タチアナは男爵家の一人娘で8歳の時に両親が海難事故で亡くなる。血縁者もおらず孤児になってしまった彼女に親王派の公爵家当主のカミュエルが彼女を婚約者として引き取ることに。そのすぐ後、中立派の公爵の爵位持ちのノヴァエルがカミュエルの屋敷に居候し
始めてーーー?
十年後、彼女が社交界デビューしたパーティーで自分がカミュエルに妻として引き取られたのは同性のノヴァエルとの恋愛を隠すためのお飾り妻にするためだったと知り……!?
旦那様!ご安心ください!私、旦那様と居候様のためでしたら、この身を持ってお飾りの妻を全身全霊務めさせていただきます!
でろでろに溺愛されてるにも関わらず自分が当て馬だと勘違いしてるヒロインと、頭がおかしいと思われても仕方がないほどヒロインが大好きな公爵家当主二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 22:04:40
357文字
会話率:54%
父親と後妻ではあったが本当の子供のように可愛がってくれた優しい義母が死んで、実母と弟が屋敷に戻ってきてからトマスの地獄は始まった。自分を嫌う実母に、勝手に婚姻を決められ嫁がなければいけない状況になっても、トマスにはそれを跳ねのける術はない。
家は弟が継ぐことが決まっているし、トマスには他に頼れる人間もいないのだから。半ば諦めていたトマスだが、結婚式当日に一人の男に声をかけられたかと思えば攫われてしまう。聞けば男はアランと言い、隣国の公爵だという。何故公爵がと戸惑うトマスにアランは言った。――君の弟に頼まれたのだと。
※てんつぶさんが企画された怪盗アンソロジーに寄稿したお話になります。一万字内での執筆のため、エロ部分やや薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 17:07:29
9098文字
会話率:38%
侯爵家の六男に生まれた僕(ココ)は、動物に好かれる以外は役立たずな駄目な奴で、両親が死んだ途端に屋敷から追い出されてしまった。更に辿り着いた国でスリにあい途方に暮れていたところを、何とお忍びのクロス王国の王様とその友人に助けられ、そのままク
ロス王国の馬番として雇ってもらう事になった。それから4年間ほどは楽しく生活を送れていたのだが、可愛がってくれた国王陛下が突然崩御され、色ボケ王太子が王位につくと知らされた途端に、クロス王国が敵国のドール帝国に侵略されてしまってさぁ大変……!?
しかし、他の皆が拷問を受け地下牢にぶち込まれる中、何故か僕だけは敵国の将軍テオドシウス様のお屋敷に住むことになり、気づけば周りからはテオドシウス様の奥さんとして扱われていた。「あれ、なんかおかしくない?」と気づいた時には既に外堀を埋められていて、逃げる逃げれない状況に……!でも、テオドシウス様はとても良くしてくれているし、僕に無体な真似もしない。というか、なんで僕に手を出さないんだろう。
この話は、平和に過ごしていた馬番の青年が、敵国の将軍に半ば無理矢理(でも無体な真似はしない)嫁にされてしまうお話です。(受け以外には)冷徹美形の敵国将軍×田舎臭いけど素材は良い隠れ美青年の固定CPです。198センチ(36歳)×184センチ(19歳)
みのたえ(砂月美乃・清白 妙)主催企画、「最愛アンソロ」参加作品。
【基本設定】ヒロインまたはヒーローが溺愛する(される)話。
【共通テーマ】私(僕)から目を逸らした
【必須ワード】音
※本編(受視点)完結しました。攻め視点と番外編を後日掲載予定です。
最終回のエロですが、シナリオ内容的にやや薄めの描写ですが、番外編でがっつりしますのでご容赦を……!3/1全エピソード完結しました。4/5日のJ.GARDEN48でおまけSS &挿絵有の同人誌になります。WEB削除はありません。★ハロウィン物に絡めた短編を短気連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 22:48:16
71275文字
会話率:23%
山入端(やまのは)を、薄墨を含んだ筆が駆けてゆくと、そこからぼんやりと世界の輪郭が見えてくる。
それは、はじめに瀧ノ上(たきのうえ)の象徴であるお山の威容を際立たせると、お山に暮らす生きもの達、それは俺達一家、ひいては我々龍の一族を含むと
いうことだけど、あまねくそれらに等しく朝をもたらす。
そのまま朝日はゆるゆると姿を持ち上げて、俺達の屋敷や、瀧や、広場を撫でていき、畦道を辿って、学び舎も越えて、海の向こう、俺達のまだ知らない、どこかの国へ毎日巡ってゆくのだ。
++++++++++
※2019年公開時より、後半書き直してあります。結構内容が変わっています><
異世界の龍の半島に暮らす龍の五姉弟(双子含む)の織り成す日々のくらし。
数話ごとに視点が変わります。龍、悪魔、双子などお好きな方向けです。
主人公含む数名、両性や無性別なキャラが登場しますので、苦手な方はおすすめしません。
異世界ファンタジー長編「夜明け前」に登場する子供世代の話です。
当サイトより本人が転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 12:28:50
44051文字
会話率:33%
ナニーの仕事をしているニキ。新たな雇い主は、ビジネス界の若きプリンスでおそろしいほどハンサムなジャック・フェレイラだ。彼からの依頼は、事故で両親をなくした6歳の姪エリザベスのナニーとして、彼の屋敷で住み込みで働くこと。いつか保育施設を開く夢
のために、あらためて大学に行くことを望むニキにとって、願ってもない好条件の仕事だ。だが両親を亡くして心を閉ざしている姪エリザベスは、ナニー泣かせの超問題児でもある。有能なエリートビジネスマンとはいえ、独身で子どもの世話などしたことのないジャックは、エリザベスと心をかよわせられずにいた。ニキはなんとかエリザベスの心を開き、笑顔を取り戻そうと奮闘する。そんなニキにジャックはどんどん惹かれていく。しかし彼女には、隠していたつらい過去があった。子役としてテレビに出ていたこと、そして父親の不審な死。ある日ニキの周辺に不審な男があらわれ、ジャックはニキに不信の目を向けてしまう……。派遣のナニーとゴージャスCEOの夢のような恋がはじまります!
ブレンダ・ホワイト(Brenda White)作、全19話。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています
※この作品は以下のタイトルで漫画化されました
『恋するCEO』陽村空葉
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776735423/saranbo22-22折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 00:00:00
87528文字
会話率:56%
20世紀末イギリス、オブライエン伯爵家の長女ソフィーは、常に男たちに称賛されて育った。彼女は幼馴染のアンディに恋していたが、アンディはメアリーという別の幼馴染と婚約してしまう。彼に振られる瞬間を、ルパート・ビーチャムという男に見られてしま
った。ルパートは貴族ではなかったが、自信満々で、きみにふさわしいのはアンディではなく僕だと言い放つ。彼の傲慢さに腹を立て、無視しようとするソフィー。しかし両親が事故で亡くなると、屋敷が抵当に入っていることを知り、妹二人を抱えて途方に暮れるソフィー。そんなときルパートが、互いのために便宜上の結婚をしようと持ちかける。
契約結婚、嫉妬、すれ違い、罠……嵐に巻き込まれたような二人の恋愛の行方は? 全24話。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています
※この作品は以下のタイトルで漫画化されました
『エメラルドの花嫁と誘惑の大富豪』竹内未来
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776737183/saranbo22-22折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 00:00:00
94191文字
会話率:52%
人間と魔族が混在する世界。とある商家の使用人としてつらい日々を送っていた人間の少年、アキはある日吸血鬼に拾われた。「今から俺がお前のご主人様だ」そう言われ、連れていかれた屋敷でみんなから甘やかされる毎日をおくることとなる。
※基本ほのぼの
イチャラブ(の予定)ですが、はじめのほうだけちょっと暗め。虐待要素が入りますので苦手な方は注意してください。
※えっちなやつにはタイトルに★が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 00:00:00
48701文字
会話率:42%
★ロイヤルキス様より『社畜OL、マッチョの世界で愛人契約』というタイトルにて電子書籍配信中。大幅加筆しておりますー!
気がつけば、見知らぬ場所にいた私。
記憶を辿るけれど、残業中に寝てしまった記憶しかない。
通りかかった荷馬車の人に
、ここがどこか聞こうとしたのだが――。
「大丈夫かいね、お嬢ちゃん!」
と、やたら私を心配するおじいさんは、なんと、ボディービルダー級のマッチョだった。
おじいさんに荷馬車にひょいっと乗せられて、王都に向かう。
そこで見たのは、髪の色も目の色も顔立ちも、どう見ても日本人じゃない人たち。
しかも、全員が共通して、マッチョだった。
私は大勢の人に心配されながら、病院で診察を受けるのだが。
「この娘は、健康体そのものだよ。病気も何もない。あえていうなら、猫背気味だね」
「そんな、こんなに痩せているのに健康体、ですと!?」
どうやら、私がへにょへにょだから、重病人だと誤解されたらしい。
社畜女が転移したのは、人情溢れたマッチョな人々が暮らす国でした。
どうせ帰っても社畜だし、とこの国で生きていこうと決意する。
だが、国王の好意で、領主様の屋敷にお世話になることになって――。
筋骨隆々領主ヒーロー(不器用ツンデレ)×自立しようと頑張るヒロイン(前向き素直)。
さくっと読める中編を予定。
アルファポリス様にも掲載していました。
※削除済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 17:00:00
58190文字
会話率:23%
上島家の主人、祥造から始まった呪い。彼がこの世を去って、一見光が刺したように見えたこのその屋敷には、まだ拭いきれない大きな呪いがあった。モンマルトルから帰ってきた長男の俊郎だけに明かされなかった大きな秘密は、あまりにも残酷すぎるものだった。
一番この世で一番愛しい妹である時乃を巡り、俊郎が立ち向かおうとした真実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 13:00:55
51763文字
会話率:48%
元貴族のリザは生家が没落した後、遠縁にあたるヨハネス侯爵に助けてもらい、彼の屋敷で侍女として働いていた。ヨハネスはリザにとって、恩人であり、憧れの人だ。
ある日、同僚の庭師・ミゲルに抱きしめられている姿を目撃され、ヨハネスの寝室に呼び出され
る。
「お仕置きが必要だな。――脱ぎなさい」
豹変したヨハネスに組み敷かれたリザは……。
R18描写のある話には※をつけています。
誤字報告ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 16:16:22
21941文字
会話率:35%
あおいは幼い頃から虐げられていた。どれだけ憎かろうと、拾われた屋敷を出たら、孤児では到底生きてはいけない。
暴力を、辱しめを、堪えに堪えた。未来にあるだろう、幸せを信じて。
「けれど結局、神は私を見つけてくれないのね」
大人になったあお
いは絶望に落ちていた。感情は重く閉ざされ、一日一日が早く終わることを願う毎日。永遠に続くかと思ったそれが、突如として終わりを迎える。
生きることに疲れきったあおいに、ひとつの手が差しのべられる。あおいは得体の知れない手を取り、走り出す。かつて信じた幸せを掴むために。
不幸な女性が、死神のもとで幸せを見つける和風シンデレラストーリー(予定)!
※物語が進むと所々に18禁小説が入る予定です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 18:51:21
8962文字
会話率:27%
森の奥のお屋敷で、ちんちんが小さいとなじられメイドにいじめられると興奮するマゾ豚旦那様と、旦那様に性的ないたずらをしてあへあへ言わせるのが大好きな貧乳ケツデカメイドが、イチャイチャするだけの話。
最終更新:2021-05-08 20:36:59
308878文字
会話率:53%
医師であり推理作家のコナン・ドイルは、ある夜傷を負い倒れかかっていた凄腕の名探偵、探偵紳士ことウィリアム・ジレットを助ける。ウィリアムはある男に鞭打たれたことで重傷を負い、その傷が原因で夜のロンドンにうずくまっていた。ドイルは彼の傷を治療し
た時、夜の闇夜で露になったウィリアムの鍛えられた肉体に目を奪われ、紳士でありながら彼に抱かれたいという思いを抱く。だがその思いは、すぐにウィリアムに見破られてしまう。
次の日、ドイルはウィリアムが暮らす屋敷を紹介され、彼の屋敷へと向かう。そこでウィリアムが紹介したのは、彼の愛人である娘、アイリーンだった。彼に愛する乙女がいることを知り、何故だか切ない思いに駆られるドイル。そんな彼にウィリアムはワインを振る舞う。そのワインを口にしたとき、ドイルはウィリアムにいきなりディープキスされ、意識を失ってしまう。
ウィリアムがドイルに口移しで飲ませたのは、睡眠効果入りの媚薬だった。彼がドイルを屋敷に招いた理由も、彼を「自分に似合いの奴隷」として調教するためだった。そしてドイルはウィリアムに拘束、手淫鑑賞、鞭打ち、連続絶頂と徹底的に調教され、彼に抱かれる。そんな中でドイルは、知らず知らずのうちにウィリアムに抱かれることなしでは、耐えられないほど彼の体を覚え、ウィリアムを愛しはじめるようになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 17:20:11
48212文字
会話率:56%
小柄な男子高校生 望月渚沙は、とある理由から虐めを受けていた。
そんな彼はある冬の朝、凍結した歩道で足を滑らせ転倒。そのまま勢い余って身体は車道へ……。そして、通りかかった一台の車に撥ねられ、彼はその命を散らした。
次に目を覚ますと、渚沙
は見知らぬ部屋のベッドで寝ており、ベッド脇にはこれまた見知らぬ二人の美少女が心配そうに彼の様子を伺っていた。どちらも、細く長い銀髪と綺麗な金色の瞳を持つ齢10歳程度の幼き少女だった。そのそっくりな容姿から、彼女たちが双子の姉妹であることは容易に想像できた。
彼女たち曰く、ここは国有数の上位貴族ローラントの屋敷らしく、渚沙は屋敷の前で倒れていたところをこの美少女双子姉妹に発見され保護されたようだ。
さらに、彼女たちの父親の話によると、渚沙は異世界からの転生者という扱いになるらしかった。渚沙自身思うところはあったが、聞き馴染みのない国名や地球には存在するはずのない種族の話を聞いて、自分が異世界に転生したのだという事実を受け入れることにした。
そうして渚沙は、転生者である自分を救ってくれた上、行く当てのない自分に優しく手を差し伸べてくれたローラント家の人たちに改めて多大な感謝の念を抱き、彼らに恩返しがしたいと考えるようになった。
その結果、彼はローラント家の使用人として働くこととなった。それも、近日王都の魔法学園に通い始める銀髪双子姉妹の専属執事として、である。
渚沙は、自分の全てをかけて彼女たちに仕えると近い、彼女たちとともに屋敷を旅立ち王都の魔法学園まで赴いた。
しかし、魔法学園の学生寮にはとんでもないルールが取り付けられていた……。そのルールとは、魔法学園に通う学生は寮内では原則全裸で生活しなければならない、というものだった。
女子寮ということもあって、渚沙の周囲にはうら若き乙女ばかり……。当然、みんなすっぽんぽんである。
幼き裸の美少女たちに囲まれながらも、彼は無事自分に課せられた使命……御嬢様たちへの恩返しを果たせるのか?
童顔低身長執事とすっぽんぽんロリ令嬢たちとのちょっとエッチな日常が始まる!
*
ただただ主人公がロリ御嬢様たちとイチャイチャするだけのお話です。
不快な描写は一切無しの予定ですので、どうぞ気軽にお読みいただければと思います。
ハーメルンにて同時掲載始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 21:35:33
326737文字
会話率:56%
人里離れた場所にある没落貴族の幽霊屋敷。
そこには七百年もの間、姿がほとんど変わらない貴族令嬢・アルフィナが住んでいた。
類まれなる強い魔力を持つ彼女は、ただ一人孤独に屋敷の中で変わらぬ日々を過ごしていた。
そんなある日、突然彼女の前に現
れた黒髪黒瞳の女性と、金髪碧眼の紳士。
彼らはどうやらアルフィナのような隠れて暮らす魔力持ちを探していたようで…?
平穏な日常が壊された時、新しい日々が始まる――。
※「千年前失恋して引き篭もりの魔女になったので、今度は殺してくれませんか?」スピンオフ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 18:34:29
15862文字
会話率:40%
王都最強のSランクパーティー【月下の爪】
俺はそのパーティーから追放された。
しかも追放されただけじゃない。幼馴染の婚約者もリーダーに寝取られた。
パーティーを追放され、婚約者にも酷い扱いを受けた俺にはもう守るものなんてない。
俺はパーティ
ーが遠征に向かったのを確かめて、リーダーの奥さんが留守番する屋敷に向かった。
短編「パーティーを追放され婚約者も寝取られたから、留守のあいだに奥さんはもらっておきます」
の連載版です。短編で書ききれなかった本番やざまあを追記しました。少し修正もしています。
短編の甘い感じはほとんどありません。かなり胸糞の悪い描写もありますので、耐性のない方は注意してください。罪の無い奥さんをレイプするくらいなので基本的に主人公はクズです。あと作者も豆腐メンタルのクズです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 15:00:56
52253文字
会話率:42%
以前投稿した短編『国一番の魔導師の夫に溺愛されてます 〜怒らせちゃいけない人を怒らせたら報復されるのも仕方ないよね〜』https://novel18.syosetu.com/n9094gr/
の続編となります。夫のユージーン視点です。
ユ
ージーン・バイルシュミットの屋敷に親友である皇帝ヴィルヘルムが訪れた。ルドアーク王国の王族を一網打尽にした後始末の件だった。
その功績でユージーンに公爵への叙爵とともに帝国魔導兵団の総団長になれとヴィルヘルムはいう。
愛する妻を愛でて余生を過ごすつもりだったと言ったユージーンに、皇帝は呆れた様に言う。「まだ二十代後半だろうが。余生というには些か長すぎるぞ」
渋々と魔導兵団総団長就任を受け入れるユージーン。
だが、話しているうちにユージーンがアレグザンドラを溺愛する理由が判明し、ユージーン本人も呆然とする。
※前作となる短編は、お陰様で日間ランキングで2位にまでなりましたm(_ _)m
※元々、長編用のプロットを短編に落とし込んだのが前作となります。
※前作を読んで頂いてから今作を読んだ方がわかりやすいかと思いますが、読まなくてもわかるようにはなっている筈です。
※性描写は暫くありません。性描写は暫くありません!(大事な事なので2回書きました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 04:00:00
65742文字
会話率:39%
「ねぇ、どう?いいでしょ、私のおっぱい。キモチ良くて堪らないよねぇ♡♡キモチ良さが体の奥底から込み上げてきて最高だよねぇ〜♡ね、マルスもそう思うでしょ〜?」
とある日の昼間、薬草採集の為に森の浅部にやってきた魔術師兼医術師であるマルス
は、大木に吊るされてる綺麗な銀の髪を持つ褐色肌の美人エルフ・プルクラを発見する。
しかし、プルクラの様子はどこか変で、マルスは警戒する彼女に敵意はない事を伝えながら軽い診断を行った。
結果は悪意しかない強力な呪いがかけられており、通常ならこのまま呪術で命を落としかねなかった。
そんな状態のプルクラを医術師であるマルスが見逃せるはずも無く、秘術・禁術にも近い“刻印術式”を彼女に渋々と施す事にしたのだった。
生命力の回復と保持、それと引き換えに日々性欲に支配される状態になる、そんな“刻印術式”を───。
「もしかしてこれって、『出ちゃう』ってやつの前兆なのかな?そうなんでしょ!?」
「あはははは♡マルスのオチ○ポ、ピクピクしてるぅ……♡そんなにワタシのトロトロ欲しいのかなぁ〜?お口にもあげたのになぁ、ふふふふふ♡♡」
無知だった少女は自らの奥底で眠っていた性欲の本能のままに、淫らに壊れ始める。
壊れた彼女は、もう普通の生活には戻れない───理性と本能の狭間で生きていくしか、無いのだから。
マルスの知り合いからの紹介で彼の屋敷でメイドをする事になってもそれは変わらなかった。
それでも少女は心を強く保ち生き続ける。いつか“刻印”をマルスが解いてくれる事を信じて───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 22:15:54
106308文字
会話率:42%
宮上トクヤという高校生が病院屋上から飛び降り自殺した。トクヤの姉の親友が病死した直後、親友の身体に転生したのだ。実は数年前にトクヤ実姉のエナは他界していて、その亡霊に取り憑かれたトクヤが自殺作戦を図ったのだ。エナの亡霊と転生したトクヤが得た
身体、白凪冴奈は生還が無理な難病患者。死後の事を前もって用意していた白凪家のカラクリによって生還後の冴奈は邪魔な存在だった。冴奈に対する敵対心丸出しの白凪兄弟姉妹たち。彼らは、冴奈対抗策の手段で屋敷内の防衛戦を展開していく。冴奈は、トクヤとエナの持つ判断力、肉体対応力で屋敷内カラクリの至難をくぐり抜けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 15:55:47
5603文字
会話率:61%
かつて令嬢であったルネリアは、没落し、侍女として働くことになるが、元令嬢ということもあり中々雇用されない。そんな矢先に雇われたのはどんな完璧な使用人でも二週間で辞めてしまうと言われるいわくつきの屋敷だった。しかしルネリアが屋敷に向かうと、屋
敷の主人であるグレンは突き放す言動とは裏腹に、優しくルネリアを甘やかす行動ばかりとり……
※2018年12月19日掲載【連載版】没落令嬢は侍女として愛執貴族の重愛を受ける ~元の契約改定って本当ですか!?~ 没落令嬢は侍女として侯爵吸血鬼の重愛に囚われる 他の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 20:25:31
10607文字
会話率:36%
いつかきっと、故郷の青空の下、霞のように咲き誇る林檎の花を君と一緒に。
光神ユーウィスの拓きし国ルクウンジュ。
遠く異国からの移民を祖先に持つチグサ・ハツキは、生まれ育った故郷から、大学進学のために王都ヴィレドコーリにやってきた。
ヴィレドコーリの祖父の屋敷に下宿し、王立学院大学に通い始めるハツキには、ある秘密があった。
王都で生まれ育ったメールソー・テレーズは、今春王立学院高等部から大学へ進学した。
親の期待通りの進路を進む彼の前途は順風満帆にも思えるが、彼自身は自分の生活に物足りなさを感じてもいた。
ハツキは大学の入学式の日に、金の光を見つけた。
テレーズは友達の教室で、翠の瞳の人を見つけた。
そんな彼らが出会い、絆を育む物語。
ルクウンジュという架空の国を舞台にした初恋の物語です。
20世紀初頭のヨーロッパをモデルにしつつ、和洋折衷の世界観となっています。
あまりWEB小説向きではないゆっくりとした進展の物語ですが、世界を書くことにも注力していますので、主人公二人の初恋とともにこの世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
※R18指定にしていますが、本編での性描写はありません。
◎こちらの本編とは別に、番外編をあつめたものを「いつか、林檎の花を 番外編」として公開しています。こちらには主人公二人のいちゃいちゃ短編などもあります。
◎「僕は君と踊る夢を見る」はテレーズの一番上の兄のお話になります。
※こちらの作品はエブリスタでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 16:00:00
235603文字
会話率:28%
推理作家のコナン・ドイルは、英国でも凄腕の名探偵、探偵紳士をひそかに追いかけ続けていた。ところがそんな中、彼はロンドン中を震撼させていた未解決事件、連続紳士凌辱事件の犯人である男に目をつけられてしまう。危うく男に犯されそうになった彼を危機か
ら救ったのは、彼が追いかけていた探偵紳士だった。追い続けていた探偵紳士を前にした時。ドイルは彼に見惚れてしまう。
次の日、ドイルは作品を寄稿しているストランド・マガジン社の社長から探偵紳士、ウィリアム・ジレットの取材を任され、彼の屋敷へと向かう。そしてドイルを出迎えたウィリアムは、彼に向かってこう言った。きみはぼくに抱かれたがっている。と─。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 15:41:34
2348文字
会話率:55%