「さて、大きな後悔を背負っているあなたに質問です。私は、あなたの大切なものと引き換えに、今一度人生のある時点からやり直しさせることができます。あなたは死に戻りの生を望みますか?」
国内でもっとも若く、もっとも尊き血筋の公爵。
二十二歳
で処刑されたミシェル・シャルダンは「死に戻り」をすすめられる。大切なものと引き換えに、人生のある時点に戻ってやり直しができると。
後悔と言えば……。
※小説家になろうに公開している「死に戻りのアマリア~君を愛することはないと言ったら「俺は君を愛する!」と言われました。」の別視点です。本編を読んでいないとわかりにくい箇所がありますが、本編のイメージを損なう恐れがあるので閲覧は自己判断で。地雷のある方にはおすすめしません。なんでもゆるせる方向け(若干のTS要素あり)。
※視点移動多め。だいたいヒーローとヒロインで交互になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 14:20:12
35030文字
会話率:36%
【平安時代オメガバース】
今上帝の異母弟は、やんごとなき血筋ながら俗世に興味は薄く、帝位にも立身にも無頓着。ひねもす古今の詩歌を口誦し、四季の巡りを愛で、箏の琴を爪弾く。そんな二の宮がいっとう得意とするのは碁であった。
その相手役を石那は務
めている。しかし石那は、このやんごとなき御方に身の程知らずな想いを抱えていた。
悠々自適な趣味人α×妾腹の貴族子息β
囲い込みに余念がない策士攻めと、いろいろ諦めている秀才健気受け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 18:00:00
12214文字
会話率:52%
ざっくり言うとナーロッパと呼ばれる異世界が舞台の転生もので、お姫様とか触手とか魔女とか母乳が出る牛の獣人とエロいことをする話しです。非実在よりも実在するお姫様のほうがエロいのでは、という一点で舞台を百年戦争が始まったばかりの1338年フラン
スにしました。
NTRはありますが、最終的に取り戻すので安心です。触手、苗床、母乳、女同士で嫉妬しまくりもあるので苦手な人も居ると思います。基本的に当時のフランスを意識してますが、獣人も出てくる異性界なのでエロいと思ったら時代を無視してメイド服とかボンデージとか出します。
【あらすじ】
主人公のセンチュール・アスタラク、通称ケントはフランス南西部の辺境の貴族、アスタラク家の当主として転生し田舎で平和な日々を過ごしていたが、ある日、日没の間は両性具有の肉体になる呪いを魔女に掛けられる。呪いがバレるとフランス国王から領土を取り上げられる恐れがあるため、秘密にしなければならなかったが、少し前に召使いの一人に何故かバレてしまう。
その一方で、イングランドがフランスに宣戦布告すると、辺境の領主ケントといえども生き残りを賭けて立ち回る必要が出てきた。その過程で4人の美女が政治の綱引きに巻き込まれ、ケントの元に集まることになった。
幼馴染ジェネヴィは、元騎士としてケントに忠誠を誓うが1ヶ月前に誘拐され人攫い触手の苗床にされて以来、メイドの立場にある。ケントに救出されたものの常に発情するようになり苦悩していた。
近隣の貴族フォワ家の金髪ですわ系お姫様マルゲリートは、淫乱かつ高貴なアルトワ家の血筋を持つ。スパイとしてケントのメイドとして送り込まれ、ケントを脅迫して調教するうちに無自覚ながら惹かれている。
牛の獣人の血を持つ妖艶な黒髪の魔女イネスは、フランス国王暗殺計画が破綻し、厄介払いのためマルゲリートの元に左遷される。数年ぶりに呪いを掛けたケントに会うと、自身の肉体の性的な呪いがケントによってのみ解放されることを知る。
エルフの血を持つ童顔巨乳姉属性で親戚の婚約者マーサは、ケントの母が強引にまとめた婚約によりケントの城に遊びに来るが、癖の強い女の多さに苦悩する。
この地域の安定を目指してケントはこの女達を平等に愛する必要に迫られる。そして同時にケントは、アルマニャック伯の頼みで、人攫い触手の謎と失踪事件の両方を追うことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 01:00:00
166648文字
会話率:52%
圭が小学生の時、高校生の姉が鏡の向こうの異世界で聖女になった。
過去には曾祖母も異世界で聖女になっていたらしい。そういう血筋なのか、姉だけでなく母と圭も異世界に行くことができた。
異世界に行くようになって数年、圭は姉の仲間である神官騎士のフ
ィオを好きになったけれど、なぜかフィオからはどことなく避けられるようになってしまう。
姉と王子の結婚を機に、久しぶりに再会した二人は……
神官騎士×聖女の弟(再会した時は大学生)
(全12話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 20:48:18
44529文字
会話率:39%
※こちらはTS(女体化)作品です、ご注意下さい※
自分の不妊が原因で浮気をした妻と別れることになった、伯爵家のセス。
傷心のセスが気分転換にとアカデミー時代の親友を訪ねたところ、性別変換薬を飲んで、セスが子供を産めば良い、と提案されて
……?
自分が同性愛者だと思っていた親友ジーク✕女体化した主人公セス
※不妊の描写があります。
※精神的にはBLに近いですが、快楽堕ちのメス化です。
※何でも大丈夫な方向けのお話です。
♡喘ぎ、メス堕ち、快楽堕ち、淫語ありですご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 22:15:05
10641文字
会話率:42%
没落寸前の貴族であるエドガーは、結納金目当てで大公閣下に嫁ぐことになった。『身体が丈夫、子供が産める、血筋が貴族のオメガであること。その他は何があろうと不問。性別も不問』それが大公閣下の示した花嫁公募条件だったからだ。幼い頃から努力で学業も
剣術も高成績、騎士団に入り稼いで家を支えていたエドガーは、相手を聞いて「絶対に破談になるだろ…」と思いながら面会に臨んだ。しかし騎士達の憧れである大公閣下は「きみにしよう」とエドガーを抱き上げて、ベッドへ直行してしまう。
大公閣下の絶倫溺愛セックスにとろとろにされて孕まされちゃう逞しいオメガ(騎士様)のお話。
【攻】ジークヴァルト(30代、巨漢。怜悧な銀髪青灰の瞳)×【受】エドガー(20代、逞しいオメガ。濃紺の髪と瞳。童顔)【3/11おまけSS『初夜』6000字前後追記しました】【2025.1.21 本文を同人誌版に差し替えました!楽しんで頂けたら幸いです!】他サイトに転載あり【ヴィオラ文庫様より電子書籍化 配信2025.5.2~】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 07:00:00
29291文字
会話率:37%
男女比が偏った世界、この国では男子が女子の愛玩動物として可愛がられていた。
育児園と呼ばれる施設で育った僕は、高貴な血筋のお姉さんに引き取られて甘々で幸せな生活を送る。
最終更新:2023-02-05 20:58:00
8730文字
会話率:44%
シャノンは若干25歳でありながら、プレスコット伯爵家の女当主。男勝りな彼女は、由緒ある伯爵家の当主として男性と互角に渡り合っていた。しかし、そんな彼女には結婚という大きな悩みが。伯爵家の血筋を残すためにも結婚しなくてはと思うが、全く相手が見
つからない。途方に暮れていたその時……「義姉さん、それ僕でいいんじゃない?」昔拾ってあげた血の繋がりのない美しく成長した義弟からまさかの提案……!?
恋に臆病な姉と、一途に義姉を想い続けてきた義弟の大人の恋物語。
※他サイトにも掲載しています
※完結まで毎日6時と18時に配信予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 06:00:00
75879文字
会話率:44%
昔、皇国の皇子は運命に導かれ勇者となり魔王を倒した。
──それから、三百年。
勇者の子孫が興した王国の姫は偉大なる血筋を繋ぐ為にかの国の皇太子と将来の約束をしていたのだが、唐突に婚約破棄されてしまう。
魔王も翻弄する運命も自らには関係ない
。
自分の想いは自分しか叶えられない。
このまま、また兄の言うなりにどこぞの貴族と縁付くなんてつまらない。
物語みたいな恋がしてみたい。
かくして、姫はこっそり城を飛び出すのだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 23:10:06
201438文字
会話率:30%
1000年前に人間と魔族……争い合う二つの種族の間で講和条約を締結した勇者と魔王の末裔……人間の青年”アラン”と聡明な魔族の青肌美少女”リーネガルデ”は、長年の隣人にして幼馴染としての深い親愛の情とその血筋の宿命の間で葛藤を抱えていた。そし
て、血筋を理由に大切な幼馴染を失うことを恐れたアランは、リーネガルデに対し大胆な行動に出る。…………異種族ラブラブれいぷ交尾しあわせエンド中編。
『駆け出し勇者くん(最強)が宿敵青肌女魔界騎士を“テイム“して飼い慣らして強制的に幸せにしちゃうお話』
https://novel18.syosetu.com/n5320go/
『生意気ショタ勇者が魔族の虜囚監獄で“淫紋“を刻まれて交尾奴隷堕ちした旧敵との浮気背徳えっちにドハマリするお話』
https://novel18.syosetu.com/n9541gq/
これらの短編と世界観と設定を共有しています。
【旧作人物・用語解説】
魔族:モンスター。高い魔力と知性を持ち、人間の姿形に近い種を便宜上”上級魔族”と呼ぶ。太古の昔に人間に奴隷にされていたせいもあって人間への敵愾心は高い。
テイム:人間が作り出した魔族特効の悪名高い服従魔法。制約はあるものの、上級魔族さえも奴隷化できる。異次元の魔力と非常に高いスキルが必要。禁術扱いされ現代では失伝。
勇者:人間界で魔族との戦いで名を上げた英雄に与えられていた尊称。しかし、実態は魔族ハンターに近い。末期には金目当てのゴロツキが勝手に勇者を名乗り、質的に劣化していた。
アルゴダール1世:魔界を統べる魔王様。冗談の通用しないお方で、まだ素人同然の駆け出し勇者にいきなり最強の最上級魔界騎士を送りつける勇者狩りを始める。リーネガルデの先祖。
アレク・エルダーウィン:勇者。元々孤児で自分を白眼視してくる環境から逃げるために勇者になる。勇者狩りを切り抜けた天才。アランの先祖。
リース・ネルガルリンデ:最上級魔界騎士。青肌のクールな美女。勇者アレクに幾度も敗北を喫する。魔族としての誇りを傷つけられて自決しようとするも、アレクの"テイム"で阻止される。アレクの妻。
グロリア・エルトミーネ:可愛らしいボーイッシュな女上級魔族。人間の捕虜を収容する"ガロング監獄”の監獄長。捕虜への虐待で悪名高い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 16:17:58
116945文字
会話率:74%
昔々あるところに大妖怪タマモが居ました。
悪さを働き坊主に封印されてしまいました。
そして現代。
広井マサトの元に封印されたタマモが復活した。
タマモはあの手この手で妖力を回復しようとマサトに誘惑を仕掛ける。
途中タマモの影響で会社の同期で
あるコトリが淫魔の血に目覚めてしまう。
これは大妖怪だったタマモと淫魔の血筋のコトリからコッテリ、ごっそり搾られてしまう男性の物語。
マサトはこれからどうなってしまうのか。
運命は如何に?
★付きはH表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 16:23:25
118549文字
会話率:55%
裏王家の血を引くヴェルグは、暗殺を生業とするかたわら被虐の快楽を求めていた。血筋の特徴を強く受け継いだせいで渇望する身体を持て余している。求める快楽を得られず満たされないまま、請け負いの特殊任務で辺境ディアリスに赴くことになる。
治安が悪く
、街で安全なのは娼館くらいだ。
ヴェルグは長逗留のため、長く部屋にいさせてくれる男娼を求め、夢幻館の女将は嗜虐的でオレ様な男娼ルギィジードを選択した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 19:04:00
168614文字
会話率:36%
淫魔の血筋の魔女であるツェイは身の回りの世話をしてくれる子供を街で買った。ある日、その子供ノエルに男性との情事を見られてしまう。まだ子供だからと鷹を括っていれば、いつの間にか美しく成長し、立派な男性になったノエル。「ツェイ、一生僕だけのもの
になって?」そんなノエルに迫られて……。
ぺろりと年下男子に食べられるお話です。エロ多めのため頭を空っぽにしてお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 21:33:42
7297文字
会話率:63%
サフィルは今度、マチェアデュレ神聖王国の聖王へと嫁ぐことになった。表向きは聖王妃として。実態は聖王を閨で慰めるためだけの慰み者として。
生まれた子供がおかしな血筋でないようにと、一応は大国王家の血を継ぐサフィルが選ばれたのだそうだ。
自分の
価値って体だけ? と、誤解してもおかしくないぐらいに事前に色々聞かされて嫁いで来たのに、サフィルの伴侶となった国王は、初めからなんだか様子がおかしくて……。
「なぜ僕を、これほど大切にしてくださるのです?」
訊ねたサフィルに彼は応えた。
「初夜が……めちゃめちゃ気持ちよかったんだよっ! 君最高! それじゃダメかな?!」
それは大変に明け透けで、きっと嘘偽りない返答だった……――。
子供を生むこと前提で性奴隷的な役割として嫁ぎに来いと言われていたのに、なんだか様子がおかしいひどい初夜が明けたら謝り倒されて溺愛され始める話。(語弊有。)
一応聖王は聖王なりに主人公を大切にしているはずです!多分。
登場人物は全員どこかしら様子がおかしいです!
・いつもの。
・他の異世界話と同じ世界観。
・主人公サフィルは『そして愛と成る』の主人公と実はご兄弟です。
・比較的雰囲気は軽めになったと思います。
・男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・このお話の完結までをアルファポリスさんにて先行公開しています。更新が待てない方はそちらをどうぞ。
・アルファポリスさんへのリンクは活動報告の「リンク」にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:46:24
8300文字
会話率:20%
「君は僕の友達、お前は僕の騎士、貴方は僕のお父さまで、僕の王様」
大陸中央の国ファーリズの地方貴族の公子オスカー(ニュクス)と王甥クレイは、紆余曲折あって、現在は北西の国エインヘリアの成り上がり皇帝(保護者)と北西の国にお持ち帰りされた被
保護者(婚約者)。ついでに忠誠を誓った騎士と主――そんな本人たちも戸惑う複雑な関係性。
4歳差の従ニュクスX主クレイ(たまに受が軽くやり返します)
「父のように兄のようにお世話をする、俺は俺からこの弱者を守らなければならない」
ニュクスは、元々他国の血が混ざる公子だった。
「騎士の高貴さは血筋ではなく人格による」
幼少期、騎士に憧れた公子に親や兄は言った。
「金も権力もある。欲しいものは奪え、お前は周囲を踏み台にして、人生を楽しむのだ」
俺はクレイに手を出してもいい立場なんだ――だというのに俺の中の俺が「主君に手を出してはいけない」と叫ぶのだ!
「オスカー、君は知らないね。僕が君を攻略したのだと」
一方のクレイは実父から「相手は一時的に惑っているが、そのうち対象外になるだろう」「いざとなったら婚約破棄してやるので、限られた期間を好きに遊べ」と言われている。
「僕は悲劇趣味なので、捨てられても大丈夫。それも幸せ」
僕の騎士だか王様だかは、やんちゃで可愛い!
なんでもお世話をしたがって、たまにドキドキさせるイケない色香を放つのだ……。
――と、こんな二人が清らかに(?)仲良く致すお話。
※こちらは、アルファポリスで完結済のライトBL作品に登場するキャラの外伝です。
元作品:https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/164633708
別外伝:https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/355655793
本編を読まずともこの作品だけでお楽しみ頂けるようにキャラと関係性のまとめを用意しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/573659028/episode/6037554
完結のあと、作者の気分でもしかしたら番外編を追加することもあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 15:19:04
383470文字
会話率:34%
20世紀が終わりに近付いた頃の良きも悪くもあった頃を舞台背景に物語を書いてみようと思った作品の一つです………携帯電話も普及率がまだまだだった頃の、母親と娘の欲情と欲望が絡み合っていく、ありきたりの設定の物語ですが、良かったら、気長に読んで頂
けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 22:25:48
4314文字
会話率:50%
現実世界にいる平凡な女性は『ルカ』という魔族の幼い少年として転生する。
魔界の最強種‟邪神竜”を従える邪神紋、齢不相応な魔術の使い手、恵まれた才能を軍事大国‟サタン帝国”皇帝ルクスリア、軍閥元帥セフィエルに見出される事となり、奴隷剣闘士とい
う最底辺から皇帝の皇婿として一気に玉の輿に乗る。
皇帝側が望むのはルカの恵まれた才能を持つ遺伝子のみ。新たな主人となる皇帝に身も心も捧げるべく、絶世の美女達と交わり新たな命を作る為、皇家の血筋を繁栄する為、ルカは皇帝の婿となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 01:08:46
13746文字
会話率:54%
京都の画学生・本間 暁彦(21)は、式神・水地 亨(推定ウン千歳)との愛の危機を乗り越え、ラブラブ同棲生活に戻れるはずが、拝み屋の実家・秋津家の血筋の定めに目覚めてしまい、当主の座を継承すべく、剣術や術法の修行に励む日々に。
のんびりいちゃ
ついとる暇もねえわ!
そんなある日、予言された大厄災が神戸を襲う。アキちゃんは三都の巫覡の王として、その厄災から街を守るのが定めや。
ただの画学生やのに、どないせえいうんや!? それでも救っていただきます!
※前作「大阪編」https://novel18.syosetu.com/n7296hu/
カクヨム様で掲載していたものを移転してきました。(2022年8月27日移転開始)
fujossy様でも公開中です。https://fujossy.jp/books/9803
移転作業中ですが完結済みです。お急ぎの方は続きをfujossyで全文お読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 06:19:30
2320文字
会話率:11%
人の中には遥か昔に先祖が神々から授かった異能を、脈々と受け継いでいる血筋がいくつか存在している。贄の力もその一つだ。
贄とは様々な災厄を人々の身代わりとなって引き受ける、そういう特殊な力を持った人のことである。
己の血肉を犠牲に人々の災いを
贖うことを生業とした生贄の一族。すばるはその贄の血を引く最後の子供だった。
神様に拾われたすばるは「贄の神子」となり、いつか来る災厄を恐れる人間の希望のひとつとなった。
そしてその傍らには寄り添うように立つ銀鼠の毛並みを持つ狐の神様が一人。
誰かのために己の身を削る役目を負った少年と、少年を守るために遣わされた月光の神。
二人が紡ぐ喪失と幸福の物語。
・雰囲気和風ファンタジー
・R指定回は*表記あり
この作品はアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 18:00:00
104601文字
会話率:48%
『身分を問わず、魔力の相性が良い相手と婚姻すべし』
少子高齢化の進む魔術社会でそんな法律が出来る。それは『相性結婚』と俗世では呼称された。
これは法律に巻き込まれた、薬術が得意な少女の物語——
——の続き。
前作『薬術の魔女
の結婚事情』
https://ncode.syosetu.com/n0055he/
を読むと、より楽しめると思われます。
無論、読んでなくとも楽しめるよう、尽力しております。
——
×以下 あらすじ×
××
王家を中心に複数の貴族家で構成されたこの国は、魔獣の襲来などはあるものの隣国と比べ平和が続いていた。
特出した育児制度も無く労働力は魔術や魔道具で補えるので子を増やす必要が少なく、独り身を好む者が増え緩やかに出生率が下がり少子高齢化が進んでいた。
それを危惧した政府は『相性結婚』なる制度を作り上げる。
また、強い魔力を血筋に取り込むような婚姻を繰り返す事により、魔力の質が低下する懸念があった。その為、強い血のかけあわせよりも相性という概念での組み合わせの方が、より質の高い魔力を持つ子供の出生に繋がると考えられたのだ。
しかし、魔力の相性がいいと性格の相性が良くない事が多く、出生率は対して上がらずに離婚率をあげる結果となり、法律の撤廃が行われようとしている間際であった。
薬作りが得意な少女、通称『薬術の魔女』は、エリート学校『魔術アカデミー』の薬学コース生だった。
第四学年になった秋に、15歳になると検討が始まる『相性結婚』の通知が届き、宮廷で魔術師をしているらしい男と婚約する事になった。
顔合わせで会ったその日に、「鞍替えしても良い」「制度は虫よけ程度にしか使うつもりがない」と言われ、おまけになんだかただの宮廷魔術師でもなさそうだった。
それから3年、二人は少しずつ交流をした。その結果、二人の距離は縮まり制度の通りに結婚する事になったのだ。
これは、薬術の魔女と呼ばれる薬以外にほとんど興味のない(無自覚)女と、何でもできるが周囲から認められず性格が歪んでしまった魔術師の男が制度によって結婚し、初夜を終えるまでのお話。
××
注意!
この作品は『初夜ネタってだけで3万字書いてみるか』と思い至った結果作られた作品です。
結果、10万字行きました。どこから増えた残りの文字数。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 00:40:04
109557文字
会話率:47%