平和に見える現代。しかし、妖魔と呼ばれる魑魅魍魎の類が密かに世の中を乱していた。己の欲望を満たし、捕えた女性の胎を使い増える人に仇なす化け物。その妖魔を倒す、退魔師と呼ばれる者達がいた。科学とは違う、オカルトの類にあたる巫術を扱う現代の戦士
達。その内の一人である、女子高生ながらにして二等退魔師である『一条百合』。百合の先輩である女子高生でありながら一等退魔師である『神宮司菖蒲』。彼女たちの華々しい活躍を描く物語……では無い。これは、妖魔に敗北して様々な後遺症を負わされた彼女たちが、それでもなお折れずに戦い続け、勝利をつかみ取ろうとする泥臭い物語である。
※本格的な本番描写は、第七部分(2話)にしてやっと投下出来ました。簡単なあらすじも書いてありますので、場合によってはそこから見て頂くのも良いかもしれません。
ただ、第一部分、第二部分も変わった身体(特に胸)に翻弄されながら戦うヒロインを出来る限り描写しています!
※膨乳化や発熱発情、母乳体質、その他のバッドステートを負わされたヒロイン達が、それでもあきらめずに戦い続ける戦闘エロ物です。「刀を構えると胸が潰れて戦いにくい!」「足元が見えないせいで躓きやすくて戦いにくい!」とかが好きな人向けです
※何だかんだハッピーエンド……とは言えませんが、ヒロイン達が最後には勝つ物語です。途中でどうなろうが最後にはヒロインが勝ちます。そして妖魔達はぶっ飛ばされます
※異界の苗床の反省を活かし、第一部完結までは書ききりました!
遅いペースですが、幕間を執筆中です。第二部も頑張りたいです。
※「こうしたほうがいいんじゃない?」「こう言うシチュエーションありますか!?」など、感想やアドバイス、誤字指摘お待ちしております。特に感想は励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 21:00:00
191173文字
会話率:19%
平凡な高校生活を送るはずだった優美。
突然不思議な能力に目覚め、地球征服を目論む闇の勢力と闘うことに協力することになる。
ファンタジーでありながら、それぞれの登場人物の生き方や成長、心の葛藤を描いたストーリー。
最終更新:2024-05-14 12:30:30
126891文字
会話率:56%
6年前、山で平和に暮らしていたウサギのピョコタンは、魔法使いのキツネに懸想されて複数の呪いをかけられてしまい、人間の協力者タイラと共に解呪の旅に出る事を余儀なくされる。
しかし呪いが解けた時、ピョコタンは既に大切なものを失っていたのだった。
ピョコタンは山の生活には戻らず、タイラと共に旅人として生きていく決意をする。
「全てを失ってしまったように思えるけど、幸せだった過去は誰にも消せないよ。それに今の僕は、昔持つことのできなかった宝物があるんだ。」
「?そうなの?」
「うん。僕は君なしで、もう生きていけないと思う」
「ピョコタン、君、そういう所」
「お願い。ずっとそばにいて」
これは呪いが解けた後のピョコタンが幸せになるまでのおはなし。
◯「失恋うさ子ちゃんが幸せな結婚をする話」の続編ですが、こちらだけ読んでも問題ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 00:00:00
132152文字
会話率:32%
勇者召喚でちゃんとする事したのに帰してもらえず。老衰し元の世界に転生と言う形で生まれた優夜。親孝行をするためにいい大学に入学したが、そこに待ち受けていたのは元旦那だった。
久しいなユーヤ。
あ、やべ。コイツも覚えてるのか。ここは忘却魔
法を自分にかけるしかねえわ。
どちらさまでしょうか(忘却済み)
絶対に嫁にする魔王VS何が何でも離れたい元勇者の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:38:18
21434文字
会話率:61%
世界樹の穴から抜け出した勇者の子アベルと、世界樹の娘であるラウネは、世界の果てを目指 すべく冒険を開始した。彼らの前に立ちはだかる苦難と、新しい仲間達。果たして彼らの冒険の果てに待っているものとは。
最終更新:2024-05-12 10:36:20
112399文字
会話率:64%
クエスト選択に失敗した勇者の子アベルは、世界樹の穴と呼ばれる深い穴に落ちてしまう。そこで出会ったのは一匹の美しい植物種モンスター・アルラウネだった。命を救われたアベルと独りぼっちアルラウネはそこで禁断の恋に堕ちる。はたしてアルラウネの願い
は叶うのか、アベルは世界樹の穴から抜け出せるのか。愛あり、笑いあり、エロ有りの冒険活劇ファンタジー『アルラウネの恋』。ちょっとほんのりしたい方、殺伐とした日常を忘れたい方にお勧めします。
(完結済:全3回)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 13:53:54
24966文字
会話率:65%
騎士団に所属する魔法士オフィーリア。彼女の元に「歌声で人を眠らせる」という噂を聞きつけた騎士団長のハイウェルが現れる。
「私のために歌ってくれないだろうか」
ハイウェルは不眠症を患っていたのだった。しかし、オフィーリアはある後悔から、もう二
度と人に歌を聴かせないと誓っており、ハイウェルの頼みを断ってしまう。
副官ランスの手引きもあり、不眠症の治療を通して、ふたりはお互いを意識し始める。
不眠が改善されないまま三ヶ月が経ったある日、オフィーリアの元にハイウェルが倒れたとの知らせが入り…。
寄り添う気持ちが愛を育む、切ないラブストーリー。
※アルファポリスでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:16:45
27888文字
会話率:47%
○900,000PVありがとうございます○
ロリータモデルのケイトは、買ったばかりのおしゃれな姿見に取り込まれ、異世界へ飛んでしまう。
最後に見たのは、鏡の向こう側で驚いた顔をするもう一人の自分。
「まさか私、分裂しちゃったの!?」
落ちた
先は、まさかの男風呂!全裸の男に囲まれ大絶叫!
館のなかを逃げ惑うケイトを救ってくれたのは、やたらと色気のある低音ボイスを持つ美丈夫、リオン。
「俺の女という証をつけておく。お守りだと思ってありがたく受け取れ」
出会ったばかりの男につけられたキスマーク。
抵抗したいのに、何故だか抵抗できない。
その上、身体測定と称してセクハラまで?!
魔獣を狩る『魔銃士』たちに振り回されながら、異世界で平穏無事に生き残る方法を模索するケイト。
果たして彼女の運命は?
⬛︎本編(全92部)完結。
R指定描写が入る際には、タイトルに「※」を入れます。
⬛︎番外編も完結しました。
これにて本作は完全完結となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 02:28:29
292307文字
会話率:46%
巡る世界アーテルヌ。
光に満ちる光界と、瘴気に沈む冥界は1つの石によってその在り方を保つ事ができていた。
ある男が、それを手にするまでは。
剣と魔法の物語。
グロ注意。
シリアスの皮を被せたい何か。
※この作品は携帯サイトで掲載して
いるものを書き直しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:09:05
66495文字
会話率:36%
「闇の妖精」と「人間」のハーフである「宵闇の妖精≪ヘスフォス≫」
彼女は妖精にも、魔族にも、人間にも馴染めず、塔の迷宮で一人ひっそりと暮らすことを選ぶ。
月一回新月の日に構造変化し、稀に別の場所へ転移する塔の形をした迷宮。
その一室「小窓の
ある部屋」
構造変化する塔において、数える程度ある、内部が変化しない部屋。
宵闇の妖精はそこに冒険者の為の店を構えることにしたのでした。
商品は迷宮の中で手に入れたもの、近場の町から仕入れたもの、彼女の手で作ったものと様々。
お金さえあれば、何でも売る。
そう、彼女自身さえも。
これはそんな彼女と、迷宮に挑む人々との間に生まれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:40:55
162364文字
会話率:36%
アルマンティリア王国の第二王子ルチアーノは、尋常でない美貌の持ち主だった。
彼の顔を見た者は、皆恋煩いで死に至ってしまう。
そのためルチアーノは忌み子と呼ばれ、仮面を着けてひっそりと生活していた。
しかし国の状況が一転し、ルチアーノは王
位継承者に。
ルチアーノには禁呪がかけられているのではと考えた側近は、異世界から回復魔術師を召喚する。
こうして連れて来られた、日本の大学生・真純(ますみ)。
『王子の禁呪を解く方法は、回復の呪文を唱えるか、王子と交わるかの二択』と告げられるも、呪文などわからない。
夜ごとルチアーノに抱かれることになる真純。
この状況から脱却するためには、早く呪文を解明するしかない!
奮闘する真純だが、そこに立ちはだかったのは、王国最強の宮廷魔術師で……!?
※アルファポリス様、エブリスタ様にも掲載中。
※2024/2/8 主な登場人物、地名を作品冒頭に追加。
※2024/2/14 第五章、長くなりすぎたので分割しました。内容に変更はありません。
※2024/4/26 主な登場人物、地名を改訂
※2024/4/29 本編完結。
※2024/5/7 番外編連載開始。
※2024/5/8 番外編完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 14:39:50
464544文字
会話率:53%
アンリュージュ王国の王宮へ仕える少女シルヴィは、同盟国への秘密の伝令を託される。道中の帝国領にて、運悪く帝国軍最悪の魔法使いの一人に目をつけられた彼女は、王室の存続のかかったその秘密を抱えたまま、帝国憲兵の手に落ちる。
最終更新:2024-05-07 17:30:15
16091文字
会話率:57%
「魔法少女は希望の光。闇を祓う聖なる乙女」
「悪魔は魔法少女の敵。人に相容れぬ邪悪な魔物」
「煉獄は悪魔の住処。永遠に変わらぬ退屈な夜空」
「私は煉獄の虜囚。未だ、幸せだった頃の夢を見る」
最終更新:2024-04-20 14:24:24
9794文字
会話率:22%
「Sっぽい」などと言う謂れのない言い掛かりをつけられる事がとにかく多い人生だった。
その実は、氷のように冷たい雰囲気の美人に罵倒され踏みつけにされたいだけの、しがない微M男でしかない。
そんなオレが腐ってもいないのに性癖のど真ん中なキャラに
釣られてBLゲームにハマった。
歩きスマホでプレイを開始しようとした所、無事死亡。
隠し攻略対象である「敬語攻めドS執事」に転生をしていた。
やったね!
シナリオ通りならば推しから日常的に踏まれたり罵られたりするポジションだ。
薔薇色の日々は約束されている?!
そんなよくある設定。
主人公はアホだけど、サイドキャラは多少シリアスな時もある。
まったり不定期更新。
誤字報告・評価・ブクマ・いいね・感想 諸々に感謝です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:45:41
216792文字
会話率:23%
リリアーデの婚約者は、世界を救う勇者らしい。
だけど何故だか、魔王を倒して世界を救ったその後で、彼自身が人類を滅亡させてしまう。それはどうやら、リリアーデの死が関係しているようで……。
予知能力の代償である鼻血にもめげず、リリアーデ
は未来を探る。
未来で彼が泣いているから、泣かない道筋を見つけるために!
Rシーンがあるタイトル末尾には※マークあり。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
カクヨムにR15ver.を掲載しています。
エピローグ後の『「愛してる」にたどり着くための小話』9話分はRシーンなしのため、カクヨムでのみ公開しています。また、R15ver.の12話とお月様ver.の13話、14話では若干展開が異なります。
興味があればそちらもお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 15:06:09
46697文字
会話率:44%
ある日、九条美怜は会社をクビになった。それはアルファとオメガの立場が逆転したから。エリートから最底辺になった美怜は行く当てもなく、路頭に迷う日々。心も身体も限界になり、屋上から飛び降りようとしたとき、引き留める人物がいた。
「俺の家に住みま
せんか?」元オメガで現在はエリートな男性、漣剛士に助けられた。なんでも与えてくれる剛士だったが、実は美怜の知らない裏の顔が存在した。
☆ベリーズカフェ、魔法のiらんどにて同作品掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:10:09
24850文字
会話率:57%
異世界トリップしてしまった松村優里は、助けてくれた親切そうな人に騙されて、あれよあれよと売られてしまい、気付いたら奴隷になっていた。
そんな優里を購入したのは三人の冒険者グループで……?
奴隷として買われたはずなのに、イケメン三人の嫁に
なって欲しいと請われたヒロインが、美醜逆転な世界であると気付くまで。
アルファポリスでは「竜人族は一妻多夫制でした」というタイトルで連載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:00:00
6625文字
会話率:39%
強面オオカミさん × 飄々としたウサギちゃん
罪人である兎獣人のミハルが奉公先として連れて来られたのは、西のハズレの陰気な古城。
そこには、かつて英雄と呼ばれながらも、恋人を亡くし引き篭もりとなってしまった狼獣人のライニールが一人で
暮らしていた。
心を閉ざした強面オオカミに冷たくあたられながらも、飄々と彼の世話をやくミハル。しかし、嵐の夜に寝起きに見たライニールの顔に驚き、ある物を吐き出してしまいーー
⚠️
※獣人設定ですが耳しっぽはありません。
※オメガバっぽい設定があります。
※攻めの口が悪いです。めちゃくちゃ舌打ちします。
※終盤若干重ためな話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:10:00
126538文字
会話率:53%
科学が魔法に勝利した世界。人々は『幻想武装』を手に戦う戦士を育成する期間を創設した。そこの生徒―童島レオはある秘密を持って日々を過ごしていた。そんなある日、一色香織という女子生徒が転校してくる。それがきっかけなのか、彼の周りで事件が多発し
始める。現実と神秘が交差する物語、一方でかわいい主人公にデレデレの女子たちと、それに翻弄されるレオの日常も幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:58:01
2202文字
会話率:37%
社会人&看護師二年目の木崎 花。仕事も新人の頃よりは回れてる…と思うが、まだまだ自分の仕事に自信が無い。残業後の夜、いつものように酒で自分を慰めるとそのまま心地よい眠りについた。目覚めた先が、自分のアパートもとい、世界すらも違うこと
に気づかずに…。しかも、異世界で出会った青年は、無愛想で意地悪なイケメン。見た目はいいのに性格難アリな青年と過ごす内に、彼が抱えた悩みに触れる。いつしか二人の関係は只の同居人から発展していくが…。ーーー初めて異世界転移ものを書きます。さらっとお読み頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:14:58
48945文字
会話率:41%
その国では王家だけが”癒しの力”が使えた。それが王家たる所以となり、彼らは繁栄した。しかし、現在では王家の者にその力が使える者がいない。最後の力の保有者と言われている人物は、数十年前に『とある事情』で王家からその存在を抹消されていた。---
現在、『とある事情』で存在を抹消された人物を祖母にもつリリア。彼女は家族と人里離れた村でひっそりと暮らしていた。しかし、突然王家からの使者に連れ去られそうになる。必死で逃げ延びたリリアを救ったのは、王家の人間である青年・レイだった。「リリィが私に”愛してる”と言うまで、私も今日みたいに強引なやり方はしない。---でも、リリィが”愛してる”って言ったら、その時は問答無用でリリィを名実共に私のモノとするから」---素直になれない女の子と、彼女に素直になってほしい青年のじれじれ時にシリアスなお話。*第97、98話として掲載していた「ルイの場合」という番外編は、ルイ編の話『素敵な結婚を、あなたと。』への一部設定の変更と掲載を機に取り下げさせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-06 07:07:49
384623文字
会話率:28%
前世で病死した青年レン。助けて貰ったご主人のレンが大好きな子猫の鈴。レンの転生先での幸せを願って命を捧げた鈴は、目が覚めるとそこには人間の両親がいた。
二人は転生した異世界で、第三王子とメイドの男爵令嬢として再会することになる。ただこの世界
では、異世界転生した人間は王宮に監禁されてしまうという噂があって、なんとかバレないようにする二人。
それでも離れた時間を埋めるために惹かれ合い、愛し合う仲になっていく。前世では異種間、現世では身分違いの恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:08:14
10209文字
会話率:30%
ドロシーは上司であるルーヴェンを憎んでいた。
ルーヴェンに小さな嫌がらせをして発散する日々だったが、あるイタズラを思いついて…
舞台は魔法のある異世界、現代日本の40年くらい前の文化レベルだと思っていただければ。
最終更新:2024-05-02 23:10:50
5255文字
会話率:12%
貴族の夫人ながら、虐げられ隔離されて男達の欲望の捌け口となっていたヘレン。
地獄の様な日々の中、ある二人の青年達に出会う。
彼らと心を通わせ、凍り付き粉々になった感情に温かいものが戻ってきていたヘレンだったのだが…
※残虐で残酷な話がし
ばらく続きます。耐性が無い方はご遠慮下さいませ。安心してください、ハピエン主義ですよ。ヒーローは2人ヒロインは1人です。
微グロ、強姦、輪姦、虐待、指切断、アナル責めなどの表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 18:57:50
72609文字
会話率:24%
主人に忠誠を誓った竜人α × 主人の身体に転移してしまった獣医Ω
獣医師の深浦誠治が目を覚ますと、そこは異世界。しかもどうやら、他人の身体に入り込んでしまっているらしい。目の前にかしづく絶世の美男は名をラシャと名乗った。
一方、殺された主
人の魂を呼び戻すつもりで、蘇生の儀式を行ったラシャは、別人である誠治の魂が主人の肉体に入り込んでいること愕然とする。おまけに、αだったはずの主人の身体はΩにバース転換していた。さらに、初めて迎える誠治の発情は抗いがたいほど強烈で……!?
誠治の保護と引き換えに、復讐への協力を請うラシャ。主人を思う心に胸を打たれた誠治は犯人をおびき寄せる囮役を引き受けるが……
獣人が奴隷として使役される異世界を舞台にした、人外×転移×オメガバのファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 22:10:43
48505文字
会話率:38%
戦士団の団員として魔獣と戦う魔術師のリシアンは、魔獣の血に魅入られた恋人・インギルを再びこの手に取り戻すため、身を挺した『調教』をする──。
狂戦士×魔術師。受けが攻めを調教するお話です。
最終更新:2024-04-27 21:44:37
17480文字
会話率:33%
◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われるほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い
詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 14:03:22
268206文字
会話率:44%