双子の兄妹であるヴィクトルとヴィオラ。
双子は忌み嫌われ、嫡男であり次期国王として表に立つ兄ヴィクトルと、誰からも嫌われ神殿で幽閉されるヴィオラ。
寂しい思いばかりしていたヴィオラだったけれど、いつも内緒で会いに来てくれるヴィクトルだけが
心の支えだった。
しかし互いが成長し、ヴィクトルが妻を娶ってから事態は一変した。
兄を不幸にすると言われ、ヴィクトルから離れることを望むヴィオラに対しヴィクトルは妹の願いを拒む。
挙句に彼女を拘束し、強引に身体の関係を持った。
禁忌であることを知りながらも愛される喜びに抵抗できないヴィオラだったが、彼女に天罰が下り、不慮の死を迎えた。
そうしてヴィオラであった時の記憶を持ちながら、新たな命で生まれ変わる。
しかし愛する妹を失ったヴィクトルもまた、彼女を追いかけるようにして生まれ変わっていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 20:00:00
111833文字
会話率:24%
場所に、行動に、人に、酷く懐かしいと思う事はありますか? 絵里にとって懐かしい思いを運ぶのは全て、血の繋がらない兄だった。
大好きなアニメから抜け出してきたようなハイレベルの美男の兄。彫りの深い顔立ち、洗練された姿、長身の見事な身体。
前世
で一度だけその見事な身体を味わった。
絵里は思い残すことはなく、兄のラルスは過去を引きずりまくり現世で再会。狂おしいほどの想いは現世でやっと結ばれる。
身分違いであることが二人を引き裂いた。でも心までは引き裂くことは出来なかった。魂に刻まれた二人の恋を描きます。
18Rは前編後編共に、ございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 22:06:15
13324文字
会話率:37%
あらゆるヒトでない何かが住む惑星。長い時を生きる妖精族美貌の王 エティエンヌフューベルの運命の伴侶である天草凛音。
凛音は日本に住むキャリアウーマン。昼食後にキャラメルマキアートを買いに外に出た瞬間、運命が変わる。気づいた場所は草原。やっ
と出会えた二人だが…。
種族が違えば常識も違いすれ違う毎日。互いが惹かれ合いながらもなかなか仲を詰めれない。
ネックは妖精族は両生具有。運命の人に会って初めて性別が固定される。そんな常識は異世界人の凛音にとっては、知らぬ事。
少し珍しい、世界をまたいだエロティックな愛の物語。
(注意)R指定は常に発動しております。
完結済。子供編も書く予定です。番外編もただ今執筆中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 19:46:20
226558文字
会話率:30%
白銀の騎士と言われている神がかった美貌の騎士アレン・メルタージュとボルタージュ王国王女エルティーナの純愛王道ラブストーリー。
今世そして来世に繋がる「魂」が巡る二人の運命の物語。
注意◆異世界、架空の世界。身分やら名前、病気や医学など、ゆ
るい世界観です。あまりギャグもなくガチの恋愛小説です。長編ですので読みごたえだけはございます!全71話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-01 00:33:53
281380文字
会話率:34%
神流聖は亡き父の跡を継ぎ、奈良県の山奥で剥製屋をしている、聖は<人殺しは見れば分かる>力を持っている。人殺しの手が、殺した人の手に見えるのだ。自身が出生時に母を無くし、左手が母の手に見えることから、左手を常に手袋で隠している。<人殺しの手>
を見たくないので、人混みに行かない。リアル人が写るテレビ等も見ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 19:45:13
68240文字
会話率:32%
国民全員に義務化されたマイクロチップ。
それは新たなる始祖(妖怪)DNAの発見と火種を産み、
始祖狩りという魔女狩りの再来をもたらした。
政府はそんな火種により大幅に減少してしまった
人々を守るため新たなる政策を作り出し。
新たなDNAを持
つ者は全て出生と同時に
安暖という施設へ保護され、
一生を過ごすことを義務付けた。
しかしそれには自身の始祖を知ることにより、
妖怪への『覚醒(リターン)』が付き纏う。
なので政府は施設に入った者たちに
始祖の話をすることを徹底的に避ける教育を施した。
覚醒したものがどうなるか?も知らせず。
自分は何者なのか。
それを知ることは許されない。
未来さえ約束されていない場所。
知らないことは知れない環境で
二人は出会い生まれ育った。
一人は一途に片時も側を離れず。
一人は様々な想いを抱えるながらも一途に。
想いとは力。
生まれ変わっても忘れても互いを想い続ける。
『きみのそばでも』
これはそんな主人公二人の愛の物語。
※死別表現あり
苦手な方は回避されて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 13:04:10
128248文字
会話率:24%
セシルは、普通と言われる人とは、違っていた。そのせいで、誰かが傷つく事を恐れ、森の奥深く一人静かに暮らしている。
しかし、その静穏な日々を破ったのは、『鋼の皇帝』と恐れられる男だった。
最終更新:2014-08-23 22:41:09
227078文字
会話率:38%