公爵令嬢ミレイユはルテティア王国の王太子フィデールの婚約者だった。ところが身体の弱かったフィデールは 結婚前に亡くなってしまう。 葬儀で悲しみに暮れるミレイユの前に、真紅の髪と瞳の青年が突然現れ傲慢にこう言い渡した。
「その辛気くさい喪服
をすぐに脱いでもらおう。お前はこれから俺の妻となるからだ」
それは身分の低い側室の生んだ第二王子グレンだった。ミレイユはかつてグレンと幼なじみの初恋同士だったのだが、ミレイユは打ち明けられない理由から、一方的にグレンに別れを告げていた。
嫉妬と溺愛、嘘と誤解が交錯する王×公爵令嬢のすれ違いラブストーリー。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-12 16:46:12
81145文字
会話率:40%
妖怪の血が流れる人間_______“妖人”。
妖人で集落を作り、妖一族で森の奥に住んでいる。だが、彼らは繁殖力が低く、時代とともに妖人の数が減っていることを危惧していた。そこで、妖人の分家同士で子を作る《子孫繁栄計画》を立てる。
そこで決ま
ったのは、分家第二位の“天狗”の血を引く天野宮家長男の天野宮 慈と、分家第三位“雪女”の血を引く雪乃家次男の雪乃 睡だった。妖人には、性別の他にもう1つ、“女妖”と“男妖”の2つの種類がある。それによって、男同士で子を作ることも可能になる。そして何より、男の妖人同士の子は、より妖血を濃く引くのだ。
2人は婚約者となり、離れで生活することに。しかし、今さっき会った男と子どもを作るなんてできるはずもなく…。幼い頃から無口で、人と接することが苦手な睡は、急な話に混乱を隠せない。そんな睡に、慈は距離を縮めようと、優しく話しかけ続ける。
優しい慈に警戒心を抱く睡だが…。
スパダリ年上イケメン×コミュ障クーデレ美少年
「あなたとの、子どもなんて…いらない」
「いいよ。俺は睡の心が決まるまで、ずっと待ってるから」
政略結婚から2人の愛は深まるのか_______
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 08:57:57
2006文字
会話率:42%
ある夕食時、フローリアは父から宣告された。
「お前の婚約者が決まった」と。
侯爵家の娘として、いずれ政略結婚するのは覚悟していたけれど、いくらなんでも相手が悪い。悪すぎる。
相手は――幼馴染みのアドルフ・ヴィックス侯爵。
アドルフは以前から
フローリアのことを嫌っているのだから。
意地悪ばかりする彼と離れられて安堵したと思ったら、婚約なんて冗談じゃない! この縁談、絶対阻止してみせる!
決意を固め、留学していた兄とアドルフを迎えに行ったフローリアだったが、再会した彼は別人のように甘く接してくる。
――まさか、本気で私と結婚したいの?
戸惑うフローリアだったが、大人の魅力を増した彼には逆らうことができなくて・・・・・・
意地悪な侯爵と、意固地な令嬢の甘く切ない攻防戦――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 07:19:08
82512文字
会話率:35%
侯爵家の娘ティナリアは幼い頃から恋い慕ってきた者と将来を誓い合う。
だがその矢先、政略結婚のために恋人と引き離され、愛してもいない男のもとへ嫁いだ。
たったひとつの約束を胸に、次第に心を凍らせていくティナリアと美しい彼女に少しずつ惹かれてい
く夫。
そしてティナリアを取り戻そうとする恋人。
ティナリアが再び心を取り戻した時、彼女が選んだものは……。
本編/番外編、共に完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-24 00:00:00
325325文字
会話率:42%
【動く宝石】と称される美貌を持つネイサン伯爵には妻の他に想い人がいて、伯爵夫人は仕事を理由に社交場に姿を見せない割には言い寄る男が後を絶えない。その癖、珍しく二人が一緒にいるかと思うと、伯爵は夫人のそばを離れず、夫人も隣で幸せそうに微笑んで
いる。そんな彼らを見て、人々は噂するのだ。『ネイサン伯爵夫妻は仮面夫婦である』、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-15 06:00:00
104850文字
会話率:47%
イブリア国第三十二代皇帝の15番目の娘、リディリア・エル・イブリアは16歳になる誕生日に隣国アラトニアの第三王子シオン・エラルド・アラトニアとの政略結婚が決まっていた。
何不自由なく育てられたリディリアだったが心が自由になることは決してなく
、父である国王から愛されることもなく生きてきた。
自分の人生など
生まれながらにして受け入れていたのに
シオンもひそかに慕う想い人がいたが、彼もまた絶大なる力の前に己の非力さを只受け入れるしかなかった。
共に望まぬ婚姻関係を結ぶ時、二人の運命が大きく動き出すーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 02:11:58
106221文字
会話率:34%
本能と理性は、一体どちらが勝るのだろうか?
僕と彼とは、政略結婚の名の下番う"偽りの番"だ。
僕は彼を想っているが、彼は決して僕を愛してなどいない。
故にこの期限付きの婚姻関係は、彼に"本物の番"が
出来た瞬間、跡形も無く消え去るのだ。
だから僕はその日まで、彼を少しでも煩わせないよう、"出来る限りのこと"をしようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 13:59:22
33866文字
会話率:11%
作家の鴻池月子は最愛の人・佐原煕文の喪に服している。
煕文は大手企業・佐原グループ創業家の次男。
当然のように政略結婚した妻がいる。
煕文は月子の仕事場兼自宅マンション近くの公園で蚊に刺され、伝染病で死亡。
あっけない死にざまだ。
煕文の死を聞かされた夜、月子は衝動的に自殺を図るが、煕文のメッセンジャーボーイとして働く裕也に阻まれ、一命を取り止める。
それ以来、月子は喪に服している。
その裕也は煕文の死後、煕文の兄・持文の許で働いている。
持文には家庭と自分を繋ぐメッセンジャーボーイ役の宇部左京がいたが、裕也も個人的なメッセンジャーボーイとして働かせる。
ある日、月子は裕也から自分に向けた持文のプレゼントを渡される。
包みを開くと中から出て来たのは小さな香袋で……。
月子と持文の恋の行方は果たして如何に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-18 07:00:00
22021文字
会話率:50%
作家の鴻池月子は最愛の人・佐原煕文の喪に服している。
煕文は大手企業・佐原グループ創業家の次男。
当然のように政略結婚した妻がいる。
煕文は月子の仕事場兼自宅マンション近くの公園で蚊に刺され、伝染病で死亡。
あっけない死にざまだ。
煕文の死を聞かされた夜、月子は衝動的に自殺を図るが、煕文のメッセンジャーボーイとして働く裕也に阻まれ、一命を取り止める。
それ以来、月子は喪に服している。
その裕也は煕文の死後、煕文の兄・持文の許で働いている。
持文には家庭と自分を繋ぐメッセンジャーボーイ役の宇部左京がいたが、裕也も個人的なメッセンジャーボーイとして働かせる。
ある日、月子は裕也から自分に向けた持文のプレゼントを渡される。
包みを開くと中から出て来たのは小さな香袋で……。
月子と持文の恋の行方は果たして如何に……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 09:00:00
11579文字
会話率:46%
狐の姫君しゆんの初恋の相手は、双子の妹の婚約者ロジェ。人間族の王子であるロジェへの想いを押し殺して、自らの婚約者との信頼関係を築こうと努めていたしゆん。そんなしゆんが式直前になって聞かされたのは婚約者と妹の駆け落ちで……⁈
『くれぐれも初
夜を終えるまでは悟られるな』――妹の身代わりとして、初恋の王子に嫁ぐことになったしゆんの運命は……?
【あかし瑞穂さま主催『人×人外ラブ企画』投稿作品です】
【2017.10.10 竹書房ムーンドロップスさまより加筆改題の上、書籍化して頂きました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 06:00:00
35359文字
会話率:33%
深い森の先にある隣の国から迎えに来てくれたのは、見目麗しくたくましい赤毛の王子様。政略結婚だけど、何も問題ありません! 相思相愛、理想の相手と間違いなく幸せになれる。そう思って旅立ったサラは、国境を抜けた瞬間に、変貌を遂げた婚約者を目の当た
りにして絶叫する。←と……大袈裟に煽ってみましたが、人×人のラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 06:00:00
21766文字
会話率:44%
夫と私は政略結婚という程でもないが、それに近いお見合い結婚である。
だが、夫には私の知らない事実があった……。
夫婦の攻防。主に妻が押し負けます。
妻が夫への恋心を認識するまで。
要約すると、夫婦がエロエロいちゃいちゃしてるだけの話で
す。
キーワードを確認して唐突なエロにご注意下さい。
地雷を埋める場合にキーワードが増えて行く方針です。
※本文内に出てくる機器類は作者のこんなのあったら便利だな〜という妄想製品ですので、実際にあるかどうか分かりません。
※本文内に出てくるお金持ちの生活は作者の妄想セレブ生活なので、実際にあるかどうかは(以下略)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-26 12:37:00
122622文字
会話率:38%
夫と私は政略結婚という程でもないが、それに近いお見合い結婚である。
だが、夫には私の知らない事実があった……。
ネタバレ回避の為にキーワードには含まれていない言葉もありますので、地雷にはお気をつけて下さい。
まぁ、分かりやすいとは思うけど
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 12:34:58
10569文字
会話率:27%
『お姫様fromアウタースペース純愛異種姦逆アナルからのメス化人体改造男性妊娠あとラバーと映画』
章が2つで、合計12セクション(予定)。
今日(9/15時点)のニュースでなんだか時事ネタっぽい成分が増えてしまったので予定の進捗度
より早めに投稿を始めますが、まぁ多分なんとかなります。
あと終盤でアルゼンチンに対する微妙なdisのようなものが入る予定がありますが、
このお話はフィクションであり実在する国家や団体、それらが掲げる領土主権の主義主張に対して何かしらの意見を申すものではなく。
また妊娠出産のシステムもフィクションであり、ラバーと書かれているモノも架空のSF素材です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 14:44:08
10351文字
会話率:35%
妹が妊娠した。相手は私の夫であるアレックス。
確かに私の態度も悪かったと思う。妹に何もかも奪われて、腹いせに周りにあたるようになった結果、結婚という形で家から追い出されたぐらいだから。
すべてを捨てれるのなら、一からやり直したい。自分
に素直に、後悔しない人生を。
このお腹の子と共に……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 15:47:02
4341文字
会話率:50%
見合い相手と顔を合わせた陽(よう)蘭珠(らんじゅ)は、不意に前世の記憶を思い出した。
ここは、前世で愛読していたライトノベルの世界だ。
しかも目の前にいるのは前世で一番推していたキャラ、劉(りゅう)景炎(けいえん)!
それはともかく、私
、モブキャラ扱いで、途中フェードアウトしてましたよね?
目の前にいる夫予定の彼は、作中死亡してましたよね?
たしかに彼の死は作中屈指の名シーン。涙なくして読むことはできなかったけれど、そんな未来困るのですが。
幸い、物語が始まるまであと十年の余裕がある。
運命を変えることもできるかもしれない。
剣を磨き、書を学び、そして情報を集める術を身につける。生き残りをかけて全力であがいてみようか。
すべては、彼との未来のために。
嫁いでみれば、想像以上に大事にされて彼への想いは大きくなるばかり。
だからこそ、最悪の未来は回避しなければ。
――掴め、その手で未来を。
小説家になろうに掲載中の作品を改稿し、R18シーンを追加した作品です。
2017年11月、フェアリーキスより「最愛キャラ(死亡フラグ付)の嫁になれたので命かけて守ります」と改題、書籍化されました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 17:52:54
166833文字
会話率:36%
和平のために敵国であった隣国の王太子と政略結婚をした王女ルシア。夫になった王太子は妾妃がたくさんいて何を考えているかわからないいけ好かない男だった。ルシアは嫁いでから王太子妃として完璧に振るまいながら仲の良い夫婦を演じきって猫を被り、夫に対
して決して心を開かないことを決めていた。しかし、ある事から2人の関係性は変わってきて……??お互いに本性を隠している夫婦の基本すれ違い恋話です。■本編完結済。不定期に番外編を更新中。■2017年2月1日一迅社メリッサさまより書籍化されました。■8月1日2巻発売。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-30 02:23:24
512995文字
会話率:38%
ジルベニア王国の王女マルガリーテは、王となった隣国の初恋の王子と政略結婚で結ばれ幸せの絶頂だった。彼に複数の愛妾がいると知るまでは。
マルガリーテを王妃として尊重しているつもりの夫、力のないかつての敵国から嫁いだ女と軽んじる宮廷、我が物顔で
振る舞う愛妾。
その中で孤立を深めるマルガリーテを守ったのは一人の騎士だった。
一人の王妃と、王と騎士の愛憎の物語―――。3P有り。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 16:54:34
141195文字
会話率:39%
変わり者で行き遅れのトリシャ。彼女には政略結婚しか選択肢がなく、20歳も年上の、大国の王に嫁ぐことになり・・・。
『姫様はつよがり』という短編のプロローグ的なお話です。
性描写があります。ご注意ください。
最終更新:2017-08-16 01:20:45
5892文字
会話率:22%
政略結婚したわたしは今日も20も年上の夫に抱かれる。そこには愛情など無くて・・・。
意地っ張りな嫁と不器用な夫のすれ違いの行方は?
性描写がありますので苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2015-06-06 02:16:45
3977文字
会話率:21%
『きっと私は、こうなる運命だったのだろう――』小国アイリスで生まれたレティアは生母の死から父にも義母にも疎まれ、息をひそめるように生きてきた。そんなある日、大国エルファーンから縁談が舞い込む。それはアイリス国にとってはまたとない縁談だったが
、レティアには長年の想い人が居た。政略結婚から始まる恋物語です。※どんな展開になっても良いという方のみお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-20 08:26:36
52182文字
会話率:26%
人質同然で嫁いだ敗戦国の元王妃と、そんな妻の可愛らしさにらぶらぶきゅんきゅんする戦勝国の将軍のお話。
小説家になろうさんで連載している『悪魔将軍の花嫁~俺の妻が死ぬほど可愛い~』で、R15としてぼかして書いていた夫婦の閨話などを書いており
ます。
本編を読んでいないと意味が分からないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 10:30:09
2182文字
会話率:28%
誰にも必要とされなかった後宮の妃嬪・リンファ。遠い砂漠の小国に嫁がされるその前日、1人の男と出会う。タシュ、と名乗ったその男は、リンファにあるものを運んで欲しいと伝える── --- 天嶺優香様の『風凪ぐ夜のしじま企画』参加作品です。
最終更新:2017-07-08 00:03:57
8812文字
会話率:30%