「ごめん、美帆さん……美帆さんの中、あまりにも気持ちよすぎて、我慢できなかった……香奈ちゃんとはぜんぜん違う……僕、こんなの初めてだ……」
康平君、急に恥ずかしそうに言った。
なにかいたずらを見つけられた子どものように見えて、可愛かった。
康平君はまだ私の中に入ったまま、またぐったりと体重を預けて来た。
私の中の康平君は、初め私の中に入った時より、はっきりとした輪郭を失くしていた。
耳元で荒い息をしている。
その背中を抱き、頭を撫でた。
「ふふ、いいのよ、気にしないで、私は今日は大丈夫だと思うから。康平君、でも、もう気が済んだでしょ。早く着替えて帰って。これでもう今日のことは忘れましょ。私も忘れるから」
私が言うなり、康平君は顔を上げ、私の唇を求めてきた。
私、これが最後だと思い、その舌に応じたの。
でもその時になって、まだ私の足首が、康平君のたくましい腰の上で交差していることに気づいた。
舌を絡め合いながら康平君の腰がまたゆっくりと動き出した。
私の中で康平君のが再び硬く大きくなっていった。
初めての経験。
今までこんな人いなかった。
私の中で徐々に存在感を増していく康平君のもの。
「あんっ……どうしたの康平君……もう終わりにしよ」
「やっぱり嫌だ! 一回だけなんて嫌だ! 美帆さん体、素敵すぎる! 前よりもっと好きなってしまった!」
「だめよ! 康平君! もうやめましょ、約束よ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 20:10:55
8727文字
会話率:20%
「あんっ……」
莉奈が振り向く。
「早く……いれて……今日は付けなくてもいいよ……」
うるんだ目で訴える。
俺は一瞬躊躇したが、尻を鷲掴みしたま、腰を押し出した。
ぬめりと、入り口の柔らかさはもう充分だった。
俺のものが、ずぶり、と莉奈の細
い体に埋め込まれた。
「はんんっ!」
莉奈の背中がしなる。
ドアに突いた手の位置より頭が下がり、腰が上がる。
まるで猫が床に手をついて伸びをしているようだ。
俺はその小動物めがけて腰をぶつけた。
狭い莉奈の中で、先端が莉奈の背中側を擦るのがわかる。
莉奈が微妙な腰を突き出す動きをする。
「はあっ……いいっ……」
肉が薄いせいか、ぱんっ、ぱんっ、と肉を叩くような音はしない。
その代わりに俺の陰嚢が莉奈の股間を打つ、ぴたっ、ぴたっ、という音が鳴る。
莉奈が手を股間に寄こした。
結合部分に触れた。
俺のものを、人差し指と中指で挟む。
「すっごい……こんなに濡れてる……あなたのが出たり入ったりするの、わかる」
莉奈の指が俺の股間に当たる。
しばらくその指は俺の輪郭をなぞっていた。
不意に、指が結合部から離れ、俺の陰嚢を触れた。
手のひらで包まれた。
やんわりと揉まれた。
俺が莉奈に教え込んだやり方だ。
俺がイクまで続けさせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 18:58:04
4612文字
会話率:19%
「あっ、いや……」と彼女の口から初めて言葉らしい声が発せられた。
膨れた亀頭を埋め込んだまま、入り口の浅い部分を何度も擦る。
私はここで初めて彼女にキスをした。
彼女が口を開け、私の舌を迎え、動く。
数秒経った時だった。
彼女は突然唇を離し
「誰?」と鋭く声を上げた。
目と目が合う。
私が誰か、わかったのだろう。
手の平で、私を遠ざけるように胸を押す。
やはり、キスだけでも、自分の夫との違いを判別できるのだろう。
私はすかさず彼女に入っていない残りの部分を突き入れた。
「はうんっ!」
悩ましい声とともに彼女の背中が仰け反る。
細い腰を両手で掴むと、その固定した部分を狙うように腰を前後に揺すった。
「いやっ! やめてっ!」
私を押し戻そうとするが、私は構わず抽送を続けた。
彼女の奥深くを突く。
中は、女の盛りを誇示するように、熱く、よく濡れ、こなれ、私のものによく絡みついた。
これは、いい……。
久し振りの違う女の中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 20:10:27
4434文字
会話率:6%
『注)タイトル通りBL表記有り有りの有り!』
「男同士だっていいじゃない!愛し合っているならそれだけでいいじゃない!」
不本意な結婚を決意した貴族令嬢のアイリスは異性の親友、ブレンドンとロイドに向かって叫んだ。
そう彼等は互いに思い合っ
ているが男同士ということもあり、今まで一歩踏み出せなかったのだ。
アイリスもまた、三人の関係を壊したくなくてこれまで二人の背中を押せなかった。
ところが、ブレンドンもロイドも互いを愛しているが、アイリスのこともまた愛していると言い出して……?
逆ハー?いや、平等。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 22:43:13
14856文字
会話率:47%
退屈な日常に、生きる意味すら失いかけていた俺の前に現れた一匹の捨て猫。
吸い込まれてしまうような不思議な魅力に取り憑かれた俺は、その捨て猫を家へ持ち帰った。
かなり懐かれてしまったが、変な気疲れから急に眠くなった俺は布団へ体を沈める。
目が
覚めるとそこには、雪のように滑らかで白い肌と、艶やかな銀髪を光に照らす美少女がいた。
さらに印象的だったのは頭の上についた猫耳と、背中から生えるふさふさの尻尾。
彼女は俺が拾った猫なのだと言う。
半信半疑ながらも俺は、彼女に絆されていくうちに忠誠の誓いとやらを立てることに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 18:00:00
11963文字
会話率:42%
会社の同僚である神崎直人と眞城慧は、ある日飲んだ勢いでセックスをした。しかし二人の関係に明確な名前がつくこともなく一ヶ月が経とうとしていた。クリスマスイブの夜、眞城に連れられてゲイバーのクリスマスパーティに来た神崎は、バーのママのあるひと言
に背中を押されて二人の関係を一歩進めようと決意する。
生真面目なノンケ攻×生意気受のクリスマスイブの夜から翌朝の一コマ。R18。
※『ツナマヨおにぎり百二十四円』の攻・神崎視点での続編です
※前作を読まなくても問題ない(はず)です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 17:00:00
5260文字
会話率:43%
若い竜騎士ダイスはブリスの森の向こうに解体屋のザムエルを運ぶ任務についた。
*
特別なことがないのに、なぜかザムエルのことが気になるダイス。
人当たりはいいのに、噂話しか詳しいことが伝わってこないザムエル。
好奇心旺盛の成獣になったばかりの
飛竜のエミュ。
*
不定期更新
*
なんでも許容できる方向け
*
他のサイトにも投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 22:05:13
20784文字
会話率:30%
音がなくなってしまった路上でレイは良二の舌をむさぼった。体の芯はすでに熱い。ペニスを服の外に出そうとした時に良二が何か言ったけれどその声もまったく聞こえなかった。良二の若く精悍な顔が困ったようにレイを見下ろす。何か言いかけた良二の唇にレイは
唇を押し当てた。そのままディープキス。キスをしながら自分のベルトを外して黒いGUCCIのズボンを足元まで落とす。それからまたディープキス。背中が街灯の柱に押しつけられる。片足を高く抱き抱えられる。良二の肩の向こうにはマフィアの部下たちの青ざめた顔。通行人は目を逸らして足を速める。でもレイは他人のことはどうでもよかった。音が消え去った世界にいるのは良二と自分の二人だけ。だから今だけは、裏切りも嘘も存在しない⋯⋯。(香港編より)pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 22:11:11
9209文字
会話率:40%
久しぶりにベッドを共にした恋人の背中に、キスマークを見付けた。
幼稚園から好きで、中学で告白して、大学からルームシェアして、アラサーのこの歳までずっと一緒にいたのに?
……という冒頭ですが、軽く読める話を目指してみました!
本編全三話
、おまけの一話で完結予定です。
よろしくお付き合いください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 21:00:00
20990文字
会話率:30%
背中に観音様の春画ふうな刺青のあるヤクザが抱かれる話。 受け攻めどっちもアラフォー。男前おっさん×平凡ぎみのセクシー系おっさん。受けは長いこと別の登場人物に飼われてた設定です。
前後編。
攻め視点の一人称で、ラストは多少純愛っぽい。ハピエン
風味です。
流血など、痛い描写が少々ありますのでご注意ください。
昭和のエロ小説っぽいのを目指しました。
◇
第二章追加します。前後編予定。
◇
『喪服の男』
ヤクザの若頭・鶴谷は、死んだ組長の愛人だった男・桜田の身柄を譲り受けることになった。その身体には見事な刺青があるという。
『けだもののうた』
元の飼い主である組長の復讐を遂げた桜田は、鶴谷のためだけに生きようとする。しかし、嫉妬を抑えることができない鶴谷の想いはすれ違い……。
ピアッシング描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 22:08:21
16435文字
会話率:40%
ゾイは魔王を倒すために作られた最強パーティーの一員だ。
しかし、彼はただの荷物持ち。
おまけに、仲間の少女達からは酷い性的虐待を受けていた。
その理由はただ一つ。
ゾイが弱く、何の役にも立たないからだ。
そうしてある時、決定的事件が起き
た。
ゾイは暗く深い落とし穴の底に、置き去りにされてしまったのだ。
「なんで……僕達は仲間なのに……僕が落とし穴に落ちたのだって、みんなを助けたからなのに……」
「はぁ? 別に助けてなんて言ってないし! っていうか、あんたが背中を押したせいで、足擦りむいたんですけど~!」
「あははは! ゾイ、穴の中に居るのだぜ! 助けるのも面倒だし、役立たずだからおいていくのだぜ!」
「え、えっとゾイくん……その、ごめんね!」
その瞬間、ゾイは気がついた。
仲間だと思っていたのは自分だけだったのだと。
「…………」
穴で過ごす、肉体すら腐り落ちる悠久の時間。
ゾイは自分の本当の気持ちに気がつく。
「あいつらはクソだ……許さない、殺してやる。僕と同じ目に……いや、僕がうけた以上の苦しみを与えてやる」
これは、かつて世界を救った三人の少女。
そんな彼女達を犯し、世界を喰らう……一人のゾンビの物語。
※カクヨム様にてR15版掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 20:46:53
211081文字
会話率:28%
数日間の山登り&釣り行脚に行くはずだった大和幸治《やまとこうじ》。
駅のホームで電車を待っていると、後ろから誰かに押されて死んでしまった。
…死んでしまったが、どうやら背中を押したのは女神だったらしい。
…しかも、人違いで押したのだとか。
生き返らせることは出来ないと、魔法ありの世界に転移させられた。
果たして、この世界でやっていけるのか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 17:00:00
77199文字
会話率:42%
高校二年生で翔太は初めて彼女ができた。背中まで伸ばした、艶やかな黒髪。切れ長の眉に、涼しげな瞳。
筋の通った鼻と瑞々しい唇。学年一の才女である紅音は、愛すべき大切な女性だった。このまま関係が続けば、いずれ結婚なんてこともあるかもしれない。そ
んなことを考える程度には、翔太は浮かれていた。二人の未来は輝いていた。……ある一点を除いて。紅音には異性の幼馴染––流也がいた。紅音と流也の仲は非常に良好だった。それこそ、歪といえるほどに……。
アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 16:29:15
6372文字
会話率:20%
目が覚め気付いた時には、全裸で端正な顔立ちの男にアソコを舐められていた。夢? かと思いたいけど……痺れる気持ち良さの感覚は本物だった。
背中から回される大きな手はコンプレックスでもある私の巨乳を揉みしだき、手には男の猛々しい肉棒を握らされ、
足には別の男が指先をしゃぶっている。
四人の男達に私の身体全身を弄られていた。
ーーこの行為はいつまで続くの?
ずっとイきっぱなしで、蕩けた頭では何も考えられない。
何故こんな事になってるの……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 19:00:34
41557文字
会話率:50%
江戸時代なら大年増呼ばわりされる歳になった独身の編集者・百合子は、身もこころも燃焼し切れていないのではないかと感じている。人と人との関わりの機微がわからないわけではない。
東京・銀座で母が経営するスナックの客・吉田に案内を依頼した八ヶ岳
の横岳山頂で、百合子はふと開眼する。吉田は百合子よりも30歳も年上だった。離婚しており小さな貿易会社を経営していた。
スイス・アルプスの麓、ハイジが出てきそうな高山植物の花があふれた小さな村のホテルで、百合子は吉田を待った。
スイス・レマン湖に映る「世代差秘恋」物語。
●『レマン湖永久(とわ)に』は、文字制限70,000字を超えますので、(上)、(中)および(下)に分けて掲載します。
レマン湖永久に 目 次
レマン湖永久に(上)
第1章 出会い
ハイジの国スイス・アルプス
お触りでイエロー・カード
男女の向こう
スナック「甲斐」
新聞記事のような電子メール
第2章 面影橋
機動隊に叩かれて
お兄ちゃんに「おむすび」
お兄ちゃんの逮捕
ある魂 胆
半日も探したネクタイ
街路灯の死角
第3章 赤い糸
ハクサンイチゲ
二階のお兄ちゃん
罪が消えない時効
ボイコットした卒業式
若い人みたい
レマン湖永久に(中)
第4章 八ヶ岳
亀甲池と双子池
野外手作りディナー
田舎育ち、東京育ち
衝撃的な開眼
江戸時代なら大年増
お芝居?の台本
第5章 スイス
氷河期の村、ラウターブルンネン
清楚なスイスのホテル
とうとう来ちゃった
夕日のアイガー北壁
静寂のベール
快楽に浮遊
グッモーニン・トゥーユー
神秘のブルー
背中に正座
映画007の舞台シルトホルン
レマン湖永久に(下)
第6章 東中野
後朝の文
静かな棲息
出張
第7章 胸騒ぎ
フランスへ
最後のディナー
ローザンヌ
レマン湖ふたたび折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 15:00:00
45332文字
会話率:40%
新発売の某ボディソープを買いました。カワイ子ちゃんタレントの写真が貼ってあったからです。
ところがです!
このボディソープ、使えねえ、と思いました。
手や顔用のソープなら、泡状で出てくるのもいいのですが、ボディ用としては、どうなのよ。
体中
泡だらけにするには、いったい何プッシュすればいいんだよ、っていうくらい幾度もプッシュしまくらなければならず、ボディタオルを使うとかえって泡立たなくなる始末。
説明書きには手で洗えって書いてあるけど、背中はどうすんのよ。
使い方間違ってんのかな。教えてくれよ、かんなちゃん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 00:00:00
2670文字
会話率:49%
メイフォン王国の伯爵令嬢である美しい容姿を持つルディーナ・ハイセルは、王族や上級貴族たちから求婚が殺到していたが、それを他の貴族令嬢たちに妬まれ、雇われた破落戸に襲われ背中に消えない傷をつけられ『傷物令嬢』となってしまう。傷物になったルディ
ーナを望むものは居なくなってしまい、手当たり次第に釣書を送り嫁入り先を探すルディーナに、『怪物伯』と噂されるクロヴィス辺境伯より求婚の打診がきて!?※追放された悪役令嬢の愛人計画~どうやら失敗したようです~のスピンオフ作品となっております。単体でもお読みいただける内容です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 11:52:23
4185文字
会話率:41%
疲れを癒すため、山奥の小さな旅館に泊まりにきた僕、久間拓海(くまたくみ)。部屋の中のヒノキ風呂で見つけた「美人女将のお背中流しますサービス」を利用してみることにする。すると、風呂に来たのは美人というよりは美少女の女将、由綺奈(ゆきな)。僕は
、欲望を抑えきれず、由綺奈ちゃんにパ○ズリをしてもらい……そして……初めての……セ○○スを……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 15:22:41
7445文字
会話率:53%
いつも成績優秀な姉の背中を見て育った妹。姉の姿は誇らしく、目指すべき目標であった。
しかし、いつまでたっても比較対照としか認識されない自分に嫌悪し、その感情は徐々に嫉妬へと変化していく。
中2の夏。部活終わりに一緒に連れていかれた診療所で私
は姉の隠された秘密を知る事に………。
診療所から始まる姉の羞恥調教物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 00:00:00
71232文字
会話率:34%
ープロローグー
ー戦争は、たった1人の快盗おとこに奪ぬすまれた。ー
そこは、戦争で勝つことこそが平和だと謳われていた世界。
故に、敗戦した国に笑顔さちはない。
勝利国は敗戦国から全てを問答無用で奪える権利があるからだ。勝てば得るも
のはとても大きい、が、負けときのリスクは大きすぎるものだった。
土地や金品はもちろんの事、国民はおろか、国そのものがなくなる時でさえあるのだ。今まで掲げていた国旗が炎に包まれる姿をみて誰もが涙した悲劇があったとさえ報告されている。
「負けた国には、夢も希望も、未来さえなくなるなんて、いつからこんな世界になったのかしらね」
真っ白い部屋の中。過去の事例の記載された書類に目を通しながらソフィアが呟く。その緩くふわっと柔らかい青がかった藤色の髪を風に泳がせながら窓の外から、吸い込まれそうな快晴の空をどこか切なそうに眺めていた。
「そんなの、世界あの、アルガンドラとかいうとんでもない力が見つかった時からに決まってるじゃない。人は、国はどういうわけか力を求める生き物よ。あんなものがなければこんな世界にはなってなかったと思うわ。」と言いながら車のキーのようなものをソフィアに投げた。
真っ白く何も特別物は何もない部屋。出かけるのか、ノエルが入り口の扉を開くと、柔らかな花の香りが鼻腔をくすぐった。シンプルで余計なものはなく、テーブルも時計もソファーさえも真っ白なその部屋からは、どことなく上品で、女性二人しかいないせいか、華やかすら感じられる。
「あたしはあんまり戦争経験ないからわからないけど、でも今回の事件、もしかすると、もしかするかもよ?」
長くしなやかな青銀の髪をサーッとはらうとノエルがそんな意味深めいたことを言った。
「だと、…いいんだけど」
ソフィアは浮かない顔であった。ノエルが何を言おうとしたのかわかったようで、小さく頷く。ノエルは勢いよくソフィアの背中を思いっきり叩いて励ますとニッコリとハニカンだ。そして2人は、
「さぁ!、あたし達はあたし達の正義を貫きましょう!やれることは全部やって、後悔しないように、ね!」
ノエルが言うと、ソフィアもやっと笑顔になった。そして2人は正義の為、今日も行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 10:20:40
59541文字
会話率:43%
団長は機嫌が悪かった。
訓練で昂った熱も発散できないまま。
副団長のドナードはそんな団長の背中に手を振って見送る……。
無理矢理表現あります。ご注意ください。ゆくゆくは愛あります。
団長(年上)× 文官(年下)
2021/08/06
書き換えや書き足しを少ししました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 22:32:19
6392文字
会話率:16%
真夏のある日、ゴミ捨て場に天使のように美しい男が堕ちていた。
一日ベッドを貸したら礼をしたいとしつこいので冗談で言ったのに付き合うことになってしまった……!
男は歓楽街のトップスター。女、酒、パチンコ。クズでカスなのに顔の造形は世界一。女癖
が悪いのに好奇心旺盛で快楽主義、男と致すのも抵抗がない。そんな男に惚れても報われないってわかってるのに好きになるのが止まらない!明日の俺はどっち……!?
No. 1ホストとバーテンダーのリバップルの話です。
なんでも許せる方向け。
何も考えずに読んでください。
ホストと浮気行為、モブ女性の性行為匂わせがあります。おしりはしっかり洗う派です。
初めてふつうの人間のBLを書きました。よろしくお願いします。
なんとなくなプロフィール
バーテンダー 藤崎 優(26)
黒髪センター分け/身長176~178cm(健康診断の度に身長が違う)
メンヘラホイホイ
ゲイ寄りのバイ
大学生の時に付き合っていた先輩にこっぴどい振られ方をして以降、本気で恋をするのはやめていた
ホストのアオトのことは看板の顔と客から話を聞いていたぐらいの認識
ホスト 碧宮 傑(芸名:アオト)(26)
クォーター/金髪で榛色の瞳/180cm
背中に翼のタトゥーがある
パチンカス、ヤリチン、アル中気味、自分の家は物置
優と出会ってからいろいろ改善されつつある
初恋童貞
実験的にfujossyに投稿しています。また、なろうでの連載終了後にpixivに投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 04:00:00
58058文字
会話率:50%