美しい時代に生きた儚い恋人たちは、“食う者”と“食われる者”だった――
ヴァンパイアの一族ビーンスタック家の者はみな、音楽や美術など芸術の才能に秀でていた。だが、末弟のダヴィッドだけは何の才能もなく、感動や怒りすらの感情もなく、毎日を空虚
に生きていた。その上、味覚障害があり、人間の血を飲もうともしない。
兄である彫刻家のガブリエルに連れられ、とある貴族のパーティーに来たダヴィッドは、一人の人間の青年に出会う。今まで誰にも興味を持たなかったダヴィッドだが、その青年――モリスだけは違った。
彼は、甘い。
(※ケーキバースですが、オリジナルの設定が混じっているのでご注意ください)
(※残酷表現タグは苦手な方への配慮です。グロ目的で来られた方には物足りないので、ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 22:00:00
53084文字
会話率:40%
久しぶりに彼氏と食事をしようと用意していたディートリア。
だが、彼女はふられてしまい、悲しみと怒りに身を震わせた。
そんな彼女を慰めたのは、住み着いていたスライムで……。
ちょっとアンモラル? な一夜のお話。
※人によっては苦手な要素も
あるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-21 23:00:00
4066文字
会話率:34%
それはまだ世界が出来たばかりの頃、世界の均衡を容易く破壊し神々の怒りを買った竜は永らく眠ることを余儀なくされた。何年も眠っていた竜のリンドブルムと、そんな主に手を焼かされる閨係のナヴィ。寝惚けて世界を破壊しそうになったり、人間と喧嘩したり、
ナヴィに叱られたり。のんびり自由に生きたい竜の話。獣の森の守護者、古竜リンドブルム。各物語はリンクしていますが、主人公たちは出会わない設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 00:30:36
8283文字
会話率:47%
“俺は性的欲求がない。あるのは美を追求する心だけ”
美を愛する青年、西村 京(にしむら きょう)。
彼が追い求めるは美の世界。それは狂気に満ちたものであった。
男女の肉体、快楽、羞恥心、怒り、絶望。人間の負の感情に美意識を持つ。
外見は美青
年。中身は狂気に満ちた美の探求者
狂った美意識は悪意と踊る
全5話
※男性同士、男女の性描写を含みます。
過去にカクヨムに投稿した小説に性描写を足したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 18:15:25
10779文字
会話率:53%
横宮新という少年には、由佳という幼馴染の少女がいた。由佳は吸血鬼だった。
吸血鬼は一週間に一度吸血することと、一日一度性行為をしないと、衝動で人を襲ってしまうらしい(由佳談)。
彼は幼馴染という立場ということもあり、由佳の吸血と精処理のお世
話をすることになっていた。
しかし、ある日、新はふとしたことで彼女の怒りを買ってしまう。その結果、彼は由佳の眷属となった。眷属は意思に関わらず、主である吸血鬼の命令に従わされる。そのことに図に乗った由佳は、新に官能的な命令をしていく。しかし、由佳の本当の願いは純愛のあまあまなセックスで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 07:00:00
38817文字
会話率:29%
大地の女神アデルが愛したこの地、エルライナ国は小国ながらかつては楽園であった。
数百年に一度産まれる"白金の至宝"は、女神アデルの庇護を賜る不思議な力を持ち、容姿は必ずプラチナブロンドに紫の瞳の女である。
力の源は、女神
アデルの愛したこの地を民や王族が想い慈しむ心。
時の"白金の至宝"は、その不思議な力でエルライナの地を大国へと導いた。
しかし、大国になるに連れ王族は"白金の至宝"を策謀に利用するようになる。
尊い存在の"白金の至宝"を鎖で繋ぎ、更なる繁栄を遂げる為、力の施行を強要し、遂に大陸随一の巨大な軍事国家になった。
緑の大半を失い、このエルライナの地を想い慈しむ者が少なくなると、やがて力は失われその美しいプラチナブロンドを漆黒に染め上げた。
自身の異変に恐れを抱いた時の"白金の至宝"は自害。
三百年後、辺境の地で産まれた"白金の至宝"エレナは、愛情深い両親のもと隠され育つ。
しかし、悪戯な運命が彼女を第一王子と引き合わせ、二人は激しい恋に落ちた。
二人の間に新しい命が産まれ、美しいその赤子もまたエレナ同様"白金の至宝"であった。
順風満帆に見えたエレナの日常が終わりを告げたのは、王位継承権を争う第二王子の陰謀。
愛しい夫を殺されたエレナは哀しみに打ちひしがれ、そのプラチナブロンドを漆黒に染め上げた。
怒りに震えるその瞳は緋く凍てつき、忘れ形見の愛しい我が子を腕に抱え『二度とこの力をこの地に使う事はない』と忽然と姿を消したのである。
それから幾多の歳月が流れ、エレナの娘アメリアは十九歳になった。
奇しくも母エレナが恋に落ちた歳に、隠れ住む森の奥地、泉の畔でエルライナ国騎手団長ヴィクトールに出会ったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 16:05:19
14104文字
会話率:12%
一卵性双生児の奏と響。
ある日女の子と腕を組んで歩いている兄の奏を見掛けた響は、何故か湧いてくる怒りを抑えられず、直接奏に話そうとするが…
(+αは、二人の初エッチ話になるので、お気を付けください)
*サイトからの転載です。
最終更新:2017-06-01 18:16:41
23093文字
会話率:19%
小さな商社に勤める凡庸な中堅社員・村岡史郎は、次長の相澤悠紀雄に疎んじられて怨みを抱いていた。ある日、悠紀雄が自分をリストラ候補のように話すのを立ち聞きした史郎は逆上し、その怒りの矛先を、悠紀雄が公私共に寵愛する愛らしい笑顔とFカップ巨乳
の新入社員・杉崎美郷に向けた。復讐の生け贄となった美郷は史郎からの凌辱にやがて歓喜の声を上げ始める。
第18回フランス書院官能大賞 最終選考通過作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 10:13:12
97957文字
会話率:48%
コンテストに出品するため削除した作品の再アップです。コンテストは箸にも棒にかかりませんでした(笑)
中学生からアダルトグラビアのモデルをやっていた九条美空(くじょう みく)は高校進学と同時に社長の大沼宅に住み込むことになった。
だが
美空に対して愛情を抱く大沼によって、処女を奪われてしまう。
デビューしてからマネージャーをしていた宮坂香苗は、大沼の行為に対して怒りをあらわにして折衝しに行くが……。
グラビアアイドルとして人気が上がっていく美空は、大沼との日常に苦痛を感じながらも、芸能界で生きていこうと決意する。
だが、大沼の愛情は美空に対して、偏執的で異常な形に変わっていく。
そして大沼の秘書をしている柏木庸一に監禁されていた宮坂は人間の尊厳を奪われるような調教をされているのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 07:44:34
88011文字
会話率:55%
主人公、雪は小さな村で静かに暮らしていた。だが、ある時、村に長期の豪雨が襲う。
村の者は『水神様のお怒り』と恐れ、人柱をたてることになった。
雪を含め4人の若者が人柱として川へと落ちてゆく。
そして目覚めると、そこは見たことのない古い屋
敷だった。
そこで告げられたのは、生の契約。
ここに来た全ての人間は生に縋り、契約を懇願するが……
「俺はここで死にます」
死を選んだ雪はソレを拒絶する。
しかし、その反面、神は、そんな彼に興味を持ち---
「お前に拒否権はない。しかし、それでも死を選ぶのなら俺をその気にするしかないな」
俺様な神様と、死にたがりのが送る。和風ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-13 19:02:33
46809文字
会話率:43%
第4皇子は、国のため魔王の元に捧げられた。そこで魔王の怒りをかい、激しくいたぶられる。
最終更新:2017-04-04 13:02:38
7362文字
会話率:39%
ダリアーク伯爵家の次男ユーリスは父リーヴから第二王子ガルアス殿下の夜伽をしろと命じられる。ダリアーク伯爵領地に多量の魔物か現れ、伯爵家の騎士たちだけでは魔物を討伐仕切れず王宮に応援を頼んだところ、ガルアス殿下率いる第六騎士団(魔物討伐専門機
関)が来てくれた。ダリアーク伯爵は魔物討伐のために伯爵家の屋敷に滞在しているガルアス殿下をもてなそうとユーリスに夜伽を命じ、殿下をお慰めしろと言う。童貞処女の勝ち気で生意気なユーリスは嫌々、ガルアス殿下の部屋を訪ねるも、ガルアス殿下はユーリスに「夜伽は必要ない」と冷たく突き放す。嫌な奴だと思うユーリスだが話してみるとガルアス殿下は優しくて紳士な人だと分かり、好意を持つ。何もしないまま、自分の部屋に戻ったユーリスだが、次の日、ガルアス殿下が父リーヴに「娼婦か男娼を呼んでほしい」と頼んだことを知る。「俺に魅力がないってことかよー!」と怒り沸騰のユーリスはガルアス殿下の部屋に乗り込む。夜伽から始まる二人の関係はどうなるのか?※勢いで書いたのでラブなのかギャグなのかよく分からない話になってます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 21:00:00
23897文字
会話率:21%
ファンタジーは進み続ける。しかし何処か間違っているシナリオ。後悔し、失わ無いように進むならば何故物語を修正し無いのだ?。物語は物語。だから変えられる。失う必要など無いのだ。運命な物語ならば何度でも修正して、共に生き続けよう♪。と、散り散りに
なった砕け散った悲しみと怒りと後悔をかき集めるのです。※深く考える小説では御座いません。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 22:18:31
167344文字
会話率:26%
いつも、いつも、最後に残されるのは、いらない子供だけ──。
クリスマスの人混みの中、山女(やまめ)は普段ろくに口も利かないクラスメイトの志水(しみず)に出会い、困っていると声を掛けられる。同情したのも束の間、志水の態度はひたすらに山女
の神経を逆撫でた。怒りが限界に達した山女は笑って志水に告げる──俺を慰めろ、と。
無愛想な傷心男子と能天気を装う繊細男子の激しい恋の始め方。
※『ひとりぼっちの僕たちに』加筆修正版
※fujossy、BLove、エブリスタにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 23:43:21
7704文字
会話率:40%
ーーねえ、志水。俺のこと慰めてくれる?
クリスマスの人混みの中で山女(やまめ)はクラスメイトの志水(しみず)に声を掛けられた。
困っていることがあると相談されるが志水の態度は山女をただ腹立てる一方でーー。
次第に山女の怒りは限界に達し
ていたーー。
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5,000文字×クリスマス縛りで書いたものです。字数の関係で寿司詰め状態……
fujossy・pixivにも掲載しています。
※続編はこちらからになります※
http://novel18.syosetu.com/n1783dr/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 14:28:56
4729文字
会話率:52%
俺の名前は綾瀬燈花。これでも男だ。今はトーカと呼ばれているが。
俺はヤンデレな彼女ーーもとい金髪狐っ子の女神に目を付けられ3度の人生を送っておきながら、未だに童貞だった。
4度目の人生はその女神が都合のいいように俺の記憶を消して、
弄ぼうとするところから始まる。
やはりと言うべきかヤンデレな女神様の沸点は低いご様子。怒りを買ってしまい再び転生させられてしまうが、ある出来事をキッカケに、消された記憶を思い出す。
今まで散々、人の人生を弄んだ罪……「この恨み、晴らさでおくべきか」とはいい言葉だ。
【そんなこと言っておきながらも何だかんだ優しい男と少し病んでる女神のそんなたわいもないお話】
3月4日にて日間117位です。/3月5日にて日間49位です。/3月6日にて日間36位です。3月7日にて日間25位です。
これも皆様のお陰です。
ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 05:08:29
50651文字
会話率:23%
あるところにハーレム主人公がいました。
でも彼はとっても鈍感で、モテにモテまくっているのに全然それに気づいていません。誰にも手を出さず、自分が特別恵まれてると知りもしません。ムカつきます。
そんなハーレム主人公が、ある日突然死にました。
ざまーみろです。
しかし死んだ彼は、生前にどれほどウヒヒでグヘヘでアヘアヘな体験ができるチャンスがあったか、何もせず死んだことでどれだけ損したかを理解していないので、悲壮感がいま一つでした。やはりムカつきます。
閻魔さまは怒りました。ハーレム主人公を地獄界に落としました。
間抜けなハーレム主人公にモテモテの素晴らしさ、女体の素晴らしさ、快楽の素晴らしさを思い知らせ、心から悔い改めさせるために。
こうして鈍感ハーレム主人公は、8つの幸せな地獄巡りを言い渡されたのでしたとさ。
※ほぼ執筆済。序、終を含めた全9話の中編です。各話、語り手が替わります
※改稿しながら二日おきに投稿します。予定変更ある場合は最新話あとがきで告知いたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 00:00:18
41752文字
会話率:28%
ニュースを見て思った。沸き上がった思いを書いた。後悔はしない。
私の価値観。
人と人との関係が薄まっている様な気がして、苛立ちや怒りを思って書いた。
死んだら終わりだよ。なぜ投げてしまえるのか?私はただ死ではなく生を選んで欲しいだけ。
私自
身、何かのボランティアなんてやった事は無いけど。ただ、生きて欲しいだけ。
私が未熟故に感じる事だとも、思います。
無責任な文だと重々承知です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 14:39:24
1000文字
会話率:0%
前にフィッシング詐欺の迷惑メールがきて、それを読んで思い浮かんだネタです。
人の善意につけ込んで返信させてデータを盗もうとする手口に怒りを覚えます。なので憂さ晴らしにかきました。
なので中盤からほぼ濡れ場にしようと思います。
バンドマン
の恋愛(恋愛じゃないかも?)です。
タツヤは年上のヒサシに飲み会の席で失礼なことをしたらしく、その日以来ヒサシはバンドの練習に顔を出さなくなってしまいました。ようやく連絡が取れ、ヒサシの家に行くことになりました。さて、何が起こるのでしょうか。
攻め視点なので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-22 23:26:09
15996文字
会話率:48%
――何度も、夢を見る。
僕の恋人であるミシェルは冷たい人間だ。僕にも甘いキスひとつくれない。愛してるの言葉もなし!それは僕がまだ子供だから?それとも普通じゃない身体をしているからだろうか?考えても答えは出なくてなのにミシェルは僕以外の人と笑
いあう。嫉妬をしてしまった僕は怒りながら庭へ行くと――!?
※主人公が両性具有です
※現代風異世界で時系列バラバラ一話完結型です。
※エロ多めなのでご注意してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 21:37:33
34100文字
会話率:47%
江戸吉原での生活を松風藩江戸家老の大隅孝光に壊された時雨は、大隅孝光を壊した。
しかし、時雨の怒りは収まらず、また全てを壊した痲薬の元を絶つべく大隅孝光の兄である長崎奉行を殺害するために旅立つのであった。時雨は久しぶりの遠出を楽しみながら
東海道を進んでゆく。しかし、その先には時雨の逆鱗に触れる出来事が山のように待ち構えていた。
これは完結している時雨太夫のシリーズ作(続き)です。宜しければ時雨太夫と併せてお読みいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 11:32:21
229110文字
会話率:38%