私の名前は進藤茉莉花(しんどうまりか)。
容姿も平凡、成績も平凡、性格も平凡。
そんな平凡揃いの私には非凡なる兄貴がいる。
進藤桐人(しんどうきりと)。
180cmのスラリとした長身に、フランス人のハーフのように整った顔、波打つゴールドアッ
シュの髪型も完璧に似合っている。
私とはもちろん、血が繋がってなくて、私は海外で暮らしている両親の知人の子供であった。
しかし、私の本当の両親がすぐに病死した為に、今の両親が引き取ったのである。
私は…
兄の事が好きだった…
だけど、この気持ちはきっと墓場まで持って行かなくちゃならない。
それも分かっていた。
※R18シーンは中盤辺りから入って来ます。
最初はあまりありません。
ストーリー重視折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 16:55:15
3161文字
会話率:23%
赤い髪の小さな生き物は、自分がナニモノか分からなかった。名前を呼んでくれる人が皆んないなくなった時に、その人達と一緒にいた場所に自分の名前を置いて来てしまったから。そうして独りぼっちで彷徨うある日、黒髪の青年に拾われる。赤い髪の小さな生き物
は青年に名前を付けられて弟となり、黒髪の青年は子犬みたいな弟の兄となる。/本編は「小説家になろう」に投稿しています。『いつかどこかであったかも知れない、ある兄弟のお話』のこぼれ話です。/色々気兼ねなく書いてみたかったので念の為のR18版です。大体触れ合ったりしているだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 15:00:00
10524文字
会話率:28%
――親の再婚・離婚で過去の一時期、義兄弟だった二人は偶然の再会を経て、互いの体を慰めるためのパートナーのようになっていた。寂しさを埋める為の厳しく、そして甘い行為を求めることが罪だなんて思っていなかった。
本当に自分の欲しているモノにも気付
かず、体を重ねた先にあったのは、ただ好きだと言うこと。
なのに、愛したい。愛されたい。その想いが強ければ強い程、行き着く先は闇でしかないなんて――。
ご大層な題が付いてますが、本文にあまり背徳感は漂っておりません。(多分)
悪しからず(;・∀・)
若干S気味な兄と、気付いてない微々たるMの弟の、甘々兄弟モノです。
苦手な方は回避をお願い致します<(_ _)>
※pixivに掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-30 13:25:19
47079文字
会話率:36%