凶暴にすぎる山犬の棲まう深森――ジャーヴェル=ブラッドモア=グランデヴァルト。その深く暗い森にエルンストは座する。ただ一人、山犬のヌシとして、森の主として。あるいは、人の幼子として。
山犬達の数奇な習俗の渦中に立つエルンストは、しかし彼
の人間たるを望む義娘や元神職の少女、奇縁に結ばれた人間たちによって、少しずつ人の住む世界へと引き摺り出されていく。山犬として生き、山犬として死ぬことを望むエルンストの行く末は、未だ誰とも知れず暗澹としている。
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まず、NTRはないです。私が嫌いなので。
官能描写の都合上、それに類似したプレイ(?)を挟む可能性はありますが、決してNTRはないです。
のんびりと執筆していきますので、筆の進みは遅々としたものかと思います。
また、長編(構想では……)の執筆は初めてなので、何かと至らない点も多いかと存じます。そういった私の不徳を含めて、片手間に見守って頂ければ幸いかと。
皆様の暇潰しに一役買えることを祈って
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活動報告に描写等についての注意「Sword of the Wordsworthについて」を投稿しております。
基本的には読まなくて結構ですが、人権や信仰、信念や思想等に係る描写に一定以上の鋭敏さを持つ方は御目通し下されば幸いに存じます。世界観の設定上、予告等なく文中に含まれる場合もございますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-22 00:00:00
114527文字
会話率:32%
美しき少年ヨキアは、生まれ育った村の人間達により両親を殺され、以来、凄惨な扱いを受けて生きてきた。
生きる事に疲弊し死を望むヨキアだったが、ある日、村から逃げ出す好機に恵まれる。
村人が恐れて立ち入らない贖罪の森で自殺を図るヨキア。そ
こで彼は伝説の吸血鬼と出会い、生きる希望を見出しながら、次第に自分の存在の秘密について知っていく事に……。
不幸な生い立ちの少年が生きる希望を見出しながら、人間らしく成長し、己の罪と向き合っていく物語。
自サイトで連載しているダークファンタジーの長編です。(重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 21:13:13
402549文字
会話率:64%
望まれていたという僥倖、おさない胸に芽生えた確かな愛情。
異国の王に、十で嫁いだ伯爵令嬢コーラル。
十五年上の夫はどこか緊張した様子ながら、コーラルに接する態度は優しいものだった。
政治的な意味合いの強い結婚と思っていたが、実際は惜しみな
い愛情を夫から贈られることになった。
夫との穏やかな暮らしを望むなか、不穏な動きがコーラルをからめ取らんと暗躍をはじめて……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 19:00:00
128319文字
会話率:42%
死んだ弟を蘇らせる為に禁忌の薬を求める錬金術師。
その薬を造るには黒い瞳が必要で…
その錬金術師に拾われた、黒い瞳を持つ民の子供。
弟が大事だけど、養い子も愛しい。どちらも大切で、選べなくて身動きがとれなくなっちゃった攻め
×
誰かの役に立
ちたくて、何かに自分を捧げたくて仕方がないヤンデレM転生者受け
鬱ってる錬金術師エルフ×ヤンデレ転生者
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 05:59:04
4730文字
会話率:17%
34歳のメタボリック系サラリーマン『間宮貴虎(まみや・たかとら)』は
ある日チャットで奇妙な少女『桜』と出会う。
桜は貴虎に『痴漢されるかもしれないという状況に興奮してオナニーしている』と告白する。
貴虎はそんな桜に強く惹かれ、そして
桜が口にした『かつて痴漢に遭った場所』へと赴く……
歪んだ少女と歪んだおっさんが出会い、成長し、お互いの望む形を模索していく話で
(2017/4/18)
当初は他の人物をあまり出さない予定でしたが『モブヒロイン』2名が『サブヒロイン』に進化しそうな為、17話の段階で、プロットを大幅に修正しました。
また、それに伴いキーワードに『貧乳』を追加しました。
(2017/4/19)
17話、18話を一部修正。
(2017/4/20)
第14部分募る想い――期待と欲望 を追加。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-27 07:00:00
90273文字
会話率:46%
桃子は彼氏が出来たことがない。会って間もない相手でも、まず確かめていることが大きな理由。第一に身長。第二にある嗜好の確認。第三に浮気をしない確認。なので、いまだ独身。年齢=彼氏いない歴。
ある時、会社の忘年会の参加をきっかけに守備範囲外認定
していた男性から、その人が思う付き合いたいと考えるある条件にぴったりだと告白されて付き合うことに。
奥手な桃子はその人に翻弄されっぱなしで!?
基本的にほのぼのラブストーリーです。(挿絵あり)
関連作品として、宜しかったらこちらもどうぞ。
だって、コンプレックスなんですっ!
アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-22 13:30:16
79151文字
会話率:32%
「良いよ?アキトが望むなら」言いなりになっているつもりはない。これは自分で決めたこと。「俺は…お前が嫌いだ」逃げるんじゃない。これは俺が決めたこと。「ねぇ…アキトは。トシオのこと嫌いなの?」「サトウ。コヌマと離れろ、やめとけ。じゃないと死ぬ
ぞ?」ゴメン。ごめんなさい。でも、もう引き返せない。愛したい。愛されたい。そう願う事はいけない事ですか?★★他サイトより転載作品でっす★★そんなにえっちぃのではないですヨ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 23:06:38
84511文字
会話率:32%
いじめや上司のいびりに耐えかねて自殺しようとした主人公・有栖 晴希は死の間際、脳内に浮かんだ選択肢に無意識にYesの回答をしたため、謎の白い空間に送られる。
そこにいた銀髪紫眼の少女に尋ねられた、転生を望むか?という言葉に最初は乗り気ではな
かった晴希だが、彼女の力により聞かされた自分の深層心理の声により、条件つきの転生を決意。
これは異世界、オルタ・クロニカで紡がれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 03:00:00
8641文字
会話率:34%
ハーレム勇者のハーレムとりまきその4の聖女・セレスティア。
彼女が望むのは自分だけを愛してくれるただ一人の男だった。
ただ一人を求めて勇者から離れるべく頑張る聖女のお話。
亀更新。気長に付き合っていただければ幸いです。
(あらすじ追加しまし
た。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-28 03:49:09
81926文字
会話率:26%
「…寒い。」
小さく呟いた声は震えていた。
手を持ち上げて、夜空に透かして見ると、何故かサーリャの体は空気に溶けてしまいそうなほど薄く、半透明で、体越しでも夜空に輝く星々をはっきりと認識することができる。
僕は、消えてしまうのだな。
サーリァは、そう思った。
そして、それは紛れもない事実である。これから、サーリァは消えるのだ。。
でもサーリァは別にそれでもかまわないと思った。最早、彼にはこの世に何の未練も、後悔も、愛着ですら残っていないのだから。
「ルドルフ様…」
夫となるはずだった愛する人を、親友であるカーラに奪われて早や3年。
彼らは、王城で一児をもうけ、幸せな家庭を築いていた。
サーリャは誰も憎んでいない。悪意さえ抱いてはいない。
ただ彼の心には、ルドルフに対する激しい恋慕が未だ渦巻いているだけなのだ。
『――過去に戻りたいか。』
消えおおせる直前、ある男のそのたった一言で、サーリャはカーラとルドルフが出会う前。
自分がルドルフの婚約者だった時期に戻ることを決めたが…――
その先に待っていたのは、予想もしなかった真実と、様々な者の複雑な思いが交錯する未来であった。
最終的にはハッピーエンドに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 23:19:27
18087文字
会話率:38%
神門が開いてクリフォトが流入し、エンフロシアは滅びの時、黄昏の時代を迎えた。自らがメリスを殺したのだとしてイキルは命を放棄した。だがイキルが生きることを望むAZELによって生かされ、彼は一人の盲目の女性と出会う。家族を孤白病で亡くし、自らも
視力を奪われてもなお、ひたむきに穏やかに生きる彼女との出会いでイキルは、本当の生きる意味を悟る。そして再びバースライブと共に戦うことを決意した彼は、新たな力サヴァイヴ・バースライブを手に入れて大空へ舞い上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 19:27:51
44966文字
会話率:59%
異形少女の中でも異端な蜘蛛の娘。
恋をせず、番を作らず、ただ平穏を望む人に近い蜘蛛の娘。
ある任務で、出会った男に、蜘蛛の娘は恋をした――
最終更新:2017-02-07 09:10:29
36608文字
会話率:39%
瓜二つの双子の弟、翠の影武者のように自分を抑え生きてきた澤村葵。
翠から離れたい一心でたてた計画。それは―偽装学園生活だった。
生徒会、友達、家族、転入生――乱される平穏。望むものは無関心のみ。
自意識過剰。被害妄想。大事なものは自分な葵の
屈折した日陰マイウェイ。
<屈折後ろ向き長身受け/双子/嫌われ/弟×兄/非王道>
別サイトで放置してたものを転載。続き書ければいいなぐらいのモチベ。
R18は念のためなので期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 23:03:46
9264文字
会話率:23%
クラリス・ヴィアッカは女だてらに弓騎兵隊の部隊長だ。長弓一筋に生きてきた彼女は、ある日竜騎兵隊のエリート、シャトリンに交際を申し込まれる。
直接口をきいたこともほとんどない彼からの突然の申し出に戸惑うクラリスだったが、サリュート人を母に持つ
シャトリンには、驚くべき秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 07:53:17
89525文字
会話率:39%
閨床神社にも新年行事はある。しかし、それは不思議と三が日が開けてから始まるのだった。
閨床神社の美しき巫女、レンが望む新年の神事。それは年明けの晴々とした時期に似つかわしくない、爛れた淫習であった。
最終更新:2017-01-19 23:40:20
4729文字
会話率:48%
盾の英雄と呼ばれるオルガ・ローレンスタは、好敵手との戦いに敗れ捕虜となる。
武人としての死を望むオルガだが、待っていたのは真逆の性奴隷としての生だった。
若く美しい皇帝に夜毎嬲られ、オルガは快楽に堕されてゆく。
第一部
※本編は一切愛はな
く救いもない、ただおっさんが快楽堕ちするだけの話です
※本編は下衆遅漏美青年×堅物おっさんです
※下品です
※微妙にスカ的表現(ただし、後始末、準備)を含みます
※4話目は豪快おっさん×堅物おっさんで寝取られです。ご注意下さい
第二部
※カップリングが変わり、第一部で攻めだった人物が受けとなります
※要所要所で、ショタ×爺表現を含みます
※一部死ネタを含みます
※第一部以上に下品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 08:39:05
74327文字
会話率:38%
『お前こそ俺の唯一、ただ1人の番い…。』
凄惨な過去を持つ青年は、ただささやかな幸せを、永遠の眠りを求め、生きていた。
全てが終わる、その時を目の前に、突如現れた男。
絶望に捕らわれた青年と、その生を望む男との、奏でる静かなレクイエム。
そ
の詩が終わる時、そこに残るのは、終焉か、幸福か。
唯一の番いを愛することを望む漆黒のドラゴンと、美しくも哀しい宿命を負わされた亜翼種の、一つの恋の物語…。
異世界と、現代(ファンタジー有り)、二つの世界を舞台としております。
竜、天使(亜翼種)等、様々な幻想動物が登場致します。
・戦争、殺戮シーンが有ります。(予告を入れますが、ストーリー上飛ばすと話が分からなくなると思います)
・そういうシーンにも予告を入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-10 08:41:34
10339文字
会話率:20%
ラーサル大森林の奥地の深い森の中でひっそりと存続してきたエルフ達の里。
そこには巫女と呼ばれる存在がおり、里で巫女を務めていたエルフの少女ルーシアは巫女の任期が終えると共に里の外へ出ることを決意する。
ルーシアは強大な魔力を持ち
、魔術に優れる美しい少女であったが、ある種の歪みを抱えており、異種族に凌辱されたいという願望を持っていたのだった。
これはエルフの巫女だった少女ルーシアが各地で魔物に凌辱されたりしながらほのぼのと旅を続ける物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-07 12:03:01
24862文字
会話率:15%
「ねえ。君。僕のモデルになってくれないか?」
唐突に言われたその言葉が全ての始まりだった。
何で?彼が?俺に?
わからない。彼が何を考えているのか。
平凡大学生の俺と彼のお話。
おりべ美緒様企画、「秋の夜長のBL企画」参加作品です
。
企画HP↓↓
http://miooribe.wixsite.com/aki-no-bl
他の作者様の作品等も載っておりますので興味がある方はぜひ。
また、Twitterで『#秋の夜長のBL企画』と検索していただいても出てきます。
私の作品に関するものは『♪彼のぞ』にて検索をかけていただければ…。この作品を作るに当たっての作者の感想や過程、ミニss会話などをツイートする際に♪タグ付させていただいております。
※作者が遅筆すぎて秋企画なのにまだ完結しておりません。投稿を優先とするため、改稿は後回しとさせていただきます。誤字脱字があったり、改行が読み難い等あるかと思いますが、完結するまでご容赦下さいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-07 19:37:46
7060文字
会話率:19%
毎日毎日続く退屈な日々に、青年は嫌気がさしていた。
昨日も同じ、今日も同じ、明日も同じ。
去年も、今年も、来年も。
ずっとそれが続き、いつしか年老いて死ぬ。
青年は、それにゾッとしていた。
どうせならこんな場所よりも
、だれ自分を知らず、誰も居ない様な場所へと行ってみたいと青年は願う。
争いは無く、喧嘩も、戦争も、喧騒も、渋滞すらも。
そして、それは容易く叶った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-30 10:00:00
108443文字
会話率:28%
男尊女卑の時代、それにもかかわらず、日々を生きる少女が居た。 縦社会が根ざしたその時代。 慎ましい暮らしをせざるを得ないとしても、少女は毎日、何か良い事はないかと思いを馳せる。 幸か不幸か、とある事から、彼女の人生はその姿を、徐々に変え始め
る。 それが、彼女が望むと望まざるとは関わりなく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-31 19:00:56
218823文字
会話率:23%