凶暴にすぎる山犬の棲まう深森――ジャーヴェル=ブラッドモア=グランデヴァルト。その深く暗い森にエルンストは座する。ただ一人、山犬のヌシとして、森の主として。あるいは、人の幼子として。
山犬達の数奇な習俗の渦中に立つエルンストは、しかし彼
の人間たるを望む義娘や元神職の少女、奇縁に結ばれた人間たちによって、少しずつ人の住む世界へと引き摺り出されていく。山犬として生き、山犬として死ぬことを望むエルンストの行く末は、未だ誰とも知れず暗澹としている。
―――――――――――――――――――――――
まず、NTRはないです。私が嫌いなので。
官能描写の都合上、それに類似したプレイ(?)を挟む可能性はありますが、決してNTRはないです。
のんびりと執筆していきますので、筆の進みは遅々としたものかと思います。
また、長編(構想では……)の執筆は初めてなので、何かと至らない点も多いかと存じます。そういった私の不徳を含めて、片手間に見守って頂ければ幸いかと。
皆様の暇潰しに一役買えることを祈って
―――――――――――――――――――――――
活動報告に描写等についての注意「Sword of the Wordsworthについて」を投稿しております。
基本的には読まなくて結構ですが、人権や信仰、信念や思想等に係る描写に一定以上の鋭敏さを持つ方は御目通し下されば幸いに存じます。世界観の設定上、予告等なく文中に含まれる場合もございますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-22 00:00:00
114527文字
会話率:32%
アルテは魔力が全ての世界でほとんど魔力を持たずに産まれた。それは産まれた時から苦難の人生を無理矢理背負わされたようなものだった。
そんな中、少しでも人間らしく生きたいと薬医師の道を志すも挫折し、薬医師と同じ知識を持ちながらも魔力の無い女、
『魔女』として生きることを決意する。
少しでも明るい未来を夢見て、『救済の薬』とともに生きていく―――。
※暗いです。ほとんどR表現はありませんが、主人公の生い立ちや立場からR18指定にしました。
鬱展開が続きますが、少しずつ上向いてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-20 08:19:44
41902文字
会話率:29%
私はこの世界の生きものじゃない。
どこからどう見てもこの世界の人間という生きものと姿も形も同じだというのに、この世界の人間ではないという馬鹿馬鹿しい事実は、物心がつく頃には当たり前のように刷り込まれていた。
そして、半身に出会うと元の
世界に戻される。知りもしないこことは違う別の世界に──。
※『閒宵人の涙』と『青の深淵』が絡んできます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 20:00:00
199499文字
会話率:37%
人魚の王女・ルーナは魔法薬を飲んで人間の足を手に入れた。その効果は期限付きだが、人間に愛されることで本当に人間になれるというのだ。
幼いころ助けたアクアマリンの瞳の少年――海辺の国サイナールの王子・レナートと再会し、愛し合うふたり。
だがル
ーナは、双子の妹のクレアを装っていた。クレアを助けるために――いずれ、入れ替わるために。
「これ以上愛してはだめ」……自分に言い聞かせるけれど、レナートはひたすらにルーナを溺愛し、官能でもって縛りつけてきて!?
*アルファポリスにも載せています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 18:00:00
16958文字
会話率:51%
俗欲に汚れた街がある。失業者で溢れる街には犯罪が横行し、そこに住む人々の心を蝕む。
この街で生きる女達にとって愛だの、恋だの甘えた言葉は毒でしかない。性とは娯楽ではなく生きるための手段だ。
日々の生きる糧を得る事に必死な彼女達は、街の浄
化装置である『アリーナ』に身を寄せる。
欲望渦巻く街を舞台に通称『アリーナ』で交錯する男女の人間模様を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 06:00:00
6178文字
会話率:38%
魔王と人間が戦う世界。
栄誉を得るために立ち上がった数多の冒険者たち。勇者、戦士、魔法使い。はたまた、賢者や遊び人など様々な職業を持ち、戦いに挑む冒険者たち。
そんな冒険者パーティには雑用係が必要となってくる。炊事や洗濯、買い出し。戦
う冒険者をサポートする役目だ。需要は高いが、その仕事内容は劣悪で人気はない。
ただ、例外もある。力も知識もない、ある平凡な男が女冒険者パーティに雇われた。夜な夜な、たまに昼間から女冒険者たちを癒す。
次第にその男の名は冒険者たちに知られていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 20:00:00
4795文字
会話率:42%
低級貴族のエルミィは世事に長け、満足せずとも不自由のない生活を送っていた。
そんな彼の人生をかき回したのは一匹の魔物。
彼女は、自分はサキュバスの頂点リビドークイーンであると名乗った。
きまぐれに女性と交わらせ、時に自ら彼に触れる圧倒的
な彼女の力に、彼の日常は淫欲の中に落とされる。
しかし、彼にはある秘策があって……
基本的に催眠能力を持つエルミィ君その他が犯されたり犯させられたりする作品です
エルミィくんは虐げられる側の人間です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 01:53:31
6500文字
会話率:19%
内田和真は普通の高校生。特に波乱も無い高校生活を送るはずだった。
ところがある日、ミサキと名乗る美少女サキュバスが現れ、契約を迫る。
それは、「とにかく誰でも良いから女を抱きまくれ」というもの。
サキュバスと契約した彼を取り巻く人間関係は少
しずつ変わっていく。果たして、彼はサキュバスを満足させることが出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 01:03:35
125728文字
会話率:42%
三度の飯より人殺しが好きな快楽殺人者(♂)と、それに拾われてペットをすることになった、人間を触ってみたくて切ってみたくて食べてみたいドクター(♀)の日常のお話。殺伐とした世界観ですが、基本はほのぼのコメディと思って作者は書いています。
殺人
や食人、性描写等、倫理に問題のある表現が至る所で現れますので、苦手な方はご留意願います。また、本作品は犯罪行為を推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 00:00:00
18953文字
会話率:27%
御剣蓮と楯之誠は主従関係。しかし二人はその関係をかくしていた。
ある日、蓮は見ず知らずの人間に笑顔を見せる誠の姿を目撃する。自分以外に笑顔を見せる彼に苛立ちを覚える。そしてついに蓮は、行動に移す。
※第3回BL企画「女王様受け」参加
作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-01 10:55:40
6482文字
会話率:42%
人でなき存在"イブリース"。その頂点に立つシャイターンは、ある夜、そこにいるはずもない人間の少年を保護する。
どこかヘタレている王様?と、どこかズレている少年が出会う物語。※BLヘタレ攻め祭の参加作品です。性描写は軽めで
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-01 00:00:00
9372文字
会話率:34%
世間から見て、反倫理的な記述のある雑記です。
端的に言えば自殺について。
ノクタで活動してるので、こっちに挙げました。
最終更新:2017-05-15 11:50:38
2568文字
会話率:2%
美しき少年ヨキアは、生まれ育った村の人間達により両親を殺され、以来、凄惨な扱いを受けて生きてきた。
生きる事に疲弊し死を望むヨキアだったが、ある日、村から逃げ出す好機に恵まれる。
村人が恐れて立ち入らない贖罪の森で自殺を図るヨキア。そ
こで彼は伝説の吸血鬼と出会い、生きる希望を見出しながら、次第に自分の存在の秘密について知っていく事に……。
不幸な生い立ちの少年が生きる希望を見出しながら、人間らしく成長し、己の罪と向き合っていく物語。
自サイトで連載しているダークファンタジーの長編です。(重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 21:13:13
402549文字
会話率:64%
コンテストに出品するため削除した作品の再アップです。コンテストは箸にも棒にかかりませんでした(笑)
中学生からアダルトグラビアのモデルをやっていた九条美空(くじょう みく)は高校進学と同時に社長の大沼宅に住み込むことになった。
だが
美空に対して愛情を抱く大沼によって、処女を奪われてしまう。
デビューしてからマネージャーをしていた宮坂香苗は、大沼の行為に対して怒りをあらわにして折衝しに行くが……。
グラビアアイドルとして人気が上がっていく美空は、大沼との日常に苦痛を感じながらも、芸能界で生きていこうと決意する。
だが、大沼の愛情は美空に対して、偏執的で異常な形に変わっていく。
そして大沼の秘書をしている柏木庸一に監禁されていた宮坂は人間の尊厳を奪われるような調教をされているのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 07:44:34
88011文字
会話率:55%
片桐冴子は30代半ばのバツイチキャリアウーマン。
その美貌とスタイルに言い寄る男は多いが、それをハネつけるのが楽しみの一つになっている。
ある日、肥満体の小宮山の誘いを受けた冴子は、冷やかしで飲食をすることを承諾した。ところが睡眠導入剤を
混入されたビールを飲まされた冴子は小宮山の自宅に連れ込まれ、手製のポンプ吸引器で局所を吸引されながら凌辱されてしまう。
今までに感じたことのないほどの絶頂と共に被虐感をもひきだされてしまった。
度重なる小宮山の凌辱に反撃をしかけた冴子は、真逆の嗜虐の悦びにも目覚める。
以前から口説きにきていたイケメンの谷俊介をM男に調教する冴子の前に、同じ社の竹中部長が小宮山との仲をネタに冴子を調教しようと迫る。
MからSへと冴子の巻き起こす渦が、いろいろな人間を巻きこんで淫靡な世界を繰り広げてゆく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 15:34:27
169087文字
会話率:52%
たった1人の身内の姉とあたしは自分の入学式の帰り異世界へ召還されてしまった。
世に言う【神隠し】だ。
この異世界は色んな異種族が住んでいるが、人間は高値で売れるほど少ないらしい。
異世界の王様やお妃様は二人を養女にと話は進むものの、三葉だけ
は言葉が分からない為にややこしいことに。
頭の良い姉可憐(カレン)と、ダメっ子の妹三葉(ミツバ)のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 02:53:55
55131文字
会話率:37%
姫騎士シャーロット=エルンブルグ。
かつて辣腕を奮い剣姫とも呼ばれた彼女だったが、魔族を従えた謎の軍勢に国を滅ぼされ囚われの身となり、『サキュバスの子宮』を移植されしまう。
人間でありながらサキュバスの力を植え付けられたシャーロット=エルン
ブルグは、復讐を果たすことができるのか。
それともあるいは、魂を蝕む快楽に身を委ねるのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 23:26:47
15462文字
会話率:30%
短編の名を被ったただの抜粋
肌も長い髪も雪に白く、しかし肌は絹の触りを思わせる。紅の瞳は硝子玉にも似て美しく、二日付きの様な黒眼は又は猫の目をも思わせなくも無い。彼女の名は『シラキ』……幼子の背丈の姿からは想像もできない程に大人びた
口調と雰囲気に、彼女の元を訪れた彼『笠木 翔兵衛』は一目で心を惹かれてしまった。
“人間”で有る彼と、“人間の姿をした人間では無い者”『不魔王』たる彼女の、種族を超えた“血の混じり”が此処に始まるのであった……
てきな? まあR-18的が含まれる小説のテスト投稿がてらに過去作から其処だけ抜粋
元々異種間恋愛的なものを作りたくて作ったやつで、これはその“親世代”の作品に該当
古いやつそのままなので、今のに比べたら酷く小ざっぱりして居る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 20:15:58
18366文字
会話率:29%
魔族を総まとめる大将である魔王のお姉ちゃんは、ある日見つけた人間の幼女に心を惹かれてしまう。
その幼女は奴隷で、初潮前の女の子の処女膜を貫通する趣味を持つ下卑た貴族に買われてしまった。魔王はその貴族の城を襲い、幼女を助け出した。
しかし、幼女をそばにおくことでお姉ちゃんは魔王としての仕事をしなくなってしまったのだった。
幼女は魔族に臆することない度胸を持ち、生まれ持った頭の良さで宰相となり、魔王を助けて、魔族を統率する。魔族が生き残るには人間達の国を乗っ取って降伏を迫れば良い、ということで魔族は幼女の力を持ってして人間達の国を次々に奪っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-09 22:36:13
2947文字
会話率:37%
医療都市セレスタイン出身のカミルは、15歳の時、共に国を出た親友に裏切られ犯され、目の前で妹を殺された。傷ついた彼を助けたのは黒狼と人間の姿を持つ獣人のレオンという男だった。刷り込みのように彼を愛したカミルだが、レオンはその想いに応えること
はなかった。
そんな折、彼らの住むタルク平野中に「エデンの果実」と呼ばれる万能薬があると噂されるようになる。タルク平野を平定せんと乗り出した帝国の思惑、人々から姿を隠して生きる獣人の里、そして医療都市セレスタインと共に、カミルは「エデンの果実」の真相に巻き込まれて行く。
メインカップリングは年上黒狼獣人×年下美形薬師、サブに銀狼獣人弟×人間兄の話が入ります。
※現在のんびりと同人誌にて発行しているものの転載です。同人誌先行→ここ掲載にて不定期に連載してまいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 22:05:44
38760文字
会話率:45%
紆余曲折があったものの、無事バルトロメイと結ばれたオリヴィエ。
しかしなにぶんにも急な話だったため、その立場はバルトロメイの『妃』ではなく『内縁の妻』。
バルトロメイの設けた期限である二年後までに、魔王妃にふさわしい教養を身につけてし
まわなければならない。
これは、運命の恋を結実させた二人の後日談。
このお話は拙作『愛しの魔王様。』(http://novel18.syosetu.com/n6559be/)の続きとなります。
人間……魔族関係や用語等の説明を省いておりますので、把握のために一読をお薦めします。
そんなのめんどくさいという方は、前作の粗筋『次期魔王バルトロメイと主人公オリヴィエがイチャイチャして結婚しました』をお含みおき下さい。
2014年2月24日現在、なろうの方が忙しく更新に手がつけられません。
今まで以上にスローペースになります、ごめんなさい。
最終話までの粗筋はできているので、見捨てずにお付き合いいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 21:44:44
148469文字
会話率:38%
人で無くなった俺が出逢ったのは|時雨(しぐれ)と言う名の男の子だった。共に過ごす時間は楽しく、あっという間に過ぎ去り時雨は年老いたが俺は変わらぬままだった。時雨は死ぬ間際、俺が欲しがっていた狐の面をくれ、かわりに一つ約束を交わした。「きっと
生まれ変わるから見つけてくれ。この面を着けていればきっとクチナシを思い出すから会いにきてほしい」と。
千年の時がたち、強い力を手に入れた俺はやっと時雨の魂を見つけ会いに行った。そこは魔法学園と呼ばれる場所だった。
狐面を着け人間になりすまし学園に入学したクチナシと、記憶の無い時雨の生まれ変わりがすれ違いながらも再び惹かれあっていくじれじれの恋愛物になる予定です。R18は保険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 06:00:00
4191文字
会話率:39%
変化を望まない学習塾に務める錦野新36歳に起きた出来事からの結末。
錦野は真面目な性格ではあるが今まで安易な転職を繰り返した結果、堅実にキャリアを積み家族を築いている同世代の友人達と比較してかなり低収入であった。そしてそれに対し錦野は劣等
感や羞恥心を感じていた。だから錦野は自分の人生に見切りとあきらめを感じていたが一方で独りなので平穏に暮らせればそれでもいいとも思っていた。しかしある日錦野は同僚の高円寺麻衣子と仕事場で一通の不倫メールを発見してしまう。そして錦野はかつての因縁と向き合う事となる。
自分を陥れようとする様々な悪意の人間達との対峙で錦野の心は揺れ動き、火の粉を振り払うため錦野は多くの『選択』を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 12:38:00
157645文字
会話率:24%