憧れていたけど塩対応だった侯爵令息様が、ある日突然屋敷の玄関を破壊して押し入ってきた。
「愛してる。許してくれ」と言われて呆気にとられるものの、話を聞くと彼は最悪な未来から時を巻き戻ってきたと言う。
未来で受を失ってしまった侯爵令息様(アル
ファ)×ずっと塩対応されていたのに突然求婚されてぽかんとする貧乏子爵の令息(オメガ)
自分のメンタルを救済するために書きました。
二話完結で、二話目は攻め視点を少しだけ書きたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 22:29:09
18714文字
会話率:33%
聖女ルナリアは、2年間にわたり魔王討伐を目指す勇者パーティの一員として旅を続けてきた。しかし、ある日、突然勇者から解雇を言い渡される。新たな仲間として迎えられた少女にその座を奪われた形となり、リターンベルも奪われたルナリアは、途方に暮れて一
人歩き出す。
そんな彼女の前に現れたのは、魔王軍の幹部、ギルバート。宿敵であるはずの彼は、傷つき泣き崩れるルナリアに対し、敵意ではなく不思議な優しさを向けてくる。そして彼女を自らのもとへ連れ去り、言葉を告げる。
「俺がお前を救う。」
敵国の幹部でありながら、ギルバートはルナリアにアルヴァス国や聖女の役割について問いかけ、彼女の運命を変えようとする。その言葉の裏にある真意とは何か。敵と味方の枠を超えて交錯する二人の関係の行方は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 23:53:58
6914文字
会話率:45%
後輩に泣き付かれ、一回り年下の大学生が集まる合コンに連れ出された彩子。
そこで彼女は皆に当たり障りのなく、ひどく感じのいい美形の青年、早瀬樹と出会う。
彼に異質なものを感じた彩子は、一本の電話をきっかけに思わず声を掛ける。
「ねえ、こ
こを抜け出さない?」
『僕は空っぽなんです。穴だらけで、どうしたって心の隙間が埋まらない』
この子に欠けているものがあるように、私にも埋められない隙間がある。
彩子と樹。お互いに通ずるものを感じた二人は唇を重ねた。
色んなこと私が教えてあげる。教えを請う従順な彼は、私の言いつけどおりに動いてくれる。
それも私の想像以上に……。
お願い。私の隙間を埋めて
──欠けたもの同士が触れ合う時、その隙間は埋まるのか。
他サイトにも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:44:54
61261文字
会話率:39%
タイトルどおり。裸コートで激エロな巨乳巨尻の独身OL痴女に押しかけ誘惑されたのでハメ潰すって感じの短編です。♡喘ぎ、軽いオホ声含有。性の6時間をしっぽり過ごす短めいちゃらぶセックスコメディ。
最終更新:2024-12-25 01:04:45
10027文字
会話率:32%
玖木洵(くき じゅん)は社会から排除され続けていた。
父は母も誰か分からない強姦魔だったし、母は義父と共に洵が小学生の時に死んだ。
洵は叔父に引き取られたが、学校で毎日いじめを受けていて生きることに絶望し、もういつ死んでも後悔はなかった。
ある日、学校でリストカットをして叔父の家に帰ると自分とは正反対の身も心も美しい大学院生の従兄弟、雅(みやび)にそれを見つかってしまう。
雅は泣きそうな顔で手当をしてくれて、洵を気分転換に誘う。
気分転換に雅の知り合いのバンド《sins》の路上ライブを観に行くと、洵はそのバンドにどっぷりハマる。
そして、そのボーカリスト、春樹やメンバー達と関わって行くごとに洵は変わっていく。
※BL、GLあります。
※性的表現あります。
※いじめ、リストカット表現あります。
※前半はシリアス多めですが、後半はややラブコメ風です。
※過去になろうで活動していた時のものを加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 00:20:54
1456文字
会話率:10%
平安時代の日本の様な国・四季の国。貴族の娘である藤井マリは、とある日、「鬼の花嫁になれ」と言われる。鬼に人間の花嫁をやる代わりに四季の国を襲わないという契約を交わしているらしい。早速マリが鬼ヶ島へ向かうと、そこにはとても美しい人間の男の姿を
した鬼・朱里(しゅり)がいた。そして初対面のマリに向かいこう言い放った。「こんなアホ面の女が花嫁とか、ついてねーな。体の具合は良いんだろうな?」。そして始まった初夜は、処女のマリにとって最悪なものに。マリは思わず叫んだ。「アンタなんて大っ嫌い!」……すると朱里はボロボロと泣きだして……!? これは、負けん気は強いけれど世話好きのマリが、強がっているけれど実は気が弱く、マリに対してクソでか感情を向けている朱里にまんまと絆されてラブラブえっちする話。(※主人公のマリはドスケベなMです、ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 19:00:00
68367文字
会話率:55%
王立学園ニーラサへ入学から始まるBLゲームに転生した僕ことサッシャ・ガードナーは、目の前の悪役令息に指を突きつける。
「あんたさぁ、悪役令息やる気あんの!?」
悪役令息? と首を傾げるルーファス・キンケイドは公平で慈悲深く、清廉潔白な侯爵
令息だ。
あまりにもイベントが上手くいかず、癇癪を起こして泣き出した僕に「悪役令息を教えてくれ」と言うくらいお人好しで優しい。そして僕はそんなルーファスに、悪役令息をやってもらう事にした。
そう、僕のための悪役令息を育てるのだ!
褒めて伸ばす悪役令息育成が今始まる!
悪役令息?ルーファス・キンケイド(侯爵家次男16歳)×ヒロイン(♂)サッシャ・ガードナー(孤児16歳)
15万文字程度で完結しております。全21話、12/13-12/20完結です。朝と夕方更新。エロは最終話「エンドロールのその後に」です。
アルファポリス様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:00:00
164434文字
会話率:56%
全然、まったく、これっぽちも後悔がないわけではない。
だって思い出すと泣きそうになる。
全部全部。
過去のこと。
やり直せない。
そもそも、自分はもうその道から外れたから。
前世でオメガだった俺は、今世でもオメガだった。そんな俺に神様
は微笑まないらしい。
なんでお前が来るんだよ。
人工オメガとして生きているサリアノア・アフェットはある日、父に連れられて城にある祈りの間に連れていかれる。今世をただ流されるまま、残りの寿命を生きていたサリアノアの目の前に忘れられないアルファが現れた。
番を解消してから会えていなかった元夫が血まみれで召喚されてきた。
どうして、お前健康になったんじゃなかったのかよ? え、返り血?
自分勝手な召喚理由にお前までこの世界で消費させるわけにはいかない。とサリアノアは決意を固める。
けど、前世の自分を知られたくないサリアノアは過去をひた隠し、言葉の通じない元夫の通訳をやることになった。
もう後悔したくないから。
元夫を絶対元の世界に戻してみせる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 12:00:17
96231文字
会話率:19%
大人向けの内容があります未成年の方は閲覧しないでくださいよろしくお願いします
X-1年X X年 X月 X日この日本で多くの変死体や未成年連続事件が多発していて社会問題になっていた。
そんなある日警察庁にある一通のメールが届いた。マリオと
名乗る謎の人物からだ。対決をしてほしいと言う内容だ.
SF、笑い、泣き、愛、裏切り、の心理戦。
新感覚のショーが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 23:08:45
6573文字
会話率:11%
鈴木歩(29)はプレイヤーネーム、リンという白魔道士としてMMORPGの世界を遊んでいた。だらだらとネトゲに興じる毎日。
そんなある日、歩の仲の良いネトゲのフレンドであるレンというプレイヤーにリアルで会わないかと誘われる。
近々ある推しV
Tuberのコラボカフェ。それに一緒にいかないかといわれた。
顔も声もわからない相手との2人きりのオフ会。だがネトゲのフレンドで一番の仲良しであり気心しれているレンならと承諾する。男二人でコラボカフェは少し恥ずかしいかもな、と考える歩。しかし――
『実は私、男じゃないんだよね』
ずっと男だと思っていたレンが女であることを知る。
――――――――――――――――――――――――――――
【登場人物】
『名前』鈴木 歩《すずき あゆむ》
『ネトゲ』リン。
『性別』男。
『容姿』眼鏡、目つき悪い、痩せ型、身長174。少し猫背気味。
『名前』橘 恋華《たちばな れんか》
『ネトゲ』レン。
『性別』女。
『容姿』赤茶のロングヘアー、タレ目、左目下に泣きぼくろあり。バストB。身長153。猫っぽい。
↓
☆VTuber
『名前』恋子 花蓮《こいこ かれん》
『容姿』赤いロングヘアー、ツリ目、青い瞳、猫耳。バストH。身長167。猫モチーフ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 21:12:26
92519文字
会話率:56%
深夜の帰り道。
全裸で泣いている男がいた。
哀れに思ってマフラーをかけてあげただけなのに、、、とんでもない男に絡まれてしまいました!!
最終更新:2024-11-23 22:32:23
14729文字
会話率:29%
俺(晶.あきら)には、その人のことを考えると、心が震え、泣きたくなるほど好きな人がいる。
でも、その人が…
先輩が思いを寄せるのは俺じゃない。
その人が想いを寄せているのは、俺の幼なじみの薫。
だけど、それでもいいんだ。
薫と先輩が幸せで
、俺が2人のそばにいられるのなら。
だが7月5日。
晶の誕生日に事件がおこり…
そこから狂い始めた歯車。
『俺たちってさ…、付き合ってたの?』
記憶をなくした先輩の問いかけに、俺は
『はい、俺、先輩の恋人です』
嘘をついた。
晶がついた嘘の行方は……
少し長めの短編(?)を書くのは初めてで、ドキドキしていますが、読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします(*´˘`*)♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 22:07:31
45358文字
会話率:32%
【魔王×勇者】意気揚々と魔王討伐に乗り込んだノリアスとメイリー。だが、魔王を一目見た瞬間、メイリーは電撃に打たれたように恋に落ちてしまった。魔王の仲間になると言い出して焦るノリアス。なんとかメイリーを説得しようと試みるが聞き入れてもらえず、
泣きそうになるノリアス。そんなノリアスの表情を見て、魔王はトキメキを感じてしまうのだった。
勇者の泣き顔に萌えていじめちゃう魔王のお話です。
不定期更新。よろしくお願いします。
※アルファポリス様でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 16:17:13
13472文字
会話率:28%
世界に無数に表れたダンジョン。
俺はそんな中の1つである〇〇ダンジョンのマスターだ。
俺のダンジョンは報酬もいいし、階層も深く、多くの人間が挑んでくる。
お陰で俺のマスターポイントはがっぽりだし、ダンジョン神からの評価も高い。
しかも、
人間には心が持つ限り探索してもらった方が効率がいいので、自分の力を使って"死に戻り"も実装してやった。
やさしいだろ?
もちろんただじゃないけどな。
死に戻る前に俺の部屋に転送されるんだけど、そこでヤる。
俺と門番っぽいごっついやつと、執事っぽいすかしたやつと、あと適当な手下20人で集団レイプだな。
まじめな娘も、ギャルもロリも生意気な娘も、お嬢様もくのいちも全員な(笑)
ん?女ばっかりだって?
もちろん男もやるぜ?俺の魔力でTSしてな。
あぁ気持ちいし、楽しい。
死んでしまった弱い奴らを煽りながら、そして泣きわめく奴らを罵倒しながらやるのって楽しいよな。
たまに可愛がりたいやつもいるから、そんな娘は部下にやらせてヘロヘロにしてからしっぽりとな。
もちろん俺の魔力で死に戻りしたやつらはここについて喋ることはできない。
今日も来た来た。あぁ~気持ちいいぜ~最高だな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 19:25:31
4733文字
会話率:22%
──離婚式。それは婚姻指輪をハンマーで叩き割り、結ばれた縁を断つ儀式。
捕虜として10年間。
隣国皇帝と白い結婚を終えたフィユールは、離婚式の最中何度やっても指輪が叩き割れないことに半狂乱になっていた。
「俺は最初から、君を手放すつもり
なんてなかったよ」
「俺の子を、孕んでくれるね?」
夫は泣き叫ぶ彼女に淫紋を刻み込み、手酷く抱いた。
狂気に目覚めた皇帝は母国へ戦争を仕掛け、国を滅ぼした。
「君は俺のことだけ考えていればいいんだよ」
絶望の中、公爵令嬢の導き出した答えは…?
*
愛する人の為なら他人がどうなってもいいタイプのヤンデレ皇帝×皇女を唯一の拠り所にする手折られた公爵令嬢
★無理矢理・モブに胸を揉まれる・友人見せつけ前戯 注意
★10話・友人凌辱未遂(モブ前戯・手淫・口淫等)あり。
★サイコホラー風味
全27話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:30:00
108664文字
会話率:38%
魔術師ディオネル・モーリクス。
死因は――30歳まで童貞だったこと。
その悲報を耳にしたトワネット・マドレリー公爵令嬢は嘆き悲しんだ。
聖女に任命されたせいで彼に対する思いを告げられなかったことを後悔した彼女は女神へ頼み込み、2年前に回帰
する。
「目障りだ。今すぐ俺の前から消えてくれ」
ディオネルに冷たくあしらわれても、トワネットはめげなかった。
「わたしと情を交わしましょう!」
「俺である必要性を感じられない」
「他の女性でも構いません」
「慰み者にする気はない」
「初体験を無事に済ませられるよう、わたしが全力でサポートいたします!」
「帰れ」
拒絶する魔術師にめげることなく公爵令嬢が寝込みを襲おうとした瞬間、彼は彼女を食らい尽くさんばかりの情熱的な口づけを交わし…?
「ずっと俺のものにしたくて、たまらなかった」
――胸の奥底に沈めていた想いを解放した彼が聖女を深く求めた時、領地最強の魔術師は世界最強の魔術師となる。
*
堅物冷酷な最強魔術師(童貞)×猪突猛進な泣き虫公爵令嬢(聖女)
行為は終盤折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 20:20:00
105101文字
会話率:43%
辛辣な言葉を投げ掛けられた桃志奈良は、声優事務所の預かりとして所属することもうすぐ3年。今年中に結果を出さなければ声優の道が閉ざされる。崖っぷちの新人声優だった。
名前のない通行人Aですらまともな役が来ず、深夜のアイドルに出演して一曲歌っ
たはいいものの、棒読み、歌下手、容姿が平凡以下の三重苦で鳴かず飛ばず。
一縷の望みを掛けてエロゲ声優に初挑戦することになった奈良は、収録の際監督からセクハラまがいのアドバイスを受け、咄嗟に嘘をついてしまう。事務所社長に泣きついた奈良は、養成所同期で新人賞間違いなしと噂される田野中海星を紹介され、ラブホテルで演技指導を受けることになり…?
※
*男性が演技で喘ぐ場面あり
*頭を空っぽにして見るバカエロ
*本番なし
*モロ語注意
*アルファポリス版「エロゲ声優として大成功を収めなければ声優事務所から退所!?〜崖っぷち声優が売れっ子年下声優に演技指導をお願いした結果〜」より改題・フェラ追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 19:37:49
24685文字
会話率:57%
俺の今の名前はリオン。
全然はしがない平社員だった。でも、不慮の事故?(神様の神獣)に襲われて、ご臨終となった。
そんな俺の目の前にオネェの神様が現れて、泣きながら謝られた。神様の過失らしく、願い事を叶えてくれることに、、、
俺は腐男子
で、ガチムチなお嫁さんが欲しかったから、お願いした!
『どエロいお嫁さんが欲しい!』
そんな超絶にどエロく育った嫁と俺の波乱万丈でラブラブな物語が、再び始まる!!
ガチムチな嫁が、、、俺以外とも戯れて淫らな有様を晒すそんな物語になりそう♡♡寝取らせ好きが、刺激されるなぁ♪
※文章能力けちょんけちょんなのに、投稿してます、、、自分の妄想を形にしたかった、、、
※ 『転生してどエロい嫁をカスタマイズした 』
『転生してどエロい嫁をカスタマイズした結果① 』
『転生してどエロい嫁をカスタマイズした結果②』
なるべく今作から読み始めても大丈夫なように、あらすじを作ってますが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 12:46:37
548376文字
会話率:16%
十一歳の頃、聖女に選ばれたフィオーレは両親や、大好きな幼馴染のソラリスと引き離されてしまう。
ソラリスのことを思い続けていたフィオーレだったが、聖女は代々王族と婚姻することを定められており、第二王子であるノワールとの婚約を強制されてしまった
。
更にノワールは到底優しさとはかけ離れている性格であり、フィオーレは毎日泣き暮らす日々。そんなとき、フィオーレの護衛騎士選出が行われることが決まり──
護衛騎士アルファ×不憫な聖女オメガ
の幼馴染再会BLです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 07:16:13
22389文字
会話率:43%
姉を性的に好きな弟・長谷川拓斗は幼馴染の七島椎名と下校した後、姉である長谷川桃に持っていた『姉もの』エロゲを発見されてしまう。
姉への好意と、幼馴染との関係性すら歪みつつも日常は進む。
二人暮らしの姉との関係性がゆらぎつつも進んでいくラブコ
メ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 03:05:00
281018文字
会話率:41%
★これまでのストーリー 第二期《光の道しるべ》内★
【荒む心、それでも生きることを選んだ夫婦とその家族の物語。】
最終回から数ヶ月後からスタート。
…
一歳の双子と二歳の年子育児に追われる里美は、これまでの仕事のキャリアなど何も役に立たない
日々に心は少しずつ荒み始めていた。
それでも夫も子ども達の事も愛していていた。
そんなある日、些細な出来事から夫婦喧嘩が始まり、この時から里美の変化が始まっていた。
しかし実際は、もっと以前から心の中で抱えていた思いがあり、修二が外出していることを知りながらも里美は子ども達を家に残し家を出た。
そんな里美の変化を感じ、精神科への受診を勧めたのは修二だった。
里美の過去の事、そして外では見せない心の弱さも修二は知っていた。
そんな時に里美の口から出た言葉は耳を疑うものだった。
里美を襲うパニック発作。
もう何度もその場面には付き添ってきたが、発作の頻度は増しているように感じる。
未熟な身体で誕生し、発達もゆっくりだった子ども達。
中でも長男は身体も小さく、言葉も遅いと指摘を受けていた。
早産で出産したことへの罪悪感をずっと抱いている里美にとって、その現実は既に荒んでいる心を更に抉る。
喉を通らない食事、落ちてゆく体力、日中の里美だけでの育児に限界が近づいていた。
そんなある日、里美は自らの命を絶とうとする行為にでた。
どうにもならない日々に修二の疲労も増していた。
通常の勤務に、帰宅後の育児、特に夜泣きの対応は睡眠不足を招く。
そんな状況下、共倒れしないためにも、修二は家族が離れることを選ぶのだった。
その後、里美は入院した。
治療を受け、少しずつ良い方へ向かっているような気がしたが、一進一退の日々だった。
入院から一ヶ月、里美は発熱していた。
同時に生理も始まったらしく、体調はとことん悪そうだ。
そこに見舞いへやってきた里美の親友利佳子は、目の前で起きた里美の大量出血にも冷静に対処した。
なんと、里美は妊娠しているのだという。
母親の職を継ぐために産科医を目指している利佳子にとって、心身を病み弱っている里美をそのような状況にさせた修二を励ます気にはなれなかった。
里美はこのような状況になっても衰える事のない制欲に、修二も自身に違和感を感じ始めていた。
それでも再び日常が始まると、徐々に改善の兆しが見え始た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 22:50:00
88359文字
会話率:50%
連載小説《光の道しるべ》のサイドストーリー。
単話ではありますが、上記連載と連動しています
※投稿の都合上、R-18ものと通常ストーリーが混在します。
一歳の双子と二歳の年子育児に追われる里美は、これまでの仕事のキャリアなど何も役に立たな
い日々に心は少しずつ荒み初めていた。それでも夫も子ども達の事も愛していていた。
そんなある日、些細な出来事から夫婦喧嘩が始まり、この時から里美の変化が始まっていた。
しかし実際は、もっと以前から心の中で抱えていた思いがあり、修二が外出していることを知りながらも里美は子ども達を家に残し家を出た。
そんな里美の変化を感じ、精神科への受診を勧めたのは修二だった。
里美の過去の事、そして外では見せない心の弱さも修二は知っていた。
あんなに明るく、天真爛漫だった里美の姿を愛おしく思い、愛する女性との子を授かったのにも関わらず、こんな現実に修二もどうすることが正しいのかわからずにいた。
そんな時に里美の口から出た言葉は耳を疑うものだった。
里美を襲うパニック発作。
もう何度もその場面には付き添ってきたが、発作の頻度は増しているように感じる。
未熟な身体で誕生し、発達もゆっくりだった子ども達。
早産で出産したことへの罪悪感をずっと抱いている里美にとって、その現実は既に荒んでいる心を更に抉る。
喉を通らない食事、落ちてゆく体力、日中の里美だけでの育児に限界が近づいていた。
そんなある日、里美は自らの命を絶とうとする行為にでた。
どうにもならない日々に修二の疲労も増していた。
通常の勤務に、帰宅後の育児、特に夜泣きの対応は睡眠不足を招き、共倒れしないためにも修二は家族が離れることを選ぶのだった。
その後、里美は入院した。
治療を受け、少しずつ良い方へ向かっているような気がしたが、一進一退の日々だった。
入院から一ヶ月、里美は発熱し、同時に生理も始まったらしく体調はとことん悪そうだ。
そこに見舞いへやってきた里美の親友利佳子は、目の前で起きた里美の大量出血にも冷静に対処した。
なんと、里美は妊娠しているのだという。
母親の職を継ぐために産科医を目指している利佳子にとって、心身を病み弱っている里美をそのような状況にさせた修二を励ます気にはなれなかった。
里美はこのような状況になっても衰える事のない制欲に、修二も自身に違和感を感じ始めていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 21:42:39
46413文字
会話率:44%
筆完全版をPIXIV FANBOXで投稿しています。
第一期《未来への足跡》の続編。
https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/2143014/
未来への足跡、最終回から数ヶ月後。
一歳
の双子と二歳の年子育児に追われる里美は、これまでの仕事のキャリアなど何も役に立たない日々に、心が少しずつ荒み始めていた。
そんなある日、些細な出来事から夫婦喧嘩が始まり、この時から里美の変化が起きていた。
しかし、実際は、以前から心の中で抱えていた思いがあり、修二が外出していることを知りながらも里美は子どもたちを家に残し、家を出た。
早産で出産したことへの罪悪感をずっと抱いている里美にとって、その現実は既に荒んでいる心を更に抉る。
喉を通らない食事、落ちてゆく体力、日中の里美だけでの育児に限界が近づいていた。 そんなある日、里美は自らの命を絶とうとする行為に出た。
どうにもならない日々に修二の疲労も増し、通常の勤務に帰宅後の育児、特に夜泣きの対応は睡眠不足を招く。
そんな状況下、共倒れしないためにも修二は家族が離れることを選んた。
その後、里美は入院した。
入院から一ヶ月、 そこに見舞いへやってきた里美の親友利佳子は、目の前で起きた里美の大量出血にも冷静に対処した。
そんなある日、里美の元にとある通知が届く。
それは所属する組織が元となり行われる、『SHBプログラム』該当者選出の知らせだった。
世界中の様々な人種、遺伝子生体による組み合わせによる研究データの保存、それらに関する情報を各国へ提供し、医療面で大きな成果を見せている。
世に存在する民間の研究機関と異なる点は、人口的ではなく生身の人間による行為により生殖を行い、女性の子宮で妊娠期間を経過するということ。
夫婦でありながら、他人である男女と体の関係を持つことの現実に戸惑いながらも、二人はその道を受け入れた。
女性に負担が大きいと言われているプログラムだったが、当然のことながら里美も苦しんだ。
妊娠に至るまで、様々な制約、そして出産。
そんな夫婦の元で育つ幼い子どもたち三人の、子どもらしい一面も垣間見える第二期。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 12:18:46
101556文字
会話率:45%
車に轢かれそうになった男の子を助けたら付き添いで来ていた黒髪美人の大学生、若本藍さんがお礼をしたいと言ってきた。
断るが半ば強制的に家に招かれ酔っ払った若本さんに襲われる。弱音を吐かれ泣きつかれて俺は励ます事に。
俺は前から死にた
かった事を伝えると「それなら私が貰うから!」と若本さんに人生を捧げる事になり……。
人生を捧げてからどんどんと気持ちの変化が現れ変わっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 05:40:00
64352文字
会話率:45%
※新作「玩具母 ~憐香~」を公開しました(2024年9月7日)
<この小説には過激なバイオレンス・グロテスクな表現が含まれていますのでご注意ください>
「あーあ可哀想。おばさん、ギャン泣きじゃん」
「お仕置き決定だな」
「もっと気合
い入れてマ●コ締めろ、オラ」
「犬には服なんていらねーだろ? 全部捨てといたからな」
「ハハッ、白眼剥いて小便漏らしてやんの」
「何でもしていいよぉ、こいつは人権ゼロだから」
若者たちから凄まじい凌辱を受ける、美しき未亡人ーー。
あれは母なのか? 禁断の物語がはじまる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 18:49:54
123105文字
会話率:33%