魔王討伐隊が王都に凱旋してから一年。
魔術師協会で働く下っ端キースは、魔術師の中でも英雄と呼ばれる人物の、助手という名のお世話係に任命される。
壊滅的に身の回りのことができない、研究しか目に入ってない英雄のお世話に四苦八苦するキース。
しか
し英雄には、そんな生活を送るだけの理由があった。
英雄の悲哀を知ったとき、キースのとる行動は――。
平凡助手×魔王討伐で活躍した英雄。
助手にクソデカ師弟愛が芽生えるまで。
※自死した相棒について、英雄が繰り返し心情を吐露する描写があります。大丈夫な方のみご覧ください。
アルファポリスさんでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:53:08
54904文字
会話率:24%