定シーンは三話目で出てくる予定です。→すみません四話目になりました。
お付き合いいただけますと幸いです。
アルファポリスにも投稿しています。内容は変わりません。
*10/21 日間ランキング5位、10/22 日間ランキング2位を頂きました。皆様のおかげです。ありがとうございます!
*10/25 本編は完結しましたが、番外編を更新するために連載中に戻しました。年齢制限シーンがある話には※を打ってあります。
*12/23 王都編が完結しました。ご覧頂きありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 00:00:14
161020文字
会話率:51%
平凡な男子高校生として過ごしていたある男は、不慮の事故で亡くなり目を覚ますとなんと多くのモンスター達を従える魔王に転生していた。
そんな訳の分らない中で、既に世界最強の勇者「ギルバート」は自分を倒しに王都を出て魔王城へと向かっていると聞いて
大慌て。
このままだと転生したばかりな魔王人生もあっという間に終了してしまう。なんとか彼を説得できないかと正体を隠し勇者に近づくが、今度は何故かその勇者の魔王討伐パーティに参加する事に。
夜は一緒に寝所を共にし、時に勇者に手を出されたりしながら魔王として転生した「マオ」は魔族の為、そして魔王としてもう少し長く生きる為に奮闘する。
最強勇者(爽やか腹黒攻め)×転生魔王(ツッコミ系天然墓穴受け)
短い話です。性描写含む話には*がつきます。
少し前に書いた話を再度微修正しての投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:03:36
51944文字
会話率:42%
なんてことの無い只の平凡な男子高校生を過ごしていたある男は、不慮の事故で亡くなり転生すると多くのモンスター達を従える魔王へと転生していた。
既に世界最強の勇者は自分を倒しに王都を出て魔王城へと向かっている。
このままだと折角転生した魔王人生
もあっという間に終了してしまう。なんとか勇者を説得できないかと正体を隠して近づくが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 21:22:01
48163文字
会話率:39%
ドルチェはソルフェージュ帝国の王都の片隅にある、酒宿場のごく普通の看板娘だ。アレクサンドラ大陸を邪神から救った英雄、ランスロットに片思いをしていたがとんでもない秘密を知ってしまう。そして何故か英雄様御一行の一人、エルフのクズ男こと暗殺者であ
るレジェロに目をつけられ一夜を共にしてしまうドルチェだったが、彼女の体には生まれつき『聖女』の証が刻まれていて……。
※ダークファンタジー
※人外クズチャラ男ヒーローです
※登場人物たちはヒロイン以外性格に難あり、倫理観がおかしい人がいます。
※恋愛とは別に陰謀なども絡みます
※他の男女の絡みもあるのでタグ注意
※Rシーンに(※R18)がつきます
※残酷なシーンや、戦闘描写あります。
※ドルチェ、レジェロ、ランスロット視点あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 17:20:32
170626文字
会話率:37%
実家は没落した男爵家。現在は王都にある花屋のアルバイト。
そんな経歴を持つユーグには、関係を持って3年になるセフレがいる。
出逢いは偶然。関係を持ったのも、偶然。後腐れのない身体だけの関係。
どうやら彼「ルー」は訳ありらしく、いつも顔を隠
すような恰好をしていた。しかも、名前もどうやら偽名のようだ。
けれど、一緒にいて楽なことからユーグはルーとセフレの関係を続けていたのだが……。
ひょんなことからルーの正体を知る羽目に陥った。しかも、彼がまさか王国内での人気が高い騎士団長セザールだったなんて!?
「ユーグ。結婚しよう」
彼はそう言ってくるが、これは所詮後腐れのない身体だけの関係。だから、責任を取る必要なんてこれっぽっちもなくて……。
セフレ関係の中で想いを寄せるようになった騎士団長(27)×自分に自信のない没落貴族の息子(21)
二人の拗らせた気持ちの行く末は――……!?
◇日刊ランキング9位ありがとうございます♡
▼掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ、BLove折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 17:17:46
68520文字
会話率:35%
すらりと背が高い美形の夫(近衛騎士・本業は殺し屋)と、少々太めで平凡な外見をした妻(侯爵令嬢・ズボラな主婦)の家庭内恋愛模様。
夫婦共に三十代。四人の子にも恵まれ、彼らは田舎の領地で幸せに暮らしていたが、騎士の夫に突然王城勤務の命が下る。何
が何でも夫と離ればなれになりたくない妻は、王都への移住を決意する。
夫婦と子ども達、そしてクセのある周囲の人間達が繰り広げる、ちょっと生々しくて不合理で、でも愛は溢れている!?日々の物語(ほぼ一話完結、日常回多め)
・アルファポリスにも掲載中(ムーンで削除した話も、こちらにはほぼ全話掲載されておりますので、過去エピソードが読みたい方はチェックしてみてください)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:00:00
86713文字
会話率:43%
第三王女メリアローズは二十五歳の誕生日を迎えた。王女ながら医法院で働く彼女は家族からは愛されていたものの、見合いは断れるばかり。責任感の強いメリアローズは、王女としての役目を果たせない自分に日々負い目を感じていた。
そんなある日、王城に北の
領地を守る将軍エリヴェルトがやってきた。敵地に隣接した北の領地は十年間敵の侵略を許していないものの、物資が不足しており消耗していた。エリヴェルトは何とか王都からの物資を増やしてもらえないかと交渉しに来たという。
ここでメリアローズは思いつく。自分がエリヴェルトに嫁げば、物資が増えるのではないかと。これで王女としての役目が果たせると、彼女はエリヴェルトに提案する。
◆性描写回には※あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 22:00:00
66606文字
会話率:40%
子爵令嬢のケイシーは疲れていた。彼女は王都でドレスのデザイナーをしていたが、顧客のわがままに振り回され、心身共にズタボロになっていた。気合いを入れた品評会の結果も散々なもので、もう働きたくない! と思った彼女はとある男を頼ることにした。その
男とは、長年デザイナーとして競い合ってきた幼なじみのクレイグ。クレイグはケイシーと顔を合わせるたびに偉そうなことを言ってくる嫌な男ではあったが、外見と家柄は申し分なく、ケイシーは彼に養って貰おうと逆プロポーズをすることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 22:00:00
104682文字
会話率:38%
侯爵令嬢にして聖女であるレイティア・ミルフェンには、一つの許されざる罪がある。それは、大聖女になりたいがあまり、ある男性に媚薬を盛って強引に関係を持ち、彼の子どもを身ごもってしまったということだ。
レイティアは南部地域で一番優秀な聖女と
して知られ、自他ともに認める次代の大聖女候補であった。その強いプライドを持って自分の優秀さを見せつけてやろうと乗り込んだ王都で彼女を待ち受けていたのは、この世には自分よりも優秀な聖女がたくさんいるという受け入れがたい現実。それでも腐らずに努力を重ね、何とか他の聖女たちを追い抜こうと頑張った。だが、南部地域ではトップの魔力量を保有していてもここではその程度の実力者はざらにいて、レイティアはいつまで経ってもその他大勢の聖女の中の一人という立場から抜け出すことが出来なかった。
そんな折だ。現任の大聖女であるエクセラが話しかけてきたのは。彼女曰く、聖女は魔力の強い男性の子どもを産めば魔力量を上げることが出来るのだという。悪魔の囁きのようなそれを、平常であったなら笑って受け流せたかもしれない。しかし、精神的に追い詰められていたレイティアは、藁をも掴む思いで彼女の言葉に縋った。
レイティアが狙いを定めたのは、王弟殿下にして水の勇者であるアルファ・リルタージュ。国内で三本の指に入る高い魔力を持つ彼は、王都暮らしに適応できずにいたレイティアを気遣ってくれた人だった。彼の優しさにつけこむようにして、レイティアは媚薬を使って彼と関係を持ち、やがてその一度の交わりで身ごもったことが分かる。だが、そこで胸の中に去来したのは喜びよりもとんでもないことをしてしまったという罪悪感だった。
妊娠を誰にも告げることなく、レイティアは王都での職を辞し、密かに実家へと戻って息子を出産した。そして、贖罪の気持ちを込めて聖女の仕事の中でも危険なものを率先して請け負うようになる。
このまま母子で静かに暮らしていこう。そう思っていたレイティアのもとに、思いも寄らない知らせが舞い込む。未婚で父の知れない子を育てている状態の自分のもとに、子連れでも構わないと縁談が来たというのだ。
しかも、その相手の名を見て驚愕する。名乗りを上げたのは、他でもないあのアルファ。一体、何が起こっているというの――?
(全年齢版掲載→ノベルアップ+、魔法のiらんど)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:26:18
198143文字
会話率:35%
俺はルーイ=イヴァリスに王道ファンタジーゲームの世界に生まれ変わった。そう、王都学園に入学して主人公のライズ=ファブルに三年後に断罪されて死ぬ悪役令息に。
酒の席の帰りに車に轢かれて死んだ俺は、三年後に死ぬ運命にあった。理不尽じゃない?あり
えなくない?普通のサラリーマンとして悪いことほとんとせずに生きてたのに次の人生は三年後に断罪されて死ぬなんてごめんだ。
俺は老後まで穏やかに生きるんだ。嫌われてるけどなんとか乗り越えて老後を満喫しよう!
今まで十五年積み重ねた罪を洗い流す学園生活が、今始まる。……あれ?ライズの様子がなんかおかしい?え、なんで俺のこと嫌い宣言したのについてくんの?
(旧タイトル:悪役令息に生まれて断罪されるらしいのでそうならないように慎ましくしてたらなんだか変なんだが)
※ エロは唐突に入ってきます。お気をつけて!
※ ご感想や誤字脱字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 10:52:23
91370文字
会話率:60%
ヴィネッサ・カークはとある事情で生涯独身を貫くと心に決め、王都で宮廷魔導士として生活していたが、実家の事情でお見合いをすることになる。
ヴィネッサ(ネス)のお相手は誰なのか!?
無事にヴィネッサが抱える問題をクリアできるのか!?
事情を抱える女魔導士がすれ違い、味見をし、結ばれるお話。
公式企画「春の短編祭り2025~ふたりのすれ違い~」参加作品です。
(ごめんなさい!5分間に合わなかった、涙)
ほのぼのしたお話のはずですw
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:04:19
22200文字
会話率:60%
魔王討伐隊が王都に凱旋してから一年。
魔術師協会で働く下っ端キースは、魔術師の中でも英雄と呼ばれる人物の、助手という名のお世話係に任命される。
壊滅的に身の回りのことができない、研究しか目に入ってない英雄のお世話に四苦八苦するキース。
しか
し英雄には、そんな生活を送るだけの理由があった。
英雄の悲哀を知ったとき、キースのとる行動は――。
平凡助手×魔王討伐で活躍した英雄。
助手にクソデカ師弟愛が芽生えるまで。
※自死した相棒について、英雄が繰り返し心情を吐露する描写があります。大丈夫な方のみご覧ください。
アルファポリスさんでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:28:13
58094文字
会話率:25%
勇者×スライム(人間×人外)
魔族と人間の代表同士が交渉した結果、かつて敵対していた魔族と人間が平和に共存する社会となって20年。比較的知能が高く、人語を話せるスライムのスロは王都でのんびり暮らしていた。スロは小さな飲み屋に現れては、男娼と
してベッドで人間の相手をしている。人との交流をそれなりに楽しんでいるスロに、田舎出身の若者・エルは興味を惹かれていた。しかしある日、飲み屋に似つかわしくない男がやって来る。魔王を説得し、魔族と人間の共存する時代を作った張本人、勇者・ニコラである。なんと彼はスロを探しに来たらしいが────
バドエンです。第三者寄りの三人称視点で進みます。勇者×スライムがメインCPですが、この2人の性描写はありません。モブ×スライムのぬるめの描写はあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 23:35:09
14299文字
会話率:24%
(中性的な美少年からムキムキに成長した執着攻め×ずっと攻めのことが可愛く見えて仕方ない受け)
儚げで中性的、天使のような美貌を持つ幼馴染のシャルルは、リーアムの初恋の相手。そんな彼と離れて過ごすこと12年。共に王都で就職が決まったことをきっ
かけに彼と再会することになったリーアムだが、そこで彼が目にしたのは美しくも筋骨隆々とした精悍な青年に変貌したシャルルの姿であった。しかしリーアムはその姿にもときめきを覚え、脳内は「可愛い!!」の一言で埋め尽くされてしまう。幼少期に置いてきたはずのリーアムの初恋は再燃。駄目元でも踏ん切りをつけるために、とシャルルにアプローチしようとするリーアムであったが……
※本編の性描写キスまで、本番なしです。ご注意ください。本編は7話で完結済みですが、番外編は性描写本番まであります。pixivさんでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 02:39:29
43534文字
会話率:34%
ド田舎で育ったステファンは、父の陞爵を機に王都に上ることとなった。伯爵家となった家には様々な招待状が舞い込む。けれど、それは絶望の始まりだった。
上流階級の者たちの間で常々交わされる『貴族ことば』、それがさっぱり分からないのだ。裏に隠された
真意を図りかねて、家族ともどもノックアウトされる日々。
悩まされたステファンはいつしか、裏の裏の裏を読むという悪癖を身に付けてしまった。
こんがらがる自身の思考、そして想像の斜め上から投げられるステファンからの返答にこんがらがる周囲。
孤立していた彼の元に、ひとりの公爵家令息が話しかけてきて——。
包容力貴公子攻めと小動物(ある意味)天然受けのお話です。
天然だから、ざまぁも自分でやる。
※5/12ぼーなすとらっくを二話更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:20:00
32850文字
会話率:42%
【コミック3巻発売中です!書籍2巻3巻5/10に同時発売しております♡】
──貧しい花売りは囚われの竜騎士に恋をした──
「あの竜騎士は怪我をした自分の竜の命乞いをして捕まったらしい。バカな男だ」
先の大戦でこの国に大損害を与えた隣国の
英雄、リカルド・デュマースが王都の広場で檻に入れられ戦犯として見世物になることになった。
敵に囲まれながらも目に光を失わない姿に一目惚れした貧しい生花売りのスイレンは人目のない早朝にリカルドに近づき、彼に幾度となく話しかけた。
懸命に話しかけるスイレンに無言を貫くリカルドは、ある日一度だけスイレンに名前を聞く。
リカルドを救いに隣国の竜騎士たちがやって来て、彼も自らの竜に乗り飛び立ってしまう。その姿を見上げながらせめてものお別れのしるしにと彼に向けて花魔法を使い、たくさんの花を空に浮かべたスイレン。
彼を見送るスイレンはいつの間にか竜に乗ったリカルドの腕の中だった。
「これからは一緒に暮らそう」
そう言ってくれたリカルド。でも彼には美しい婚約者が居た。
それでもただひたむきにリカルドを思い続けるスイレンに彼は独占欲を出して来て?!
ひとりぼっちだった女の子が英雄と呼ばれる竜騎士に溺愛されて幸せになるお話。
※R18描写には★つけてます。
※ベリーズカフェにも投稿しています。
♡安芸緒先生によるコミカライズ、MAGCOMIにて連載開始しております。作品ページ下部にリンクあります。3巻発売中です。
♡マッグガーデン・ノベルズ様にて、2巻後半から完全書き下ろしの3巻までの書籍版が発売中です。(イラスト担当は高星麻子先生)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:10:00
380891文字
会話率:33%