17歳の夏、両親は事故死した。
ある日事故の色々にSNSで相談に乗ってくれていたSETOという人物と会う事になった神崎美優(かんざきみゆう)。
待ち合わせ場所に行ってみるとSETOは昔馴染みの鈴志野壱弥(すずしのいちや)だった。
再会から始
まる、ヤンデレSM溺愛ストーリー。
エブリスタ様 アルファポリス様 でも同名義で先行更新しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:00:00
44629文字
会話率:54%
『掟』
この世界では掟があり、新たに生命が誕生した際に儀式を行い護り人を誕生させる。そして主の生涯に終止符を打つまで共に行動する事。
『護り人』
護り人とは簡単に言えば守護霊的な存在。歳を取っても見た目は変わらず。守護霊と言っても普通
に触れたりする事ができるのが一つ目の特徴、そして護り人には1つだけ人間には無い特殊能力を秘めてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 06:48:03
129775文字
会話率:80%
「……脱いじゃおっかな」
言うや否や月暈魄は、きょろきょろと周囲を見渡し、木の陰に隠れると、誰の目も届かないのを確認してスカートの下から手を入れた。
パンツに指を掛けると、ぬるま湯に漬かったかのような湿り気を感じ取り、思わず、うあぁ
、と唸り声を上げてしまった。
「びしょびしょで……脱げ……脱ぎ辛い……し!」
湿ったパンツは中々脱げず、仕方無くウエスト周りのゴムを中心に下に丸めるように、転がし下ろしていく。
立ったままでは脱ぎ辛かったのでその場に座り、更に転がすように膝まで下ろすと、ようやく足を通す穴周りに余裕が出来て、汚れないように靴を脱いでからパンツを脱ぎ取った。女児向けの薄い水色のパンツである。
「あー……すーすーする……気持ち良いかも……」
言って月暈魄は頬を赤らめた。パンツを脱いで気持ち良い、とか言う自分を客観視してしまったのである。
「……あー……」
一息吐いた。鼓動は脈打つように速くなっていた。
■本編は一応90話で区切りが付いております。
■アルファポリスにも登録しました。そちらは多少推敲してます。
https://twitter.com/pelopelonsan折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
891926文字
会話率:54%
俺様生徒会会計×不憫風紀委員がくっつくまでの紆余曲折話。
2024.4.16〜順次加筆修正中です。
【あらすじ】
一部の人間が超能力を持つ世界。能力者の子供を教育する藤ヶ丘学園に通う森塚彰人は、様々な事件に巻き込まれながらも、日々
を逞しく過ごしていた。
ある日、学園内に不審者が侵入したことから、能力者を狙う組織、ひいては己の過去と運命に向き合っていく──
全七章のうち、六章まで完結済み。現在最終章を連載中。
──惚れた男のために、己の全てを投げ打つ覚悟はあるか。
暴力描写多めのBLになります。読む際はご注意をお願いします。
メインCPのほか、派生CPや他CP、片思いなど、いろんな恋の形があります。
他サイトさまにも掲載中です。
各リンク集
▷ https://potofu.me/dvx87i9v
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 21:28:21
288154文字
会話率:43%
【2022年10月28日にeロマンスロイヤル様から書籍化されました】
【番外編も完結しました】
ここではない竜がいる国。
セシリア・ヒューズは、早くに母を亡くし、病弱な父とまだ幼い弟と共に暮らす子爵令嬢だ。気丈な彼女が家を切り盛りしてい
るが家は没落寸前で、遂に幼い頃からの婚約者に婚約破棄を申し渡されてしまう。
ある日、遠縁にあたるが冷徹な領主により、引退した竜騎士の身代わり婚約者としてセシリアが選ばれる。
実家への経済的援助と引き換えにされ、他の打つ手のないセシリアが、竜騎士の屋敷を訪れると、姿を表したのはボサボサの髪に、無精髭の大柄な男で!?
かつて国の英雄と呼ばれた竜騎士を相棒に持つほどの彼に刻まれた心の傷と理由をセシリアはやがて知っていくことになる。
愛を知らないと思っていた竜騎士が、愛を知っている子爵令嬢に、愛を誓う話。
※Rは後半です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 19:00:00
201365文字
会話率:47%
黒き砂塵舞う大熱砂――その広大無辺なる砂漠には人ならざる存在が住まうという。始まりの仔らの気配を感じながらその奥にある黒の聖地を目指す炎騎士マルク・フェルネス。一方で鍛冶師リュウレイと相棒リュウフォンもまた黒の聖地に向かった炎騎士を追いかけ
ながら元姫巫女候補アリステロア王女の行方を探っていた。
黒の聖地に眠る黒の王の目覚め、それは炎騎士を新たなる死闘へと誘う――。
これは遥かなる神代の昔に歴史の闇に埋もれた知られざる物語の一説である……。
――――――――――――――――――――――――――――
――それは歴史の狭間に消えた一人の騎士の物語。
王と姫巫女の物語が伝説なる少し前、そして王の意思を受け継ぎ神と敵することを選んだ始まりの帝が立つよりはるか先――。
歴史に刻まれぬ底知れぬ深い闇の底でうごめく者共がいた――炎王がうち滅ぼした始まりの仔ら、彼の者共の残党とその躯を啖らい原初の民人の娘と契りし人外の者ども。
始まりに在りし始まりの獣――閉ざされた原初への門を探し求め、始原への回帰を望む者共の怨念は地の底から染み出る漆黒とともに再び中原の大地に暗雲をもたらさん。
かくして始まりの怨念に狂った大いなる獣どもの王――五色の王は先の戦での傷をいやすために各地の聖地にその身を沈め、再び殺戮への衝動をその心中に封じつつ目覚めの時を待つ。
これはその命と引き換えに残された炎王の剣を振るい、始まりの怨念に挑んだものたちの物語である――。
――――――――――――――――――――――――――――
炎王リュウシンの戦いから五年後、大陸はいまだ深い混迷の中にあった。
あるものは絶望し、またあるものは己の野心を成し遂げるべく剣を手に取る。まさしく群雄割拠の中原に再び大いなる破滅の影が近づきつつあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 07:50:00
1604098文字
会話率:37%
先に投稿した短編小説【龍一と鈴子】に登場する人物による物語です。
昨日の来訪で体が痛む鈴子は、龍一の命令に答えることが出来ない体に鞭を打つ・・・。龍一はそんな鈴子の様子を見て・・・。
鈴子の気持ちを語る物語
最終更新:2024-03-25 16:49:00
10142文字
会話率:40%
里のお婆の占いを信じ「顔に稲妻形の傷のある武芸者」の子種を求め、ある宿場町へとやって来た巨乳忍法の使い手、お万(Hカップ)、千代(Gカップ)、百江(Fカップ)、十子(Bカップ)の4人。
予言通りの侍を見つけた女たちは子種を得るため、全
力の艶忍法で挑みかかるのだが…。
肉弾、相打つ性交勝負の果てに待つ結末とは!?
忍法もの風官能読み物でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 09:18:15
21021文字
会話率:34%
神谷竜之介、御子柴碧衣、音無緋色、神宮寺天音、千里一花―――以上僅かたったの5名が“悪夢”の生還者だ。
日本中を恐怖のドン底に叩き落とした原因不明の失踪事件…通称《悪夢病》はある日突然起きた。
悪夢(ソレ)自体はただの悪夢―――その筈だ
った。
何時しか悪夢を視た者の中に『声が聞こえた』や『呼ばれた気がした』等と言う者がいた。
初めは単なる偶然だ、嘘か悪戯だろうと思われていた。…無理もない、誰が信じると言うのか。
段々とその“声”は近付いて来ると言うのだ、近付く“何か”は必ず悪夢の中で己を待っている。
段々眠って居る時にしか視なかった“ソレ”が―――起きている時にも“視える”ようになり、悪夢で待つ“ソレ”が悪意と好奇の瞳で己の側まで近付くと……少しずつ、そう“少しずつ”己の身体の一部を奪っていくのだ。
『先ずは眼、だ。その眼があれば吾は現世(うつせ)を視ることが出来る…―――ああ、良く視えるぞ』
“何か”は悪夢の中で意図も容易く己の目玉を繰り抜いて“何か”の空洞…眼孔とも呼べる其処に埋め込むのだ。―――悪夢を視た“人間”の眼を。
ニタリ、と異形の化け物が嗤うと……現実の人間の眼孔からは夥しい血飛沫が飛び散り激痛にのた打つのは現実の悪夢の犠牲者。悪夢で繰り抜かれた通りに何か強い力で抉られた両目は耐え難い激痛と喪失感を悪夢を視た者に確実に与える。しかも対象不可能だ、“寝ない”選択肢を執ろうとしても無駄で異形に…悪夢に潜む怪異の化け物は摘出した“眼”を通して此方を捉える。
一度でも声を聞き存在を認識された人間は怪異の化け物からすれば“餌”でしかない。
眼の次は他の部位――それは鼻か耳か腕か―――はたまた内蔵の何れか。
…恐ろしい事に“怪異の化け物”は口だけは…喉だけは最後に取っておくのだ。
理由は単純明快。怯える声、怒号、命乞いの声…それ等恐怖に彩られた嬌声を聞きたいから。それだけの理由だ。
不思議と心臓を脳を取り出されても死ぬ事はない…ただ現実の身体にあるべき場所に臓器がないだけ。
その状態でも生命活動が維持されているのは殊更に怪異の化け物の有難迷惑な“慈悲”。
ソレが飽きた時点で悪夢を視た人間は存在毎怪異の化け物と場所を入れ換える。
当然現実に異形の化け物はいない、怪異の餌となった人間は失踪扱いとなり現世に顕現した化け物は現実世界での自由を得る―――永遠に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 00:00:00
11906文字
会話率:38%
正統派スパイ小説「ゾーイ・マリーン」第7作。
北京オリンピックの年。一帯一路構想など、経済的かつ軍事的強さを見せつけ始めた21世紀の主役、中国は将来的な台湾への侵攻を見据えてるとも危惧されていた。
更にITでも世界をリードし、それを軍事に転
用する可能性も秘めていた。
兵士なきAI兵器またはサイバーによる未来形の戦争を目論むともされる中国。
JEDI騎士の三人はアーサーCクラークのSF小説世界が現実となる前に手を打つことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:38:06
9505文字
会話率:71%
本好きで優等生なヴィオラ・クラインは卒業パーティーの会場を抜け出し、安息の地である図書室に来ていた。そこに学園の女子生徒の憧れの存在、アルフレッド・ハウザーが現れる。実は密かに交流のあったアルフレッドにずっと片思いしていたヴィオラ。今日で卒
業してしまうからと初恋に終止符を打つつもりだったのに、優しく接するアルフレッドへの想いを断ち切れない。
耐えられなくなったヴィオラは勢いに任せて告白、2年間の恋が砕け散ったと立ち去ろうとするけれど…
初恋を諦められない人見知りの女の子と、彼女のことが好きすぎて色々我慢出来なくなった先輩がひたすらイチャイチャしてるだけの話
短い話で完結まで書き終わったので毎日投稿します
アルファポリスでも掲載してます
1/21 後日談追加しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 21:04:00
35945文字
会話率:54%
第2王子に執着され、婚約パーティーで告白されてしまう主人公のステファン・・・彼のことを友達だと思っていたステファンは『裏切られた』と思ってしまう・・・打つ手がないと思った彼のとった行動とは?!
※には、R-18の内容が含まれます。
※14
話完結(旧タイトル:実家へ逃げ帰った男爵令息は、王弟殿下に溺愛される)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 00:07:49
15356文字
会話率:66%
タイトルまんまです。ちょっと昔の海が見える雪国の物語。父親がやらかして連座で捕まった幼女が刑罰として鞭打たれます。特に物語に発展があるわけでもなく幼女を拷問したいだけなので名前が出るのは鞭打たれる幼女一人です。
この作品はPixivにも掲
載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 18:00:00
25640文字
会話率:23%
【獣ノ病】
それは、発作的で激しい性欲を引き起こし、理性を蝕む謎の奇病。
神に貞操を誓った身でありながら【獣ノ病】に罹った聖女ミレーナは、狂おしい疼きに犯される夜に終止符を打つため、巡礼の旅に出た。
その豊満な肉体の奥に巣食った獣欲が
消えるときを願って、今日も街道を行く。
――ハズなのに!?
そんな旅の護衛に選ばれたのは、なんか経験豊富そうな冷血男!?
過去に傷を持つ男と、ムッツリ巨乳女がふたりきり!
そんな旅が円満に進むわけもなく……。
決して相容れぬ男女だったが、渋々ながらも行動を共にするうちに、ふたりの関係は徐々にエッチな雰囲気に変化していくのだった。
欲望と苦難、陰謀と真実、男と女が錯綜する冒険譚――
それではどうぞ、お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 07:00:00
81810文字
会話率:33%
私の名前は進藤茉莉花(しんどうまりか)。
容姿も平凡、成績も平凡、性格も平凡。
そんな平凡揃いの私には非凡なる兄貴がいる。
進藤桐人(しんどうきりと)。
180cmのスラリとした長身に、フランス人のハーフのように整った顔、波打つゴールドアッ
シュの髪型も完璧に似合っている。
私とはもちろん、血が繋がってなくて、私は海外で暮らしている両親の知人の子供であった。
しかし、私の本当の両親がすぐに病死した為に、今の両親が引き取ったのである。
私は…
兄の事が好きだった…
だけど、この気持ちはきっと墓場まで持って行かなくちゃならない。
それも分かっていた。
※R18シーンは中盤辺りから入って来ます。
最初はあまりありません。
ストーリー重視折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 16:55:15
3161文字
会話率:23%
【その後】をゆるっと更新中。
本編の殺伐とは真逆のゆったり日常系です。
ーーーーーー
『背中』に何を思い、それぞれの時が過ぎていく。
住む世界が違う二人が、少しずつ歩み寄るように思いを寄せて、手を取り合うまでの話。
就活中腰掛けストリッパ
ー × ヤクザの情夫
攻》突然の倒産で、失業(天引きされてたのに保険等々未加入で失業保険貰えず。)、アパートの大家に退去促され、早急に職と住居が必要。風俗求人誌拾って、就活しつつストリッパーになる。
受》流される人生。組の金の洗浄担当。組長の息子(若頭)の情夫扱い。一応腹違いの兄弟って事になってる。実際違うんだけど。もうどうでもいいって、今ココ。
暴力的な表現などあります。
本命カップリングになる前に不本意な別の関係がありします。
なんでもありの人向けでよろしくお願いします。
R18はタイトル後ろに ※ をつけます。
よろしくお願いします。
アルファポリスさんに公開してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 11:33:18
33849文字
会話率:18%
佐伯慧(K)と河野彩(A)の二人を登場人物とする短篇小説『禁齢』は、とある文学賞の一次選考を通過した。最終選考五作品にも残されたが、賞を受賞することはなかった。ただし翌々月の同じ雑誌への掲載が編集会議で決められた。理由のひとつは作品が齎す
かもしれない雑誌に対する経済効果だった。『禁齢』作者の実年齢は十三歳だったが、その内容には性的描写が多く含まれていた。その描写が一般読者の興味を惹きつけるのではないかと考慮されたためだった。初めて作者本人を目前にした文芸誌S編集の三田村貢は、影の薄い、小柄な、どちらかといえば大人しそうな印象の河野彩と『禁齢』内の彼女の分身=大胆なAとのギャップに戸惑いを覚えたが、ある瞬間垣間見せた彩の小悪魔的な妖しさと、また彼女の能力らしい速筆の才を認め、首を振りながらも己の疑問を胸の裡に仕舞うのだった。
実は河野彩はKのモデル=池沼明(五十三歳)のゴースト作者(オーサー)だった。池沼と彩の出会いは同じ時間の電車に揺られて毎日数駅をともにするという他人の関係から始まったが、後日公園内の迷路で偶然再会してからは恋人関係にまで発展した。池沼は物心付いてから作家を目指し、夢破れてもなおそれを諦めきれずに投稿を継続するような哀れな人物だったが、人生最後の賭けとして河野彩を自作のゴースト作者に選んのだった。また彩も己には不明な強い心の揺れに飲まれて彼のその嘆願を受け入れたのだった。
『禁齢』の掲載が決まると池沼は自分たちの二人の存在にとって最初の危険となりそうな編集者の三田村を味方につけようと、彼をモデルとしたMとAが肉体関係を持つ小説『水に溶ける嘘』を書き上げ、彩の手で直接三田村の許に原稿を届けさせた。それを読み終えた三田村に彩は池沼から用意されたある質問を打つけ、彼の脳裡から完全に疑問を払拭することに成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 07:56:34
84643文字
会話率:27%
「アンジェリカ=ウォールナッツ侯爵令嬢! 貴様とは今この時をもって婚約関係に終止符を打つこととする!」そう声高に叫ぶのは私の婚約者である第二王子殿下。彼がとある女生徒と只ならぬ関係であることは知っていた。けれど学生のうちの火遊びと気にしてい
なかった。なのに嫉妬から彼女に嫌がらせをしたという冤罪を掛けられたのだ。婚約破棄は受け入れる。
あとは家同士で話し合えば良いとその場を去ろうとしたら、問答無用で異世界に追放されてしまった。私が元の世界にいたままだと、意中の彼女が安心して暮らせないからって。そもそも嫉妬すらしていなかった相手に何もするつもりなんてないのだけれど……。
そんな私が異世界で素敵な旦那様に出会って幸せになるお話です。
※本編は完結済みですが小話を追加しました☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 14:17:11
57712文字
会話率:40%
何度も何度も繰り返す───
命を落とす度に舞い戻り同じことを繰り返す、どうして自分だけが・・・そう強く思っていた時に気づいたのだ。
繰り返すのは自分だけではない。
婚約者の兄もまたこの輪廻に翻弄される一人だった。
二人は手に手を取り合いこの
繰り返しに終止符を打つために逃亡する。
けれど、二人が結託してから歯車がどんどん狂いはじめて───・・・
!制裁・ざまぁはありません!
※ループなので死にまつわる話があります。苦手な方はご注意ください。
※男女共に子を成せる世界です。
※ご都合主義・緩い設定なところもありますので、苦手な方はご注意ください。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 00:00:00
72104文字
会話率:32%
声にならない声をあげ、下半身からはもはや何か判別できない汁を撒き散らしながら激しく痙攣する。
しかしもう慣れたのかオークは特に興味を示さず、アリスを掲げたまま森を歩きづける。
オークが一歩進むたびに、強烈な振動と衝撃が木のささくれた表
面を通じてアリスの子宮を打つ。
アリスは神人と呼ばれる特殊な身体を持つため、体が裂けこそしないが、だからこそ常人なら死に至るような苦痛の中でも耐えざるを得ない。
オークの歩調に合わせて豚のような悲鳴を上げるアリスは、涙と鼻水に塗れた口からただ許してください、許してくださいと弱者として慈悲をせがむしかできなかった。
そこにはもはやかつての強気な瞳も、人々の盾としての誇りも微塵も残っていない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 02:07:43
4739文字
会話率:3%