「呪われた公爵家」とささやかれるシェーンハイト公爵家。代々宰相を務め、王家を支えてきた由緒正しき名門だが、一族はたいそう恐ろしい顔をしていると言われ、公の場では決して仮面を外さない。
そんなシェーンハイト公爵家は、次期当主ルーカスの嫁探し
に苦慮していた。そして何人もの候補者が辞退するなか、ついにツァイス伯爵家の令嬢エミリアを妻として迎え入れることとなる。
エミリアは儚げな美しさが評判の美少女だが、その見た目とは裏腹にたいへん肝が据わった令嬢だった。「美醜など皮一重」と言い切る豪胆さで、呪われた次期公爵との初夜に臨む。
(※コメディです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 23:16:17
17855文字
会話率:53%
あらすじ
戦国の世、美濃国を治める姫宮家の姫・結は、13歳で戦場に立つおてんばな「桜姫」。父・義宗の反対を押し切り、初陣で敵城を陥落させるが、縁談を巡る約束が彼女の運命を動かす。家臣・宗太郎との槍の試合に敗れ、子作りを誓った結は、愛と戦の狭
間で母となる。5子を授かり、24歳になっても戦場を駆ける彼女に、義宗は頭を抱えるが、結の情熱は止まらない。民を守り、姫宮家の未来を切り開く、桜のように鮮烈な女武将の物語!
姫宮 結
性別:女性
年齢:13歳(物語開始時)→24歳(物語終了時)
職業:姫宮家の姫
外見:絶世の美女と噂される。長身(160cm)、華奢だが引き締まった体型。黒髪を一つ結び、切れ長の瞳と端正な顔立ち。
性格:おてんばで好奇心旺盛。戦好きで勇敢、民に愛される。約束は守るが、隙をつく頭の回転の速さを持つ。
特技:槍術、馬術。民との対話。
背景:美濃の姫宮家の姫。戦場で民を守る志を持ち、子作りと戦を両立させる「桜姫」。
岡崎 宗太郎
性別:男性
年齢:15歳(物語開始時)→26歳(物語終了時)
職業:姫宮家家臣、結の夫
外見:長身で筋肉質。短い黒髪、誠実な顔立ち。
性格:真面目で忠義に厚い。結への愛情深く、彼女の奔放さに苦笑しつつ支える。
特技:槍術。結との稽古で鍛えた実力者。
背景:結の幼馴染。槍の試合で勝利し、結と結婚。五子の父となり、姫宮家の未来を支える。
姫宮 義宗
性別:男性
年齢:50代(物語開始時)→60代(物語終了時)
職業:姫宮家当主、美濃の大名
外見:病弱でやせ形。灰色の髪と髭、鋭い眼光。
性格:厳格だが娘と民を愛する。結の奔放さに頭を悩ませ、世継ぎ確保に執念。
特技:政治手腕。家臣統率。
背景:結の父。病弱ながら姫宮家存続に尽力。結の武勇を認めつつ、落ち着かせようと画策。
佐藤 重蔵
性別:男性
年齢:50代(物語開始時)→60代(物語終了時)
職業:姫宮家家臣
外見:灰色の髭、頑健な体格。額に汗が常。
性格:忠実で心配性。結の無茶に振り回されるが、深い忠義を持つ。
特技:戦術補佐。結の世話役としての忍耐。
背景:結の乳母代わり。義宗と結に仕え、彼女の成長と姫宮家の安泰を見守る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 21:00:00
6594文字
会話率:47%
銀狼伯爵家当主の三男たるディアンは、銀狼の雄として初めて母親譲りの赤髪で、性格も銀狼とは思えないほどに温厚といわれていた。しかしある日、自身の所属する騎士団で暴力にあっていたシャム一族の猫獣人のミュリルを助けたことからそれまでの価値観が揺ら
ぐ現実を知ることになる。過去に罪を犯して没落したシャム一族に生まれ、家族を助けるために勇気を振り絞ったくせに自分にはロクな未来を描こうとしないミュリル。ディアンはシャム一族の反乱を阻止するためにシャムの郷に潜入し、どうにか彼女を幸せにしたいと願うが・・・。
※「王たる狼獣人は意地っ張りの婚約者を掌で転がしたい」
(https://novel18.syosetu.com/n7929jq/)の息子たち世代の話です。こちらとは時代も異なり読んでなくても全く大丈夫ですが、ヒロインの境遇の背景はこちらの作品に若干関係しています。
5/10 その後の二人のSSを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 19:16:40
99371文字
会話率:47%
獣人の長たる銀狼貴族グラナイダ伯爵家次期当主のギザリオに見初められたリリィ。けれどリリィは銀狼を狂わせると占われ森の奥深くで隔離されて育ったため、恋とか愛とかよくわからない。ただ大人で格好が良くなんでもリリィの願いを叶えようとする物腰の柔ら
かなギザリオに憧れに近い思いで家に迎えられた。
兄妹のように寄り添う穏やかな日々から夫婦になり、ギザリオの完璧ではない素の様子も好きだなあ思い始めたのに、彼はある時から「僕のこと愛してる?」と執拗に聞くようになり…。
怠惰だけど格好つけたがりの次期銀狼当主×箱入りで育った慈愛の黒狼令嬢。
穏やかに育む情と銀狼が求める愛に満たされたり振り回される二人のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 19:09:11
85238文字
会話率:40%
名のあるサキュバスの屋敷に乗り込んだとある新米勇者パーティ。
だが、未熟な勇者たちが勝てる相手ではなく、勇者は当主であるサキュバスに…そして仲間たちはそれぞれ屋敷に仕えるサキュバスたちに囚えられてしまう。
その中の一人、魔道士は二人組の穏や
かなサキュバスに囚えられていた。
ゆっくり…甘く。生真面目な魔道士に、サキュバスたちの優しい誘惑が流れ込む───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 00:00:00
15212文字
会話率:43%
──この世界では、魔法こそがすべて。
魔力の強さが人の価値を決め、弱き者は踏みにじられる運命にあった。
そんな魔導王国フェイラルで、“産まれつき魔力の低い少年”ルクスは、最下層の烙印を背負い、学園で笑われ、時には暴力すら受けながらも、ただ
静かに生きていた。
彼の唯一の拠り所は、血の繋がらない姉・ララ。
その美しく聡明な姉との、密やかで深い絆が、彼に生きる理由を与えていた。
だが、そんな彼の運命は、ある夕暮れの一言から動き出す。
「……俺、少しだけでも変わりたいんだ」
姉を護るために、無力な自分を変えるために、ルクスは“魔導師ギルド《竜の統治者》”の門を叩く──そこは王国屈指の実力者たちが集う、常人では踏み入ることすら許されぬ聖域。
少年に課されたのは、血のにじむような苛烈な修行と、想像を絶する試練の数々。
だが、彼は諦めない。
──なぜなら、それが“誰よりも愛しい人”を守るための、唯一の道だから。
ギルドの当主であり天才魔導師・ラシュディ。
その妹であり、学園でも一目置かれる才女・セシル。
彼らとの出会いは、ルクスの世界を変えて行き、ルクスの出生がやがて“この国の未来”にすら関わっていく。
魔力なき少年が挑む、逆境と復讐入り混じる成り上がりファンタジー。
夜明けを求め運命を覆すその一歩が、今、踏み出された。
「──俺は、もう、逃げない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 11:36:29
58298文字
会話率:33%
黒嶺家と三枝家は代々婚姻によって結ばれている。黒嶺家の次期当主黒嶺一馬と、三枝家当主の娘三枝芹菜の結婚前夜、芹菜は他の男と駆け落ちしてしまう。身代わりとして急遽花嫁になることとなった芹菜の異母弟、三枝悠は、幼い頃より一馬に片想いをしていた。
結婚初夜、想いは告げられぬまま体の繫がりを求める悠に、一馬は苛立ちながらも応じてしまう。気まずさ故に距離を置こうとする一馬と、好きだと言い出せない悠。すれ違う二人の恋の行方は――
pixivより転載
初出:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19901109折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 17:23:27
37645文字
会話率:36%
執事派遣会社に在籍するマクシミリアンのもとへ、突如わけありの雇用契約が飛び込んできた。派遣先は国内でも屈指の名門アルヴァー家。家宰として采配をふるうだけでなく、仕事一辺倒な当主の意識改革にまで及ぶ、重大かつ想定外な依頼を請け負うことになり―
―。無愛想ながら実直で優しい主人と、叶わぬ想いを秘し隠して彼を支える有能執事の、ゆるやかでほんのり切ない、ふたりを結ぶ絆の物語。
※中世・近世ヨーロッパをベースに現代要素も盛り込んだ異世界ファンタジー。(定期更新にスイッチ中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 05:00:00
1445338文字
会話率:28%
とある貴族の若夫婦がエロエロ♡探求するお話。
シュヴァリエ・ヒース(24)
シュヴァリエ家の当主。
整った目鼻立ちをしており、いつも穏やかな笑みを浮かべている。
頭脳明晰で、周囲の貴族からも一目置かれている。
シュヴァリエ・マリア(22
)
ヒースの妻。
シュヴァリエ家と親交のあるフォンテーヌ家から嫁いだ。
心優しく、控えめな性格。
花の手入れが趣味。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 13:16:22
6350文字
会話率:52%
東宮家次期当主候補の東宮祐樹は、お作法や勉強をサボりがち、教育係メイドのつばきと琴音はエッチな教育を開始する
最終更新:2025-04-20 13:15:23
10230文字
会話率:50%
女性向け恋愛小説の悪役、ルカーディア。彼女はヒロインである主人公の、半分血の繋がった姉であった。
平民としてずっと生きていた少女アリアは、母親が事故で亡くなった事で、実は顔も知らない父親が貴族だったと判明する。
天涯孤独の身から一転、貴族
令嬢へ。
戸惑いながらも何とか屋敷に招かれてみると、父親である侯爵はすでに亡くなっており、当主の座には長男のライネルがついていた。さらに次男のレオナルドはその補佐として働いており、彼らは侯爵家の醜聞である婚外子のアリアを嫌々引き取ったのだと説明する。
半分だけとはいえ血の繋がった家族に望まれていなかったと知ったアリアは、それでも家族を諦めきれず奮闘する。
その甲斐あって、徐々に距離が縮まる三人。過ごす時間が長くなるにつれ、ライネルとレオナルドは優しい心を持つアリアに惹かれていく。
そんな時、侯爵家の領地から1人の女性がやって来た。彼女の名前はルカーディア。ライネルとレオナルドの実の妹であり、アリアの異母姉であった。
きらめく銀髪に、宝石のような赤い瞳。白い肌は絹のようにきめ細かく、唇はほんのりピンク色で艶やか。目が覚めるような美しさを持つそんな彼女は、兄二人に挟まれたアリアを見て、クスリと笑った。
『なんだ、お父様の子供がいたと聞いたから見にきたのに、こんなにみすぼらしいなんてガッカリ。』
そんな悪役令嬢ルカーディアに転生したみたいなんだけど、僕、男です。とりあえず、大好きな兄さまたちから離れる気はありません。
※しっかり血の繋がった兄弟です。
ブクマ・イイネ・感想、いつもありがとうございますm(_ _)m
☆☆続きはゆっくり創作中。すみません、不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 10:55:32
126267文字
会話率:34%
言葉足らずな強面アルファ×不憫属性のオメガ
子爵家のニコルは将来子爵を継ぐ予定でいた。だが性別検査でオメガと判明。優秀なアルファの妹に当主の座を追われ、異形将軍である鳥人の元へ嫁がされることに。
恐れながら領に着くと、将軍は花嫁が別人と
知った上で「ここにいてくれ」と言い出し……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 12:30:00
53166文字
会話率:45%
この伯爵家は慈善家として有名であった。
貧しい孤児を拾い、困窮する人々に手を差し伸べ、絶望した人々を導いた。
私財を投じ教育を授け、仕事を与え、時には新たな家族へと導くその姿を人々は『真の貴族』と称えた。
しかし、その裏には恐るべき秘密が隠
されていた。
伯爵家は代々「メイドしか愛せない」という呪を受けた『メイド狂い』の血族だったのである。
そう、彼らが孤児を救うのは、感謝の念で縛り自分好みのメイドへと調教するためだ。
屋敷の中では鞭が肌を裂き、ロウが滴り、淫らな調教で悲鳴と嬌声が響き合う。
当主はメイドを鎖で繋ぎ、乳首とクリトリスをピアスやチェーンで飾り付け、逃がさぬよう狂気じみた愛を注ぐ。
調教の日々にやがてメイド達はご主人様への愛を感じ、答えることに喜びを覚えるようになる。
シーツに潜り込みご主人様の匂いに悶える少女リリアを見つけた伯爵は、不敵に笑い声を上げた。
「さあ貴様の内なるメイドを見せてみろ!!」
伯爵は激しい調教の果に彼女の心と体と魂にメイドを問う。
伯爵家にとってメイドとは、単なる召使ではない。
彼らの欲望と情熱を映し出し、呪われた愛を捧げる、かけがえのない存在なのだ。
注意:作中のプレイ内容の過激度の上限としては鞭による出血と性器へのピアッシング、
魔力的な強制絶頂や激しい苦痛を与える行為を予定しております。
プレイの結果、メイドが死ぬ行為または不可逆的な人体欠損等の残虐行為は行いません。
この作品で扱われる魔力や魔道具はご都合主義の塊です。
また物語が進んだ先の話ですがキャラ記号として男性要素があるメイドも登場させるつもりです。
話タイトルでプレイ内容を記述しますのでご自身の癖と一致しない場合は回避をお願いします。
ちなみに作者は過程が過酷でも最終的にハッピーエンドが好きです。
本作は、一部をGrok3の協力を得て執筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:30:00
108342文字
会話率:25%
産まれたばかりの時に養育施設に捨てられた孤児のロンは、十四になった歳に侯爵家当主に拾われる。
身請けの日に乗った馬車には侯爵家三男である同い年の少年、アンディが乗っていた。
共に成長し、周囲の誰からも『双子』と呼ばれるほどに瓜二つとなった二
人は、王国騎士団員となった。
ある日、娼館へと出かけたアンディだったが絶望のままに寮へと帰り、ふとした出来事からロンと身体を重ねることに。
時が経ち、強く求め合いながら共に在り続けた二人は、けれど国同士の戦争に巻き込まれ、運命の渦中で翻弄されてしまう。
二人を分かつものは、血か、死か。
※当社比ちょっと暗めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 23:00:00
20519文字
会話率:30%
極めて近く、限りなく遠い世界にて……。
世界殲滅を目指す魔王と、神々の祝福(チート)を受けた勇者との戦いは、世界全てを巻き込む戦いとなった。
魔王は勇者に敗れたものの、生き残った残党の逃亡を許してしまう。
舞台は、彼女らが逃げ込んだ
世界の、小さな小さな、水の星。
亡き姉の為世界最強を夢見る少女 雪代 頼夏(ライカ)は、修行を締めくくりとして、実戦形式でのケンカを望んでいた。
手始めに実戦空手の最大流派、風月流にケンカをふっかけ、黒帯だろうが容赦なくぶちのめしていく。
僅か13歳の少女にメンツを潰された風月流は、当主自らライカを迎え撃つ……つもりでいた。
ライカが向かった時には、魔王軍幹部のクソレズサキュバスに、風月流は壊滅させられていたのだ。
ライカ自身も毒牙にかかり、性奴隷にされようとした最中、異世界より来た勇者の力が、ライカを覚醒させる。
神装戦姫ライカ……神の力と鍛え上げた雷凰流が、悪の野望を打ち砕く!
と、書いておりますが、このお話に出る敵キャラは、だいたいがレベル99のチート揃いとなります。
基本的に、ルート分岐で敗北エンドを用意しておりますので、そこでレズレイプされて、快楽堕ちがエロシーンのメインとなります。
百合エッチとレズレイプ、ふたなりオンリーを予定しておりますが、触手エロも書くかもしれません。
エロシーンのある回には、☆マークをつけております。
それでは、俺っ娘レズのお話を、お楽しみください。
追記)この作品は、一部pixiv&skebに掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 00:00:27
860895文字
会話率:31%
優秀な魔法師が多く輩出されることで有名なアッフェルハント伯爵家の当主ハインリヒ。8歳になる息子のルイスは魔力が高いにも関わらず、魔法が使えなかった。
当主として、父親として、ハインリヒはルイスを救う為に大きな決断をする。それが2人を親子の関
係から変えてしまう事になるとも知らずに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 23:08:32
15910文字
会話率:28%
見目の珍しい十歳のパトリシアは、サーカスに売られた。トリシャと名を変え、先輩の踊り子の世話係をしながら、舞と奉仕の練習を重ねた。サーカスでの居場所と地位を固め、踊り子として舞台に立ったその日、思いがけず奉仕をすることになる。
トリシャの
初めてのお客は、普段先輩のお客として目にする恰幅の良い貴族ではない、引き締まった身体の青年だった。奉仕の後、踊り子は薬を飲まされ、お客のことを忘れる。翌朝目覚めたトリシャは、青年のことを覚えていなかった。
十年後、青年ニコラスは騎士として出世し、王からの褒賞で貴族位を賜った。そして、踊り子の引退が迫っていたトリシャを望んだ。ニコラスの記憶もなく常識や身分もないトリシャとの関係は愛人だが、時間を過ごすうちに妻と呼びたくなってくる。貴族当主で未婚のニコラスは、踊り子のトリシャとの幸せを掴めるのか?
◇
サーカスで踊り子をしていた少女(女性)とお客の青年騎士のお話。
ヒロインが若いです。青年側のお話が2/3あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 18:00:00
51596文字
会話率:47%
そこは魔物を退治する『祓氏』と呼ばれる者たちがいる世界。玄武の血を引く黒家の姫、黒梓娟は当主の伯父に「蒼眞佳の心を乱してこい」と命じられる。色仕掛けなんて無理だと思いながらも女に興味がない聖人と噂される彼に興味が湧いて蒼眞佳の元へと向かうが
……。※一部R18を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 21:01:58
77222文字
会話率:35%
田舎の子爵令嬢レイニーは、応援するとその相手の力を引き出す能力を持っていることに、ある日気づいた。
そんな中、名家ガーランド侯爵家に呼び出され、次期当主候補となったユリウスの勃起不全を治すように、というとんでもない依頼をされる。二人の治療生
活が始まった――。完結済。
明るいヒロインと、無表情系真面目ヒーローの恋愛話です。(+短気な老侯爵添え)
◆書籍化進行中です。評価して下さった方々、ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 12:00:00
107938文字
会話率:33%
国が滅んだ。ラルカ・ハインツは男でありながらかつての亡国の妃である。彼に待っていたのは敵国に捕らえられ、生き恥をさらす日々。仲間を失い、夫を亡くした彼にはもはや生きていく気力すらなかった。未亡人となったラルカだが「北の皇帝」と呼ばれるジー
クラント公爵に見初められて新たな世界へと踏み出した。弱きを助け、強きを挫く力強い公爵と触れあいながら、不遇な青年は自分の生きる意味を見出していく。また再び始まる大戦乱においては頼もしい仲間たちと立ち向かい、己に待ち受ける末路とも向き合っていき、、、、
栄枯盛衰、旭日のように輝きを放ちながら、栄華を極めた国と人々の最後を看取っていく話。
公爵家の当主×亡国の未亡人
※かなり残酷描写・男性妊娠、出産描写あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 19:43:32
53692文字
会話率:45%
ロイス帝国の貴族家、レイフィールドの跡取り息子であるハヤセは、武芸の苦手な少年だった。武人色の強い厳格な家と、ハヤセの性格はどうしても噛み合わないまま。彼の成人に先立ち、女のように美しい容姿を誇る息子のことを、レイフィールドの当主は公然と非
難する。
ついには彼を廃嫡子とするとまで言い出して……。
跡取りの宿命から寵妃にまで転身する青年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 12:38:15
141193文字
会話率:43%
アタシの母ちゃんが亡くなった直後、格式高い一宮家の美貌の当主である一宮緋沙子が現れる。
一宮家には敵対する九条家がおり、実は母ちゃんは一宮家を守っていた巫女だった。しかもヒメミコと呼ばれる、巫女の中でも中心的な役割を代々継いでいた事もわかっ
た。ヒメミコの直系の娘であるアタシはヒメミコになるように願われる。天涯孤独の身になっては引き受けるしかない。
ギャルのアタシを扱いかねていた周囲とは対照的に緋紗子はいつも優しく接してくれた。
そんな中、九条家の巫女に襲撃され、緋沙子はアタシをかばい呪いの術を受けてしまう。
まともに術を使えないできそこないの巫女のアタシは全く呪いを解けない。
ヒメミコはなぜ存在するのか?
一宮家をなぜ守らねばならないのか?
九条家と対立する理由は?
全ての疑問が解けた後、新しいヒメミコになったアタシが下した決断はーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 19:20:00
67999文字
会話率:41%