「金剛石」の一族の末裔である魅惑の美青年、砂漠の王子バジュラは、ある腕輪の持ち主を探す内、運命的に少年ガルーダに出会う。虐げられていた彼を王宮に連れ帰り、世話をするバジュラ。すくすくと成長したガルーダは、徐々に「砂漠の鷲」の一族の末裔として
の能力を発揮していく。しかし同時にガルーダは、美しい兄バジュラへの複雑な感情に苦しむようになっていった。兄バジュラには、そしてその「英雄」の一族の王宮には、暗い、そして深い闇があった。次期国王であるシンハに執着され、身も心も翻弄されるバジュラを、ガルーダは何としても救いたいと立ち上がるが――。灼熱の砂漠で繰り広げられる、数多の一族の盛衰の物語。その中で運命に翻弄されながらも懸命に光を目指す彼らは、あらん限りの輝きを放っていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 11:00:00
43219文字
会話率:54%
ウイルス型地球外来生物"RiV"感染により絶滅の危機に陥った人類は、砂漠の惑星リゲルDへと移住し、キャタピラ式移動都市を完成させていた。
都市の維持に必要な膨大な電力は、捕獲した巨大プラズマ生物『イブ』に、セックスによ
る快楽刺激を与えることで発電させている。
RiV感染対策のため接触を禁じている人類は、感染者の少年少女を下層に隔離し、セックスワーカーとして洗脳教育を施して、発電に従事させていた。
さらに、その模様は感覚共有VRとして、配信販売もされていた。
天才的なセンスと精力で、本人の知らぬところで人気配信者になっていた発電労役者の少年イクは、『イクとイブの娘』を名乗る少女と出会い、都市の真実と、惑星リゲルDの秘密に迫っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 19:27:21
191608文字
会話率:30%
ナイジェル・イスハークはフェルガナ帝国との最前線にあるエルギン辺境伯の元で、双剣を操り、類稀な剣技で、若くして大隊長の地位にあった。
だが、帝国との紛争である王族の恨みを買い、謀略により虚無の砂漠にある遺跡調査に向かう調査団の護衛をする
ことになった。
大災害以前の大陸全土を支配下に治めていた「竜騎士」の居城の調査だが、そこには彼の前世に係わる場所だった。
中世ペルシア風の異世界ファンタジーです。
R18には※印が入ります。
アルファポリス様でも掲載しています。
不定期に17時に更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 17:00:00
208643文字
会話率:42%
ジャウハラの街で暮らすルゥルゥは、愛玩種の美しい白猫の獣人。
彼女は飼い主であるウルジュワーンに恋心を抱いていたが、発情期になってもウルジュワーンはルゥルゥを大人の雌猫にはしてくれない。
せめてずっとウルジュワーンの飼い猫でいられるよう、言
いつけを守っていい子にしていたのに、そんなルゥルゥを狙う影が現れて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 00:26:55
13145文字
会話率:33%
月影の砂漠で拾われたリーシャは、王族であるジュナイドの庇護を受けて暮らしていた。
記憶を失い、悪夢に魘される娘に、ジュナイドは甘くささやく。
――君のことは私が護ると。
けれどリーシャを苦しめる悪夢は、娘が優しい庇護者の腕の中で、すべてを忘
れることを許さなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 00:13:55
37674文字
会話率:28%
砂漠の宮殿で働く下男のマハールはある日、不審で不遜な男と出会う。
その男は城に出入りする商人だと言うが何も手には無く、出会う度に何くれとなくマハールに構ってくるのだった。
国王ギルガの誕生日の日、饗宴の席で初めて王の顔を見たマハールは
驚く。王はあの商人だった。
一番身分の低い側室としてハーレムに迎え入れられたマハールだったが、持ち前の跳ねっ返り具合で周囲を驚かせ……
※沢山の方に読んでいただきありがとうございます。
今更ですが、後日談を追加しましたので、よろしければお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 14:25:56
34556文字
会話率:40%
塩の砂漠に囲まれし肥沃な大地マーテルには、蛇と狼というふたつの罪深き精霊が棲んでいた。大地ができて間もない頃、蛇は正しき精霊である鳩を毒で侵し、天鉄樹パンゲアから文化を盗んだ。狼は文化を地下に隠し、大地マーテルを砂漠にして、数多の精霊を害
した。
飢えた蛇と狼は鳩とおはなしをして、毒を濾過し、許しを乞うた。蛇は天に迎えられ、樹に生るようになった。新たに生まれた蛇は大地を精霊で満たす役目を負った。狼は文化を探すために地下に降りた。ときおり地上に上がってきては、蛇の手助けをした。
以来、蛇と狼は鳩とおはなしをして鳩の毒を濾過し、大地を潤すようになった。その贖罪は、ずっと続いている。今も続いている。蝗が砂漠を訪うまで、終わることはない。
全21話+蛇足14本(予定)。重複投稿予定。不定期更新です。
※♥付きのみえっちなシーンがあります。
※第五話までNTRは一切ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 20:00:00
427686文字
会話率:50%
幼い頃から夢中だった初恋が無残に終わった皇女アレキサンドラ。皇帝の第一皇女という高い身分ゆえに、傷心の彼女に待っていたのは遠い砂漠の国との政略結婚だった。見も知らぬ男へと嫁いでいかなければならない彼女の運命は?
★レガシアル帝国・サーガ四
夜目。単独で読めます。「頑張り屋の勝気な皇女」x「真面目実直護衛騎士x2人」のお話。
★今作は純愛系につきエロは後半です。そしてシリーズの中では珍しく!エロおとなしめです(でも逆ハー)。R18の回には※をつけます。
★毎夜11時更新 ※完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-16 23:00:00
36890文字
会話率:37%
イルドゥシア大陸、ルーサ砂漠地帯を舞台に繰り広げられる戦いの記録。
砂漠の民ロタン、西の獅子と呼ばれた男の後継は、まだ若い一人の娘だった。
砂漠の地で、アーシェラはある一人の男と出会う。
男の名はレオン・ブレイド、黄色い髪の異国の青年との出
逢い、物語はここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 10:08:33
233304文字
会話率:22%
国王である父は悪魔と盟約を交わし、砂漠の国には似つかわしくない白い髪、白い肌、赤い瞳をした異質な末息子ルシャナ王子は、断末魔と共に生贄として短い生涯を終えた。
死んだはずのルシャナが目を覚ましたそこは、ノースフィリアという魔法を使う異世界
だった。
伝説の『白き異界人』と言われたのだが、魔力のないルシャナは戸惑うばかりだ。
二度とあちらの世界へ戻れないと知り、将軍マンフリートが世話をしてくれることになった。優しいマンフリートに惹かれていくルシャナ。
だがその思いとは裏腹に、ルシャナの置かれた状況は悪化していった――寿命が減っていくという奇妙な現象が起こり始めたのだ。このままでは命を落としてしまう。
死へのカウントダウンを止める方法はただ一つ。この世界の住人と結婚をすることだった。
マンフリートが立候補してくれたのだが、好きな人に同性結婚を強いるわけにはいかない。
だから拒んだというのに嫌がるルシャナの気持ちを無視してマンフリートは結婚の儀式である体液の交換――つまり強引に抱かれたのだ。
だが儀式が終了すると誰も予想だにしない展開となり……。
鈍感な将軍と内気な王子のピュアなラブストーリー
■■このカップリングはこの巻で終わり(読み切り)■■
※pixivでも連載開始&三コマ漫画Twitterとpixivで始めました。
発行済同人誌一冊ラストまでを一挙掲載致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:00:00
135401文字
会話率:35%
僕は、俺は二重人格だ。
最終更新:2020-04-03 15:17:59
12357文字
会話率:4%
奴隷として幼い頃売られ、闘技場で見世物として過ごしてきた剣闘奴隷のサラ。そんなサラを法外な値で買ったのは、”砂漠の禿鷹”と呼ばれる闇商人のザメクだった。奴隷ではなく人として扱われ、初めての穏やかな暮らしに心から感謝していたのだが。しかし突然
、ザメクに純潔を奪われてしまう。「お前は俺が買った奴隷だ。俺がどうしようが俺の勝手だろう」心を許した主人からのそんな言葉にサラは絶望するが、繰り返される夜に体は快楽に堕とされていく。夜以外は穏やかな生活だからと受け入れようと努力する奴隷と、執着しつつも無自覚な主人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 23:36:50
67119文字
会話率:42%
口減らしで砂漠に捨てられた俺は偶然通りかかった竜人の外交官一行に幸運にも拾い上げられ、短い生を終えることなく十五の年まですくすくと不自由なく育てられた。
かいがいしく生まれたばかりの俺の世話をして、育ててくれた竜人【サファイア】に惹かれてい
ったのは必然だと思う。
竜人は一生に一人、ただ一人のツガイを求める生き物で……生まれた時から一緒にいたから俺がサファイアのツガイだなんて思ってもみなかった。
竜人について不勉強な俺は、付き人であるオニキスに竜人や竜人の国の常識について教えて貰うことにした。
前作「蒼玉の檻」の続きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 23:59:52
9496文字
会話率:46%
口減らしで砂漠に捨てられた俺は偶然通りかかった竜人の外交官一行に幸運にも拾い上げられ、短い生を終えることなく十五の年まですくすくと不自由なく育てられた。
かいがいしく生まれたばかりの俺の世話をして、育ててくれた竜人【サファイア】に惹かれてい
ったのは必然だと思う。
けれど、竜人は一生に一人、ただ一人のツガイを求める生き物。
子どもだってツガイとしか設けない。ツガイが現れれば今までの仕事を投げ捨て、ツガイを愛でることにひたすら時間を費やす、愛情深い竜人。
ツガイではない俺は町の人々の言葉によって、これ以上サファイアにのめり込む前に離れようと決心したのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 02:00:00
12270文字
会話率:48%
遠野は電車で見かけて気になっていた人が泣いているのを目撃し、家に招いてしまう。
酔いに任せて放った言葉が相手の逆鱗に触れ押し倒されたが、その後徐々に交流を深めて好意を募らせてく。
エロはほぼないくらいの薄め1回のみです。それもむりやりぎみ
。※ついている話です。
サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 23:00:00
30450文字
会話率:50%
私、畑山典子(はたけやま のりこ)は、大学の事務局に勤める派遣社員だった。
そこにいた人事部長の武田雄介に恋をした。
私の渇いた砂漠に見つけたオアシス。そこで水遊びのように不倫にいそしむ。
でも終わりは必ず用意されていて・・・
最終更新:2020-02-26 20:16:16
5544文字
会話率:69%
とある目的を果たすために流浪の旅を続ける青年が砂漠の街で孤児を拾った所から始まる物語。
孤児はやがて騎士になり、やがて二人は再会するが、成長した騎士とは違い青年は出会った頃と何も変わらない。
……まるで時を止めたように。
最終更新:2020-01-27 14:24:17
54132文字
会話率:42%
物語が終わった世界
女神が愛する魔王を守る為に作った仕掛けに 一枚噛んだ転移者と
物語の主人公に選ばれなかった候補者がくっつくまでの日常の日々の話
そして多分 割と苦労性だった候補者男性が
身軽で逃げ足の速い転移女を捜して、見つけて、追
いかけて
力ずくで捕まえて 2人で幸せになる話 でもあります
15.砂漠 より、蠍との戦闘や怪我・痛みの表現が入ります
苦手な方はご注意下さい
又、あっさり読まれる方は序章から17に進んで下さい
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 00:35:14
139856文字
会話率:42%
舞台は砂漠の惑星「J」。古い因習が息づく観光の国。
旧王都の象徴、神の子・イアが撃たれた。
昔イアと交わした約束を励みに警吏として働くキリヤは、治療のため会えなくなった彼に想いを募らせる。
そんなキリヤの前に、他惑星から来た怪しげな夢売りの
少年、シャルマが現れる。
シャルマは「夢」を差し出し、囁く。
「よろしければお試しになりませんか? あなたが一番大切に思っている方が現れます」
半信半疑のキリヤだったが、それに手を伸ばしてしまう。
その晩見た夢について詳しく聞かせろとシャルマに詰め寄るキリヤ。
そしてシャルマの住居に呼び出されたキリヤは、イアそっくりなシャルマの顔と、脇腹の傷を見せられた。
シャルマはある「崇高な目的」を遂げるために「J」へ来たと言う……。
警吏(国を守る人)×神の子(神官的な少年)で、ファンタジーなSFを目指しています。
18禁シーンには❤︎をつける予定です。
書き終えたものを直しながら投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 15:02:32
77184文字
会話率:37%
竜人と黒猫シリーズ第4弾。
いよいよ旅の目的、砂漠国に着いた竜人のシルフィと、護衛のつもりがいつの間にか嫁確定された黒猫人クロシュ。予定の二週間の滞在を終えて、竜人国へと帰国する事になった。ところが、シルフィの元婚約者であるルベライトが「
私も連れてって」と言い出し━━?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 01:01:52
33953文字
会話率:37%
十一月のある満月の夜、拾ったのは食肉目ネコ科カラカル属に分類される幻のヤマネコ、カラカル。砂漠の砂色をした筋肉質の優美な身体にきらめく黒い飾り毛のある耳、小さな顔にははっきりとしたアイラインのある凛とした表情。ああ、猫って、なんてかわいく
てきれいな生き物なのかしら。
――だったのに、なぜに男?! そして、ツガイってなんなのよ! そんな設定、私の常識にない!
取り繕うこと、他人と争うくらいなら自分を抑える方が得意だった私は、俺様なヤマネコに溺愛されて、この世界でヤマネコと幸せになる方法を模索している途中です。
※あまり長くはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 23:00:00
57962文字
会話率:29%
【異国の王×囚われの王】※過激表現あり
巨竜の伝説が残るペサの王『スィル=アーダント』と、海を渡ってきた黒豹と称される異国の王『ジネード=オルダ』
大国に占領されていた砂漠の国「ペサ」
そのペサの王であるスィルは、母国を解放した異国の王ジ
ネードに保護されることとなり、体を暴かれながらも、ジネードの王としての考え方に惹かれるようになってゆく。
「や、だ……! い、や!」
「そのように泣くな。欲しいならくれてやる」
ペサを利用したいジネードと、王として他国に屈することができないスィル。
自らの国のために対立しながらも、次第にお互いを認め合ってゆく二人の王。
ジネードの王としての考えに、スィルは次第に王という存在に戸惑うようになっていった――
「黙れ……黙れ! 俺を愚弄するな! 裏切り者!」
神に殺されるまでの、ほんの僅かな時を駆けた二人の王の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 00:00:00
136274文字
会話率:42%