ミッドナイト公爵家に産まれたシルヴィア。しかし母は産褥の折が悪くシルヴィアを産んで直ぐに他界。
妻マーガレットを溺愛していたアイラスは其れ以来シルヴィアを憎むようになり、シルヴィアは一人孤独に耐える日々を過ごしていた。
そんなある日、
アイラスはセシルという女性を妻に向かい入れた。彼女には前の夫との間にトワという子供を設けており、更にはアイラスとの間に年子となるヴェルデ、ルーファスを連れていた。
前の夫であり病弱なトワを居ない存在として扱うセシル。
母親に愛されないトワが自分の姿と重なって見えたシルヴィアは彼女だけはトワに優しく接し、体調が優れない時は看病をした。そんなシルヴィアの優しさに触れ、トワは彼女を異性として好意を抱くようになり、二人はやがて孤独を埋めるように愛し合うようになる。
しかし、シルヴィアには彼女自身も知らされていない秘密が隠されていた。其れは王家が監視をつけなければいけない程重要な秘密だった。
※☆若しくは★マークがついている話には性行為に関する文章が入っています。
なお、☆は★よりも軽めの行為を表します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-27 17:58:50
86807文字
会話率:47%
完了晴(かんりょうはる)は、両親が失踪して叔父にあたる完了羽衣(かんりょううい)に引き取られる。
ぎこちない同居生活が始まり、同時に晴は高校生になる。
羽衣の不器用な優しさに淡い好意を抱きつつ、晴は新しい環境に慣れようと頑張るが……
晴
が関わった人間が次々に失踪してゆき、羽衣に疑惑を持ち始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-23 00:00:00
3115文字
会話率:29%
主人公新橋乙音は、同僚と恋に落ちる。
両親と姉に慈しまれて育った主人公だが、家族以外の人と見えない一線を引き暮らしていた。
生粋のゲイである恋人に告白されて受け入れたノンケの乙音は、人との繋がりにひとすじの光を見るが、深く踏み込んでいいも
のかと悩みながら凹んだり高揚したりと、ひとつずつ問題を乗り越えてゆく。
だが、彼の実家に帰ったとき、その恋人が違う一面を見せる。恐怖を覚えた乙音は……
お話に出てくる医療行為や刑罰についての知識は、実際のものとは異なる部分があると思いますが、作者の妄想で書いておりますのでご理解ください。
多くはないですが、暴力や性的表現もあります。苦手な方はご遠慮いただいたほうがいいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-06 20:00:00
74233文字
会話率:37%
嵐の夜、崖の下へと流されたお茶の精は、ひとりぼっちで雨と風に耐えていました。
誰にも助けてもらえず冬になり、雪に埋もれ凍えていると、ひとりの殿方がお茶の精を助け出します。
「礼には及ばぬ。寒い夜でも、こうして誰かと語らうときはあたたかい」
精悍な顔つきに滲む優しさ。服の着方を教えてくれたときの、美しく逞しい身体。お茶の精は初めて感じる胸の高鳴りに戸惑いながらも、「人間」である彼に惹かれてゆきました。
そして。
あなたと、一緒に、いたい――――初めての想いが蕾をつけたのです。
(あかし瑞穂さま主催「人×人外ラブ企画」参加作品。お茶文化が隆盛を誇った中国・清の時代に着想を得た、お茶の精と人間の恋物語「単叢美人シリーズ」企画版です。2017/11 リメイク版でfujossy様のコンテストに応募いたしました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-27 20:00:00
11324文字
会話率:24%
死ぬなら海の泡になって、人知れずただ静かに消えていきたい――すべてを失って訪れた島で、ナオキは地元の青年、慎(シン)と出会う。
反発しながらも慎や島の人達の優しさに触れ、少しずつ心を開いていくナオキ。
そして、慎に対する気持ちはいつしか特別
なものになっていく。
けれど慎もまた、一生癒えることはない傷を負っていて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 19:51:30
27154文字
会話率:50%
市場からの帰り道、豪雨に見舞われた猫族のマリッサは血を流して倒れる虎を保護する。柔順な虎に癒されながら看護をする平和な日々は穏やかに過ぎていく。純粋に動物だと思い込むマリッサだったがその虎は実は虎族の獣人で……無防備な猫と虎の恋物語。
本編
完結済み、12/27発情期編完結しました!
あかし瑞穂様主催「もふもふは正義だ企画」参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 00:00:00
68911文字
会話率:33%
強き獣人とそれに支配されるか弱い人間の世界で、獣人の陰に隠れるようにして共存していたある兄弟が、生涯にたったひとりの愛しいつがいを求める龍と出会う。口数がすくなく人間嫌いの龍・千歳(ちとせ)×意地っ張りで警戒心の強い兄・浬(かいり)と、フェ
ミニンで甘い優しさを持つ龍・琥珀(こはく)×純真無垢で明るく素直な弟・環(たまき)、ふたつの固定CPがメインです。*2015.04.21.BLoveより移転、更新情報はtwitter(nana_____sk)にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-21 09:55:29
172858文字
会話率:41%
日々、ストーカーに悩まされる麻衣は、ある日とうとう暗がりに連れ込まれ、男達に襲われてしまう。
傷ついた彼女に、一人の女性が声をかける。
訳も聞かずに自分に優しくしてくれる女性に、麻衣は心を許してしまう。
彼女の本意に気づくことの無い
まま……。
そして、ゆっくり、ゆっくりと身体は蝕まれていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 00:14:37
10218文字
会話率:30%
村の生け贄がトリップ
はじめて触れた優しさに、心を許していく
トリップした世界は人間は貴重種族で…
最終更新:2016-11-09 23:35:16
4202文字
会話率:49%
・概要
オーク紳士に生まれてしまった転生者が、嫁を探して半ば逆レイプされながら冒険者として頑張る話。イったので和姦です!!なファンタジーエロコメディ。「んほおおお!らめぇえええ!」系なので過度な期待はちんちんが泣く、エロですらコメディ重
視の物語。■マークはえっちな印!
※ほんわか逆レイプで女性上位が続くってわけでもないので気を付けてね!
・あらすじという名のプロローグ
この世界にはオーク種の国がある。そこで生を受けた主人公は不細工な顔を理由にいじめられていた。しかし、顔の好悪はあくまで彼らの中の美的感覚によるものであり、実際はオークのはずなのにほぼ人間の面構えであった。(でもやっぱり化け物に近い。不細工というか怖い)
幼い頃は心優しい幼馴染のオーク少女(典型的なオーク顔)の優しさに助けられ、成長してからは不意に蘇った前世(現代日本)知識を利用して鍛え上げた武力で、どうにか自分の居場所を勝ち取った彼は比較的温和な暮らしを続けていたが、「そろそろ子供の顔が見たい」という親族一同の発破に押される形で国を出ようとする。去り行くその背中へと幼馴染のオーク少女は必死に声をかける。
「なんで!?どうしていっちゃうの!?ずっと、ずっとここで一緒に暮らせばいいじゃない!」
「私は不細工でモテない。老若男女問わず誰もがそう言う。それは真実だ。私もオークにモテることは決してないと思う。結婚など土台無理な話だろう。だったら、外に嫁を探しにいくしかない」
「そんな!そんなことない!貴方の見た目なんか気にしない人だって!」
「ああ、それは可能性としてはある。しかし、そんな建前より何より問題があるんだ。そもそも、この国にいる女性が私のタイプではない。オーク顔と結婚とかマジ無理」
幼馴染は泣いた。
「私は愛してる!愛してるのにぃぃぃーーー!!」
「ははは、君の優しさは罪だよ。ありがとう。でも、もう決めたんだ」
挙句、必死の告白も通じなかった。ただの同情だと思われていた。主人公は良い笑顔で国を去り、オークを相手にしてくれる真人間嫁探しの旅に出るのだった。
それから幾ばくかの時が経ち、とある女性との出会いをきっかけに、彼の運命は大きく動き始める────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 08:00:00
116040文字
会話率:56%
広くない街で、中学3年の夏休みを迎えた斎《いつき》は、家庭環境のせいで居場所も行くあてもない日々を送っていた。そんな斎は見知らぬ男に拾われ、身体を委ねる。1度きり、その場限りの関係だと思っていたのに、男はひどく優しかった。その優しさに斎の心
は揺るがされ、男の傍にいられたら、と望んでしまう。そんなこと望めるわけもないのに…それでも居場所が欲しい斎は、ダメ元で男に金で身体を買ってくれと申し出る。恋人として優しくしてくれとは言えなくても、金が欲しいから買ってくれとなら言える。夏が終われば街を出て行くことが決まっている男は、斎の申し出を快諾する。そして、空っぽの斎を拾ってくれた男と夏の間だけの関係が始まった。
※ポケットノベルクラブ、エブリスタにも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-25 12:52:08
30520文字
会話率:33%
「なんでやっちゃったんだろ…」
小学生の時からずっと見えてないふりしてたのに、ずっとうっとおしかったのに、それってじらしてることになるの?
転校ばっかりで友達なんて作れなかったから、もう独りでいい。
だけど夕馬だけはずっと私を見てくれてい
た。
でも、その優しさがうざったい。
長い時間をかけたら人の気持ちって変わるの?
じれったいけど、じれったいから、言えない。
二人のじらしあいは恋愛って呼べるの?
◆第二部◆追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 00:00:00
48296文字
会話率:51%
――俺はお前を妻にするためにここに連れて来た。
これは、大陸最大の帝国を治める皇帝と国を亡くした最後の姫が優しさに辿り着くまでの話。
最終更新:2016-10-10 17:02:41
28353文字
会話率:40%
魔獣が跋扈する弱肉強食の世界で、平等と安寧を信条とする巫女の一族と魔獣をも支配し本能のままに生きようとする魔女の一族が長年争っていた。巫女の一族が築いた王国の魔法学園に所属する最高位の巫女は一人の青年に恋心を抱いていた。片想いだ。巫女の信条
は、平等。誰かを特別に想う気持ちは平等とはほど遠いことを自覚しながらも密かに抱くだけならと思い、皆には最高位の巫女であることを隠して学園生活を送っていた。しかし、ある晩、魔女が巫女の住まう教会に奇襲をかけ、巫女の最高位である娘に呪いをかける。かけられた呪いは、平等を犯せば死に至る呪い。つまり片想いは許されず、想えば想うほど報われないほどに命を削る。しかし、周囲も巫女も最初はそれに気づかず、巫女は次第に青年への恋心を強めていった。一方で青年は自分より強い娘をライバル視していて、娘を冷たくあしらうことが多かった。けれど時折見せる優しさに惹かれる娘。次第に青年も気づかぬうちに娘に恋をする。巫女が命が削られていくのを知ったときにはもうその恋は後戻りできないところまできていて・・。のちに青年は娘が巫女であることを知り、娘は学園から姿を消した。命を削りながらそれでも恋をする巫女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 06:50:30
9657文字
会話率:21%
ユリスの主は最低だ。ユリスを過剰にこき使うし、自分では何もできないくせに人の仕事にいちいち文句を付けてくる。嫌がらせは日常茶飯事だった。彼は優しさとか思いやりとかそういうものとは全く無縁の人間だ。こんな男さっさと苦しんで死ねばいいと思いなが
ら、ユリスは今日も彼の世話をしている。
//身体の傷跡を嘲笑ったり卑下したりする描写がありますが、貶める意図は全くございません。※暴力表現や流血表現、性的・身体的・精神的ハラスメント描写があるのでご注意ください。ヒーローがヒロインに暴言を吐いたりヒロインを殴ったりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-10 05:00:00
87024文字
会話率:27%
クールビューティーで有名な月夜田(つきよだ)水天(みたか)は、言葉も交わした事のない、女好きと噂の男、久御山(くみやま)大臣(ひろおみ)に、いきなり唇を奪われ、傲慢にも「お前は、俺を好きになる」と宣言される。
本来、淋しがり屋で甘えたな水
天は、それを理由に過去の男に裏切られた記憶から、なかなか素直になれなかったが、「俺が全部、受け止めてやる」と強引で、自信に満ちた優しさをチラつかせ近づいてくる久御山に惹かれて行く――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-02 00:41:25
30683文字
会話率:32%
夕暮れ時に、大好きなオレンジを使ったお菓子を作ってくれる父の恋人に失恋してしまった陽和(ひより)は、家に居場所を失う。夜な夜な繁華街へと出歩いていた時、従兄・玄(しずか)の悪友、緑都(ろくと)に捕まり、玄の家へと連行された。
過去のトラ
ウマから、夕暮れ時や、合い鍵を持つことが苦手になってしまった陽和を、緑都と玄は傍で見守る決意をする。
それから三年。陽和は、玄の元で暮らしながら、口の悪さとは真逆の優しさを見せる緑都へ惹かれ、二度目の恋心を育てていた。毎日、その溢れる想いを緑都へと伝えていたが、返ってくる言葉は、自分の想いを受け入れてくれない言葉ばかりで、過去の恋を思い出しながら、届かない想いに、次第に追い詰められていく。
※エブリスタ掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-26 23:47:59
31230文字
会話率:37%
売れない作家の日野友は、幼馴染の極道の若頭橘幸治に甘やかされている。日野友はやたらと過剰にスキンシップを重ねる幸治を天然たらしだと思っている。本当の幸治は腹黒で優しさは友だけで、実話冷酷な男!
そんな二人が結ばれるまでのハラハラドキドキを楽
しんで下さい!
感想待ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 23:52:42
19786文字
会話率:33%
とあるエロゲーの世界の裏側ってきっと優しいお姉さんが女の子たちをケアしてるんだよね、と優しさ百パーセントで生まれた作品がこちらです。
最終更新:2015-10-18 19:02:10
9399文字
会話率:44%
浮気性の恋人に悩む佳織。事故に会った後、彼の優しさに触れて……
最終更新:2015-10-13 16:33:34
3825文字
会話率:20%
親に命じられるまま嫁いだカザリア。初夜の床は甘いものとは言い難かった…。
大人しやかな外見でありながら、少し気の強い妻と、妻を可愛いく思うあまりに優しさが空回りする夫が、夜の事情も含めて充実した夫婦生活を送れるようになるまでのお話。
舞台は
19世紀フランスです。1850年代後半をイメージしており、実際の地名なども多く出てきます。多々 認識の誤った点があるかと思いますが、寛容なお気持ちでお読み頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 00:00:00
93706文字
会話率:35%