——絶対に、お前から逃げてやる
籤浜伊吹(くじはま いぶき)は、長年、跡取りを強要する父から逃げ回っていたが、ある日、突然、中高の同級生の親友の弟、犀陵刹那(さいりょう せつな)から助けられる。
そのまま、刹那と同居をする事になった伊吹
だが、かつて情けなく、伊吹が弟の様に世話を焼いていた刹那は、すっかりと成長し、立派になっていた。
その事に劣等感を感じていた伊吹だが、刹那は、どうやら昔とは違う感情を伊吹に抱いている様で——?
カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817330659205079346)でも投稿しています。あちらの方が時間が安定して投稿されますが、こちらは不安定です。ご容赦ください。
また、カクヨムの近況ノートで色々書いてます。
本編はハッピーエンドですが、番外編はシリアス多めです。
感想などはいつでも嬉しいです!
7月5日 本編完結しました
7月6日からサブキャラ達視点の番外編を更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 23:30:40
355764文字
会話率:44%
母が再婚し、新しい貴族の義父とさっさと外国にとんずらした。俺はリア・リギル、大きな家の北向きの部屋に残され、貴族家の跡取り息子で同学年のサヴィア・スターランスと一緒に学園に通っている。俺達が義兄弟になったことは誰にも話していなかった。無口で
無表情で聖堂の聖天使によく似て美しいサヴィアから義兄さまと呼ばれるのは悪い気がしなかった。とある事情から聖天使によく似たサヴィアと毎晩キスしなければならなくなり、聖天使様にぐいぐい迫られ、俺はどうなる!と思いきや……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 20:20:31
222597文字
会話率:58%
神楽坂くららはもう限界だった。彼女は早くに母親を亡くし祖母に面倒を見てもらってきた。父親は国内でも大手の神楽坂コーポレーションと言う会社を保有していて仕事に女遊びにと忙しい毎日だった。そんな父親の今の目標はくららの結婚だった。ただ一人の娘に
跡取りの婿をあてがう考えなのだ。だがくららの祖母が半年前に亡くなり、しばらくの間は我慢して来たがここ最近の父親のお見合い攻撃はすさまじい。その相手がどれも最悪な相手ばかりで、くららは意を決して父親にもうお見合いはしないと言いに行った。言い争いが始まりくららは部屋を飛び出す。そして階段から落ちた…‥気が付くと全く知らない世界にいて、そこで知り合った毛むくじゃらの虎のような獣人にくららは思わずしがみつく。まったく知らない世界で彼マクシュミリアンだけが頼りとばかりに‥‥だが獣人の彼は迷惑がっている。だが次第にくららを放っておけなくなっていき……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 06:25:14
137802文字
会話率:29%
「ステラ・ルーベンス嬢。どうか私と結婚して下さい。」
「え、無理。」
夜会で助けた公爵家の跡取りであるエドヴァルドに求婚されたが、それをあっさり断ったステラ。ならば、お友達からお願いします。と言われて承諾すると、いつの間にやら外堀を埋めら
れて、逃げられなくなっていたお話。
☆★☆★
R18は後半になる予定です。
更新は不定期になります。
タグをご確認の上、本編へお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 00:00:00
48734文字
会話率:50%
子爵家の跡取り娘フェデリカは結婚間近だった。相手は伯爵家出身の騎士アシュガイル。母親同士が仲が良く、二人は赤ん坊の頃からの付き合いだった。フェデリカはずっとアシュガイルの妻になるものだと思い、なんの心配もすることもなく生きてきたが、ある日そ
の当たり前だった幸せが崩れ去る。アシュガイルに突如高位貴族家からの結婚話が舞い込んだのだ。アシュガイルはその結婚話を受け入れ、結婚式まであと三ヶ月のところで二人は婚約破棄。フェデリカは失意に沈むが、跡取り娘である彼女は誰かと結婚しなければならない。フェデリカは両親の勧めで、もう一人の幼なじみの騎士、オサスナと結婚することに。オサスナは社交界で浮き名を流している男だった。◆タグと感想欄にネタバレあり。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 22:00:00
23228文字
会話率:55%
異世界転生した俺は、辺境伯の跡取り息子マーカス・グランツとして生を受ける。
俺は没落貴族令嬢のルキアをメイドとして寵愛し、勇者の末裔ミカサも護衛として雇い、俺の下半身の世話をさせる日々。
それだけに満足せず、才ある美少女を200名以上集めて
マーカス騎士団を設立後は、団長の身分を利用し、ルキア副団長とミカサ親衛隊長含む団員達と肉欲の限りを尽くしていく。
指導と称しエッチしまくりの抜き多め、成り上がり譚です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 20:23:42
30045文字
会話率:34%
緑豊かな山の中腹にある天狗一族が暮らす神社。そこから見下ろす道背温泉本館(みちせおんせんほんかん)は、古くは薬師如来の御使いである白鷺が、傷ついた足を湯に浸して傷を癒したことが始まりとされている。
その湯屋の二階『ひみつの部屋』から繋が
る湯殿には、人ならざるものを癒すお湯が湧き上がり、人ならざるものの悩みを治癒する薬師がいると言う。
神々が在わす界隈で最近噂の薬師、二葉は、事件に巻き込まれ恋人を目の前で殺され自分も刺されて死んだ……はず(?)なのに、気がつけば10年もの年月をタイムリープしていた。
『これは、神様が私に与えてくれたチャンスや!絶対にこのチャンスを活かしてみせる!今度は、天知(あまとも)さんを死なせん!!』
やり直しの人生を神様たちを癒しながら、心のままに生きる二葉と、そんな彼女に振り回されながらも二葉が好きでたまらない天狗の跡取り息子、天知のお話。
二葉は、恋人の命を救うことができるのか?!
※主人公とその周りの登場人物が、がっつり方言で話します。(関西弁寄りのイントネーションだと思ってもらえれば良いと思います)
※登場人物達が戦いますので、流血描写が出てきます。
※ほんのりエロは出て来ますが、がっつりエロが出てくるまでに時間がかかります。
※なろうのR15、R18のガイドラインに沿ってR15の話には☆をつけています。R18の話には★を。★の数が増えているのは、過激度(当社比)によって表記しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 20:00:00
101669文字
会話率:34%
ヤンキーの立花いぶきは幼馴染の板垣レンと距離を置こうとしていた。何故ならいぶきは代紋を掲げた裏稼業の跡取り息子。学業優秀で弁護士を目指しているレンの足を引っ張らないように離れるつもりだったのだ。一方のレンはいぶきに対して焦れた感情を持て余し
ていた。
腹黒裏ヤンキー×正統派ヤンキーエロシーンに*マーク。
ヤンキー受けアンソロジー提供作品(2023/1月発行)。公開終了。一部改稿+書き下ろし
他サイトにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 19:00:00
9243文字
会話率:65%
相手に浮気をされた女性5人がついに行動を起こした。
第一王子、宰相子息、王家の影に婿入り予定の伯爵令息、騎士団長子息、王家御用達にまで昇りつめた大商会の跡取り息子。
次代の重役を担う5人とその婚約者達。
国の未来を想って組まれた縁組に、
影が差した。
「なんですの?この破廉恥学園は。いつからこの学園はこんな無法地帯になったのかしら」
皆さん、随分と舐めた行動をお取りになるのね?
私達が悪役令嬢?取り巻き?酷い言い掛かりね。
私、堪忍袋の緒が切れました。
次代の『王家の影』である私の対象者になった貴方達には、世の為人の為に消えてもらいましょうか。
それにしても、私って前世に続いて男運ないわね。
もう男なんてこりごりよ。これからは仕事に生きるわ。
・・・って思ってたのに、ちょっと何なの貴方。待って!
待ちなさい!
・・・え?もう十分待ったからこれ以上待てない?
これは王家の影の跡取り娘が、変態達を駆逐して愛が重過ぎる名無しの魔術師に捕まるまでのお話です。
別タイトルでアルファポリスでも先行連載してます。
──────────────────────
【ご注意】下記の内容が苦手だと思った方はブラバ推奨いたします。
*性癖に難ありの変態が5人出てきます。
*R18シーンは少なめです。
*スレ内では言葉使い方が現代風でちょっと下品です。
*完全ご都合主義な展開。ゆるゆる設定。
*過度なざまあ展開にはしません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 00:00:33
146654文字
会話率:38%
和風ファンタジーです。
龍神信仰が残る小さな島で生まれ育った幼馴染3人の三角関係。能天気な男子高校生(受)×年下クールな神社の跡取り息子(攻)×しっかり者の女子高生。
神社の跡取り息子が、高校1年生にして神社を継ぐことになり、代替わりの神事
を行うための花嫁役を選ぶというお話です。
*3Pについては、攻×受×龍神となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 15:37:46
30701文字
会話率:36%
以下、ネタバレを含みます。
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広大な領地を誇るヘティリガ帝国には、とある噂が流れていた。
「公爵家から子爵家に没落したルクアーデ家のヴィオレッタ嬢は、とんだ悪女である」
悪女だとレッテルを貼
られ、嫌われているヴィオレッタ・アリスティーラ・リ・ルクアーデ子爵令嬢には、それはそれは口の悪い年下の婚約者がいた。
「おい、クソ女。どういうことだ」
ルカ・リート・ティサレム・グリディアード。グリディアード公爵家の令息であり、跡取り息子。ヘティリガ騎士団の副団長を務め、《四騎士》という剣の天才に選ばれた、騎士王の異名を欲しいがままとする男だ。公爵家の令息。剣の腕前。冷たさを感じさせる美貌。
彼こそが、ヴィオレッタの婚約者であった。
ヴィオレッタはいずれ、ルカに婚約破棄を言い渡されると思っていたが、それとは反対に徐々に彼との距離は縮まっていく。
ヴィオレッタに婚約を申し込んだルカは、実は彼女に心底惚れていて――。
想いを揺らがせる困難の壁にぶち当たってしまってもなお、二人が互いの愛を求めて奮闘するお話。
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️〜必読(ネタバレ含む)〜
・当作品はフィクションです。現実の人物、団体などとは関係ありません。
・当作品は恋愛小説です。
・人が亡くなる表現、刺される、斬られる等の身体的ダメージを示唆する表現があります。
・R18に指定するほどの直接的な表現はございませんが、一部匂わせる表現があるかと思います。念には念を入れてR18指定にさせていただきます。
・ヒーローがとんでもなく口が悪いです。
以上、不快に思われる方もいらっしゃると思いますので、何卒自衛をよろしくお願いいたします。
作者並びに作品(登場人物等)に対する“度の過ぎた”ご指摘、“明らかな誹謗中傷”は受け付けません。
詳しいことは、活動報告の『感想について』と『感想について2』をご一読ください。
※現在、感想欄を閉鎖中です。何かありましたら、Twitter▶︎@I_Y____02までお願いいたします。
※作品の転載、明らかな盗作等に関しては、一切禁止しております。
※小説家になろう様・カクヨム様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 11:20:06
336066文字
会話率:43%
悪評高き侯爵の再婚相手に大抜擢されたのは多産家系の子爵令嬢エメリだった。
侯爵家の跡取りを産むため、子を産む道具として嫁いだエメリ。
お互い興味のない相手との政略結婚だったが……元来、生真面目な二人は子作りという目標に向け奮闘することに。
子作りという目標達成の為、二人は事件に立ち向かい距離は縮まったように思えたが…次第に互いの本心が見えずに苦しみ、すれ違うように……。
まだ恋を知らないエメリと外見と内面のギャップが激しい不器用で可愛い男ジョアキンの恋の物語。
***補足説明***
R-18作品です。苦手な方はご注意ください。
R-18を含む話には※を付けてあります。
・アルファポリスさんにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 22:11:12
117788文字
会話率:31%
アマゾナイトノベルズ様より、2023年4月4日、電子書籍で配信されました。
(元タイトル・この度、首席を争っていた男と婚約しました。)
ヴィクトリアは侯爵令嬢であるが、敬愛する王女殿下の近衛騎士になることを夢見ていた。しかしその条件であ
る「騎士になりたければ学園の騎士クラスを首席卒業すること。出来なければ親が決めた相手と結婚してもらう」という父親との約束を果たせなかった。ずっと首席を争っていた孤児の男に負けたからだ。
なんとお見合い相手はヴィクトリアに首席を譲らなかったジークで、彼はある侯爵の元跡取りの忘れ形見だった。更にヴィクトリアと結婚したかったから一位をキープし、侯爵の養子となったらしい。
なんだかんだで言いくるめられヴィクトリアはジークと婚約することに…
これは真っ直ぐな性格をした恋愛初心者の脳筋娘(ちょろい)と、ヒロインのことが好き過ぎるチートなヒーロー(ちょろい)とのラブコメ話です。
※設定がゆるふわなので、矛盾点もあると思います。
また、女性を軽視するような表現もあるので気をつけて下さい。
話の都合上、ヒーロー以外に襲われる展開があります。
がっつり性的描写のシーンがあるときはタイトルの後ろに※マークをつけていますが、ゆるめの場合はついていません。
本編完結しました。今後は番外編をのんびり更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 22:30:08
102405文字
会話率:40%
国家魔術師であり、次期侯爵であるシルビアは仕事が楽しくて婚期を逃していた。彼女の父は結婚はしなくてもいいので跡取りを生んでほしいと、シルビアの誕生日になんと子種を用意していた。しかも、寝室でシルビアを待っていたのはベッドに鎖でつながれた同僚
のアランだった。口うるさい生真面目なアランをいつも煙たがっていたシルビアだが、案外かわいい反応をするアランに、ついつい盛ってしまう――。
奔放なシルビアと、そんな彼女を捕まえたいアランのお話。前半はシルビア視点、後半はアラン視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 23:49:01
15858文字
会話率:57%
正野星羅(しょうのせら)。
ごくごく普通の生活を送ってきた、正野家三姉妹の次女。
幼い頃から、三姉妹でいろいろと比べられるのは普通にあったことだったけれど。
姉である長女は、幼馴染のエリート起業家と既に婚約が決まっていた。
三女の妹は、ヒ
モだと思っていた無理矢理同居男が実は凄腕のドクター兼とある大病院の跡取り息子だと判明し、そのまま婚約話が持ち上がっていた。
そんな勝ち組確定姉妹の間に位置する彼女は、今まで出来た彼氏がことごとく友達にNTRれたり、最初から二股以上をかけられていたり、ただ手や口を使われるだけだったりと、本人にそれほど自覚はないが最悪の男運の持ち主だった。
『私だって、玉の輿に乗るくらいわけないんだから!』
気まずそうな、哀れみをこめた周りの声を完全に払拭するため。
どうにかこうにか手に入れた媚薬(!)を携えて、彼女は玉の輿に乗るためのターゲット・八剱グループの御曹司に近づこうとするが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 20:20:15
10812文字
会話率:38%
トップアイドルの神楽真理は、解散したアイドルデュオの近藤和水の熱狂的なファンだった。彼への思いは歪んで、ついには暴走する。
美形アイドル×平凡顔アイドルの歪んだ恋愛ものです
〈登場人物〉
近藤和水(こんどうかずみ)
平凡受け・170cm・
三十歳。アイドルデュオのロゴスのメンバー。アイドルとしては平凡顔だが、歌唱力は誇れる。水を身体に摂取するときに安らぎを感じる。狂信的で厄介なファンを多く持つ。
神楽真理 (かぐらまり)
美形攻め・183cm・三十歳。六人アイドルグループSIXのメンバー、クールな王子さまキャラ。金髪長髪で長身、顔面国宝級。苦手なことは愛想を振り舞くこと。ファン層は幅広い。和水とは同じ高校。和水をかずみんと親しく呼ぶ。
千葉
ロゴスのメンバー、176cm・三十歳。茶色のくせっ毛、八重歯がチャームポイントの美形。和水とは大学からの関係。アイドル活動よりもテレビのバラエティが得意。
斉藤一正(さいとうかずまさ)
和水のファン。優しくきれいな顔立ち、180cm・三十代前半。老舗旅館の跡取り息子。
今作はpixivと個人サイト、アルファポリスにて掲載中の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 23:20:38
64917文字
会話率:46%
触手を操る男ジェームズのペット犬にされてしまった少年アーサー、常識が何も通じない館でがんばって生きる!!
※この作品には「あからさまな性的描写」、「暴力的場面」、「同意のない性行為描写」、「近親相姦」、「女性蔑視ともとれるような描写」等が
含まれます。ご注意ください。
【登場人物】
アーサー:庭師見習いの少年。急に館に連れてこられて混乱しながらも、持ち前の明るい性格でなんだかんだ毎日それなりに楽しんで生きている。金髪に栗色の瞳、小柄。
ジェームズ:触手を操る美人お兄さん。常識というものを持ち合わせていない。エリックとは双子で、相思相愛。可愛いものが好き。アーサーのことは犬としては大好き。白髪に血のような赤色の瞳。
エリック:ジェームズの双子の弟。領主の跡取りとして王都の学園に通っている。兄上至上主義で、ジェームズ以外には興味すらない。黒髪に黒い瞳。背が高くがっしりした体型。
アビー:理由あってジェームズの館で奉公している少女。緑色の髪に紫色の瞳。
触手:ジェームズの「友だち」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 18:00:00
20257文字
会話率:67%
「リイス、お前に婚約者ができた。相手は……」
「正気ですか?」
資産家の令嬢のリイス・コーラルは、突然決まった婚約と相手の名前に戸惑った。
彼の名前は、アバン。ブルーノ侯爵家の跡取りだ。
しかし、彼には幼馴染の恋人がいて王立学園でもそれ
は有名だった。
「二人は運命」
と、学園内でも言われて婚約はしていないものの親からは公認されている関係だった。
お飾りの妻なんて絶対に嫌なんですけどぉ!?
リイスは婚約をどうにか覆したいと考えるけれど、それはできないようで渋々婚約を受け入れることになった。
もちろん、二人の婚約を周囲が許してくれるわけがなかった。
毒親に洗脳されたヒーローをヒロインが真実の愛(物理)で助けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 13:51:43
21555文字
会話率:39%
次期伯爵家跡取りであるハインリは、戦争を終えて帰還すると戦死者として扱われていた。嫡子の権限を取り上げられ、言われるがままに縁談を受けた先で深窓の令嬢ルイーゼと出会う。社交界に一度も顔を出さず、文字通り深窓の令嬢であった彼女と迎えた結婚生
活は、「都合の悪い息子の引き取りと、跡取りに恵まれない家庭に男児を」という契約の元、ぎくしゃくとした空気に支配されていた。
体が弱いことを理由に一切の外出を拒むルイーゼ。激務に追われる日々の中、ハインリは次第に謎めいた彼女に惹かれていく。不器用ながらも、なんとか彼女の心を開かせようと努めるのだが……
*性的描写(濃いめ)があります。
*身体障害の描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 10:06:35
165592文字
会話率:55%
江戸は湯島天神。
宵の口、武家の跡取り養子の佐伯光之進(さえきこうこしん)は陰間茶屋「みなとせ」へと忍んで行った。陰間茶屋とは言いつつ、「みなとせ」は男を抱く場所ではなかった。男に抱かれたい者が来る場所である。
いつも通り馴染みの竜泉(りゅ
うせん)を指名し、座敷に通された光之進は、期待に高揚しながら男を待つ。
※作中に出てくるのは、あくまで「みなとせ」の作法あるいは光之進と竜泉のやり方です。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 19:14:04
11761文字
会話率:36%