内陸の小国アルボレダ王国。金の取引で潤うその都オーラムには、名高い高級娼館『月下香亭』がある。巨大な温室のようなその館では、夜ごと、見目麗しい女たちが訪れる客に甘い夢を見せていた。隣国との戦争に敗れ、緩慢に傾く黄金の都で、温室に残った者、解
放されて生き直す者、新たな物語を紡ぐ者――それぞれの選択はそれぞれの人生へ繋がっていた。彼ら・彼女らの『その後』を描くトリロジー。
完結済作品『チューベローズの温室』の後日談にあたりますが、本編未読でもお楽しみ頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 10:00:00
215271文字
会話率:30%
『月下香亭』、それはアルボレダ王国でもっとも豪華な高級娼館である。外の世界とは隔絶された花園、巨大な温室のようなこの館では、花の名前をつけられた遊女たちが夜ごと艶やかに客を迎えていた。
十歳でこの娼館に売られたサラは、遊女見習いとして働き
ながら、客と遊女たちの人間模様を見る。様々な人々の想いが交錯する中で、彼女は恋をし、傷つき、やがて守りたい大切な人を知るのだった。しかし、華やかな温室の外の世界は、ゆっくりと没落の時を迎えようとしていた――。
※直接の性描写はありませんが、一部に同性愛的な要素を含みます。苦手な方はご注意ください。
表紙絵は鍋弓わた様の作画です。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-15 18:00:00
351577文字
会話率:37%
【・下男×男娼・全体的に薄暗い・エロ薄目・病んでる】
高級娼館の銀砂楼で春を売る涼月は、客から暴力を受けることが多かった。
涼月はとある客からの依頼で、痛みを快楽として感じられるよう躾直しをされる事となった。
仕込みに抜擢されたのは、幼い
頃から涼月が頼りにしてきた下男、六郎だった。
作り替えられていく体に、涼月は徐々に狂っていく。
*********************************
皮張りの真新しい日記帳は、涼月の手によくなじんだ。
「一日一行ずつ、二人で書いていこう。喧嘩したら互いの言い分を書く」
「僕に不利だよね!?それ」
「大丈夫だ、お前が書いた量だけしか書かない」
「喧嘩するの?僕たち」
「時々はな」
笑い合った今日の事を、涼月はさっそく書き留める事にした。
花町のどこにでもある、春ひさぐ者と下男の成り行き。
※Pixivに重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 19:00:00
19089文字
会話率:17%
【気持ちいいことはすべて、僕が君に教えよう】 婚約破棄され、祖国を追放された公爵令嬢アナスタシア。辿り着いたのは〝悪役令嬢〟ばかりを集めた高級娼館だった。さっそく先輩娼婦の不埒な教えに戸惑うアナスタシア。手技を身に着けなければ初夜から〝悪役
令嬢にお仕置きHプラン〟の運命!? そんなの絶対に嫌~! そして初めてお客様を迎える夜、現れたのはなんと、初恋相手の寡黙な騎士・レナートで!? ドキドキの初夜が今、幕を開ける――。娼婦落ちした悪役令嬢が弱気だった初恋騎士に奉仕しようとするものの、逆に蕩かされ告白されちゃうお話。
※伝聞(先輩の逸話)で無理矢理Hの描写あり。ラブシーンがメインの作品です。タグをご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 20:06:14
10971文字
会話率:29%
身長とバストが同じサイズのドワーフ女が高級娼館で客を取らされるお話です。お世話係の女の子と慰め合って愛しちゃってます。
最終更新:2020-05-29 00:00:00
15648文字
会話率:50%
腐敗が蔓延し厭世観の漂う街でも人々は日々生活を営んでいる。ある者は野望を持って、ある者は夢破れて、ある者は不正に手を染め、ある者は惰性で。
そんな中、真面目で几帳面な男『ハンス・コーネル』は上司に連れていかれた娼館で世の堕落した裏面を垣
間見衝撃を受ける。
娼館で見初めた少女に執着し破滅していく男のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 15:12:44
61758文字
会話率:31%
淫魔に生まれ変わった元人間のヴェルーリヤは、高級娼館のオーナーに拾われた。
淫魔である事をはじめは受け入れられないが、口でなら……と本番なしで食事をとることにした。
性別や年齢を自在に変えて、人には言えない情欲を抱える客を相手にするが、ある
男客だけはその想いを「解消」させる事が出来ず……
※女言葉の筋肉マッチョが出てきます。
※男女(おとこおんな)という表現が一部あります。
※ストーリー構成上、ヒーロー以外との絡みを匂わせる描写があります。(本番なし)
※少しだけ女性攻め的な描写があります。
※他サイトにも掲載しています。
総合日間一位ありがとうございました、応援感謝致しますm(_ _)m2020/05/3折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 02:06:21
8084文字
会話率:27%
超高級娼館『Tesoro・Perfetto』に勤めて五年目のアオイ。いつものように過ごすものだと思っていた日々は、なんてことない事をきっかけに緩やかに終わっていく。――――十八以前の記憶が一切ない「アオイ」と、そのアオイを大衆店から引き抜い
た『Tesoro・Perfetto』のオーナーである謎のイタリア人、マルコとの、不器用な恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 20:42:34
35063文字
会話率:40%
セイル王国の王都セイルムにある娼館〈女神の花園亭〉は、王族、貴族、政財界の高官などが御用達の高級娼館だ。そこで娼婦として働くサリアの元には、連日悩みやストレスを抱えたお客が訪れる。サリアは、持前の美貌と肉体、そして卓越した性技によって、お客
達の悩みを解消していく。性愛の女神の化身である高級娼婦が駆使するエロティック・セラピーの前に「溶けぬ」悩みなどない。娼婦サリアが魅せる、官能人生相談。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-22 01:10:31
16663文字
会話率:32%
父親の事業の失敗により、シンシアの人生は激変した。家族も家も恋も失った少女は、高級娼館『椿の庭』にて女主人ヴァイオレッタより娼婦の手管を学ぶ。一方、イネス諸島に駐留する海軍の司令官として赴任していたベルトランは、任期の終了と共に退役して王都
に戻った。彼はそこで親友ジェフリーの事業の失敗と死、そしてジェフリーの愛娘シンシアが娼婦に身を落としたことを知った。
◆あらすじ追記『お父様の友人のことが大好きなシンシアが、甘えて怒って泣いて誘って、そんなシンシアの全部が可愛いベルトランが、年の差を気にしつつも、肉体的にも精神的にもどろどろに溺愛する話』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 17:51:03
168130文字
会話率:37%
スラム街に生まれたメディ。生きるために窃盗を繰り返していた。そんな彼女は次のターゲットとして高級娼館を選んだ。そこで繰り広がれる淫靡な時間は
最終更新:2018-10-26 12:46:25
2814文字
会話率:40%
両親と似ても似つかぬ容姿で生まれたせいで、『精霊の取替え子』と恐れられ、わずか2歳で捨てられた私。そんな私を拾い、名前をくれたのは流浪の民・ソヴェリの長だった。
【夢見の才能】を開花させるため、ソヴェリの娘は18になれば処女を捨てなければな
らない。
養父に連れられ、高級娼館までやってきたはいいが、いきなり現れた身分ありげな美貌の男に拉致されて――。
人違いです。私は陛下じゃありません!
一見俺様な宰相閣下と、処女を捨てる相手が変わっただけと割り切ることにした私の、体から始まる恋。
(一迅社様メリッサレーベルより2017年12月に書籍化予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 16:58:49
157196文字
会話率:30%
都内のフランス料理店を隠れ蓑にした高級娼館で働く真希。富と性欲で満たされている彼女が真に求めているものは何か。それを誰に教えることなく、今宵も彼女は男たちに抱かれる日々を送る。
オリジナル小説の第2作です。前作と同様、Pixivとの同時投
稿となっております。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 03:31:14
335096文字
会話率:68%
「その娼婦は処女だ」
『処女の娼婦』レイ・ナッシング
彼女は双子の姉、ゼロと共に高級娼館で働いていた。
彼女らの娼館は性的倒錯な客の相手をする変わった館。
――今宵もまた、内なる性を抱えた者がその館へと吸い込まれる…。
◇・
◆・◇・◆
気紛れ更新です。
※Attention※
この作品には欠損・機能障がい者、または同性間での性行為を匂わす描写があります。
内容によってはそれらの性的倒錯、同性愛をテーマにしています。
これらは、あくまで一つの作品としての表現であり悪い意味での助長を促すものではありません。
尚、この作品を閲覧された後の苦情は受け付けません。
ご理解の下、お願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-04 04:00:00
634文字
会話率:0%
会員制高級娼館「エインスト」。そこは、一般向けのノーマルクラスと、富裕層向けのVIPクラスがある王国一の娯楽施設でもある。
俺はその娼館を経営するオーナーで、自分の欲を満たすためだけに女をさらい、娼婦へと仕立て上げる。
最終更新:2016-03-10 19:17:21
212006文字
会話率:37%
高級娼館で引込新造として働く夕凪には、秘密があった—
最終更新:2016-02-27 01:20:43
10228文字
会話率:42%
地方貴族の一人娘であるディアは、両親の死後、家が破産状態にあることを知らされる。全ての財産は売り払われ、ディア自身も奴隷として売られることになるが、彼女を買ったのは、王都で高級娼館を営むパルスという男性だった。1年後、最高級娼技としての知識
や教養を身につけたディアは、ついに身体を売ることになるのだが、その相手はなんと王室騎士団のエリート騎士達だった。国中の女性の憧れの的である騎士6名のうち、ディアを望む男性に彼女は抱かれることになる。ディアを抱くことになる騎士は誰なのか? 宴席で順に騎士達の接客を行いながら、ディアと騎士達の想いが交錯する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 04:00:00
28772文字
会話率:29%
高級娼館であり阿片を扱う魔窟『オセの家』に売られてきた少女マリアーヌ。
娼婦として働くと思っていたマリアーヌは意外な仕事を任されることになる。
オセの家のオーナー・ハーヴィス、そしてその愛猫カテリアとともに生活することに。
身体を売る
ことしか知らなかった幼い少女が美しく成長していくとともに友情、そして、恋を知る。
若干ファンタジー要素が入ります。
残酷描写・流血描写および犯罪描写有。
*自サイトより転載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-28 21:56:07
75704文字
会話率:25%
国一番の高級娼館「鈴屋」。
鈴屋には、猫呼びで愛玩される少女がいる。
執着し逃げ場を与えず、苛む男。
弄ばれ蹂躙されつづける、偽りの少女。
「可愛い猫、お前を手放す気はないのだよ…愛しているよ、私の猫…」
「わたくしの主様、あなたにとっ
て私はただの暇潰しの道具…愛してしまっても、あなたには伝わらない…」
人生が狂ってしまった娼館主人と、少女に執着し溺愛する男はどんな物語を紡いでいくのか…?
すれ違っているようで甘く絡む二人。
主は愛猫を愛玩し、主の好みに染まっていく猫は主の思うまま淫らに堕ちていく…。
イチャラブ主従がイチャイチャしながら過ごす日々とは?
※前半は寸止め多数、本気のがっつりエロは四十四話から山盛ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 23:28:10
111619文字
会話率:21%
外界から隔離された巨大な高級娼館、不夜島。ごく平凡な一介の兵士に与えられた褒賞はその島への通行手形だった。そこで毒花のような美しい少年と出会う。
高級男娼である少年に何故か拉致されてしまい、次第に惹かれていくが……。
■2012/7/7 本
編完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-14 00:06:34
199734文字
会話率:43%
国一番の高級娼館にて、最年少で最高位に上りつめたミゼアス。しかし本当に欲しかったものは、そんなものではない。
虚しい日々を送る彼に、一人の見習いが預けられる。天才児といわれるその子は、とんでもない問題児だった。薄闇に包まれていた世界は、無理
やり極彩色の光に彩られていく。
夢で聞いた幼馴染の言葉を支えに、いつかその日が来ることを信じて――
■「不夜島の少年」の番外編ですが、こちらだけでもお読みいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-03 00:06:46
59165文字
会話率:39%