(エピソードを追加し、長編に改稿しました。2021.08.19完結)
孤児で名も無い僕は、食堂で下働きをしていた.
ところがある日、突然高貴な人が現れ、僕を「運命の番」だと言い立派なお屋敷へ連れて行った。よくわからないまま結婚することにな
った僕は、優しく美しいその人に、あっという間に夢中になってしまったのだけど。
僕には、Ωとして当たり前に訪れる筈のヒートが、いつまで経っても訪れなかった。
・オメガバースの設定に、作者の勝手設定を加えています。
・舞台はどこかよく分からないヒエラルキー強めの異世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 00:12:44
125473文字
会話率:33%