部屋でいつも通り、オナニーをしていた俺は、イク寸前に別の世界へと転移させられた。
自室ではないその部屋は、無駄に豪華で無駄に広くて無駄にきらびやかだった。
俺の目の前には大きな胸を惜しげもなく丸出しにしている女が5人、座っていた。その端には
剣を腰に帯刀している、これまた露出の多い騎士服のようなものを着た女が立っていた。
俺はイク寸前だったので機嫌が悪い。そんな俺に5人の女達はなんの説明もなく、ただ出ていけと言い放つ。俺は言われた通りに部屋を出ていく。いや、建物自体から。
俺は、5人の女共に馬鹿にされた。それが許せない。幸いにも、この世界は貞操観念が逆転してる世界らしく、俺が変態なのは特別な事で、俺の「女」になる奴らばっかり。しかも、5人に仕えていたはずの騎士服の女も俺に付いてきた。
俺はこの世界で、あらゆる女共を仲間(どれい)にし、俺を馬鹿にしたあいつらを、あの王国をぶっ壊してやる!!
※1話の冒頭に、腹が立つ内容が書かれています。イライラしてしまうかもしれませんが、その後は再び5人の元に行くまで男を馬鹿にする女はいないので、心安らかに読むことができると思います。1話の冒頭だけ我慢してください……!すみません……!
この作品はレイプの割合がかなり高いです。日々のイライラ、疲れ、女に対する怒りをこの作品を読んで発散してください!(基本中出しなのでご安心を♪)
※毎話必ずエッチシーン有ります! 展開により、少し本文が長くなってしまうかもしれません……! ご承知ください……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 00:20:50
16511文字
会話率:62%
フィオラ・ケリーは伯爵家の娘。ケリー家は、代々王家からスパイ活動を任されている家柄だ。
婚約が決まってからというもの、婚約者のヴァレウス・フォーサイス公爵は驚くほど優しかった。しかし、それはフィオラにとってすべてがうさんくさい演技に見え
た。
何か裏があるに違いない。フィオラは警戒しながらも大きな事件に巻き込まれていく。
※全5話です。
※小説家になろうで、「うさんくさい旦那様と空気になりたい妻の攻防」というタイトルで公開している小説を、R18に書き直したものです。後半から思いっきり加筆して、話も変わってるので、タイトル変更しています。→なろう版は、ムーン版の1話とほとんど同じ内容の短編です。
※R18初挑戦です。難しい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 21:00:00
16998文字
会話率:51%
ここはかつての大国、セントローズ王国の城下町。
その中央広場には、既に千を優に超えるほどの観衆が集まっておりました。彼らの視線の先にあるのは、罪人を晒すための処刑台。ただ、今回の処刑方法は、”命”を奪うモノではありません。
処刑台
に向かって全裸で歩かされているのは、この国唯一の王女”マリア・セントローズ”。18歳の誕生日を迎えたばかりの彼女は、”王国の黄金”とも呼称される、周辺国にも名の知れた絶世の美女……。艶やかな金髪と眩いばかりの美貌、王女にしておくには勿体ないほど大きな乳房と尻肉、王族のしきたりで無毛が当然とされる穢れなき女性器……。
さぁ、男好きのする美貌や肉体を持ちながら、未だに男を知らないマリアは、今からその処女を無残にも散らせるコトになるでしょう……。それこそが、帝国の処刑の流儀、”男には死を、女には辱めを”……なのですから。
これから、処刑台で淫らな有様を晒すコトとなる可哀そうなマリアに、帝国流の残酷かつ屈辱的な処刑が執行されてしまいます。
公開排泄で尊厳を砕かれ、大衆を目の前にしての両穴の処女喪失では大切な●●すらも……。
……これは、そんな王女が受けた、命ではないナニカを奪うための、公開処刑の記録。
※収録内容➡公開排泄(放尿・浣腸液噴出)、処女喪失(おま〇こ・アナル)※王女様の淫らな演説付折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:01:13
21812文字
会話率:41%
俳優・モデル(25)×マネージャー(30)(2022年4月執筆)
中藤蒼士(なかとうあおし)はモデルで俳優の三瀬暖(さんぜはる)のマネージャーとして仕事をしている。
蒼士が暖をスカウトしたことで出会った二人は、出会ったときから互いに惹かれあ
っていることを感じながらも、マネージャーと俳優という立場から、お互いの距離を保ってきた。
モデルや映像の仕事より、舞台俳優を志している暖に大きな舞台の仕事が入る。
そのことをきっかけに、それまで暖が青しのために望まない仕事に耐えてきたことがわかり、蒼士はこの仕事を最後に暖から離れようと決意するが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 19:10:00
42393文字
会話率:26%
【累計15000PV感謝!】【ユニーク5000人感謝!】
女英傑アミナは、歴戦の勇士である。
並ぶものなしとうたわれる剣の腕をもつ彼女であったが、ひとつの大きな苦悩を抱えていた。英傑という環境に置かれたばかりに、己の情欲を持て余しすぎて
いるのである。
悶々とした日々の中、ある日大きな戦乱が起こる。凶刃によって命を落とす彼女であったが、ひとたび目を覚ませば、そこに広がるは「大娼村エルフェクス」。そこで出会うは、美熟女エルフのママ・ミルニューズ。熟れた肉体を目の前に、今までに感じたことのない迸る劣情を昂らせるアミナであったが、彼女の股間には膨らみが。
“ふたなり”である。
そう、ここは生前募らせたあらゆる性欲を解放させる、ある意味でエルフの隠れ里ともいえる美女と美少年しか存在しない悠久の村であった。
美女、美熟女、美少年。
ふたなり転化も自由自在。
貴女の欲の、全てを包む。
大娼村エルフェクスへ、ようこそ!
◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆
覗いていただき、ありがとうございます。
筆者の癖をひたすらにぶちまけるだけの小説になりますが、ブクマ、ご感想などいただけると励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 08:00:00
80306文字
会話率:49%
――愛が憎しみに変わったのはいつだったろう。
鬼の首領、王暁《ワンシャオ》は、幼馴染であり、かつて愛を誓った末に裏切られて離別した鄭貫明《テイグァンミン》と戦場で対峙して敗れた後、何者かが放った弓矢によって命を落とした――筈だった。
しかし
目が覚めると、後に王暁が鬼と化したきっかけとなる、とある事件が起きる少し前の過去に何故か戻っていた。
「暁暁?」
優しく愛称で名前を呼ぶ鄭貫明に、王暁は、――裏切られた結果になった過去を思い出して、最初は戸惑いと大きな怒りの感情を抱き、どうせならと、鄭貫明のことを散々利用してやるつもりで接するが、何やら王暁の経験した過去と、微妙にではあるものの状況が違っていることに気づく。
その上、やり直す過去の中で再度俯瞰して事実を見つめ直してみると、鄭貫明がまだ年若い少年でしかなく、言葉足らずの不器用な真面目堅物ゆえに、ただひたすらにから回ってしまっていただけであるということに思い至ってしまう。
――過去を変えられるかもしれない。いや、変えてみせる。
父や同郷の友、優しい姉。無念の内に亡くなっていった皆が生き残り、幸せになれる世界を目指し、王暁は決意を新たに若き日をやり直すことを決める。
※R18禁です。エロシーンには★が入ります。
※中華風異世界のオメガバースBLです。
※魔法は存在しませんが、内功という気の力で傷を治したりふっ飛ばしたりすることができます。
※ 乾元《アルファ》 、坤澤《オメガ》、中庸《ベータ》と作中では表記しています。
※過去編(やり直し前)はシリアスですが、本編にあたるやり直し後については大団円のハッピーエンドです。
※イラストは、ユタリ様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:16:19
62691文字
会話率:25%
いつも通りのハイキングコース。
けれど霧が立ち込めて雨に降られてしまう。
急いで下山するも道に迷った彼女。
雨にうたれて体温が下がってまずいと思った時洋館が見えてきて助けを請う彼女だった。
洋館の主である「お館様」は快く迎え入れてくれたが雨
が止むまで時間があるから、
館の「マナー教室」に参加してほしいと言う。
「マナー教室」の意味も考える事無く参加した彼女は「姫」としての役割を負わされ、
苦しい生活が始まるのだった。
煌びやかなドレスを纏い皆が憧れる「お姫様生活」が始まると思いきやそれは見た目だけ。
その実態は涙を流し苦痛に耐えながら「姫」と言う役割を熟す生活だった。
「姫」にされてしまった彼女の地獄のような生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:00:00
165545文字
会話率:9%
ここから逃げ出してしまいたいと思った。消えたいとも思った。
そうして包まれた光の中、目を覚ました私は、見たこともない、真っ白な世界にいた。
“天女”として召喚されたらしい私。まだ何も知らないこの世界で一体どんな未来が待ち受けているのか、何
一つ分からない私に差し出された手は、果たして善なのか、悪なのか。それは本当に、愛なのか。
【注意】触手、小スカ、他精神的描写表現が含まれます。
舞台は魔法とかドラゴンとか天使とかいる独自ファンタジー世界ですが主人公の戦闘シーンはほぼ無いです。守られ愛されながら男達の血みどろの奪い合いに翻弄されてください。
基本的に常時愛されヒロインで四方から愛を擦り付けられてる感じで、人間から虐げられる、所謂陰湿ないじめとかざまぁ系の展開はまず無いです。なので森羅万象から愛されることはお約束します(笑)基本メインヒーローがはっきり決まってない逆ハー展開になってます。現実逃避系の乙女ゲームみたいな感じで楽しんでもらえたらなと。大きなストーリー展開よりも各キャラの心理描写、関係性や心情の変化等といったものを中心に、キャラの心の変化に沿わせてストーリーが進む感じです。(どんな)
ここだけの話、作者が己の為に作った現実逃避の為の世界であり物語なので、同じような場所を求める方に刺さってくれたらなと思いながら書いております。
もとより名前変更系として書いているものです。
なろう投稿初心者なのでお手柔らかにお願いいたします。
※こちらの小説はpixiv、dream-novelにて、すおう又は蘇枋の名前で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 22:00:00
385668文字
会話率:34%
教師の立波健三は放課後、見回りをしていると柔道室で1人練習をしている少女、柏木胡桃の姿を発見する。
柔道部のエースで女子達から王子様と呼ばれる彼女。
そんな彼女にはある秘密があった。
立波は偶然にもその秘密を知ってしまう。
そこから2人の関
係は変化を始める。
コンプレックス純愛ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 17:17:03
41586文字
会話率:37%
【2023/3/28完結済み 全125話(番外編2話含む)】
人型兵器のパイロット、ウィリアムが出会った新型。Fmn-01──勿忘草(Forget-me-not)と名付けられたそれは、大事な双子の兄スチュアートと共にいる時間と引き換えにして
も手に入れたいと思えるほどに──。ウィリアムと人型兵器専用OSのAI「ピュア」。スチュアートと「ピュア」の開発者ロバート。片や人間とAI、片や男同士。二組のカップルの行方や如何に。
「人型兵器」と呼ばれる大型兵器を使用した世界規模の大きな戦争から何百年か経った世界で、人型兵器に乗って戦う青年とその双子の兄、そして自我を持つ兵器専用OSとその開発者をメインに進む話です。掌編か短編の連作でひとつの大きな流れを作る形の連載になります。一話ごとに双子どちらかの目線で話は進みます。交互ではありませんが、ウィリアムとスチュアート以外からの視点の話は本編にはないです(番外である「M37-5」「M103-5」のみロバート視点)
最後に設定資料があります。興味のある方はどうぞ。
R18にしたのは、行為そのものの描写はないにせよ事後・事前描写(男同士含む)や性的な単語、スプラッタ的情景を想起させる表現があるためです。
どなたかの琴線に触れてくれれば幸いです。
──「ワールドエンドリターンズ」。今までの世界を殺して、新たな世界に帰還する。それは、あくまで個人のちっぽけな世界に過ぎないけれど──
☆「pixiv」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 03:30:50
207322文字
会話率:52%
30歳を迎えた日、中山祐樹は唐突に超能力に目覚めた。
それはおよそ全ての望みを実現できるくらいの強力な超能力だった。中山は欲望のままその力を使い、世界中のありとあらゆる美女・美少女を抱きまくった。
3年間、あらゆる女を喰いまくった中山はいつ
しか飽き始めていた。だが中山の本能はより大きな興奮を求めていた。
どうすればより大きな興奮を得られるか考えた中山は、過去に戻る事にした。
かつて憧れながら、ついぞ指一本触れる事が出来なかった二人の同級生を手に入れる為に。
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主人公は極めて強力で都合の良い超能力を持っていますが本編では使用を制限しています。
超能力を補助ツールとして使用しながら、ヒロイン達をじっくりと落としていくのが主旨の作品です。
お楽しみ頂ければ幸いです。
⇒2020/3/15 本編完結しました!沢山の応援、感謝いたしますm(__)m
今後は不定期に後日談やifストーリー、番外編等を投稿していこうと思います。
⇒2024/11/22 完結しました。
長い間、ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 17:00:00
527624文字
会話率:32%
国一番の美人令嬢と名高いティナは、自他共に認める魔性の女だ。誰もが目を惹かれるその美貌で、数えきれないほど多くの男を虜にしてきた。言ってしまえば、ただの遊び人令嬢だった。
しかし、彼女がこうも乱れた生活を送るのには、過去の大きなトラウマ
が影響していた。その傷を隠す様に、ひたすらに男と遊び続けるティナ。
きっと一生こんな生活を送るのね。
そう思っていた矢先、唐突に他国の第三王子の元に嫁がされてしまった。親同士が勝手に決めた結婚だと、初めは拒否していたが、何を隠そうこの結婚相手の男もまた、女ったらしの遊び人だった。
それならば話は早い。
あなたは私のことを好きにはなりそうにもないから、例え結婚してもお互い自由に生きましょう。立場や世間体なんて気にせず、何にも縛られない生き方を選びましょう。
夫のためを思ってそう言っているにも関わらず、どうにも夫は不服そうな顔をする。それどころか、聞いていた話とは違い女遊びもパタリとやめてしまった。
疑問はいくつも浮かんだが、まあ良いかと気にしないでいたら、夫は何故か私のことを気づかってくるじゃないか。まあこれも女ったらしの名残かと思っていたが、どうもそれだけではないように思える。
これは、自らの優れた容姿のせいで性分が捻じ曲がり、お互い変に素直になれなくなった二人が、少しずつ自らのトラウマを乗り越えていくお話。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
毎日更新予定です。
基本的にはヒロイン視点で進んでいきます。
R18シーンには※をタイトルに入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 04:00:00
159674文字
会話率:47%
大陸の人々に恐怖を抱かせた「大魔物グラン・ドグマ」が時の勇者によって討たれ、つかの間の平和が訪れて6年の月日が経った。
そんな世界で冒険者ガレスは、今日も冒険者稼業に勤しんで、稼ぎで酒を飲み女を抱いて英気を養い、また冒険に出かける自由気
ままな暮らしを送っていた。
そこに現れたのは一人の少女。彼女がもたらした言葉が、ガレスに大きな転機を与える…のかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 00:37:26
27448文字
会話率:33%
私達二人は、とある結婚紹介サービスを通じて知り合いました。当時、私はるか24歳、彼ゆうじさん32歳。話の始まりは、今から何年か前に遡ります。二人の共通項はおむつ。二人とも、昼夜を問わずおむつを常用しています。そしてそれが異性とのお付き合い
において、とても大きな障害となっていました。特に私は両手に障がいがあり、自分でおむつの交換もままならない事もあって、男性とのお付き合いに躊躇せざるを得ない状況でした。これは、そんな二人が出会い、何とかして結婚までたどり着き、今の幸せな生活へと至る道のりを思い出しながら書き綴ったものです。
話の内容から、私達個人の特定に繋がりそうな部分は適宜アレンジを加えております。従いましてこの作品は一応フィクションとなります。
また、以前から書き綴ったものを改めて見直し、体裁を整え直すことに致しました。そのため、第一話から順に加筆・修正を行いながら再投稿する事と致しました。
第123話以降は再投稿ではなく、その後の新作投稿となります。
ご感想、レビュー、誤字指摘等お寄せ頂けると誠にありがたく存じます。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 17:02:01
317313文字
会話率:31%
私、十六歳のリリア=モーリュス公爵令嬢は、若い頃に奥方を亡くしてからずっと独身を貫いてきた四十歳の男爵ハンス=トットレア様の元へと嫁ぐ。
それは、私の我儘。
私はひとつの大きな秘密を抱え、ハンス様の妻になる。
たとえ「あなたを愛すること
は出来ない」と、初夜に告げられたとしても。
伊織ライ様の#頭結縛り短編企画に参加した作品を、大幅に加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 21:50:51
5443文字
会話率:53%
マッサージ屋の少年×竜族の少年
街一番のマッサージ屋を父に持つ少年は、若くして自らの店を持っていた。経営難に陥ることも無く生活も安定している彼ではあるが、過去たった一人の客に対して、大きな罪を犯したことがある。
「あ、いらっしゃーい」
「……ん」
ある日、そんな彼の店に常連である一人の客が訪れる。それは店主の少年と同年代の、よく鍛え上げられた身体を持つ竜族の少年であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 21:44:39
17945文字
会話率:51%
身体の変調と言っては語弊があるかもしれない。
が、良いも悪いもそれまで五十年近く慣れ親しんだ身体感覚とはどこかが違う、まるで自分ではなく見知らぬ他人が体の中に侵入して来たような感覚に戸田由美子は戸惑っていた。
痛いというのではない。
辛いというのも異なる。
強いて言えば甘やかで発酵したような感じなのだが、遠い思春期に味わったような大きな精神変化を伴う身体の次ステップへの跳躍とも、その感覚は異なっていた。
これが更年期障害というものだろうか、と由美子は自問した。
由美子自身は四十を過ぎ、五十にあと一年と迫る年齢になるまで、明確にそうだとわかる体調および精神変化を体験していない。
だからまずまず平穏なうちに閉経を迎えられそうだと思っていたが、そうは言っても身体全体から水気が失われた感覚はある。
……と同時に脂が抜けて身体が外側から欠けてゆく、内側からは張りが失われてゆく感覚はある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 08:05:25
29934文字
会話率:17%
聖パトリック病院勤務の精神科医ラルフ・マーテンス医師はつい最近始まったお化け看板騒ぎに頭を悩ませていた。ただ「安売り(discount)」とだけしか書かれていない看板が市街に増殖中だというのだ。翌日、車を走らせ、病院に向かう途中、マーテン
スは真新しく、且つ、かなり大きなその看板の一つを初めて目撃した。
マーテンスには他にも懸念事項があった。最近に使用例が増えている向精神薬LLS204の副作用に関することだ。人にもよるが、その使用により、ある種の強迫観念が現れるという。更にLLS204の前駆体には、購買意欲の向上、モノが偉大に見える、といった精神的な副作用もあるらしい。鬱病を神経症にシフトさせるような症例だった。
マーテンスは知り合いの結婚記念パーティーで、集まった仲間の一人から看板についての奇妙な話を聞かされた。ついでマーテンスが巻き込まれたのは円盤騒ぎで、その円盤騒ぎは奇妙なことに例の看板と、更に聖パトリック病院にまで繋がったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 11:10:50
25007文字
会話率:52%
死体の形で、わたしは目覚める。
白い服の少女だ。
少女の顔は美しい。
が、表情は苦痛に歪んでいる。
首には扼殺の痕がある。
少女はレイプ後、殺されたらしい。
わたしは少女を哀れに思い、少女の心臓に念を送る。
やがて心臓にドキ
ンと大きな音が感じ、わたしに吐き気が込み上げる。
少女がわたしとひとつとなり、生き返ったのだ。
少女の身体の記憶のままに、わたしは少女の家に向かう。
その頃から、わたしの耳の奥に不思議なシュプレヒコールが聞こえてくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-12 07:00:00
27169文字
会話率:26%
相模鏡子(さがみ・きょうこ)ちゃんは、ある事情があって、座っておしっこができません。なので、検尿などの際は、立っておしっこしなければなりません。親友の、設楽絵実(したら・えみ)ちゃんの協力の下、その日も、二人で、大きな鏡の前で、採尿をする鏡
子ちゃんでしたが、絵美ちゃんが、ガマンの限界を超えて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 13:45:36
8074文字
会話率:52%
大学に入り、生まれて初めて彼女ができた。
彼女はとても可愛くクラスの中でも目立つような存在だ。
大きな瞳はまるで小動物のようにキラキラとしていて、笑うと頬にえくぼができ、どこか愛らしい幼さが残っている。柔らかい髪は肩に軽くかかる長さで、光が
当たるとふわりと透けるように輝く。
胸も大きく走るとよく揺れる、いつもは長めのスカートで隠しているが、とても綺麗な脚をしている。
そんな目立つ女性でありながら田舎出身で素朴な性格で、僕との相性が良かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 15:36:04
2811文字
会話率:37%
俺の田舎は東京から離れ山間の村とも呼べそうな貧相な場所にある。
夏休みに久しぶりに帰ることになり、親戚の女の子を見つけた。
法事であったてため、紺の冬用のセーラー制服を着ていた。
彼女は中学生らしく細い体に綺麗な肌をしていて座った時に見えた
太ももは実に美味しそうに見えた。
お寺での法事の帰りに、みんなが集まる大きな家での宴会中に近くにいたので声をかけた。
「やあ、久しぶり」
彼女は俺に気が付いて、笑顔で答えた。
「こんにちは」
彼女は俺の事を覚えていたようだ。
「今は中学生かな?**中に通っているの?」
「ええ。そうです。中学二年生です」
「へえ、じゃあもう、彼氏とかいるのかな?それともまだかな?」
「い、いえ、いないです」
俺は彼女の反応を見ながら言葉を続ける。
「へえ、彼氏もいないんだあ・・・じゃあ、エッチな本とか見るのかな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 23:12:45
3136文字
会話率:36%
完結済み作品「乙女の復讐劇は花の香りに包まれて」からのスピンオフ。
ずば抜けた運動神経、引き締まった体つき、アルゼンチン・タンゴで養った毒気のある色香、そしてわずかに残るあどけなさ…。
レモンイエローのドレスを纏った加賀谷美優は、個性溢れ
る魅力を存分に発揮し、高沢校長への復讐劇に花を添えた。
本作品では、高沢校長と対峙する最中に美優がふと振り返るエージェントとしての日々に焦点を当てる。
大きな肩フリルの付いたオフホワイト、薄手のトップスに、薄ピンク色のトロンとしたシフォン生地が美しい膝丈ラッフルスカート。
やや甘さを含んだ洗練されたOL姿で、スカーフやリボン、ドレス、ハイヒールなど、女だけに許された華やかな武器を駆使し、並み居る男たちを次々と始末していく。
シックなスーツ姿に身を包んだ妹、加賀谷美和も持てる秘技の限りを尽くし、陰ながら美優を支える。
屈辱と官能ー。
男たちは、相反する激しい感情に心を掻き乱されながら、残忍にフェティッシュに殺されていく。
女殺し屋姉妹が時折垣間見せる禁断の愛の形にも注目。
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読者の方の間で、主人公である加賀谷美優のイメージをより鮮明に持ちかつ共有頂くため、本作品の挿絵を募集しております。
加賀谷美優の妖艶な、だがどこか幼さの残る容姿、フェミニンな装いが伝わるものであれば、詳細は拘りません。
作画のタッチについてはある程度、写実的なものを期待しており、「女豹」の鬼窪浩久氏や、「シティハンター」の北条司氏、「課長島耕作」の弘兼憲史氏をぼんやりとイメージしていますが、強くは拘りません。
ただし、同人誌のアニメキャラクターのようなロリコンっぽいものは避けたいと考えています。
何のお礼もできませんが、作品の内容に共感頂いており、読者拡大に一役買ってもいい、という奇特で優しい方いらっしゃいましたら是非ご連絡ください。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 07:52:37
268254文字
会話率:31%