戦利品?シリーズです。
他の戦利品?シリーズに登場した人物なども出ていますので、そちらを読まれた方が分かりやすいかもしれません。
※ボーイズラブの警告タグは脇役で同性同士の恋愛が書かれているためです。こちらはさらりとしたもので、特に気にな
らないとも思われますが、念のため入れさせて頂きました。
●政権交代によって北方の大きな国白き雪の大国は変化していきました。
その変化は、花街にも及んでいました。花街に暮らす人々の生活も少しずつ改善されていたのです。
さて法務の審議官ダニイール・ガチンスキー審議官は、とても忙しい男でした。
忙しい彼は、花街の視察に関する国王陛下と宰相閣下の言い合いに巻き込まれてしまいましたが、ガチンスキー審議官の提言によって無事に宰相閣下の花街の視察は行われました。
宰相閣下の花街の視察が行われたその日、娼婦のリーリヤは一人の男性に出会いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 00:00:00
349819文字
会話率:29%
ムーンで連載している『紡ぐ糸が金色になる秘密』その関連作である「戦利品シリーズ」「戦利品?シリーズ」のどれに入れるか迷うお話をひとまずここに放り込んでいこうと思います。
とりあえず『紡ぐ糸が金色になる秘密』を読んでいないと多分分かりません。
更新は気まぐれ。端切れと言おうかこわれ煎餅と言おうか。
『紡ぐ糸が金色になる秘密』がそうであるように女性向けもBLもごちゃ混ぜです。
残酷な描写は今のところ保険です←一部、流血表現など出てくるようになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 00:00:00
516159文字
会話率:21%
本編完結しています(2018/08/16)
おまけ話も書き加えて完結しました(2018/08/17)
※残酷な描写のタグはお話の最初の方での登場人物の容姿や年齢などへの暴言やひどい扱いをされる描写があるためです。
⚫︎ムーンで連
載している『紡ぐ糸が金色になる秘密』の関連作品、戦利品?シリーズです。
『紡ぐ糸が・・・』を読まれていないと分からない部分もあるかもしれません。
一応大丈夫かな、とは思ってるんですが。
⚫︎北にある大きな国、白き雪の大国で、反乱軍が蜂起して、長い間続いていた王朝が倒れました。
政権交代直後でも花街は相変わらず賑わっています。
大通りには女を物色しながらそぞろ歩きする客たち、その客を誘惑しようとする娼婦たちで賑わっています。
ある下級の娼婦も、客を呼び込もうと頑張っていました。
彼女はここ数日、お客を取れない、つまりお茶を挽く日々が続いていて、見世の人たちから睨まれていたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 11:34:37
372988文字
会話率:22%
久々、戦利品?シリーズです。
ムーンで連載している「紡ぐ糸が金色になる秘密」に登場する治安維持隊隊長補佐と元大統領夫人の、題名通りの本当にちょっとしたある日のお話です。
※ 淡雪の国の元大統領夫人ガリーナことガーリャおばさんは、ある日街を
出て平原に狩りに出かけました。
獲物を追いかけているうちに思ったよりも遅くなってしまい、街に戻った時には日がとっぷり暮れていました。
おまけに治安維持隊によって交通制限が行われていて、家まで帰れません。
なんだか大掛かりな捕り物があるらしく、もうしばらく交通制限は続きそうです。
夜になって寒くなってきたし、お腹も空きました。馬も疲れてきたようです。
もう今から帰っても、一緒に暮らしている女の子たちは眠っている時間でしょう。
ガーリャおばさんは、どうしようかしら、と思いました。
本編終了しました。(2017/11/03)
後日短いおまけを付ける予定です。
読んでくださった皆様に楽しんでいただけますと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 12:00:00
65809文字
会話率:22%
ムーンで連載させていただいています『紡ぐ糸が金色になる秘密』関連作です。
上記の連載では初代皇帝がお話の中心となっていますが、今回このお話はその皇帝位十代目を継いだ女性レオカディアという女性が、旦那様になるエティエンヌという人と出会って結ば
れるまでのお話・・・の予定です。
こっそり初代宰相などが背景事情で少々絡まってきます。
初代宰相の事情を詳しく知りたい方は、『白き雪の大国で働く人のお話 法務の忙しいあの人と宰相に恋した娼婦のお話』第八話をご覧になるとわかりやすいかもしれません。
ちなみに主役二人は例によって例の如く三十代です。
こんなごちゃごちゃしたお話ですが、読んでくださった皆様に楽しんでいただけますと嬉しいです。
北方の帝国の頂点に立つ十代目の皇帝となったのは、氷の大魔法使いと称されていたレオカディアという女性でした。
彼女は自身の魔法の力で人々を脅迫し、次期皇帝と目されていた二人の男性から皇帝位を奪い去った悪女だ、と噂されていました。
政府の軍部に所属していたものの海上保安隊の小隊長補佐として港街から離れたことのないエティエンヌは、そんな女帝の絵姿さえ見たことはありませんでした。
そんな彼の前に、レオカディアから皇帝位を奪われたと噂の、レオカディアの弟ミハイルが現れたのです・・・。
書いて見たらなんだか陰謀の匂いとかしてきそうですが、シリーズ全般と同じく相変わらずの間の抜けたお話です。
どうぞお気楽に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 13:56:51
137817文字
会話率:24%
ムーンで連載している「紡ぐ糸が金色になる秘密」の第157話のその後話です。
財相の部下のお話は、基本的に「戦利品シリーズ」というシリーズに組み込んでいるんですが、今回は連載の157話だけでも読んでいただかないと話の流れも分からず、ネタバレも
含まれていますので戦利品?シリーズとして発表させていただきます。
157話で散々飲んで酔っ払いお開きになった後、あれだけご機嫌で酔っ払っていた財相付き事務次官オレグ・レオノフは、どのような感じだったか、というとりとめもないお話です。
そしてあの時残念ながら(?)財相に阻止されましたが、彼のご意見とはどんなものだったか。
それを聞きたくもないのに酔っ払いから妻のヘルガが聞かされます・・・そんなお話です。そんなお話な上に前後編です。
私の書いたものの中で今のところ一番いやらしい(笑)お話です。
そんなお話なんですが楽しんでいただけますと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 18:00:57
34239文字
会話率:27%