俺が欲しいものを奪っていく、双子の弟。もう二度と会いたくなかったのに、なんで……?そんなに、俺を貶めたいのか――。
最終更新:2023-10-01 09:44:08
8698文字
会話率:49%
恋をしたことがないセックス依存の男が、隣人に恋をするほのぼの話
ロングヘアのぽんわり年上受と寂しがりのヘタレな攻がひっつくまでと、ひっついた後のお話。
テーマは楽しんで書く、なのでゆっくりまったり進行します。
攻 七鳥和真(ななとり か
ずま) 25歳
受 露峰薫(つゆみね かおる) 32歳
この作品はアルファポリス、フジョッシーにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 08:39:29
148660文字
会話率:51%
【日曜更新※現在リアル多忙の為不定期】夢の中の友人に恋心を抱く主人公:真里(まさと)図書室で悪魔召喚の本を拾う。呼び出した犬耳の悪魔は、願いと引き換えに命と、貞操を狙ってくる!!【千年待った悪魔と、愛が重い主人公の千年越し幼馴染】死後ファン
タジー
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第一部:真里編 前半シリアス、中盤以降ファンタジー
第二部:魔界編 性的描写が増えます
【トラウマ持ち甘えたいバリタチ×甘やかしたい闇持ち光属性受】
共依存、設定重め、キャラ多い(複数カップル)
設定上、死について、死後世界、宗教的概念、虐待・暴力シーン・血の表現を含みます。
※※※リバ要素を含みます※※※
≪R-18≫…濃いめの性的描写、軽い時は表記なし。
注意:攻めフェラ・アナル舐め・絶対中出しマン
※マーク…挿絵あり
この作品はPixiv、エブリスタ、アルファポリスにも掲載しております。
【番外編】伊澄と聖華(https://novel18.syosetu.com/n6113gq/)※不定期更新
本編中に少しずつユキの過去の開示と、真里の存在について明かしていきます。本編完結後、ユキ過去編を書く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 09:00:00
583304文字
会話率:47%
短編旧題:ヤンホモと呼ばれる幼なじみの悪堕ちを回避したら、ただのガチホモになった件ー幼なじみがラスボスのRPG第二部はBLゲームに代わりそうですー
同じ孤児で幼なじみであるセネトと共にスラムで暮らすシリスは、ある日自分が前世でプレイした
RPGゲーム【ホルスの聖剣】の主人公であることに気づいてしまう。
そしてゲームの第二部では、幼なじみであるセネトが悪堕ちしてラスボス化し、主人公である自分の愛した女性の命を奪い、執拗に自分を殺そうとしてくる、「ヤンホモ」キャラだったということを……!!
「セネト、お前は俺が絶対に悪堕ちさせない!」
それから三年。見事悪堕ちは回避した結果、セネトは何故かガチホモ化してました。……おかしい。濃すぎる家族愛か友情だと思ってたのに、【ホルスの聖剣】っていつからBLゲームになってたんですか?
一歩間違えばヤンデレる幼なじみセネトと、それの回避に日々奔走する主人公シリスの、共依存物語。
※2022年8月「平凡な俺♂だけど異世界で溺愛されてます アンソロジーコミック 2巻」 (ZERO-SUMコミックス)にて短編だった当作が「幼なじみがラスボスのRPG第二部はBLゲームに代わりそうです」の題でコミカライズしたので一年越しに連載化してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 14:44:52
125176文字
会話率:49%
同じ孤児で幼なじみであるセネトと共にスラムで暮らすシリスは、ある日自分が前世でプレイしたRPGゲーム【ホルスの聖剣】の主人公であることに気づいてしまう。
そしてゲームの第二部では、幼なじみであるセネトが悪堕ちしてラスボス化し、主人公であ
る自分の愛した女性の命を奪い、執拗に自分を殺そうとしてくる、「ヤンホモ」キャラだったということを……!!
「セネト、お前は俺が絶対に悪堕ちさせない!」
それから三年。見事悪堕ちは回避した結果、セネトは何故かガチホモ化してました。……おかしい。濃すぎる家族愛か友情だと思ってたのに、【ホルスの聖剣】っていつからBLゲームになってたんですか?
一歩間違えばヤンデレる幼なじみセネトと、それの回避に日々奔走する主人公シリスの、共依存物語
※アルファポリスからの転載です。一話にまとめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 23:43:48
17885文字
会話率:38%
エロライトノベルを書いている女子大生の新作がコケて読者に叩かれ、その相談に乗った官能小説家のおっさんが自分に依存させて美味しく頂く話。
最終更新:2023-09-20 17:53:11
68159文字
会話率:42%
【注意】「そのキスは依存症につき」の続編となります。(https://novel18.syosetu.com/n5069ia/)
【簡単なあらすじ】
婚約パーティ終わって豪華なドレスのまま着衣えっちして、そのまま夢の中でインキュバスなヒー
ローが2人に分裂してアナル開発されながら3人で楽しくお遊戯する話
第五皇子であることも、インキュバスであることも、既に体液に依存させられていることもまるっと隠されたまま、破棄したら雷に打たれて死ぬというとんでもない縛りの婚約を交わしてしまった元搾取奴隷系聖女ヒロイン。
ついにふたりは帝都に辿り着き、ステファンの両親(皇帝夫妻)に挨拶をすることになる。更には婚約パーティを開かないといけないとなり、戦々恐々となるヒロイン。
それでも、愛しい彼との今後の為にもマナーのお勉強から頑張ります。
※「ひとりえっちを楽しめるような」をコンセプトに書いているアホエロ小説です。
※作者は特殊性癖を拗らせた変態です。キーワードは必ずご確認ください。
※他サイトにも掲載しております。
※残酷描写は本気のやつです。流血普通にあるのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 18:00:00
91422文字
会話率:45%
【簡単なあらすじ】
体液に催淫作用と依存性があるインキュバスに手のひらの上で転がされて、夢でも現実でも溺愛され、ぐちゃどろにエロい事される話。ついでに異世界冒険譚。
【ちゃんとしたあらすじ】
ブラック企業に勤め、DV気質なヒモ男な彼氏が
家に入り浸っている彼女。しかし本人としては幸せにやっていた。
それが突然、異世界へと召喚されてしまう。それも聖女として。召喚した国曰く「魔王を倒すのに協力して欲しい」との事だが怪しさ満点。聖女の力「バリア」も発現したので、彼女はそのまま逃げることにした。
しかし王国側もそう簡単に逃してくれず、必死で逃げ回る羽目に…そんな時その魔王の国「帝国」の密偵であるステファンが、彼女を助け出してくれた。
とりあえず帝国で保護してもらう事を決めた彼女は、ステファンと帝都へ向けた旅を始める。
街へ入るあたって、身分証がない言い訳として彼の婚約者という設定ができてしまう。
そんな設定もある上、馬鹿みたいに優しいステファンに惚れてしまわないように必死になるが、ずるずると惹かれていくし、どういう訳か彼とキスしたくて堪らなくなってしまう…
どうしよう、まだ出会って数日なのに…でも、キスしないでもいられない…
悩みながら、それでも惹かれていくのを止められない。インキュバスなステファンに実はもう夢の中でもぐちゃぐちゃに溺愛されているとも知らずに…
インキュバスにロックオンされたらもう逃げられない!心も体も甘く甘く溶かされて、彼女は彼へと堕ちていく。
※他サイトにも掲載しております。
※残酷描写は本気のやつです。流血普通にあるのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 18:00:00
169833文字
会話率:40%
「俺を君の舐め犬にしてくれないか?」
「……は?」
赤城唯人は思いがけない言葉に驚いた。
ずっと好きだった相手・凪野郁也から告白されると思い緊張していたのに、実際に掛けられた言葉は「舐め犬にしてほしい」というもので。
舐め犬とは何なのかよく
分からないながらも、唯人は彼の提案を受け入れたのだが……。
心に大きな闇を抱える二人は、歪な愛を育んでゆく。
※露骨な性描写多々あります。
※軽い流血描写があります。
※ほとんどがエロ、ほとんどが前戯です。
※キーワードを確認して頂き、苦手なものがある方は閲覧をお控え下さい。
※pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 22:00:00
16753文字
会話率:42%
「おまえのことが好きだ」高校の卒業式の日、八城冬夜は、親友の倉橋悠陽に告白をするも、「冗談だろ」と言われてしまう。ショックを受けた冬夜は、その次に悠陽が放った言葉、「俺がΩだったら、おまえみたいなαと番になりたい」を信じて生きるように。
そ
れから八年後、いつものようにお酒を酌み交わしていた彼らだったが、悠陽が突然気を失ってしまう。そして、次に目が覚めた時には、悠陽は発情し……Ωになってしまっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 19:01:55
15541文字
会話率:47%
無理やり始まった双子との肉体関係は続いていた。
身体だけの関係でも、何度も身体を重ねることで、波瑠は二人に対して愛情を感じるようになっていく。
そんなある日の夕方、二人に抱かれ自宅に戻った波瑠は、自分の部屋が何者かに荒らされていることに気付
いた。変質者のようだった。
怖くなった波瑠は、双子に助けを求める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 19:16:19
3685文字
会話率:42%
幼いころ屋敷に連れて帰った平民のノアは、伯爵令嬢のイザベラにとって「自分のもの」だった。それは彼女にとって当然のことで、ノアが騎士団の副団長となって対外的な地位を得た現在でも変わらない。何気なくノアが剣術に邁進する理由を聞いたイザベラに、ノ
アは歯切れ悪く「地位を得たかったからです」とだけ告げ、それ以上の理由を教えてはくれなかった。そのことを聞いたノアに縁談の話を申し込んだという家格が上の令嬢に、「ノア様は貴方から解放されたくて副団長になったのでは?」と言われたイザベラは、自分の態度が傲慢なもので、ノアに嫌われてしまうのではないかと、そこで初めて思い至ったのだった。という感じの、ふんわり共依存お互いが大好きな、騎士団副団長×伯爵令嬢のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 20:00:00
18634文字
会話率:62%
担当が短期間で変わるという人気作家、清水学(本名櫻井颯真)の担当になった静香。実際会ってみると聞いていた通りの面倒そうな人で第一印象も最悪に近かった。
が、マイペースで大雑把な性格の静香は相手に振り回されてもへこたれず何だかんだと上手くやっ
ていく。
一方、そんな静香に戸惑いつつも惹かれていく清水。しかし鈍感な静香とトラウマ持ちで依存心の強い清水の仲はあることをきっかけに急展開を迎える…
(S)が付いているのは櫻井視点です
別キャラの視点になることもあります
ご都合主義かつ、かなり長い話です。途中人を選ぶ表現が入りますのでご注意ください。
ヒーローは顔が良くて中身は格好良くないです。ヒロインも淡々としていて人間味が薄いかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 15:57:10
261450文字
会話率:52%
だいぶ前に書いた話の連載版、他のパターンも書いてみたくなって再度投稿。
かなり不定期になりますので気長に御待ちいただければ幸いです。
最終更新:2023-09-10 01:03:14
21799文字
会話率:28%
前と同じく大体タイトル通りです。ふたなりがたくさん泣いて精神的にもいじめられてあんあんする感じです
最終更新:2023-05-18 19:35:00
10791文字
会話率:29%
人生に疲れている事に気付いてしまった女と壊したくないのに壊さずにはいられない男の邂逅。
崖っぷちに立ちながらも、壊れて壊して互いに縋って生きて行く。
少々、グロテスク、カニバリズム表現が有るので苦手は方はバックして下さい。
最終更新:2023-09-06 13:29:15
4107文字
会話率:42%
あの夏の夜の記憶は、いつになっても薄れることがない。
人生を変えてしまった出来事に、どうやったら終止符を打てるのか。
親友同士が一線を越えてしまった日の出来事。
※ハル様の企画、『真夏の蜜夜2023』への参加作品です。
※何でも大丈夫な
方向け。内容だけに、あえてハピエンタグはつけていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 17:00:00
10000文字
会話率:34%
実の弟に十年以上も飼われている兄が、突然、自由にしていい、と言われたら――。
普通に困るでしょ。っていうか、そもそも、俺、外に出たいなんてこれっぽっちも思ってないんですけど?
ブラコン同士、変態同士の似たもの兄弟(顔は似てないけど)、弟(
美形)× 兄(平凡)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 00:00:06
55575文字
会話率:38%
「……嫌だったら、突き離していいから」
どんな手段を使っても、あなたを愛したい。枯れた感情から小説が書けなくなってしまった彼女のもとに、年下の好青年が押し掛けてくる。身に覚えのない好意を疎ましく思う彼女だが、幸せだった頃を思い出して肌を重
ねてしまう。背徳と共依存、蜜月の日々。心の傷を舐め合い、欠けた何かを埋め合う。それだけの関係だったはずが───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 08:00:00
21008文字
会話率:20%
『あ、いいよいいよ。 私は別に気にしないから。 それに…… 青井君なら、アリかなって』
人はどうして面白い女に惹かれてしまうのだろう。
元カノと別れ演劇部に入部した彼が出会ったのは演技をしないと死んでしまう儚げ女子の田畑さんだった。屋上で
自殺しようとする彼女を見つけてしまった彼は咄嗟にセフレになることを提案する。それから二人は何度も体を重ね、ズブズブの共依存にハマっていく。次第に恋愛感情が芽生えていき後悔していると彼女の壮絶な過去を知ることになり───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 21:01:08
23579文字
会話率:21%
昔から男の人が苦手なゆりは、友達の誘いで一緒にいわゆる飲みサークルに入ることになった。そこで出会った先輩の棗は優しくて大人っぽい雰囲気の美男子で、人見知りなゆりでも仲良くなることができた。すぐに彼と仲を深めたゆりは棗と付き合うことに。ゆりは
優しくて少し寂しがり屋の棗をどんどん好きになっていく。交際経験のないゆりは棗からの連絡の頻度に初めこそ大した疑問をもっていなかったものの、次第に彼のあまりの執着や独占欲、束縛に違和感を覚えるようになってきた。そのうえ、彼の過去の女性遍歴が目に付くようになって…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 01:00:00
14743文字
会話率:40%
エリート魔術師一家の長女として生まれたアニェルは、家族でただ一人魔法が使えない一族の落ちこぼれ。その存在を隠すために、家族たちの手によって小さな塔にたった一人で閉じ込められている。でもなんとか家族に認めてもらおうと、優秀な魔術師のアロイスに
協力してもらって、魔力を手に入れようと古い魔術書の方法を試すことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 00:00:00
34756文字
会話率:33%
呪詛に侵された相棒の神獣を救うため、リーアは魔力を使い果たし長い眠りにつく。途方もない年月を経てリーアが目を覚ました時、神獣は狼からヒトの形に姿を変えていて――。
女魔術師と神獣が、荒廃した世界を旅するお話。
※誤字・脱字の報告ありがとうご
ざいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 15:47:01
368819文字
会話率:25%
ヒヨコのようにつき纏って、好きな顔を堪能していたら、気づいたらドップリ嵌まっていて、恋人にされた話。
一部、軽い玩具での放置プレイ含みます。
最終更新:2023-08-26 17:00:00
15049文字
会話率:34%
裕福な家庭に生まれ育ち、不自由のない生活を送っていた透香。いじめていた同級生が自殺をしたことがきっかけに、家族がバラバラになり、住む場所を追われてしまう。学校でも立場がなくなり、激しい報復に孤独が増す中、一人の同級生と出会い、彼女はようや
く心休まる場所を手に入れる。自分の身体を差し出すことを条件に――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 22:21:36
3113文字
会話率:50%
入職二年目の若い村役場職員である草壁鞍馬(くさかべ くらま)は、春先の寒い夜、湖に入って自殺しようとした美しい男、彬(あきら)を保護する。役場に連れ帰ったものの、名前以外を明かそうとはしない彬。またいつ衝動的に命を絶とうとするかも知れない彬
の心を変えるために、鞍馬は彼を家に連れ帰り出来うること全てを尽くそうと決意する。
しかし鞍馬の家にやってきた彬は飲食の一切を拒否した。
次第に弱っていく彬を隣で見つめるしかできなかった鞍馬。焦りを募らせた鞍馬は三日目の夜、彬が寝入った隙を突いて無理矢理口移しをして飲み物を飲ませてしまう。鞍馬の行動に驚き戸惑う彬だったが、その瞳には隠しきれない「期待」の色があった。
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約一週間に一度、1000字前後のゆっくりペース更新です。
スターシステム制なので様々な場所でBLに関わらず彼らのようで彼らじゃないキャラクターの出てくる話を書いています。
なおムーンライトノベルズでの掲載ではありますがそういった描写はかなり先に少しだけの予定です。
この作品はfujossyさん、エブリスタさん、pixivさんでも掲載させて頂いています。
fujossy版、エブリスタ版、pixiv版ではBLUE様(@BLUE_menouu)に有償にて描いて頂いた表紙イラストも掲載していますので、是非そちらも見て頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 23:00:00
75742文字
会話率:34%
舞台は現代日本。外国から野菜、肉、魚等を依存レベルで輸入を頼っている自給率低下の我が国。そんな中抗うべく立ち向かう巨大会社がいた。会社の名は「多賀畜産・農業・漁業開発グループ」
その名を知らぬ第一次産業に関わる仕事人はいない。家庭農園で
使う肥料から漁師に必須な漁船の製造から販売まで幅広く事業を拡大していた。
そんなグループの息子「多賀 満」は会社を大きくした祖父とは違い、少しだけ生活レベルが上だと感じるだけで娯楽の少ない田舎で過ごすごく普通の16歳男子高校生である。
ゴリラのような体格の執事、そんなゴリラに痴女だろとツッコミを入れたくなるような好意を何回も伝えお約束のように玉砕する姉、養鶏場の息子でリアルの女性恐怖症を患う漫画家志望の友人など数多くの変人に囲まれて平和に過ごしていた。
そんな騒々しい日々を卒業するまで過ごすのだろうと思っていた矢先、ゴールデンウィーク明けに近隣のお嬢様学校から転校生がやってきた。名は「橘 真夏」
うなじが見えるポニーテールをした艶やかな黒髪に透き通るような綺麗な瞳、そして男女問わず釘付けにしたのは新品のセーラー服をはち切れんばかりの大きな胸とスカートの上からでもわかる丸みのある尻。田舎ではそうそう見ない極上の美少女であった。
「最近近隣の農家で流行っている豚熱で倒産した」と父親から聞いていた代々家族で養豚を営んでいたお嬢様であった。
同情しながら彼女を眺めているとまとめた髪に1つの赤い三日月を見つけた。どこか見覚えがあると思っているとかつて初恋の相手に送った宝石であった。
衝撃を受けた満は他の生徒と混じって彼女と接触を図ろうとしたが冷たく拒絶される。
そうこうしているうちに放課後になり明日出直そうと帰ろうとした時、真夏が人気の少ない山の中に入っていくのが目に入った。なんとなく胸騒ぎがし彼女の後を追いかけると地元の人でも近寄らない足が着かないという自殺で有名な深い沼の中に入ろうとしていた。
この物語は全てを無くし絶望の淵にいる元お嬢様が倒産した養豚会社の借金返済の為メイドになり、抱えきれない程の愛を注がれ立ち直る話。かつて好意を向けてくれた少年とそれぞれ秘密のある変人たちと紡ぐ笑いあり涙ありスケベ少しありの話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 21:46:25
16808文字
会話率:18%