毒の一族として生まれたポワゾンは身体の中で猛毒が作られ、その体液に触れた者を死に至らしめる能力と、他者を惹き寄せる妖艶な美貌を持っていた。
毒の体質のせいで誰にも触れることができず、周囲からは畏怖の目で見られて育ったポワゾンは、孤独を抱えて
生きていた。
そんなポワゾンの能力に目を付けたライラ国王は、猛毒を武器として、また性的な愛玩物としてポワゾンを傍に置き、歪んだ執着を向け溺愛する。
悪魔と契約し魔力を持つライラ王の支配によって、ポワゾンは国外に逃げることもできず、夜毎ポワゾンの体液を摂取する王には毒の抗体ができつつあり、毒殺も叶わない状況にあった。
夜伽を強いられ、拒絶すれば罪もない兵を見せしめに毒殺されるポワゾン。自由になるためには、ライラ王が死ぬのを待つしかない状態だった。
「森の奥には獰猛な獣が住んでいる」
そんな言い伝えを聞いたポワゾンは森に入るが、そこで出会ったのは浄化と不老不死の力を持つ一角獣の青年・コムだった。獰猛とは真逆の純情でうぶなコムに、庇護欲を掻き立てられるポワゾン。
ポワゾンは生まれて初めて愛することを知り、求められる喜びを知る。
一方、寿命が残り少ないライラ王は、不老不死を得るため一角獣の捕獲を企てていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 19:00:00
34539文字
会話率:32%
ツンドラの大地で紡がれるホッキョクギツネ獣人シャノン(性に奔放アルファ)×アルビノ人間ミア(隠れモフモフ大好き転化オメガ)の最果ての恋物語。
***
※独自解釈を加えたオメガバースBLファンタジーです。
[あらすじ]
温暖化、砂漠
化、食糧難……。
劣悪になった地上を捨て、人間が地下へと入り込んで九百年。地上は浄化され、獣人と獣の住む楽園となっていた。
八十年ほど前から、地上回帰を狙う人間の調査派遣が行われるようになり、試験に15歳で合格したアルファのミアは一年の研修を経て、地上へ向かった。
順風満帆だった調査や研究。
二年の任期満了を目前に幼い頃、昔のネイチャー雑誌で見たホッキョクギツネが今も生息しているか確認するため、北への移動申請をだした。
そこで強いアルファ性をもつ獣人シャノンと出会い、転化してしまう。追い討ちを掛けるように現実を受け止め切れないミアが引き金となる事件が起こってしまいーー。
*エブリスタ様、アルファポリス様からの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 22:44:16
202131文字
会話率:57%
【魔法が使える騎士×道具屋店員。全21話。爽やかな読後感が欲しい方向け。ただし冒頭のみ胸糞あり】
道具屋の息子であるミランは騎士道物語を愛読している。だが現実で見る騎士といえば、家族で営む道具屋にとって悩みの種となっていた。ある時、その騎士
の下品な野次を叱りつけ、また道具屋の危機も救ってくれた男が、客を装い見回りをしていた上長だと知る。穏やかだが勇敢で、料理も得意。愛読書の騎士のように信念を持つ彼に、ミランは好感を覚えていく。
臆病な青年が愛を知っていく、日々を繰り返してすすむ物語。
※ は性描写あり
fujossyさんにも掲載しています。
(1/15 BL日間2位ありがとうございます。アデル氏が俺のミランが愛されないはずがないとどーんとでかい胸を張っております。ミランは呆れながらも顔赤い)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 20:00:00
134763文字
会話率:51%
背に翼の生えた鳥人たちが暮らす世界。鳥人達の中には、温め鳥と言われる生まれながらに高熱を発する鳥人と、氷鷹と呼ばれ崇敬される一族がいる。温め鳥である日和はある日、自らが一年の半分を過ごす氷穴の傍で行き倒れの鳥人を拾う。ひどく冷え切った体を
した鳥人を抱きしめ、暖めることにした日和。やがて目覚めた氷鷹は、自分の温め鳥として、日和を指名した。 ※アルファポリス、Pixivでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 00:00:00
53399文字
会話率:47%
目を開けたら11年前!?最悪の心中エンドを回避せよ!
魔物が見える特異体質のために、実の親に『悪魔の子』として10年間軟禁され続けたルークス。支え続けてくれる従者のルアに依存し、2人の世界に堕ちてしまった。そして最期まで2人は共に...崖
から飛び降りた。
......はずが、目を開ければ11年前!!
最悪の心中エンドを回避せよ!
忠誠心あつい(?)従者から『適切な距離』をとろうと頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 13:00:39
59075文字
会話率:47%
◆◇カタブツ異端審問官×一途な砂漠の魔女(♂)◇◆
《あらすじ》
束の間の自由を手に入れるため、故郷アシュモールを逃れてダイラに密航した魔女マタルと、審問官ホラス。ある事件の最中に二人は出会い、手を組んだ。ホラスの幼馴染み・マギーを奪っ
た20年前の魔女狩り──その実行犯を狩るために。
7年の歳月を共に過ごし、身体だけの関係を続けながら、狂おしいまでの思慕を募らせてゆくマタルと、気付かぬふりをするホラス。
「お前が羨ましいよ、マタル」小さくため息をつく。「お前と同じくらい、俺も……自分のことを信じられたらいいんだが」
すると、マタルはそっと微笑んだ。
「あなたはそのままでいい」彼は言った。「あなたの分まで、俺があなたを信じるから」
いまようやく黒幕の正体に迫ろうとする彼らの前に、王都で発生した失踪事件が立ちはだかる。行方不明となった貴族の娘──彼女は魔女に変異していた。少女は自ら姿を消したのか? 彼女を狙う者の正体は?
謎を追うほどに、深まってゆく過去との共通点と陰謀の影──そして、無視できないほどに燃え上がる思い。
そんななか、新生エイルにはマタルの命を狙う刺客が現われ、ヴェルギルに助けを請う。
「〈呪い〉が生まれようとしているのです」
次第に浮き彫りになってゆく現実に打ちのめされながらも、真実を追い求めるマタルとホラスに、忍び寄る〈呪い〉の宿命。命を懸けて運命に抗うふたりがたどり着く先とは──!?
『腥血と遠吠え』に続く、ダークファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ第2巻。
一作目はこちら→https://novel18.syosetu.com/n8732hw/
※『腥血と遠吠え』のクヴァルドとヴェルギルのリバがあります。お楽しみください。
※この作品はアルファポリスでも掲載しています→https://www.alphapolis.co.jp/novel/319250361/254684440
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 19:05:01
218298文字
会話率:43%
◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
【日月の歌語りⅠ】腥血(せいけつ)と遠吠え
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われる
ほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。
やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 20:32:54
206846文字
会話率:45%
突然、魔王アルスに呼び出された城下町の宿屋で働く平凡な男、レン・ヤマモト。
「ここに貴様を呼びつけたのは、これからこの城で俺の傍仕えとして働いてもらうためだ」
かつて、主人公レンは自分が転生者であることを自覚し、マンガ「リスティリア戦記
」とよく似た世界であるこの国で、幼い頃に魔王アルスと出会っていたのだ。だが、あることがきっかけで二人は別離の時を迎え――
「貴様のような卑怯者に一時でも心を許した俺が愚かだった。これからは、俺が飽きるまでせいぜい飼い殺しにしてやる」
主人公受け・転生知識はあるけどあまり役立ってない感じのゆるゆる監禁調教系BLファンタジー!
アルファポリスでも投稿しております
https://www.alphapolis.co.jp/novel/84296488/822207331折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 18:00:00
93714文字
会話率:37%
ブラッツ・カレッジ──王都北郊に位置する男子全寮制の魔法学校。妖精族、人魚、吸血鬼、獣人、そして人間など様々な種族が集まるこのカレッジは今日も混沌を極めている。
3年生から首席となったジェイ・スタンリーは、呪われてしまった弟のため勉学に励む
日々。しかしカレッジでは珍しく純血の人間であるがゆえに、周囲から狙われることも多く中々上手くいかない。さらに隠し続けていた秘密が暴かれそうになり……
主に人外×人間のファンタジーBL。人外に求婚されたり、血を吸われたり、懐かれたりしながら平穏な日々を求める話。総受け寄り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 17:04:55
7998文字
会話率:28%
目が覚め、記憶を取り戻した男は気づいた。俺はこのあと最悪なことをし続け殺される王子であることに‥‥‥
これはそんな王子10歳の時から始まるハラハラドキドキたまに過度なエッチがあるハーレム冒険BLファンタジーである。
※この作品はアルファ
ポリスにて掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 15:00:21
42962文字
会話率:45%
生真面目な下っ端神官キリウスは、ある日神殿に現れた魔族レイの世話を上司より言いつけられる。
一ヶ月後に処刑されるのだというその魔族は実にふしだらで、卑猥な言動を繰り返しては迫り、キリウスを困らせてきた。
平穏と女神と筋肉を愛するキリウスはレ
イに翻弄されてうんざするも、次第にレイのことが気になるようになってしまいーー。
真面目筋肉神官×卑猥魔族の、ドタバタ古代BLファンタジー。
(アルファポリスと同時更新)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 12:46:32
105893文字
会話率:35%
自家創作のケモ耳・褐色・筋肉・イケメン・男ふたなり・南国・民族のパンサーマ族のエロ小説です。
内容はヒト男性(高身長イケメンマッチョで絶倫ピアス付き極太黒巨根)双子の同軸リバカップル攻め×パンサーマ族の学生モデル(猫耳セミロング赤毛緑目
の褐色筋肉イケメン男ふたなり)です。
3Pですが、ラブラブ和姦でハッピーエンドです。
以下の要素があります。
・ヒト男性同士の同軸リバ ・3P ・中出し/種付け ・男ふたなり
・チ◯コピアス ・イラマチオ ・飲精 ・搾精・♡多用
・pixivに掲載しているもの(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16088601)と内容は同じです。
※誤って短編で投稿していたのに気付いたため、投稿し直しました。ご容赦のほどを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 00:59:29
21565文字
会話率:37%
若き騎士は、その騎士に、ひどく歪んだ、それでいて純粋な愛を注ぐ。
「もう二度と、貴男を私の側から離れさせない。…絶対に、絶対にだ。」
国が二つに割れた内戦。
内戦の結果、勝者は栄華を手に入れ、敗者は亡命するか見せしめの奴隷に貶められたのだ
った。
それはかつて主人と従者、師と弟子であり、互いに惹かれ合う関係でもあった二人の騎士の仲を引き裂いた。
内戦終結から数年の後の事。
かつての従者であり、弟子でもあった若き騎士は、かつての主人であり、師でもあり、愛する人だった騎士と再会する。
愛執が始まる。
以前にpixiv上で公開していた作品『我が愛しの奴隷騎士(男前騎士×ワイルド系マッチョ盗賊 改題)』のリメイク作品です。
以下の要素があります。ご注意ください。
・強姦 ・身体的暴力 ・精神的暴力 ・その他さまざまな虐待行為
これらは重大な人権侵害であり、実際におこなうと明白な犯罪となるものです。
現実と妄想の区別のつかない人は見てはいけません。
リメイクにあたって、主人公たちの名前を変え、加筆修正しています。
最終的にハッピーエンドです。
本作は不定期更新です。ゆっくりお付き合いください。
この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 00:00:00
43829文字
会話率:33%
自家創作のケモ耳・褐色・筋肉・イケメン・男ふたなり・南国・民族のパンサーマ族のエロ小説です。
内容はヒト男性(高身長イケメンマッチョで絶倫ピアス付き極太黒巨根)双子の同軸リバカップル攻め×パンサーマ族の学生モデル(猫耳セミロング赤毛緑目
の褐色筋肉イケメン男ふたなり)です。
3Pですが、ラブラブ和姦でハッピーエンドです。
前編はヒト男同士の同軸リバのみです。
以下の要素があります。
・ヒト男性同士の同軸リバ ・3P ・中出し/種付け ・男ふたなり
・チ◯コピアス ・イラマチオ ・飲精 ・搾精・♡多用折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 15:15:44
5275文字
会話率:41%
事実上監禁状態となっているコンを救いにいったはずのハクだが。。
最終更新:2022-08-12 10:23:37
1886文字
会話率:24%
「日が沈み始めた秋の夕暮れ、薄暗くなりだした狭い路地裏に私は倒れていたそうです」。
時は明治、雑誌編集者の「旦那さま」に拾われた名前のない主人公は、その屋敷に匿われ、看病を受ける。
そのうちに主人公の奇怪な体質が明らかになりつつも、次第に
二人は心を通わせ、共に暮らすようになった。だが旦那さまの優しさだけでは隠しきれない哀しい予感が、次第に近づいてきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 19:43:16
9515文字
会話率:51%
19世紀の初頭、みんなエジプトのミイラに夢中だった頃、オレの親父はハノイの密林に眠る遺跡達に夢中になっていた。
あの時、俺は恐ろしい目に遭ったあの場所へ、もう一度行く決意を固めていたのだが、それは何かを引き換えにする事になるかも知れなくて…
。過去の秘密に立ち向かう主人公は男にだらしない男だが、心には一途に思う人が居た。それは美しい紫の蝶。
19世紀初頭の仏領インドシナ(ベトナムのハノイ)が舞台のファンタジーでBLです!東洋のパリとも謳われた不思議な街を想像しながら読んで下さると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 20:37:32
211001文字
会話率:29%
僕、大崎昴は17歳の普通の男子高校生。
だけど、ある日目覚めたら見知らぬ世界の、何故かもふもふの上で目が覚めた。もふもふの正体はシロウと名乗る真っ白な狼の獣人。そして彼は僕の事を「シリウス」と呼んだ。
こちらの作品はpixivにも掲載し
ています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 11:00:00
554272文字
会話率:59%
神の刺客として派遣されたサソリは、ターゲットである美しい青年オリオンに恋をした。
彼を手に入れたくて使命と感情の間で苦悩するサソリと、初めて愛してくれた相手にのめり込んでいくオリオンだが、出会ってすぐに刺した毒はすでにオリオンの身体を侵し始
めていた。
『さそり座』と『オリオン座』の神話をモチーフとしたお話です。
2021/11に「星影奇譚: ~星座BLアンソロジー~」へと寄稿させていただいた原稿となっております。(改定一切なし)
※アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 00:00:00
25997文字
会話率:41%
「そんなに私を誘惑しないでください」
幼い頃、暴漢に襲われそうになった僕は見目麗しい神父・アランに助けられた。教会で成長し、彼に恋心を抱くようになる。だが、アランが旅に出るといいだして…? ハピエンです。
■Twitterの企画「#花言葉企
画花物語」「光or闇BL」参加作品です。■他サイトにも投稿中。■2022/4/5 後日談「沈丁花に酔わされて」(#花言葉企画花物語)をUP
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 17:37:27
27369文字
会話率:56%
王の寵童ジャミルは、老王のお守りと不眠症に悩まされている。ある日、おっちょこちょいだが親切な庭師ケイルと知り合う。だれにもいえない悩みを打ち明けると、彼は理解してくれる。だが、ケイルが王の食料庫を壊した一味だとわかり……?
(「俺」一人称単
一視点/★印回はラブシーンを含みます)
※自サイト、エブリスタにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 17:00:00
39847文字
会話率:46%
六人きょうだいの長男で、極度の世話焼き体質だった御田桜介(みたおうすけ)。それが自分の前世だったと、パン屋のウォルフは思い出した。やる気のないパン屋から、すっかり働き者にジョブチェンジしたウォルフはある日、森の中でエマという少年に出会う。雪
男なのに冷え性に悩んでいるらしい天然おっとりなエマのせいで、前世のスペックである極度の世話焼き体質が発動してしまい……!?
パン屋×雪男。のんびりほのぼのファンタジー。
【注意】章ごとに視点が変わります。
【注意】男性妊娠ありの世界です。
【注意】R18描写がある話には♡表記があります。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 23:00:00
101772文字
会話率:42%
男子中学生 葛原 碧(くずはら あおい) は、多少の家庭の事情と交友関係の少なさを除けば、弟想いの一般人だ。
新学期を迎え三年生として迎えた春も過ぎ去ろうとしている最中、彼の日常はたった一夜のうちに一変してしまった。
退廃とする町並み
、地を覆う深緑の波。そして、魑魅魍魎が跋扈するこの世界の変容を、傍らに相棒を携えながら新天地へ向けて旅することとなる。
そんな冒険の中で碧は、新たな出会いと別れ、”魔法”と形容する謎の異能や不審な遺跡、果ては”ダンジョン”のようなものまでが彼ら前に立ちはだかる。
碧は家族を、友達を、自らを受け入れてくれる安息地を見つけることが出来るのか.....?
コンセプトはBLしないBLファンタジー?的なもので、淡い恋と言うより拗れた友愛みたいなものを散りばめつつ、メインはファンタジーにしていきたいと思います。
(ムーンライトさんに投稿するのはエッチなものを描きたい欲に勝てなくなったた時の保険ですw)
感想やご意見は随時募集しています。
一応R18に指定しておりますが、性的表現は後の後で、あっても緩くが今のところの計画です。
魔法要素やダンジョン要素も序盤は出てこないためご了承くださいm(_ _)m
更新速度はかなり遅いと思います...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 15:32:24
30904文字
会話率:17%
三宅四郎貞昌は、浪人である。訳あって家から勘当され、現在は寺子屋の先生を務めている。そこへ度々遊びにやってくる、幼馴染であり、剣術道場の師範代である、森川虎吉義純とは、茶飲み友達の間柄になっていたが、実は2人は若い頃、互いに衆道の契りを交わ
し合った仲でもある。色恋の気配も見せなかった虎吉が、ある日突然、今でもあなたに惚れています、と手を握ってきた。突然のことに戸惑う四郎だが、昔交わした誓約のせいで、体をまさぐってくる大きな手に抵抗できない。恋愛に関して疎い四郎の複雑な気持ちとは裏腹に、快楽にたやすく屈した体は、虎吉の前であられもなく開いていく。
江戸時代風BLファンタジーです。ゆるゆる設定の為、史実と全く違う点が多々あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 18:18:46
20420文字
会話率:41%