2XXX、世界は黙示録七教会を名乗る宗教団体に蹂躙されていた。
獣狩りと称し、人間を次々に殺していく彼等に立ち向かう人間と、彼等に協力する罪人の魂の物語。
最終更新:2013-01-30 04:32:43
19036文字
会話率:48%
ローマ帝国支配化のシチリア島に、後に列聖されるひとりの少女がいた。両親の不仲と父親の死去を経て、苦境に立たされたシラクーザのルチア――彼女を信仰へと導いたものは、同じくシチリアの聖女として名高い聖女アガタ。宗教的姉妹ともいえる二人の不思議
な出会いと交流を、大胆アレンジで描くR-18作品。死者と生者。恭順と反発。二人の出会いは、未だ聖ならざる少女の純愛か、狂気か。****ローマ時代当時の公用語はラテン語ですが、作中では、人物名・地名をイタリア語読みで表記しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-17 17:27:18
16577文字
会話率:45%
考えなしに飛び出して、雪の中立ちつくした。このまま雪に埋もれようと倒れこんだら大理石の床に頬打った。痛い。そして突然転がりこんだ見知らぬ国でイケメン陛下の『添え妻』に選ばれ、一ヶ月後どうやら私は死ぬらしい。
そっか、はい。
※死ネタ前提
です。ポップなテンションを目指していますが、時折シリアス。現在は本作に集中更新。ペースは遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-31 00:37:00
34709文字
会話率:26%
彼らの思う平和は、ある日突然はぎとられた。ファキ村の少年ナックは、村を軍に爆破され行き場を失う。幼馴染の少女キラと共に軍から逃げる日々へと陥るナックだったが、彼らの苦難は国の背後で蠢く、大いなる計画の一端にしか過ぎなかった。帝国の陰謀とTI
NCTORAと呼ばれる謎の暗躍者たち、教皇庁の思惑が絡まり、悪の手によって世界は「更新」される――。R18/BL。自サイト連載中小説です。作者:無依折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-05 01:13:29
489937文字
会話率:56%
東方の大国に神から認められた者だけが手に入れることが出来る「桃娘」と呼ばれる娘がいた――そんな伝承に基づいて人工的に香りを付けられた少女・ユーリとその香り付けを施術した青年医師・レオナルトは、伝承に惹かれユーリを手に入れようとする者達から逃
れる生活をしていたが、フブリィエ王の策に落ちて…。
それから約十ヶ月後から始まります。
その前の話は「桃娘異聞・レオナルト編」でお読み下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-21 19:45:03
110204文字
会話率:34%
日照りと不漁により、飢えた民。『神は、生贄を求めております』。選ばれた生贄の乙女マキナ。彼女の『魂の浄化』、そして生贄に向けての儀式が始まる…
最終更新:2012-02-11 02:00:00
8421文字
会話率:45%
※本稿は打ち切りました。再開のめどはないです。
FGFシリーズ。八年前のオリンピックウィルステロ事件と、テロ事件をきっかけに勃発し三年前に終結した内戦、そして巨大な社会主義国との戦争が連邦の内陸に生んだ州、ウォルト独立軍政州。表面上では戦
争は終わっていても、州では未だほとぼりは冷めやまなかった。テロの被害者であり、ウィルスの感染者である悪魔憑きたちにとっては何も終わってなどいなかった。連邦政府にとって、感染者は敵国の兵士・兵器でしかない。悪魔憑きは一人残らず淘汰されなければならなかった。大義名分はすぐに掲げられた。それが教会だった。連邦は宗教国家だから、軍事力による州統制行動を神の名のもとに、と正当化するために真っ先に連邦の手が及ぶ結果となった。教会は食い残しの悪魔憑きや軍から離反した悪魔祓いの処刑執行機関へと成り代わった。軍の利己的な殺人も教会を通すことにより神聖化される、殺人洗浄――キル・ロンダリングだ。国民に愛国心なき現在、政府がおおっぴらに人を殺すこの州ではあらゆる憲法も法律もルールも意味をなさなかった。州が無法地帯となるのは自然なことだった。軍は当然のごとく、警察も悪魔憑きに関する案件にしか見向きもしなかった。州警察の仕事は、通常では考えられない奇妙なものを見かけたら州軍に通報する、それだけだった。州民はいいように警察を利用した。警察は書類をかいて州からチップをもらい、州に横行している犯罪やマフィアに目をつぶることで彼らから給料をもらう毎日を送っていた。それはまさに70年代のように。犯罪はすべて警察のミスの所為。警察のミスは悪魔憑きを監視していた所為。悪魔憑きがいるのはすでに亡き社会主義どもの所為。つまり犯罪のすべては、死んだ社会主義どもの所為。誰も悪くはない。罪を犯さなければいけなくなったのは死人の所為だ。そうして州が殺人洗浄する代わりに、州民は犯罪洗浄――クライム・ロンダリングをした。この二つの汚い洗浄がある限り、州がきれいになることはない。永遠に。Rd外伝。重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-21 20:50:54
146175文字
会話率:43%
ある日橋の下で出会った少女は、ぼくの手の中のクッキーに顔をうずめた。まるで腹を空かした野良の仔猫が、久しぶりのごはんを食べているみたいだった――。宗教団体アーシャスタウッドが運営する孤児院を抜け出し、双子の義妹と一緒に暮らすぼく。没落してい
く音水家で過ごす、家族がいる日々。それを一変させるのは、もちろん、あの猫少女がくれた、得体のしれない円盤兵器だった。(申し訳ございませんが、年末年始は諸事情のため更新をお休みさせていただきます。という予定ですが、もしかしたら、更新するかもしれません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-19 22:00:00
61206文字
会話率:32%
孤児院で育つ二の人ラブストーリー
テロリズムをテロリストの視点で考えてみました。
世の中のありとあらゆる物は上から下に流れますが、お金だけは下から上に流れます。
お金は寂しがりやです。
お金は、より沢山お金のあるところへ集まるのです
。
この物語を読んで、戦争と平和について考えて頂けるなら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-21 00:07:23
7112文字
会話率:14%
誘惑。人はさまざまな反論と抵抗を試みるが、それでも抗えない誘惑がある。耽溺することは罪なのか。弱さなのか。それとも—— 欲望と/痙攣とのあい間に/潜勢力と/実存とのあい間に/本質と/現象とのあい間に/影が落ちる/それ御国は主のものなればな
り(T.S.エリオット『うつろなる人々』)
-----嶋一挿は作中作の作家ですが、彼が実際に書いたものを設定したくなりました。一度勢いだけで書き上げましたが、未消化のモヤモヤだけが残りました。そういうわけでの改稿版です。初版はそのうちに消してしまうと思います。お気に入り登録やら評価やらしてくださった方、誠に申し訳ありません。
一部残酷・反社会的・反道徳的な内容を含みます。性描写も宗教概念もオトナ向けのものです。ご了承の上、どうぞ。(kuro-kmd)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-29 19:08:35
13888文字
会話率:5%
・・・誘惑・・・あのな、陰気な薬草園に尼僧がつくった秘密の薔薇園があって・・・薬効のない、ただ美しいものを、尼僧はこっそり育ててる・・・ある日突然、そこに青年を見つける。青白い青年は荊に脇腹を裂かれて血を流しているんだな・・・まるで天からま
っさかさまに墜ちてきたかというように・・・。
作中作品からスピンアウトしたものです。嶋一挿は自分の創作中の作家ですが、作中で扱ううちに彼が実際書いたものを想定したくなりました。おそらく筆力では創作内の彼を越えられませんが、実験作として過去作品と参照していただければ幸いです。(『読書クラブ』シリーズの中島先生の筆名です)
『誘惑』について、元カノの誘導尋問に応じるうちに作家から溢れ出した言葉…。それをきっかけに、青年はつらつらと文字を紡ぎ始める。そんな前段ですが、もちろんお読み頂かなくても完結するものです。一部残酷・反社会的・反道徳的な内容を含みます。性描写も宗教概念もオトナ向けのものです。ご了承の上、どうぞ。(from kuro-kmd)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-06 00:21:12
14660文字
会話率:9%
2247年。地球に生まれたロボットによる宗教国家【リ・ユニオンオーダー】そこで生み出されたのは聖女――7人のロボットたち。だがある日、そのうちの一人――谷川理恵が殺害されてしまう。犯人は、いったい誰……?
最終更新:2009-10-20 19:53:48
23214文字
会話率:27%
バイト先の明子からいいビデオが有るからと、部屋に誘われた、そこでの明子の目的はただ遣りたかっただけだった、だが中出しされてしまう。明子の野望が本心がここから暴動を開始する。
最終更新:2008-01-24 18:37:35
14039文字
会話率:23%
小4の頃、母親に連れられ入信した宗教施設で教祖から儀式と称して性的虐待を一年間受け続けた。二十一歳になった現在、彼は刑務所にいた。過去のトラウマを抱えつつ、力強く生きようと望む男の物語。
最終更新:2007-11-15 18:06:02
199209文字
会話率:47%