身体が弱く、定職に就くのが困難な民人(みんと)は親友・大助の大学進学を機に、彼の保護者として共に暮らし始めた。
4年以上前の記憶がなく、それ故交友関係も狭い民人は、大助にすっかり依存していた。
そして、穏やかな性格の大助も、それを受け止め
ていた。
ずっとこのままでもいい、という気持ちもありながら、どこかで大助と、それ以上の関係を求めていた民人。
大助もまた、同じ気持ちであった。
そんなお互いの心が通じ合った時、民人は、大助に嘘をついてしまう。
そして、一つだけ、と決めていた嘘は。
***
僕は、全てを捧げた人に、
嘘をついている。
※Pixivにて同名小説を掲載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 21:00:00
114243文字
会話率:42%
大学祭シーズンの10月。K大大学院に進学した早川千夏。留学から帰ってきた親友の足立佳代子に誘われるままドタバタ騒ぎに巻き込まれ、相変わらず婚約者となったK大教授工藤大輔を振り回している。そんな中、K大周辺で20代の女性ばかりを狙う連続殺人が
発生した。猟奇殺人犯の魔の手はつい千夏に伸びて…。
『思い出の欠片』に続く、大輔と千夏シリーズ第二段です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 18:00:00
75873文字
会話率:16%
須賀結斗(すが・ゆうと)は、ベースとヴォーカルを担当するバンド少年だ。
高校一年の時に偶然立ち寄ったライブハウスで、サポートとして叩いていた同い年のスーパードラマー三津屋アキラ(みつや・あきら)に一目惚れしてしまう。
高校は別だったが、何
かと用事を作って彼の学校へ足繁く通ったり、彼の参加するライブには必ず足を運ぶようになったり、挙げ句三津屋アキラ以外のものでは身体が興奮しないという特殊性癖まで身についてしまった。
そして三年が経ち、結斗は三津屋アキラと同じ大学に進学を決める。
軽音部に三津屋アキラ目当てで入部してみると、そこには三津屋より注目を集める天才作曲家・水沢タクト(みずさわ・たくと)がいた——。
fujossyにて連載中の「ロック音塊中毒少年群」の、ムーンライトノベルズ・リミックス!
構成を変更して、***様サイドも同時進行でガッツリ書きます! ムーンライトノベルズの「シリーズ」機能を上手く使用し、ひとつの物語を『両サイド』からお届け予定。
もちろん、ロックやバンドや音楽にあかるくない方にも楽しんでいただけるBL小説になるよう趣向を凝らしています。どうぞお気軽に読んでやってください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 00:15:00
37172文字
会話率:48%
「先輩、お隣空いてますか? ……あっ、そうなんですね、じゃあ遠慮なく。失礼しまーす」
最終更新:2023-09-11 04:05:35
7197文字
会話率:100%
生田真之介は冤罪をかけられて書道部を追い出された。真之介は新たな居場所を求めて転々としていたら、JRC部に辿り着いた。JUNIOR RED CROSSの略で青少年赤十字という意味だ。
一方、バレリーナの道を閉ざされて荒れた毎日を送っていた
磯川沙耶香だったが新たな目標を見つけた。それは困っている人の手助けができる活動に参加することだ。沙耶香はJRC部がある伯方第一高校の進学を決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 16:41:35
8271文字
会話率:50%
高校を卒業した朔也には忘れられない人がいる。小四の夏休み、行方不明になった幼馴染みの陸。
大学進学で故郷を離れることになった朔也は、引っ越す前に陸がいなくなった川へやってきた――が、そこで突然異世界に転移してしまう。
転移先の世界で朔也の前
にいたのは、行方不明になっていた幼馴染みの陸だった。
*幼馴染み×主人公。
*サブタイに(※)がある時はR回です。(後半になる予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 21:30:34
56262文字
会話率:28%
梗概
「傘寿の回想」
昭和十九年戦火を逃れて大阪から高山線美濃大田に近い山村に疎開した雄平一家は翌年終戦を迎える。父は結核で雄平が中学一年の夏死去する。高校に進むが大学進学は経済的に不可能で、やむなく母の願いを入れてローカルの建設会社の技術
者として働き始める。
時は昭和三十五年、安保闘争の時代である。雄平も安保の影響を受け、日本に絶望感を感じ国外脱出を図るが海外への門戸はブラジルとアルゼンチンしか開かれていなかった。
ケネディ大統領が新設した平和部隊に肖り、建設省が公募した海外青年開発隊に雄平も応募し、翌年入隊する。
技術訓練を受け、若き獅子として成長してゆく。母の死を乗り越えてブラジルに移住する。パラナ州にある訓練所で暴発した不満分子の幹部襲撃に端を発した集団暴行事件、自治会の議長として不満分子の反省を求める雄平、反感を受けリンチを受け、一人聖市に旅立つ雄平。工場に就職して経済的安定を掴むが、過労と精神的トラウマのせいで精神に異常を来たす雄平。それを救う下宿の女主人文子、束の間の安定に救われる雄平だが、文子の娘である由美子の魅力に取り付かれ別離を迫られる雄平、自分の欲望のままに純真な由美子を不幸にすることは出来ないと決心し、隣国アルゼンチンに転進してゆく雄平、美しいブエノス・アイレス、港町ボッカの佇まい、そしてエルサとの運命的出会い、折角ビジネスは起こしたが軍政により挫折、叔母マリアの待つ米国に再度の転進を図る。
一九七二年、エルサは故国に残した子供のことが心配で雄平との間に生れた三つ子を連れてアルゼンチンに帰っていった。一人残された雄平は久美子という人妻と邂逅し、生涯の愛を誓い、雄平は仕事に没頭してゆく。一九八八年オハイオの自動車部品工場で起きた土壌汚染問題に纏わるY社押の見社長や売手の米国社との葛藤。人間不信に陥り、問題解決の後、雄平は米国を離れ、二十八年ぶりに故国日本に帰るが、日本は雄平が出発した昭和三六年度よりも更に荒廃しており、雄平は再び、言葉の解るスペインのマドリッドに逃げ出してゆく。
孤独な一人旅を続ける雄平の前に現れた日本人女性浩美、果たして浩美は雄平の最後の女として幸せな人生を齎してくれるか?そんな危惧を抱きながらポルトガルの国境に向かう二人だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 16:22:03
166384文字
会話率:27%
大学に進学して一人暮らしを始めた波瑠は、女の子に間違われがちな見た目が嫌だった。でも、親の負担を減らしたくて始めたバイトは、メイド姿をして接客する高級喫茶で、完璧なメイクをすることで、まったく違う自分になってお客様に笑顔を振りまいていた。
だが、そのバイト先に同じ大学で女子から王子様認定されているイケメン双子がやって来て、化粧してるのに、外し忘れてた腕時計で同期生だと気付かれてしまう。こんなバイトしてること隠したい波瑠は、双子たちが冗談で出したエッチな要求を受け入れてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 01:37:48
2523文字
会話率:18%
田舎貴族の三男リヒテルは進学のため王都の少年軍学校へ入る。そこで出会ったエドガーから不器用だが一途な好意を寄せられ秘密の恋人となるも、やがて立場の違いから関係は終わった。だがある日リヒテルはエドガーが軍を辞めたことを知る。舞台は架空の王国で
すが、魔法はありません。エドガー×リヒテル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 22:37:13
41629文字
会話率:21%
創立120年を誇る名門進学校・碧水学院高等学校。この高校の文化祭では、女子生徒たちが下着姿や全裸になって美貌やセクシーさを競う、特殊なミスコンが毎年行われていた。幼馴染でもある先輩に誘われ、このミスコンに参加することとなった1年生の松井優愛
。ライバルの先輩や親友たちとともに、大勢の異性の前で恥ずかしい姿になった彼女は、この戦いで何を得るのか――。
※この作品は塩塚黒樹さんの「恥ずかしの高校ミスコン」に触発されて執筆しました。そのため一部の設定が酷似していますが、全体的な展開はだいぶひっちゃかめっちゃかになっています。。。
※2023年3月よりPixivでも同内容で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 18:00:00
82650文字
会話率:60%
これといった取り柄もなく真面目に受験に励んだわけでもない僕は都内の平凡校-二ツ川高校-に進学することになった。そこで出会ったのは入学式の新入生代表挨拶で処女宣言をした変(態)な女-鳥小石 視鳫だった。謎に鳥小石に気に入られた僕は個性豊かなク
ラスメイト達と楽しい高校3年間を過ごすことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 10:54:31
9769文字
会話率:57%
大学進学を機に実家を離れて一人暮らしを始めた相坂悠翔は、特定の恋人を作らず体だけの関係の相手と過ごす日々を送っていた。夏休みも目前という頃、親からお盆には帰省するようにとの連絡が入った。しかし、相坂には実家に帰りたくない理由がある。高校の時
の、苦い恋の思い出を忘れ去りたいから。それでも親の言う通り帰省したら、かつて恋い焦がれた相手に再会してしまう。果たして拗らせた片想いの結果は……。
※過去にお盆テーマのアンソロに参加した作品です。
※このお話はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 19:29:08
16288文字
会話率:61%
田舎の中学を卒業して都下の高校に進学した男女がいた。
自由を愛する陰キャ男子・豊。学年イチの美少女と噂される陽キャ女子・環季。
二人は同郷という『共通点』をきっかけに、接点を持ち、気心の知れた間柄になる。
性に奔放な土地で育った豊と環季
はおカタい都会の空気に馴染みながらも、好きなときに好きなようにHをする関係になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 00:46:46
11471文字
会話率:32%
夏期講習のアルバイトをきっかけに美少女の家庭教師となった。そして、彼女とお互いの初めてを交した。だが、僕の就職、彼女の進学で、すれ違いが続いた。
とある男の私小説的なひとりごと。
最終更新:2023-08-11 13:59:44
4252文字
会話率:0%
僕の名前は二之前綴。
日本の経済界を牛耳るとまで噂される二之前グループの御曹司である僕は、金持ちの世界に辟易し、大学進学と共に家を抜け出した。
だけど二十歳の誕生日に、六畳一間のボロアパートで一人暮らしをしていた僕の元へ、父親からとん
でもない誕生日プレゼントが送られてきたのである。
「本日より、綴様の肉便器として使用していただく薗部沙雪と申します」
人生のどん底に叩き落され、肉便器となった少女。
恵まれた立場を捨てた、金持ちの息子である僕。
どうしようもないほど交わらない二人が、相思相愛になってラブラブエッチするまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 22:10:50
245607文字
会話率:29%
高校1年の慎吾と浩太、高校生とは思えない悪知恵と底無しの性欲で2人は様々な女性たちを狩っていく。
新規章「時は流れて」からの時間軸は、あの2人がそれぞれ大学、専門学校に進学したところから始まります。
※犯罪描写が多数出てきます。
※犯
罪を推奨するものではありません。
※登場団体、人物等は全て架空のものです。
※苦手な方、こういったジャンルが嫌いな方はブラウザバックして下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 21:13:14
385879文字
会話率:53%
大学進学を機に一人暮らしを始めた主人公のお隣さんは熟れた色気を持つ豊満なスタイルの女性だった。
新たな生活に慣れつつ、お隣さんとの関係も少しづつ深まって行く中で主人公がサークルで飲み過ぎて泥酔してしまった事をキッカケに変わり始める。
そして
肉欲溢れる生活が始まりを告げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 16:20:43
3230文字
会話率:31%
都会の学校に進学することが決まり、すでにそこで生活している一回り年上の姉と同居することに…。
そこで僕は数年ぶりに会った姉を、女性として意識してしまい…。
最終更新:2023-08-02 18:00:59
14711文字
会話率:43%
特殊な家の家系に生まれた少年は家から任務を言い渡され国立の学園に進学する。
その任務は家の指示でもあり、国からの依頼でもある。
少年は学園に潜入し人知れずに脅威に立ち向かっていく
最終更新:2023-08-02 06:34:06
45352文字
会話率:30%
私の名前は沢渡地美(あつみ)、生まれも育ちも博多な私が、遠く離れた奈良の女子大に進学する事になりました。だって、ここには憧れの建築家 戸田真帆先生が教授陣にいらっしゃるからなんです。私の夢は、彼女のような建築家になって大きなプロジェクト
を仕切るアリアスコーディネーターになる事です。そんな夢をサポートしてくれるのが、人生初のカレシです。カレは、不治の病“地美にエッチな事をしないと死んでしまう病”患者なんです。毎日のように情熱的に何回も私にエッチを求めてくる困った人なんですけど、優しくて親切な私の大事な人です。そんなカレに浮気な疑惑が浮上してきました。私はカレが(浮気なんてするはずがない)と信じつつも疑惑な目を向けてしまうんです。
主人公地美(あつみ)を凌駕する美人なバイト仲間や完璧ハーフ美人な同級生、部下に裏切られた高名教授ら、個性強いキャラばかりを揃えた三年目を迎えたカップルのちょっと未来な珍騒動物語。元カノとの復縁疑惑から始まり、様々な疑惑を乗り越えてカレシとの仲を深めていく地美は、将来の夢が明確な女子大生。バイト先での仲間にも恵まれ、アドバイスをもらい立ちはだかる諸問題を解決していく。そして最後に戦うのは、「地元へ帰って来い!」自分の父親と初恋の相手だった。最愛のカレシとの別れを選ばざるえない巧みな策にはまってしまうのか・・・(全8話構成)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 00:00:00
54451文字
会話率:44%