先天性疾患でずっと病床にいた百合城華恋(ゆりしろかれん)は、ついに病魔に負けて17年という短い人生を終えた。
だが次に目を覚ました時、華恋は異世界にある魔王国に住まう、魔族の一人として転生していた。
転生したのは魔族の中でも最も美しく、そ
していやらしく淫らだが愛情深い、淫魔というえっちな存在。
とても美しい淫魔の女王、シルヴァーナを母に持つ淫魔の姫君カレンは、華恋としての記憶と知識、心を思い出すとともに、とてもいやらしいけれど愛に満ちた、仲間の淫魔たちとの生活が始まる。
だがその生い立ちに隠された力と、この世界では転生者が何かしら持っているという力、ふたつの力に覚醒したカレンは、何時しか大切な魔族の仲間を護る為、魔王国の動乱の中を生きていく。
その姿はとても美しく、可愛らしく、慈愛に満ちていて。でもちょっとクールで、落ち着いた雰囲気を装った、微妙に背伸びした感じの少女。
そんな淫魔の姫君に転生した少女が、持って生まれた力を駆使して戦乱の世になりかけている魔王国の人々を護り、愛するお話です。
基本的にふた百合です。そして本編「淫刻の姫君」におけるもう一人のヒロインの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 00:24:28
451846文字
会話率:24%
<本作は拙作「淫刻の姫君」の設定を補完するお話です。本編「淫刻の姫君」の数百年前、何が起きたかを語っています。本編に出てくる人物や設定の一部は、こちらで語っております。もちろん百合えっちは健在です。>
強力な魔物が跋扈し、人々を脅かす世界
。
類稀なる魔法の才と剣士としての力量を持つ、蒼の勇者と呼ばれる一人の少女がいた。
彼女は今日も討伐任務を果たして人々を救い、活躍して。
そんな中、彼女は所属する国の意向で請け負ったある任務を元に、大切な仲間と、そして生涯を捧げるに足る、運命の出会いを果たす。
その行く末は、未来は・・・。
これはセレナディア王国がまだできる前のお話。
遠い未来に淫刻の姫君が幸せを掴む、そんな世界の、はじまりのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 23:42:19
218256文字
会話率:34%
オーエンはごく普通のおっさんなのに聖女に選ばれ、他の聖女たちから嫌がらせに遭いながらも、神殿の雑用係として真面目に働いていた。
下男下女らの仕事も積極的に手伝い、手作りの菓子を振舞い、「俺たちの聖女」と慕われていた。
しかし窃盗の疑いをかけ
られ、処刑されそうになったそのとき、美しい男が現れてオーエンを助けた。
美しい男はなんと神殿で信仰されている神のエルプクタンで、オーエンを嫁として娶ると宣言した。
彼は嫁のオーエンに酷い仕打ちをした神殿の人々を焼き払うと、オーエンを天界に連れて帰った。
エルプクタンは優しく溺愛してくれて、天界で幸せな生活が始まるかと思いきや……。
彼は天界では暴君として有名な神であることが判明し、オーエンは震え上がるのだった。
おっさんのオーエンは果たして幸せな生活を送れるのか!?
※R18シーンには*をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 20:00:00
86992文字
会話率:42%
アルレウス暦150年。
アルブヘイム王国は突如現れた異形の怪物魔物と
それを統べる王ルシファーの侵攻に長年苦しめられていた。
そんな魔王サタンと異形の怪物魔物に苦しめられた
人類の希望として現れたのが勇者と呼ばれた
アレス・ウォーレンであり
、彼は魔王ルシファーを殺すことの
出来る剣エクスカリバーを召喚できる青年であった。
そんな彼は人類の希望として悪魔憤怒のサタン、嫉妬のベヒモス、
暴食のベルゼブブ、強欲のリリスといった魔王軍の幹部と呼ばれる
悪魔たちを倒し、魔物たちによって奪われた土地を仲間達と共に
解放していった。
そんな彼ならば魔王を倒し人類を救ってくれると
誰もがそう信じていた。
…だが、そんな人類の希望は最悪の形で打ち砕かれた。
突如として勇者たちの動向が掴めなくなり、それと同時に
再び魔王軍の動きが強まったことに人類は再び魔王軍に
土地を奪われ続け、遂にはアルブヘイム王国の
首都までもを魔王軍に奪われる結果になってしまった人類は
最悪の事実を知ることになる。
それは勇者と共に旅をしていた筈の4人の少女と見たことのない
少女が悪魔達によって家畜のように引かれ制圧された王都を
歩かされる姿だった。
そんな少女たちの無残な姿に人々は勇者は魔王軍に敗れ、
殺されてしまったのだと…。
この物語は勇者たちの身に何が起こったのかの追体験の物語。
※2/23 ラストの展開上相応しいタイトルが思い浮かんだので変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 06:00:00
72093文字
会話率:38%
人々の欲望が死して具現化した存在『妖魔』。
そんな悪しき存在である妖魔は邪気を振り撒き、
様々な天災や凶事をもたらすとされている存在。
そんな妖魔の存在を普通の人間は認識することは出来ず、
人々は長い間天災や凶事に苦しめられていた。
そんな
邪悪な存在である妖魔の存在を認識し、
浄化することの出来る力を持った1人の女性が現れ、
その女性は時の王カーマイン・ユルゲンスにその妖魔の存在を説き、
その異能の力を持って悪しき存在である妖魔を浄化し、
国を天災や凶事から救った。
そんな女性に見出され、その力の使い方を学んだ
女性達のことを『滅却師』と呼び、
そんな彼女たちに時の王カーマイン・ユルゲンスは
広大な帝都を天災や凶事から守る役目を
任せるようになった。
そんな時の王カーマイン・ユルゲンスの時代から
数百年、彼女たちの跡を継ぎ広大な帝都を守る
滅却師と妖魔による闘いの歴史は長く続いていた。
…だが、そんな滅却師と妖魔の闘いの歴史は一匹の
妖魔の出現と同時に大きく狂いだすこととなる。
(6/14 3人目のヒロイン『リーネ』編終了)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 00:00:00
154048文字
会話率:28%
セラフィム公国は平和を愛する人々が寄り集まり出来たのが起源であり、他国との同盟関係や友好関係から今日まで平和を保って来た国。
そんな平和な国に生まれた姉弟もまた祖国である国を愛しており、
隣国ガレアの王が主催するという夜会に15歳を迎え、次
期国王として
正式に任命されたレギンの出席を隣国の宰相グスタフから提案された、
セラフィム王はそんなガレアの宰相からの提案に悩んだがガレアの
後ろ盾が無ければ危機的な状況に陥る可能性もあり、セラフィム王は
友好関係を維持するため、息子であるレギンを親善大使として
派遣することにするが、ガレアへと向かう弟のことが心配で
同行することにした姫でありながらも騎士団を率いている姉サーシャ。
そしてそんな二人を守るために同行したサーシャの副官セシル。
だが、そんな隣国からの招待がレギン、サーシャ、セシルをそして
セラフィムを地獄へと誘う罠だと知らずに・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 06:00:00
84040文字
会話率:45%
二人の皇子の、交錯する剣と宿命。大帝の血脈と試される人々の絆。
戦乱の大陸を駆け巡る、英雄の息子たちの青春の鼓動が刻む新たな戦記。
革命戦役を戦い抜いた英雄の息子達の成長を描いた青春群像劇。
一夫多妻制のアスカニア大陸で暴力革命に
よる動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
世界唯一の超大国であるバレンシュテット帝国、カスパニア王国の西方協商とスベリエ王国の北部同盟の三つ巴の覇権を巡る争いは、西方協商と北部同盟が互いに宣戦布告し、アスカニア大陸各地に戦火を広げる世界大戦となった。
バレンシュテット帝国皇帝ラインハルトは、カスパニアの兵站基地となっている属州ホラントの独立派から支援要請を受け、ホラント独立派の支援を決定。
世界大戦は、奴隷貿易、麻薬貿易により資金に余裕があるカスパニア王国の西方協商が優勢となり、劣勢に立たされた北部同盟の盟主スベリエ王国のフェルディナント王は、奴隷貿易、麻薬貿易を否定する皇帝ラインハルトに接触。トラキア国境紛争仲裁の見返りとして、カスパニア属州ホラントで発生している独立運動へバレンシュテット帝国の介入を求める。
皇帝ラインハルトは、ホラント独立戦争へ教導大隊の派遣を決め、アレク達士官学校の学生達は教導大隊として前線に派遣されていく。
物語はここから始まる。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民となった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の二人を軸に進んでいきます。
カクヨム様、アルファポリス様、エブリスタ様、ノベルアップ+様、ソリスピア様にも掲載させて頂きました。
不定期更新となります。
創作共有配信所様が本作紹介動画を作って下さいました!
ありがとうございます!!
創作共有配信所様
https://x.com/sousaku_haisin/status/1837689380795981944
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:06:24
393013文字
会話率:38%
二人の皇子の、交錯する剣と宿命。大帝の血脈と試される人々の絆。
戦乱の大陸を駆け巡る、英雄の息子たちの青春の鼓動が刻む新たな戦記。
革命戦役を戦い抜いた英雄の息子達の成長を描いた青春群像劇。
一夫多妻制のアスカニア大陸で暴力革命に
よる動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
『北方動乱』を引き起こしたカスパニア王国とスベリエ王国を中心に、列強諸国はカスパニア王国の西方協商とスベリエ王国の北部同盟の二つの陣営に別れ、世界大戦が勃発。
バレンシュテット帝国皇帝ラインハルトは、西方協商と北部同盟のどちらの陣営にも組しない中立を宣言。
大陸各地で燻る戦火に士官学校の学生達は教導大隊として派遣され、主人公アレクとルイーゼはユニコーン小隊の仲間たちと共に『トラキア戦役』、『北方動乱』を戦い抜いて成長し、アレクは悲願であった上級騎士になる。
世界唯一の超大国であるバレンシュテット帝国、カスパニア王国の西方協商とスベリエ王国の北部同盟の三つ巴の覇権を巡る争いは、アスカニア大陸各地で戦火を燻らせ、再びアレク達士官学校の学生達は教導大隊として前線に派遣される。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民となった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の二人を軸に進んでいきます。
カクヨム様、アルファポリス様、エブリスタ様、ノベルアップ+様にも掲載させて頂きました。
不定期更新となります。
※続きます。
※第四部
アスカニア大陸戦記 皇子二人(Ⅳ) 大戦のゆくえ
https://novel18.syosetu.com/n8021ij/
創作共有配信所様が本作紹介動画を作って下さいました!
ありがとうございます!!
創作共有配信所様
https://x.com/sousaku_haisin/status/1837689380795981944折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 01:27:19
385522文字
会話率:35%
二人の皇子の、交錯する剣と宿命。大帝の血脈と試される人々の絆。
戦乱の大陸を駆け巡る、英雄の息子たちの青春の鼓動が刻む新たな戦記。
革命戦役を戦い抜いた英雄の息子達の成長を描いた青春群像劇。
一夫多妻制のアスカニア大陸での暴力革命
による動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
アレクとルイーゼは、士官学校で人間と亜人の仲間達と共に『二代目ユニコーン小隊』を結成。
アレクは小隊長に、ルイーゼは副官となり仲間達と共に『トラキア戦役』を戦い抜いて互いに想いを告げ愛を誓う。
野心的な侵略国家である列強・カスパニア王国は、国策である『奴隷貿易』の原資である奴隷獲得のため、バレンシュテット帝国の友好国であるゴズフレズ王国へ侵略を開始。
ゴズフレズ王国の宗主国である列強・スベリエ王国は、敵対するカスパニア王国から外洋への出入り口であるゴズフレズ海峡を守るため、従属するゴズフレズ王国へ派兵を決定し、列強であるカスパニア王国とスベリエ王国は、ゴズフレズ王国で『北方動乱』と呼ばれる戦争を始める。
皇帝ラインハルトは、帝国と列強諸国との直接の開戦は避けつつも、友好国であるゴズフレズ王国を助けるため、アレク達士官学校の学生達を軍事顧問団として派遣する事を決定。
アレクとルイーゼは、人間と亜人の仲間達と共に再び戦場へ赴く。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民となった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の二人を軸に進んでいきます。
カクヨム様、アルファポリス様、エブリスタ様、ノベルアップ+様にも掲載させて頂きました。
※続きます。
アスカニア大陸戦記 皇子二人(Ⅲ) 世界大戦
https://novel18.syosetu.com/n3636hk/
創作共有配信所様が本作紹介動画を作って下さいました!
ありがとうございます!!
創作共有配信所様
https://x.com/sousaku_haisin/status/1837689380795981944
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 02:01:50
257509文字
会話率:37%
「鳳凰の神託があった。おれとまぐわってくれないか」
嶌(とう)国では、人々は郭壁の中で生活している。都市を囲む壁の外には森が広がり、そこは数多の妖魔たちが蠢く場所だ。
都市と都市の間の移動に使うのは鳥である。船を運ぶ鳥、乗騎となる鳥。大空
を自由に往く鳥たちは信仰の対象ともなっていた。
監察使の資格取得のために上京した杜詩鸞(と・しらん)は、旅路の無事への感謝を捧げようと鳳凰を祀る神廟を訪れた。
膝を折って祈っていると、顔や腕に鎖のような痣を持つ男が突然詩鸞に近付いて、無理やり口づけをする。その途端、詩鸞の肌に痣が浮かびあがり、そこから変じたホトトギスが啼きながら飛び立った。
気を失った詩鸞が目覚めると、そこは都を妖魔から守る精鋭部隊・京城衛の将軍である汪令雅(おう・れいが)の屋敷。そこで詩鸞は、令雅から交合を迫られて――……?
※「*」の話は性描写を含みますので、苦手な方はご注意ください。
※全年齢向けを、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 11:09:29
121991文字
会話率:36%
淫欲の魔樹という人々の心を支配する闇のアイテムを三人の冒険者が追う。
各章ごとにバッドエンドへの分岐あり。
最終更新:2025-04-11 10:48:56
22210文字
会話率:55%
田舎の小さな村育ちのティアナは、流行り病のさなかに突然癒しの力が発現した。王都に連れてこられ、神殿で聖女として人々を治療することになるティアナ。だが地方出身聖女の、癒しの力は「欲情」しないと出ないらしい。そんな中、美しいと有名な騎士ジュード
がティアナの護衛に任命される。彼は護衛としてだけでなく、癒しの力の「欲情」増進も協力してくれるようになり…?
新米聖女ティアナと、ティアナが気になる護衛騎士ジュードの体から始まってしまう恋愛ストーリー
全17話で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 10:02:21
36132文字
会話率:49%
生まれながらに神気という力を宿す者たち――神子。
かつて人々に崇められ、祝福とともに生きていた彼らは、“神子暴走事件”をきっかけに運命を変えられた。
彼らは「神憑き」と呼ばれ、国が出した神縛令によって“処分される存在”となった。
故郷を失
い、隠れ里で生き延びていた青年・水澄はある日、神憑きを狩る“焔狩”――そして、かつて兄のように慕っていた男と再会する。
「選べ、水澄。神縛令に従って処刑されるか。それとも――俺のものになるか」
「神憑きではなく、ただの人間として生き延びる方法。それを、今からお前に教える」
※執着、無理矢理要素あり。暗めです。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 21:11:47
12419文字
会話率:25%
くしゃみ一つで人間にも変身できる獣のローディルは、悪徳商人によって売られていたところをメルバ国の王子オルヴァルに助けられる。王子や周囲の人々からの愛情に触れ心を開いていくが、変わった体質のことを知られて拒絶されることを恐れるようになる。嫌わ
れたくない一心で、人間の姿で屋敷から逃げようとするローディルだが、不審に思った兵士に捕まってしまう。さらには運悪くオルヴァルに見つかってしまい──。
さらには国内を取り巻く混乱にも巻き込まれ、二人は自らの運命に向き合って行くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 21:00:00
461608文字
会話率:49%
※登場人物は自作の他作品の使い回し。
地球に重なる様に存在する異世界の地球。
鬼、魔、異種族が当たり前の様に存在し、中でも鬼、魔が人の前に顕れ、仇を成す。
そんな鬼を討滅する者が居た。
護天衆――天子を護り、衆生が征く天道を守る組織。
人々の希望。
人の世を転覆させ、鬼の世を創ろうとする鬼の組織、天獄党。
天獄党の鬼たちの力は強大無比。人の世をいとも容易く地獄へと作り変えた。
生を謳歌する者を憎悪し、人を襲い喰らう。
その悲鳴と怨嗟が畏れは容易く希望を飲み込み、鬼の呪力を高めた。
護天衆は天獄党との決戦に破れた。
日本だけでは無い。
海外の討滅組織も魔に破れた。
言語は違えど鬼たちは手中に治めた世界を鬼に哭かされた世界、討たれた同胞の慟哭が呪を生み出す世界――鬼哭界と叫んだ。
人々を闇に追いやった鬼たちは縄張り争いを始めた。
縄張り争いに破れた鬼は命を賭して境界を裂き生き延びた。中には賭けに負けた鬼もいたが。
落ち延びた鬼は傷を癒すため雌伏の時を過ごす。
中には神を名乗り、贄を求めた。
中にはその土地を縄張りとする鬼、あやかしとの争いになり、負けて討たれ、奪い取り、喰らい力にした。
やはり、鬼斬り、法師、陰陽師、退魔師と言った者たちが鬼を討つ為に現れた。
力を失った鬼たちは討ち取られていく。
その様を遠見の呪術で観ていた者が居た。
「幾星霜経っても支配出来ないとか間抜けね」
「そうですね」
「飛燕、貴女、下僕を率いて先行して、あっちの人間どもを蹂躙しなさい」
「承知致しました。麗蘭さま」
空が曇り、叢雲が渦巻き雷鳴轟く中、空から異形の者たちが降り顕れ、人々を蹂躙した。
討滅者は異形の化け物を降鬼と名付けた。
降鬼襲来から10年が経った。
これは降鬼に抗い戦う変身ヒーローガールの活躍と凌辱を描いた物語り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 01:47:34
17215文字
会話率:33%
※私の他作品のキャラクターと設定を使い回しにしています。
ある日、空に亀裂が奔り、裂け目から異形のモノが降ってきた。
降鬼と名付けられた異形のモノたちは人々を仇を為していった。
古来より住まう鬼たちは縄張りを護る為に活発に動き始めた。
中には降鬼と手を組む鬼も人も現れだした。
宵闇の世界の住人が活発に動き出したと同時に、退治する組織も表に出た。
降鬼に対抗する手段の無かった時の政府は支持率低下で崩壊。
『鬼斬り』『陰陽師』『退魔師』『法師』『神職』他にも組織、存在があることを高町 佐那子総理大臣は『鬼部』を独立させて表に出した。
だが、それでも焼石に水であった。
退治する者たちには個人差があり、絶対的な力では無かったからだ。
そんな中で降鬼が現れた時の様に裂け目から人間が現れた。人間から語られたのは異界と異界の鬼、魔族、魔物がこの世界へ渡っていることだった。
そして、人間は自分たちの退魔装備を造る人員と設備を提供したいという申し出であった。
強化スーツと武器を手に入れた鬼退治のプロの活躍が復活した。
この地に現れたのは異界の住人だけでは無かった。
星霊だ。
鬼に荒らされたくない星の意思の末端が生命体となって顕現した。
星霊は適合者を見付けて契約し、契約者は変身して降鬼と戦うヒーローとなるのだった。
『あの子たちを助けたいなら、私と契約しなさい』
「契約したら助かるんだよね」
『それはあなた次第ね。でも、何もしなければ助からないのは確かよ』
「……わかった契約する。だから僕に助ける力をっ!!」
少年は星霊と契約して変身する。幼馴染みの子たちを助ける為に。
「ええええっ!! な、何で女の子っ!! それに何でこんなハレンチなコスチュームなのさっ!!」
『えっ!? おんなの子じゃないのっ!!』
「僕はおとこだっ!!」
『ぼ、僕っ娘かと思ったわ……何かごめん』
少年は変身ヒーローガールと成って異形と戦う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 01:35:00
34579文字
会話率:30%
魔神を斃し、世界を救った勇者が居た。しかし勇者の力を恐れた人々に因って勇者は殺された。
そして長い年月が流れ、勇者が眠る聖廟へと男が侵入した。
あろうことか男は勇者の聖骸を犯したのだ。
孕むことがあるはずなどない聖骸。しかし神秘、もしくは奇
跡か、聖骸は子を胎に宿していた。
十月十日、聖骸は女児を産み落とした。男は赤子を聖柩に捨て、聖骸を盗み出し姿を消した。
赤子は無事、発見され、そして月日が流れ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 16:09:35
80915文字
会話率:38%
同じ人物に殺され、四回目の死に戻りを経験したルチア。一回目は王太子妃になり、隣国との戦争で王太子の盾にされ隣国の将軍に刺された。二回目は、やはり王太子妃になって一回目の戦争は回避したものの、王太子がやらかしたせいで、理由は違えど隣国と戦争が
起こり、王太子の盾にされ同じ将軍に刺されて死亡した。三回目は、王太子の求婚を逃れたが、やはり王太子のやらかしで戦争が起こり、戦争から逃れようとしたところを偶然将軍の射った矢に当たり死亡。
毎回同じ人物に殺されるなら、その人物の懐に飛び込んでしまえば良いのでは?
四回目の生を受けたルチアは、生き残りを模索して隣国の将軍に釣り書を送った。
忌眼(覇気が溢れ出、人々に畏怖を与える特殊な瞳)を持つ強面将軍と、見た目は妖精のように愛らしいが中身は図太く大食漢の侯爵令嬢の恋愛物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 08:00:00
145838文字
会話率:52%
魔法使いならば誰もが憧れる名門校、アムド女子魔術学園。
多くの有名魔術師を輩出してきたこの学校には当然、教師も生徒もレベルが高い。ゆえに卒業後、彼女たちはあらゆる場所にてその培った知識や技術を振るい、人々の道しるべとなるのだ。
そんな人類の
最高峰ともいわれる学園に催眠術を携えた男が乗り込んだ。(雑導入)
優秀な女が輝く未来を閉ざされ、下品な姿を晒すアヘオホファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 00:30:09
27584文字
会話率:37%
『――名作乙女ゲーのRTAはぁじまぁるよー!』
そんな声が聞こえた瞬間から少女レイン・アルコートの人生は狂い出す。
祝福とは名ばかりの呪い《神託-RTA》を得た事で、彼女は自分の意思に反して最強魔王を目指す為に両親を殺め、大多数の人々
を不幸に陥れる。
声の存在を、真実を他者へと伝える事の出来ない彼女は声の言う『イベントは極力回避』の方針に則って差し伸ばされた手さえ振り払いながら修羅の道を歩む。
いつか声の目標を達成し、声から解放される事を願って……声の癇癪によって周囲の人間をなるべく殺させない様に孤独な戦いを強いられる彼女は――ただ、臆病で寂しがり屋な普通の少女でしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 00:00:00
130224文字
会話率:49%
今と大して変わらない世界。
でも少し壊れた選択をした未来の話。
「乱れた性行為の中から、無作為に選ばれた者を見せしめに処刑する超国家法令」が制定された。
呼び方は色々だが、日本ではこう呼ばれる。
「性戒死」
処刑任務にあたる執行官は、性
にまつわる方法で対象を処刑する。
元々は浮気を始めとした問題ありの性行為を懲らしめ、人々に戒める目的があった。しかしエンタメが氾濫している時代を前にして埋もれつつある。
多くの国民は「そういうものがあるらしい」ということを知っているものの、「運の悪いどこかの誰かが被ること」だとあまり取り合わない現実があった。
事態を重く見た“性戒死機関”は、処刑中継のネット放送が多くの人間に影響を与えられるよう、しばしば過激な処刑法を行うようになっていくのであった。
執行官のアミホは、常に頭を悩ませている。
最期の性戯をする者《ラストシューター》について。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 19:07:12
5371文字
会話率:65%
「……あ~あ、アイファ先輩におち〇ち〇があれば良かったのに♡ そしたら今頃あたしたちは……ポッ♡」
……お前は何を言っているんだ?
これは神聖国家ハイラルディンでの出会いに起因する少女との話。
そこは争いが絶えなかったこの世界を
平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝を自称するフォルグが住まう街だが、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)――他人を自分にとって使えるか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所だと知るのは、私の他には私の先輩しかいない。
だからと私たちはこの手であの男の支配を絶つと、事実を知らず食い物にされている少女たちの尊厳を守ると誓って、私は中で、先輩は外で活動していたのだが、そんなある日、私はとうとうその妹分と出会うことになる。
「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」
それはその少女が発した言葉。
その不敬さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……フォルグ打倒の意思を持ってくれそうな彼女こそは、私が待ち望んでいた相手。
だからと私は彼女に賭けて、『私の目的を果たすためには、お前の力が必要なんだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだが……
なんでお前は服を脱ぎ始めたんだ?
「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ? だったら……ポッ♡」
違う。そうじゃない。
私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。
頼む、聞いてくれ! 私は本気なんだぁぁぁ!!
そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 18:04:00
563143文字
会話率:51%
剣と魔法の世界。
そこで繰り広げられる、被虐と嗜虐の物語。
常夜の都を、人々の暗い欲望が照らす。
最終更新:2025-04-04 23:56:07
125949文字
会話率:13%
Unit vs. Universe(ユニット バーサス ユニバース)
通称【UvU】
有史以来、人類とともにあり続けたそれは、プレイヤーを現身ともいえる【マスターユニット】に変身させて、リアルな戦いを繰り広げるカードゲームだ。
UvUは世界
中の老若男女を虜にし続け、今ではプロプレイヤーは人々が最も憧れる職業であり、揉め事はUvUで解決するのが当たり前。
そんなカードゲームの販促アニメみたいな世界に転生した俺―皇将馬は唯一のエロテーマ使いとして生きていく。
※プロット調整のため、没となった試作です。
※供養のため投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 20:10:00
27891文字
会話率:23%
ソフィア・ヴェルデは伯爵令嬢。
王太子妃候補になるも、王太子が選んだのは親友のロゼッタだった。
選ばれなかったソフィアは、王太子の従兄弟・レオネル卿の婚約者となる。
人々は「失恋の末に政略結婚」と哀れむけれど、全ては私の計画どおり。
私、
ソフィア・ヴェルデが手に入れたいのは、他でもなく、レオネル・アイゼンシルド、その人だ。
でも、私が彼の心を手に入れることは絶対にない。なぜなら、彼はロゼッタを想っているのだから…。
長年の片想いをこじらせている主人公が、紆余曲折の末想いが通じて、執着・溺愛されていくまでのお話です。
***************
閲覧ありがとうございます。
小説を初めて書くのでクオリティーの低さに加え、完全御都合主義のノンリアリティーなお話になっています。
執着・溺愛大好きなので、R18指定にさせていただいています。
個人の趣味をつめこんだ自己満足な作品です。
※R18エピソードには、タイトルの前に*マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 14:35:31
129263文字
会話率:35%
隣国のデーンズへと嫁入りが決まっていたレイリア姫。
手足のバランスがよくすらりとした中背で美しい金髪と透き通るような白い肌。
少女ながら十分なふくらんだ胸。国一番の美姫と称えられ大勢の人々を魅了してきた美貌の姫君であった。
若くハンサム
で教養ある隣国の王子は結婚相手として申し分なく、幸せいっぱいの輿入れのはずだった。
幸せな婚礼に向かう途中で、襲撃してきた凶悪さで名をはせた盗賊団たち。
護衛の騎士たちは全員殺されて残るは女のみ。
「お金ならいくらでも上げます。好きな品物があるならもっていきなさい」
そう告げる姫君に盗賊の頭は答える。
「俺たちの目的はあんただ、レイリア姫」
「――!?」
国一番の美少女を見初めた盗賊の頭は、危険も顧みずに婚礼に向かう姫君一行を襲撃してきたのだ!
処女は結婚相手に捧げねばならず、王国の跡継ぎを産まねばならない身。
下劣な盗賊たちに身体を汚されるのだけは避けねばならない。
誰も助けが来ずに貞操が危機に陥る中、必死の嘆願で交換条件に要求されたのは、盗賊たちの獣欲に奉仕することだった。
言うとおりにすれば最後の一線だけは許してやると――。
宮廷で過保護に大切に育てられ来た美しい姫君が、貞操を守るために屈辱に満ちたプレイを強いられる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 13:26:34
24644文字
会話率:43%
ウイルスで荒廃した世界を舞台に、山頂の楽園「ジェネシス」には超自然的な感染から逃れた人々が住んでいた。冷たさと美しさを併せ持つ少女テレスと、奔放で反抗的な双子の兄ネヴォアは、ある事件をきっかけに運命が大きく変わる。探索部隊に魅了されたテレス
は彼らへ加入する決意をする一方、ネヴォアは劣等感と怒りから自らにウイルスを注入し、特別であろうとする。10年後、探査隊の一員となったテレスに対し、兄ネヴォアは彼女を超えるために新たな挑戦へと踏み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 07:00:00
28759文字
会話率:24%
時間。この場所で一息つくために欲しかったたった一つのもの、でも私の罪は私を執拗に追い詰め、休むことを許してくれない。
これが私が生きる世界だ。絶え間ない終末、空から堕ちてくる悪魔のような身体を持つ「亡者」たち、そして罪によって力が与えられ
た「罪人」たち。
私はこの世界でどこまで存在している?人々の中で、私はどこまで本当の自分なのか?誰かなのか、それとも何かなのか?問題の根本にある問いを見つけなければいけないのかもしれない。あるいは、答えは目の前にあるのかもしれない。
人々は自分の本当の姿から逃れようとするが、私にはその選択肢さえ与えられていない。真実は常に私の眼前に突きつけられる。
暗い雲から雨粒が落ちる。それぞれが灰色の大地に広がり、小さなしずくとなる。世界は破壊の涙を流し続け、この惑星は考える存在である人類のために病んでいる。だからこそ、あなたに問う。「あなたはどこまで本当の自分ですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 13:12:10
27807文字
会話率:45%