学生時代から付き合っていた女刑事の恋人は、あの日に突然、殉職という名誉と引き換えに尊い命を散らした。
せめて最後の夜、会いに来た彼に、もっと真摯に向き合えばよかった。激しい後悔と底知れぬ寂しさに、折れそうな心。
そんなある日、彼が形だけと言
っていたお見合いで出会った女性とその後も関係を続け、婿入りも視野に入れていたことを偶然に知る。
一方、思わぬ所から想いを寄せ、癒し支えようと差し伸べられる大きな手の温もり。その手を掴む勇気をくれたものは、意外な人物だった。
愛の悦び、生きる喜びを、感じて生きたい人へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-31 20:00:00
42805文字
会話率:44%
記憶が蘇ったら、クリスティーナは悪役令嬢になっていた。年の差は十歳…齢六歳の幼女の私に一目惚れしたロリコン王子はなんと絶倫体質。しかし将来はヒロインと結ばれる運命にある、別に結婚破棄をされるのは全くもって構わないが、この世界では男が女に結婚
出来ないと断れば、結婚する価値のない女だと妙なレッテルを貼られてしまうのだ。なんとかして穏便に『婚約者』と言う立場を白紙へ戻して貰わないと……でも顔は一番好みなんだよね。しかも溺愛するから逃げられないし、寧ろ私の無理難題なわがままに、なんか命令されて嬉しそう?もしかすると王子自体を絶倫からドMにジョブチェンジさせればいいのでは?と悟る。そんなドエロ中心な物語。攻略者やヒロインなど増えて行く予定…
※急にドスケベな話しに入りますので、ご注意下さい。幼女×青年…中々に尊い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 12:54:44
27719文字
会話率:71%
都を統べる皇族に、呪いを受けた姫が生まれた。その姫は白髪、赤眼の恐ろしい様相を持ち、伝承に曰く、選ばれた女と結ぶことでしか子を宿すことができないという。皇族は呪いを受けた姫を忌み嫌い、野心に燃える貴族からは尊い血筋を得られる機会とばかりに
、姫の元に何人もの娘を送る。姫は夜毎に違う女を抱き、いつしか「貝合わせ雛」と呼ばれることとなった。
そんな姫の前に、一人の少女が現れる。彼女は純真無垢な、何も知らない少女だった。(中略)運命で結ばれた姫と少女は主従の関係となり、共に過ごす。そして初めての年の瀬を迎えるのだった。
※なんとなく頭でぼんやり考えていた試作を、短編にしてみました。好評であれば、本編(〝中略〟の部分)を書く事も考えます。できればご感想などいただければうれしいです。なお「Wなのでヤることがたくさんです!」も連載中です。こちらもガチ百合ですが、よろしければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 11:49:36
7788文字
会話率:63%
レズビアン風俗で働いたら辞められなくなった。
最終更新:2017-09-25 21:27:22
1395文字
会話率:8%
高校一年の夏。
田舎町にへと、柊三鈴は越してきた。
転校先である日野原高校と呼ばれる学校は、弓道が強いと有名で知られる学校だった。
その弓道部に所属する宮間覚。
初めはただの良き友人だった。
だが、段々と共に過ごしていく日
々を愛おしいと感じ、尊いと感じた。
三鈴の内に宿る感情に三鈴本人は気付かぬまま、覚と良き友人を続ける。
だが、七夕祭りを境に二人の距離は縮まり、夏休みに行われる学校行事、林間学校で二人の距離は更に縮まることになる。
内に宿る感情に薄々気付きながらも、理解し得ない感情に三鈴は悶え、初めて恋愛と呼ばれるものをする。
こちらの作品は「E☆エブリスタ」様でも公開させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 00:27:04
10343文字
会話率:32%
恋の街の案内人アンドロイドと喫茶店のマスターとその孫の夢物語。あの日の愛はいつまでも私の記憶にある。不確かで、でも確かにそこにあるものを知った日々は尊いいつかの夢だった。それは愛の物語。
最終更新:2017-06-05 22:35:32
10963文字
会話率:67%
大地の女神アデルが愛したこの地、エルライナ国は小国ながらかつては楽園であった。
数百年に一度産まれる"白金の至宝"は、女神アデルの庇護を賜る不思議な力を持ち、容姿は必ずプラチナブロンドに紫の瞳の女である。
力の源は、女神
アデルの愛したこの地を民や王族が想い慈しむ心。
時の"白金の至宝"は、その不思議な力でエルライナの地を大国へと導いた。
しかし、大国になるに連れ王族は"白金の至宝"を策謀に利用するようになる。
尊い存在の"白金の至宝"を鎖で繋ぎ、更なる繁栄を遂げる為、力の施行を強要し、遂に大陸随一の巨大な軍事国家になった。
緑の大半を失い、このエルライナの地を想い慈しむ者が少なくなると、やがて力は失われその美しいプラチナブロンドを漆黒に染め上げた。
自身の異変に恐れを抱いた時の"白金の至宝"は自害。
三百年後、辺境の地で産まれた"白金の至宝"エレナは、愛情深い両親のもと隠され育つ。
しかし、悪戯な運命が彼女を第一王子と引き合わせ、二人は激しい恋に落ちた。
二人の間に新しい命が産まれ、美しいその赤子もまたエレナ同様"白金の至宝"であった。
順風満帆に見えたエレナの日常が終わりを告げたのは、王位継承権を争う第二王子の陰謀。
愛しい夫を殺されたエレナは哀しみに打ちひしがれ、そのプラチナブロンドを漆黒に染め上げた。
怒りに震えるその瞳は緋く凍てつき、忘れ形見の愛しい我が子を腕に抱え『二度とこの力をこの地に使う事はない』と忽然と姿を消したのである。
それから幾多の歳月が流れ、エレナの娘アメリアは十九歳になった。
奇しくも母エレナが恋に落ちた歳に、隠れ住む森の奥地、泉の畔でエルライナ国騎手団長ヴィクトールに出会ったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 16:05:19
14104文字
会話率:12%
オメガバース作品。友人から“Ωの巣作り”がアツいと聞かされ熱意にあてられたまま書いたので設定ゆるふわです。
Ωの巣作り自体詳しくありません。独自設定ありありです。
※Ωの巣作りにビビっときたあなた!お願いします!是非!書いてください!
巣作り…可愛い…オメガバース…尊い…
全然あらすじじゃなくて、申し訳ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-07 01:46:22
3409文字
会話率:31%
いつも思い浮かぶのは兄だった。
誰かが誰かを好きになる。
その気持ちは尊いモノだと教えられて来たのにどうして――、
――どうして相手が兄妹だと――、
――許されないの?
*性描写のあるページにはタイトルに「*R18」と表記します。
*誤字脱字、表記ミスの報告や感想、コメント、批判などといったことを頂けると作者が喜びます。
*完全な一人称かつ現在の視点のみで書いているハズなので、主人公が考えたこと、思ったこと、見た聞いた触れた感じたと認識したもの、また、主人公の知っている漢字の量、表現の幅で、文章を書くため、お見苦しい点や、理解しづらい場面があることを、ご了承ください。
*最近気づきました。時々、口から砂糖が出てくるんじゃないか、っていうような浮ついた描写があるんですね。
*また、章ごとに主人公が変わります。なので、章ごとに別物だと考えてくださるとうれしいです。ただ、舞台が同じ場所で時期がずれるだけなので、様々な場面でリンクがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-19 22:00:00
279307文字
会話率:56%
その山は昔からそこにあった。切り立った険しい岩肌と白いガスを身に纏い頂きを露にしない、人知を超えた魔の山。幾年かに一度だけ、人知を超えたその山に分け入る者が現れる。生贄という尊い犠牲となるために。
薔薇の月生まれのフレイは、ドルムグ山の魔獣
王へと捧げられる贄に選ばれてしまった……。
※主人公の性別がインターセクシュアル的な表現として出てきますが、ボーイズラブというより男女カップルの話として進んでいきます。嫌悪を感じる方は未読として下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-27 21:11:08
18917文字
会話率:25%