俺は義母と二人だけで、決して許されない小さな教会のパージンロードを歩いた。
最終更新:2021-11-30 20:36:02
30278文字
会話率:37%
「愛しているわ……オリバー」
「僕も、愛しているよ、シャルロット」
「あなたの赤ちゃんが欲しいの」
初めて体を繋げ、彼の種を体の中に取り入れた時、私は愛する人との別れを知りました。
+++++
生まれつき心臓が悪かったシャルロットは、子
供を産むことが許されない体でした。
余命はあと1年もないと、医者に宣告されていたシャルロットは、どうしても愛する夫オリバーとの子供を産み育てたかったので、10月31日に訪れる死者達に「甘美な捧げ物」をし、子供を産ませて欲しいと願いました。
それは、シャルロットが住む村に伝わる言い伝えでした。
シャルロットが捧げた甘美な捧げ物であるパンプキンパイと、彼女の夫を愛する美しい心に惹かれた、ルイと名乗る男性の死者は、シャルロットに「何をしても死なない体」を与えました。
ところが、その神が求めた甘美な捧げ物は、実はパンプキンパイではなく、シャルロットが愛する夫、オリバーの魂だったのです。
シャルロットとオリバーが結ばれ、シャルロットが子供を宿してから間も無く、オリバーは子供の顔を見ることなく突然死んでしまったのです。
一方でシャルロットは、この日以来、老いることのない体を手に入れてしまうことになり……。
これは、永遠の命を手に入れさせられたシャルロットが、もう1度愛する夫にもう1度抱かれる日までの、愛のお話です。
※アルファポリス様にも掲載しております。
※性的なシーンが入っている話は「※」をタイトルにつけます。
※性的なシーンはいちゃラブを意識していますが少し激しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 22:33:42
36390文字
会話率:34%
下級武士の家に生まれたかおりは、子供ができない義妹の幸の代理となり義弟と子供を作らなくてはいけなくなる。3人の気持ちが交差する。責めたくて、できない、苦しみだけでもない、切ない物語。
最終更新:2021-10-16 21:22:16
52157文字
会話率:42%
都より遠く山すら隔てた辺境の地。
家の嫡男として事故あり、深い木々に沈んだ「籤山」に蟄居となった元服前の少年。
旅の僧すら寄らぬ忘れられて久しい古き流刑場。
若くして人生の終に清閑を伴侶とした少年は、しかし当人の覚悟が叶うことなく
時代の波濤に押し流されていく。
望む望まざるにかかわらず、少年は表舞台へと引きずり出されていく。
子供が大人になるように。
何者でもないままに終わることは許されない。
――――――――――――――――――――――――――――――――
隔月に1回程度の投稿を目安としています。
移り気で筆が遅いため、のんびりのんびり更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 22:00:00
142965文字
会話率:42%
ここではどんな女も「豚」と呼ばれ、家畜の様に飼育されている。
過剰な食事回数に、過剰カロリー。
極小の檻に監禁、暴力は日常風景で、人の言葉を話すことも許されない。
この場所を利用する来る人間は皆が狂っていた。
人が堕ちていく過程に最大の
興奮を覚えるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 20:00:00
4650文字
会話率:31%
[10/4完結済。たくさんお読みいただきありがとうございます!]
高校三年生の瑛斗は、若い女性教師「しゅーちゃん」こと三田先生が、妻子持ちのベテラン教師とホテルに入るところを目撃する。
翌日、三田先生を訪ねた瑛斗は、先生が涙するところを目
の当たりにしてしまい……。
「不倫が許されるのに、どうして俺は許されないんですか?」
――教師×高校生の「禁断」と呼ばれる純愛の行く末。
※※※
この作品は公序良俗に反する行為に同意・推奨するものではけっしてありません。
ご理解いただける方に楽しんでいただけると嬉しいです。
内容設定上こちらに投稿させていただいておりますが、描写は控えめです。
該当部分にはサブタイトルに「※」をつけています。
苦手な方は避けてお読みください。
過去に非営利目的の同人誌で発表した作品を全面改訂・大幅加筆したものです。
エブリスタ先行公開済み作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 23:00:00
54716文字
会話率:20%
警備員の京澤は、勤務先の社長の息子でチェロ奏者、上羽雅和の秘書となるよう唐突に命じられる。
畑違いの異動に困惑するも、理由を教えてくれる者は誰もいない。
そして赴任先で待っていたのは、眉目秀麗でありながら性格は偏屈で傲慢、しかも恋人の
倉森との異様な性行為に京澤を同席させるような奇行の音楽家だった。
当然ながら倉森には疎まれ、ほかにも雑誌記者が上羽の近辺を嗅ぎ回るなど、周囲は常に不穏な空気が漂っている。
そんな中、京澤は上羽一族の内紛に巻き込まれ、身も心も淫らに翻弄されてしまう。
だがこれにより京澤は、自覚せぬまま芽生えていた上羽への恋心に気づき、また秘書抜擢の理由や上羽の真意、倉森の境遇、さらには上羽家の歪んだセックスのモラルや因果などが次々と明らかになっていく。
加えて今度は上羽と倉森が属する楽団にとんでもなく厄介な問題が勃発。それらは四方に波及する。
こうして京澤を取り巻く状況は、ますます複雑になり、泥沼と化していく――
※アルファポリス様、pixiv様へも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 10:03:17
192537文字
会話率:29%
ある日、私は自分の痴態を、あろうことか自分の生徒に見られてしまいました。
しかし、それは仕組まれた罠だったのです。
その日から私は、ペットにされました。
衣類を身にまとうことも許されないペットです。
そして彼女は私に酷い仕打ちばかりしてきま
した。
排泄物さえも彼女にとっては遊び道具なのでしょうか。
そう、私は彼女のスカトロペットにされてしまったのです。
※本作品にはスカトロ表現が含まれます。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 15:20:01
184082文字
会話率:22%
【徹夜で完結させた自己満足BL小説の名前もないモブに転生してしまったけど、ちょっと様子がおかしい。】の坂井先生視点の話。
シリーズ2作目
短編連作なので、一作目から読んで貰えるとより楽しめます。
最終更新:2021-09-12 14:30:33
1501文字
会話率:32%
―――冴えないボッチ男が、八人の美女たちと一つ屋根の下、仲良く同棲生活することに…。しかも、そんじょそこらの美女では無い。元トップアイドルやら、総理大臣の孫娘やらといった、トンデモナイ面々…。毎夜、女たちからは激しく求められ…。
羨まし
いですか? いやいや、そんなイイコト、何の代償も無しには訪れませんよ……。それに、そもそも、この生活は羨ましい事なのか?―――
鬼との因縁に巻き込まれた慎也たち。 嬉し楽しい(?)ハーレム生活を満喫(?)していたが、使命を終えた事から総理の孫娘3人は実家へ強制送還されてしまう。本人たちは復帰を望むが、当然ながら許されない。やがてストレスが溜まり、長女沙織の淫魔の力が暴発する…。
一方、鬼の嫁となった娘たちに付き添って、異界へ行った恵美。トラブルメーカーがタダで済むはずが無い。河童・人魚の事件に巻き込まれ、舞衣の娘「愛」が命の危機に…。その上、神鏡の力が弱まって帰ることも出来ない…。
人界では、美雪と早紀の去就問題に加え、舞衣が所属していたアイドルグループ後輩遠藤スミレと、舞衣をおとしいれた黒崎・橋本・北野も絡んできて…。
更には、性を超越しかけた聖巫女とは…?
―――異界の住人、鬼・河童・人魚との混乱に巻き込まれてしまった、「祝部」と「元巫女」たちの不思議譚―――
………この作品は、「月の影に、隠れしモノは。」の続きのお話です。「pixiv]さんにも掲載させてもらっています………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 02:32:29
230655文字
会話率:24%
飛空都市『楽園』で暮らす天使族のセラフィアは、人間に血と快楽を捧げる贄の乙女。
好奇心旺盛で、契約した御主人様(マスター)たちから、地上の話を聞かせてもらうことが大好きなのに、新しい御主人様は彼女の血を欲しがらず、興味もない様子。
だけどど
うしてもこの御主人様を癒したくなったセラフィアは、人間が血を求める薬を、彼を騙して飲ませてしまった。
――それが、けして許されない裏切りであるとわかっていたのに。
※途中から、ひたすらゆるゆる溺愛。終盤シリアス。
※毎日更新終了。ゆっくり不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 21:44:31
150155文字
会話率:23%
「ケーブルを落としましたよ」そんな会話からはじまったサラリーマンのすれ違い恋愛話。
本社の経理部に所属する汐見は、三ヶ月に一回のペースで支店の経理を直接見るべく出張していた。その一つの支店には特別な思いを寄せる人がいた。しかしそれを伝える術
はない。自分が所属する経理部と相手の所属する情報システム部では接点があまりになさすぎる。今日もすれ違うことすら許されない缶詰仕事だと思っていたはずなのに、一つのミスから計算が狂いはじめる。
(§2021/8/30:日間短編BLランキング17位§ありがとうございます!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 14:38:20
13028文字
会話率:47%
故郷に帰り久々に会った親友は二児の父になっていた
だが親友は未婚で妻にあたる女性はいるようだが結婚は許されない関係と聞く
それとは別に次男も巣立ち熟年夫婦が残される実家だが母が二度ほど実父の介護を理由に家を出ていた
そして母の三度目の報告を
聞いた時…親友からは三人目の子ができたとの連絡が…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 23:28:05
10643文字
会話率:28%
今でも思い出す、爛れた関係。
最初は一方的で。そのうちお互いが求めあって。最後は成り行きで。
世間からは絶対に許されない、それでもお互いが心の奥に仕舞い込んで誰にも言えないお話です。
内容は概ねペドっぽい話になります。
作者は素人なので変
な文脈や誤用などが多発しますが、お許しください。
そのため修正が多く、ちょくちょく編集で文面が微妙に変わる事が御座います。予めご了承ください。
誤用や誤字の指摘大歓迎です。
このような拙い小説モドキを読んでくださって評価して下さる皆様、大変有難う御座います。
ご感想を送ってくださっている方もこの場を借りてお礼申し上げます、とっても嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 04:38:07
292684文字
会話率:49%
16歳の巨乳美少女八幡りえ。乙女衆くノ一になるための修業中であるりえは、乙女忍法…男の精液を絞り尽くし、その際に通常の性交の数倍にも及ぶ性感を与えることで、痴漢を成敗するくノ一の淫術…を使うことが許されないため、痴漢に遭っても撃退出来ずに
ひたすら恥辱に耐えるしかありません。だが、乙女の純情な心を持つりえの女体は、少しずつ乙女衆くノ一として目覚めつつありました。一方、清楚な美貌と妖艶な肢体を持つ美女であり、何よりもりえの母である八幡えりは、かつては痴漢百人斬りを達成した凄腕のくノ一でした。結婚し、一人娘のりえを出産してからはくノ一の務めを退いていましたが、ある日、りえが痴漢に狙われていることを知ってから2つの決意をしました。1つ目の決意は、りえが17歳になるまでの1年の間に、りえの女体に乙女忍法を仕込み、乙女衆くノ一にすること。2つ目は、愛娘りえを痴漢の魔の手から護るためには、自らの肉体を痴漢に差し出し、りえの身代わりとなって犯されるのもいとわないこと。勿論、えりはただ痴漢に辱しめを受けるつもりではありません。その美しく熟れた女体には、乙女忍法が秘められているのです。それを武器にして、若き日の様に再び痴漢に立ち向かいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 22:02:59
112146文字
会話率:49%
10月半ばから発生し、世間を騒がせている猟奇殺人事件「消える家族」。その犯人である殺人鬼Sは人ではなく、人智を超えた力で狙った家族を惨殺し、残忍な方法で蹂躙していく。怪談の筋書きにおいて、殺人鬼Sは圧倒的な力を持ち、被害者はなす術はなく、
彼の定めたルールに抗うことは許されない。殺人鬼Sから逃れる方法は、家から追い出す術はあるのか。殺人鬼Sの苦悩、彼の背後に潜む白い影。本編では描写できなかった、惨劇のお話です。
※「炎陽の鬼」を読んでいないと分からない表現を含みます。
※比率はエロ6、グロ4くらいです。
https://ncode.syosetu.com/n8838gx/(本編)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 00:26:58
43943文字
会話率:54%
美麗の騎士は許されない恋をしていた。相手は、主である第二王子だった。騎士は乳兄弟である王子に恋慕し、叶わぬのなら側にいたいと願い、自ら騎士になった。思いを伝える代わりに忠誠を誓ったのだった。
いつからだろう。その思いが少しづつ変わっていった
のは…。
※死ネタ、ヤンデレ、無理矢理、バットエンド含む
※地雷ネタが多いので閲覧にはご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 00:30:10
14091文字
会話率:39%
女性が簡単にであることが許されない時代。退屈を持て余していると、庭先に男が現れる。
最終更新:2021-06-19 18:30:38
8831文字
会話率:47%
【本編完結済】「なぜ許されない? それを決めるのは、私だよ」
沙彩は母の死で五瀬斎王を退いた。幼い弟とふたりぼっちになり途方にくれていたところへ、叔父の帝が訪れる。そして、有無をいわさず奥御殿へと攫われてしまった。
そこで夜毎繰り返され
る過ちに、沙彩は苛まれることとなる。
沙彩より十も年上の帝は、優しい叔父のはずであった。寵愛する中宮がいるはずの後宮の主でもあった。彼が沙彩を〝女〟として求めることなど有り得ないはず。年の差叔父姪のすれ違い王朝恋絵巻。六話から見鬼や物の怪など、ほんのり異能力描写が入ります。
■第5回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにおいて『水籠(みこもり)の咎』が一次選考を通過いたしました。ありがとうございます。
【次回更新】令和3年6月12日(土)番外編「くすり湯と躑躅(後)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:00:00
140368文字
会話率:41%
リリアナは夜空の女神・ディアナを信仰する世界教会所属の使徒である。
女神と同じ黒髪と黒目を持つが故に、絶世の美女と称えらる彼女には、大きな秘密があった。
それは前世――――通り魔に殺されるまでの28年間、日本という国で生きていた記憶がある
こと。
そのため、この世界の『常識』が受け入れられずに苦しんでいた。
例えば、使徒は女神の代わりに懺悔室を訪れた信者から抱かれることで、あらゆる苦しみから信者を解放する役割があるだとか。
例えば、使徒は25歳を迎えるか、妊娠するまで不特定多数の悩める信者に抱かれ続けなければならないだとか。
例えば、男は女神の恋人である月のような、真ん丸く太った体型と三日月のような目が美しく――――前世のイケメンは『女神の加護が得られない者』として迫害され、教会を訪れることすら許されない、だとか。
「不特定多数に問答無用で抱かれるのは嫌だッ、さっさと普通顔、普通体型の旦那様を見つけて妊娠してお役目を終えてみせる!」
都から外れた小さな教会へ派遣される馬車の中、そう決意したリリアナ。
しかし彼女は自身の『夫』を名乗る不細工(※イケメン)な男性に誘拐されてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 22:18:35
41321文字
会話率:22%