入職二年目の若い村役場職員である草壁鞍馬(くさかべ くらま)は、春先の寒い夜、湖に入って自殺しようとした美しい男、彬(あきら)を保護する。役場に連れ帰ったものの、名前以外を明かそうとはしない彬。またいつ衝動的に命を絶とうとするかも知れない彬
の心を変えるために、鞍馬は彼を家に連れ帰り出来うること全てを尽くそうと決意する。
しかし鞍馬の家にやってきた彬は飲食の一切を拒否した。
次第に弱っていく彬を隣で見つめるしかできなかった鞍馬。焦りを募らせた鞍馬は三日目の夜、彬が寝入った隙を突いて無理矢理口移しをして飲み物を飲ませてしまう。鞍馬の行動に驚き戸惑う彬だったが、その瞳には隠しきれない「期待」の色があった。
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約一週間に一度、1000字前後のゆっくりペース更新です。
スターシステム制なので様々な場所でBLに関わらず彼らのようで彼らじゃないキャラクターの出てくる話を書いています。
なおムーンライトノベルズでの掲載ではありますがそういった描写はかなり先に少しだけの予定です。
この作品はfujossyさん、エブリスタさん、pixivさんでも掲載させて頂いています。
fujossy版、エブリスタ版、pixiv版ではBLUE様(@BLUE_menouu)に有償にて描いて頂いた表紙イラストも掲載していますので、是非そちらも見て頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 23:00:00
75742文字
会話率:34%
珠音は天涯孤独な駆け出し記者。小さい頃から妖が見えていたが、だからといって日常生活に支障はなかった。理由は『彼ら』はこちらを見ても声を掛けてはこなかったから。旅行雑誌の取材で、幼い頃に住んでいた京都に訪れることになったが、不思議な地震に巻
き込まれて気を失う。目覚めると大きな鞍馬天狗の麗しい腕の中にいた。「運命の番。俺の子を孕むまで抱く」と宣言され、混乱から逃げ出してしまう。しかし「異界」に攫われた珠音には、元の世界に帰る術はない。鞍馬天狗に捕まえられ、激しく抱かれることになってしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 22:00:00
14472文字
会話率:53%
五年前、樹羅(じゅら)は鞍馬山で天狗に出会った。その格好良さに一目惚れし、逢瀬を重ねた。しかし、大人になり別れの時が近づく。樹羅は最後に「抱いて欲しいと」お願いするのであった……。
【無垢な美少年】【処女喪失】【人外】【愛情エッチ】
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この物語はBL(ボーイズラブ)です。一部R18表現が含まれます。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 22:40:55
4569文字
会話率:47%
目を覚ますと、白い部屋に閉じ込められていた。
出口は、ない。
当劇団(うち)の看板カップル、鞍馬(くらま・攻)と彬(あきら・受)をセックスしないと出られない部屋に閉じ込めてみました。
大体1000字程度ずつで更新予定。更新速度はゆっくり
だと思うのでゆっくり読んで下さい。
この二人を主役に据えたストーリー重視の長編?中編?も書いている途中なのでそちらもそのうちに。
→四月初旬から掲載予定です。
この作品はfujossyさんでも掲載させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 23:00:00
6349文字
会話率:35%
早川瞬は中学生。異母兄である和馬たちにいじめられ、崖から落ちてしまう。その先には異界があり、瞬は鞍馬一派(くらまいっぱ)と名乗る謎の男たちと出会う。その中に、十汰という喋れない少年がおり、瞬は十汰と仲良くなる。だが、瞬は元の世界に戻りたくな
り、十汰を利用してしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-01 08:00:00
3908文字
会話率:20%
次男の死を受け入れきれずに疎遠だった父親が主人公を迎えに来て故郷に戻ったが毎日が無気力の日々・・・そんな主人公にはさらなる『あるもの』の存在を感じる
最終更新:2020-04-12 20:00:02
5146文字
会話率:51%
ある日我が子を失った主人公は本来なら見えないはずの物が見え始め、自分が何者でこの先どう生きて行くのかを多くの出会いと別れを経験し見出していく。
最終更新:2020-04-05 00:08:13
6973文字
会話率:43%
女性である順子が、四十代になり過去を振り返り
熟した女性となった今
溢れでる感情に
様々な出会いから
植え付けられたトラウマから
激しく泥沼の男性とセックス
断れない性格と男性の本能である欲望を前に
従うしかないと言う
官能の枠を越
えた視線恐怖症の順子の生きざまを描いてます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-03 14:09:21
1354文字
会話率:2%
鞍馬山にその入り口があると言われている鬼国(きこく)。
そこに住むのは鬼人。
蒼乃(あおの)は夫・恭則(やすのり)と鞍馬山へとやってきた。
天狗・伯芳鬼(はくほうき)と逢う為に。
伯芳鬼と恭則は二人で蒼乃と交わる。
淫
らな一夜を過ごし、伯芳鬼は山へ、恭則は自宅のある名古屋へと戻って行くのだが、蒼乃だけは祇園のとある一軒の古びた家へと向かう。
そこにいたのは、蒼乃とまったく同じ顔を持つもう一人の蒼乃だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-30 23:12:51
62175文字
会話率:18%