このお話はムーンで連載している「紡ぐ糸が金色になる秘密」関連作品で、戦利品?シリーズに組み込まれるものです。
「紡ぐ糸が金色になる秘密」の中での大きな設定のネタバレとなる作品です。本編をこれから読む、読みだしたばかり、という皆様は読む際
にはご注意ください。
今まで発表したお話と雰囲気はかなり違います。
暗い笑えないお話になっていると思います。
どうぞキーワードをご確認ください。
連載を読まれていなくともお話内容は大体掴めるとは思います。
ですが連載を読んで頂かないと細々とした部分は分からないのではないかとも思います。
残酷表現のタグは子どもに対する虐待表現があるためです。
題名のピョートル・フィリポヴィチ・ツィオルコフスキーは「紡ぐ糸が金色になる秘密」に財相として登場します。
今回のお話の主役は彼のお母さん、アンナ、そして彼女のそばにいた幻獣、あるいは鵺と呼ばれる化け物です。
●昔々、白き雪の大国という国にアンナという美しい少女がいました。
少女は王への捧げものとして首都にある宮殿にやってきて、寵妃と呼ばれる存在になりました。
魔法使いだったアンナは、この宮殿に閉じ込められていた鵺を救い出し、友だちになります。
時が経ちました。
王朝が滅び、政権が交代しました。不思議な大きな醜い生き物にモコシという名前をつけてくれた少女は、もういません。
明るく楽しい気分になれるお話とはとても言えませんが、お話はお話です。
こんなお話なりに読んでくださった皆様に楽しんでいただけますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-10 15:24:42
14311文字
会話率:13%
戦利品?シリーズです。
二話か三話で終わる予定です。←すいません、もう少し長引きそうです。←本編十二話で(汗)終了しました(2016/05/26)←おまけ話をつけて完結しました(2016/05/31)
本当は戦利品シリーズにしても良いんです
が少しだけ「紡ぐ糸が金色になる秘密」の150話くらいまで読まれていない方にはネタバレとなる部分があるので「戦利品?シリーズ」で発表させていただきます。
白き雪の大国の財相と財相付き事務次官、財務の審議官の二十代くらいの思い出を財相が財相の部下の娘と語っております。
●白き雪の大国の財相付き事務次官の娘アーラは、お使いに出かけた帰り、露天の古本屋であるものを見つけました。それは父親やその周囲の人の過去の出来事に纏わるものでした。
偶然出会った父親の上司である財相から思いがけずアーラは、その品に纏わる父親たちの思い出を聞くことになったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 10:06:29
173731文字
会話率:32%
ムーンで連載している「紡ぐ糸が金色になる秘密」の番外編です。
「紡ぐ糸が金色になる秘密」を読まれていないと、お話の内容は分かりづらいと思います。
本当は連載の中に閑話として組みこもうと思ったのですが、長くなってしまったので単独で発表させてい
ただきます。←このお話自体の本編は完結しています。後日おまけをつけて完結予定です。←おまけ話も更新し、完結しました←もう一つおまけ小話追加しました(2015/12/14)
●ある時ある場所で少年は少女と出会いました。
少年は後に皇帝となり、少女は彼の妻になって皇后となりました。
皇帝を周囲の人々は助け支えました。
皇帝は無事に北方の広大な帝国を治めました。
そのせいで後々の世の学生たちは苦しむことになってしまったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-14 15:52:55
36894文字
会話率:22%
ムーンで連載している「紡ぐ糸が金色になる秘密」の第157話のその後話です。
財相の部下のお話は、基本的に「戦利品シリーズ」というシリーズに組み込んでいるんですが、今回は連載の157話だけでも読んでいただかないと話の流れも分からず、ネタバレも
含まれていますので戦利品?シリーズとして発表させていただきます。
157話で散々飲んで酔っ払いお開きになった後、あれだけご機嫌で酔っ払っていた財相付き事務次官オレグ・レオノフは、どのような感じだったか、というとりとめもないお話です。
そしてあの時残念ながら(?)財相に阻止されましたが、彼のご意見とはどんなものだったか。
それを聞きたくもないのに酔っ払いから妻のヘルガが聞かされます・・・そんなお話です。そんなお話な上に前後編です。
私の書いたものの中で今のところ一番いやらしい(笑)お話です。
そんなお話なんですが楽しんでいただけますと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 18:00:57
34239文字
会話率:27%
短編戦利品シリーズです。一話目に財相、法相、三人の事務次官登場しております。
一話目がなんだかオマケみたいな構成になってしまいました(汗)
●前政権で王妃だったエレナは、新政権の外相であるラクスマンに引き取られてから幸せに過ごしていました。
ですがここのところ外相は忙しくエレナに会いにくることができませんでした。その間にエレナの体調は悪くなっていきました・・・という感じなんですが最終的にはいつも通りの展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-07 22:55:30
48649文字
会話率:20%
短編「戦利品」シリーズです。ムーンで連載している「紡ぐ糸・・・」128話で、北方の人々は、どのような格好で眠るのか、ということに少し触れました。
そのことにもう少し深く突っ込んでみたのがこのお話です(笑)
特に連載読んでいなくても大丈夫です
。
身分や土地柄、そのお家の事情などによって、色々違うよね、と言うことを書きたかったんですが。
読んでくださった方に、楽しんでいただけますと嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-09 16:20:57
25739文字
会話率:28%