「強情だね。でも残念・・・嫌いじゃないんだ。」
彼の顎を上げ、ボクはその薄く艶やかな唇に口づけを落とした。
東洋系ファンタジーの切ないラブストーリーです。(※挿し絵はアルファポリスにて掲載中)
海へ物見遊山に来た蒼(妖鬼)と、自分
たちの領域を守護するため、彼に刃をつきつけた海神(神妖)。
出逢ったばかりの2人は、互いに魅せられ、本心を隠したまま後戻りできないほどに惹かれ合います。
ある事件をきっかけに、二人は遥か昔の因縁に引きずり込まれていき・・・・・。
すれ違い続けていた二人が、時を越えてたどり着く先は・・・・。
導入はかなり軽めですが、中盤以降やや重めの物語です。
2人の心の動きや関係性を、できるだけ丁寧に描いていきたいと考えているので、現在流行中のラノベのようなスピード感が全く出せなくてすみません。
濡れ場の描写は直接的になりすぎないよう、心がけています。
(いきなり隣の人に除かれても即座には気づかれないように(笑))
お付き合いいただけるととても嬉しいです。よろしくお願いします。
単独作品としてもお読みいただけますが、彼呼迷軌の番外編で描き始めた作品になります。
別サイトに投稿しているため、本編と重複する部分かなりありますm(__)m
https://ncode.syosetu.com/n2270he/
「刹那の出逢い」から話が本編と絡んでしっかり本筋として展開します。(注)激甘です。
他サイトでお叱りを受け、公開中止されてしまったので、こちらへお引越ししてきました。
拙い文章ですが、お楽しみいただけますと幸いです。
ブックマーク、ご感想等いただき、すごく嬉しいです。
本当に励みになります。
お読みいただいている全ての皆様、本当に心の底から感謝しています。
ありがとうございます。
アルファポリスに同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 09:32:37
361564文字
会話率:28%
北西の国オルデランタの王妃アリーズは、国王ローデンヴェイクに愛されたいがために、本心を隠して日々を過ごしていた。 しかしある晩、情事の最中「猫かぶりはいい加減にしろ」と彼に言われてしまう。
夫に嫌われたくないが、自分に自信が持てないため涙す
るアリーズ。だがローデンヴェイクもまた、言いたいことを上手く伝えられないもどかしさを密かに抱えていた。
気持ちを伝え合った二人は、本音しか口にしない、隠し立てをしないという約束を交わし、身体を重ねるが……?
「こんな本性どこに隠してたんだか」
「構って欲しい人だったなんて、思いませんでしたわ」
さてさて、互いの本性を知った夫婦の行く末やいかに。
+全6話。12/7完結しました。
+他サイト掲載有り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 23:55:18
18463文字
会話率:50%
◆アマゾナイトノベルズさまより電子書籍配信中!
政略結婚で結ばれた、いつも冷たい旦那様。
藁にもすがる思いで「相手の気持ちがわかるおまじない」を試してみたら――彼の本心が文字で見えるようになりまして!?
口下手で恥ずかしがりやな旦那様と
、彼の真意が知りたい新妻の初夜のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 19:35:42
28398文字
会話率:39%
ただただ可愛がっているサークルの後輩に、気の進まないセフレとの情事を見られてしまった糸魚川。しかもそこから予想だにしない展開になってしまって余計に思い悩む羽目に。謝るべきか、無かったことにするか、決めかねている間に先手を打たれて、ようやく本
心を自覚したときにはもう手遅れだった。※大学生の飲酒・喫煙描写を含みますが、これを推奨する意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 00:00:00
23693文字
会話率:55%
鱗人の姫であるノリスには、獣人の王子アイレウスという許嫁が居る。しかし彼にはヤリチンチャラ王子なんてふざけたあだ名が付いていて、そのくせノリスには興味のない塩対応。アイレウスの態度に困惑しつつ、想いは拗れて、彼が側近のルギウスとボーイズがラ
ブする小説のネタにして楽しんでいたが……
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 23:07:10
14244文字
会話率:59%
ナイトレル帝国の第二王女ウラヌスは、婚礼を目前に行方をくらました姉の身代わりとして、グラノスの第一王子ニルヴァースの許嫁となって結婚することが決まってしまう。相手が妹に代わっても支障ないと言い放つニルヴァースの言葉にウラヌスは傷付く。本心が
見えないニルヴァースに、〈真の姿をさらけ出す薬〉を飲ませて本心を探ろうとするが……
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 01:13:43
12668文字
会話率:59%
『盟約の証としてバルトール王家の姫をオルドグ大公妃に迎えること』――百年前の国王が結んだ盟約によって、レオカディアは『悪魔』『蛮族』と畏れられる異民族に嫁ぐことになった。言語も文化も異なる辺境の地での誰ひとり頼る者の無い生活も、冷たい態度の
夫との関係も、上手くいくはずがない……はずだった。
「貴女は大公妃としての役目を果たすべきだろう(訳:オレの嫁が可愛すぎるのでとりあえずエッチしたい)」「大公殿下? わたくしはオルドグ語も習得しているので殿下が陰で惚気ている内容も全て把握しておりますが……まだその演技を続けるのですか?」な強面無口な駄犬系天然夫×女傑メンタル女王様妻の夫婦生活コメディです。
※拙作「『コスパがいいから』で選ばれた幼妻ですが、〜」のスピンオフですが単体で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 21:00:00
29747文字
会話率:59%
俺と柊は幼馴染みだ。親友なんかじゃないし、友人ですらない。柊が“そうだ”と言ったから______。
だけど高校3年生の春、久しぶりに同じクラスになったことで昔を取り戻していくうち、ひょんなことからその関係はセフレへと転落してしまった。
惰性で繰り返すセックス。だけど本心では愛している。高校卒業は確実に近づいてきているのに、柊の心はいまだ分からないまま。「清算しよう」と告げた俺に、柊は自身が所属するバンド・sunglowのライブで俺にあてた詞を歌う。
離れられるわけなんかなかった。だって俺と柊は、幼馴染みなんだから。
本作品はpixivにも掲載されています他、最終話および続編を追加したものを同人誌としてBOOTHにて販売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 13:57:20
60981文字
会話率:28%
愛されたい。
ベタベタに甘やかされて、私が1番大切だとささやいてほしい。でも、誰かに拘束されるのは嫌い。
私は私のもの。誰かのものになるのなんて勘弁。本心でそう思ってるけど、誰かに大切にされたい気持ちも嘘じゃない。
誰かの温かい体温に包ま
れて眠りにつく。
明日は誰が、私を愛してくれるだろう。
▪️▪️▪️ で囲まれた範囲に直接的な表現があります。苦手なかたはスキップしてください。
ただのエロでは終わらせたくないけどただのエロで終わりそうです。
細々と気が向いたら更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 01:34:47
11849文字
会話率:28%
【攻】大型ワンコ系スポーツマン
【受】小柄・コンプレックス持ち
「岬は手や口でシてくれるのに、なんで俺には何にもさせてくれないんだよ!? 俺だって岬に触りたい!」
「き、気持ちいいならそれでいいだろ!? 俺のことは気にすんなっ」
【攻】
大型ワンコ系スポーツマン
【受】小柄・コンプレックス持ち
「岬は手や口でシてくれるのに、なんで俺には何にもさせてくれないんだよ!? 俺だって岬に触りたい!」
「き、気持ちいいならそれでいいだろ!? 俺のことは気にすんなっ」
⚫あらすじ
大学生になった岬(受け)は、合コンで知り合った女性の先輩とラブホへ。しかし、性器の小ささにドン引きされてしまう。
翌日、同じ合コン参加者の雄馬(攻め)にその後を聞かれ、もう女性とは一生付き合わないことを告げると、「自分がゲイだと確信した」と打ち明けられる。
そのことから雄馬と親しくなった岬は、雄馬から「嫌なことや傷つけるようなことは絶対しないから付き合ってほしい」と告白され、了承する。
男性同士の気の置けないやり取りと、雄馬の優しさに癒されていく岬。
数ヶ月後には雄馬のものを手でイカせるようにもなる。しかし自分のペニスを触られたり見られたりすることには拒否感があった。
一方、雄馬は、好きあっているのに頑なに裸にならない岬の本心が分からず、もどかしい思いを抱えていた。
岬はなんとかコンプレックスを隠したまま、雄馬との関係をステップアップさせたいと考える。その奇策とは……?
ちょっぴりせつない青春いちゃいちゃパンツ・ラブコメ。
8月2日はパンツの日! Twitterの、おぱんつ企画に参加します。(深山恐竜さんと五四 餡さん共同開催)
⚫キャライメージ
https://twitter.com/e1dra_on/status/1553046407640416257?t=quQToES1039VpMNOAnELVA&s=06
Picrew の「人間(男)メーカー(仮)」にて作成しました。
https://picrew.me/share?cd=jQwp4aKUWc
旧題「ケツワレ!~お尻見せてもアソコは隠せ!~」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 19:00:00
12932文字
会話率:45%
「氷の王子」と呼ばれるサード王子、彼の本心が知りたくて婚約者のレーナは「真実の姿をさらけ出す薬」を彼に飲ませた。すると彼の意外な性癖が判明して――
無口な王子とおちゃめな令嬢のアホエロコメディです。何でも許せる方向けです。
最終更新:2022-07-29 12:00:00
10134文字
会話率:67%
ソマリは王子でありながら姫巫女としての任を負う。次の満月には聖なる山へと登り、二度と下界には戻れなくなる。
そんな姫巫女に護衛騎士として付き添うのは、かつての親友ジーン。
しかし、本心を見せずに従順に振る舞うジーンに、ソマリは寂しさと罪悪感
を募らせていた。
※『すなもり共通プロット企画』参加作品です。提供されたプロットで創作しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 22:04:27
17403文字
会話率:50%
いつも女の子に告られて付き合うことになるが、何故か毎回同じセリフで振られてしまう兄。そんな兄を慰めてあげる一つ下の弟。自他ともにブラコンと認めるほど仲がいい兄弟だが、実は……。
弟は兄さんを連呼するちょっと逝っちゃっているヤンデレ。そんな弟
の本心に気が付かず弟大好きな兄。
スケベを書きたくて勢いのみで書いています。可愛いほのぼのスケベは外出中ですので、スケベを欲しているお嬢様方に捧げます。
初投稿でコレってどうなんだろ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 23:14:22
6385文字
会話率:46%
この話は前世 新選組・沖田総司の記憶をもとに時代を遡ってゆきます。
前世の あの時の気持ちや想ひ、その時に言えなかったこと。
そして語られなかった彼の本心、本当の恋。
本当の沖田の姿とじっくりとお付き合い頂ければ嬉しいです。
内容的にB
Lの要素を含みます。
ただ、そういった枠にとらわれず1つの恋の話と
受け取って頂ければ幸いでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 00:00:00
45440文字
会話率:46%
僕には好きな人が居る。それは、産まれたときからずっと一緒に暮らしていて、何をするのもいつも一緒で。僕と同い年なんだけど学年は1つ上で、頭が良くて、ちょっと意地悪で。だけど本心では多分僕のことを大切に思ってくれている、僕の兄だ。
だけど、僕と
椿に血の繋がりが全く無いのだとお父さんに知らされてから、僕と椿とはぎくしゃくしている。だから、僕は椿が何を考えているのか問い詰めた。そしたら椿はこの家を出ていくと言いだして……
***
兄(中学生)×弟(中学生)
***
※家族関係が複雑です。配偶者以外に関係のある相手が居るのが無理という方はブラウザバックをお願いします。
***
2005年に自サイト(閉鎖済み)に掲載していた作品をリメイクしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 05:00:00
21048文字
会話率:52%
【10秒で分かる光の神子】
見た目だけは儚げ清楚美人系な面食いビッチが、本人は人体実験をしているつもりなのに「無償で人を治療してくださる!」と聖人君子と勘違いされたまま色んなイケメン食いまくる食べログ小説。(そのついでに世界を救ったりする
)
「光の神子」と呼ばれるルチアーノは、その呼び名に相応しい、神々しい程の美貌と清楚で儚げな雰囲気を持つ銀髪の青年である。見た目の美しさだけではなく優しき心を持った聖人君子でもあり、貴重な治癒魔法を使って無償で人を救う慈愛の持ち主……と周囲からは神聖視されている。
そんな状況で、神様からえこひいきでチートレベルの光魔法の才能と、豪運を授かったゆるふわビッチ治癒術師がやることなす事めっちゃ良い方に勘違いされながら趣味のついでに色んな人を幸せにしつつ楽しくイケメンを食い散らかすBL総受け(逆ハー)もの。
主人公のルチアーノは自分の本心に見合わない評価を受けた良心の呵責から、誤解を解こうともだもだ抵抗はしつつ自由に生きています
2017/11/20一迅社ロワ・ブランより書籍化が決定しました。イラストは葛西リカコ様になります。
この話を読んで、応援やブクマや評価していただいた皆様ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!
※ほんとマジ主人公がすぐイケメンと寝るので「バッチコイ!!」って人以外は総員退避を
※強姦、獣姦、変態、ストーカー、殺人、暴力描写etc……とりあえずなんか地雷ある人は回避してくれ!!
※キス以上の事してるページには、ページタイトルの後ろに * が付いています。各スケベシーンで主人公の相手を誰がしてるか名前が表記してあります。スケベシーンサーチにご利用ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 02:29:39
1935523文字
会話率:43%
「ああ、謝らなくていい。俺、お前みたいな人間は、存在すらしない生き物だと思ってんだわ。どうせ、死んでても生きてても俺には関係ない。そこらで虫が死んでるのと変わんねえの。じゃ、そういうことで。お疲れさん」
話している言葉が、その男の本心だと
いうことを疑う余地すら与えないくらいにはっきりとした口調。
相手を見据えて言い切った男は、目の前にいた人物の存在を認識しないものとしたのだろう。なにごともなかったかのようにスタスタと歩いて行った。
他人を『存在しないもの』呼ばわりした男、西島孝明。
瀬川瑛太にとって、この世で最も苦手な人物と言っても過言ではないのに、新卒採用で入社した会社で、再会してしまった。
それも、西島が直属の上司になるという。
――辞めたい……。
そう思いながらも今のご時世だ。仕事を簡単に辞めるわけにもいかない。
グッと我慢して働いていたら、見えなかったものが見えてきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 09:00:00
87292文字
会話率:44%
会社員の一希 望(いつき のぞみ)は、学校も会社も女ばかりで、男とは無縁の生活を送ってきた。そんな中、仕事帰りの電車で、多波(たなみ)という男に出会い、一夜を共にする。大柄で無骨な外見とは裏腹に、彼は優しく思いやりのある男だった。
多波に
惹かれていく望だったが、ある日、彼の冷酷な一面を目撃する。多波を取り巻く異常な環境を目の当たりにしながらも、望は彼を諦めきれず関係を続けていってしまう。やがて彼女は、多波に隠された悲しい秘密を知る。
「優しい多波さんと、悪魔のような多波さん、彼の本心はどっちにあるの?」多波の本心を見抜くために、望は、ある行動に出る。
※ご注意
この作品にはストーリーの都合上、以下の描写が含まれます。苦手な方は、閲覧をご遠慮願います。
・鬱展開
・社会モラルに反する内容
・性描写
・暴力表現
本編の性描写は、軽いペッティングのみになります。「番外編1望と多波の甘い夜」は、本番行為(イチャイチャ系)が含まれます。暴力表現は、ストーリーに必要な最低限の描写になります。
※この物語は、フィクションです。登場する人物、団体、名前等は全て架空のものであり、実在のものとは、関係ありません。
※この作品は下記サイトにも掲載しております。
アルファポリス、Nolaノベル、ピクシブ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 14:26:46
93674文字
会話率:33%
私立夕日ヶ丘高等学校の真実
~学園に眠る催眠石、輝く宝石は女子の深層意識を狂わせる~
のその後・・・
魔性の宝石と呼ばれる、催眠石が放つ輝く光は、
女子達の深層意識に働き掛け、石を持った者の操り人形と化す。
その石の情報を知り、女子達から
虐めを受け、蔑まれていた影谷恭助。
復讐の為、その宝石を探し出そうとするが、偽情報であると、情報を提供した
張本人である水上梓から告げられる。
だが、その水上梓の背後に落ちていた光を放つ石を見付けた恭助は、
これが魔性の宝石である事を確信する。
学園の女子生徒達をこの催眠石を用いて意のままに操り、
最後の復讐を披露した。
だが、これは水上梓が放った偽物の現実であった。
梓が持っていた宝石こそが本当の催眠石。
学園の皆は梓の手の平に踊らされていたのだ。
けれど、これは梓が、小学生の頃に恋をした一人の少年・・・
影谷恭助を想い、告白するが断られてしまった後に成立するシナリオであった。
学園理事長の家系にあった梓は、催眠石が自宅押し入れの奥に眠っていた事を知り、
利用する事にしたのだ。
だが、恭助は鈴見祥太に脅され、梓と付き合う事を禁じていた。
それが枷となり、恭助は意中の少女に本心を告げる事が出来ず、
梓に告白を受けた日、断ったのだ。
学園七不思議で挙がっていた催眠石の事実とは若干食い違いを見せるも、
梓が動かした石の能力は学園のほとんどの者達を篭絡し、
認識すら変わらせてしまった。
だが、最後は、互いの誤解も解け、鈴見祥太は捕まった。
晴れて恋人同士になった恭助と梓は、
この催眠石は悪い方向へ物事を運んでしまう・・・そう思い、石を潰そうとした。
石自体は潰れはしなかったものの、効力は確実に消え去った。
もう大丈夫、もう安心・・・
そう思いながら二人は新たな一歩を踏み始めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 22:27:23
10901文字
会話率:37%
自分が浮気をするなんて思っていませんでした。 しかも自分の意思で。流された訳でもなく、自分から懇願して浮気をするなんて。先日までは考えられませんでした、それは本当です。でも本心では浮気がしたかったんだと思います。 だから、私は……浮気ができ
て幸せです。
「西田恵美、46歳。同じく46歳の旦那、昌樹。17歳の息子、祐希がいる1児の母親です。お母さんは……お母さんは……今から自分の意志で猪崎厚平さんと浮気……セックスをします……」
そう他のお母さんたちと同様に、私はカメラの前で浮気の宣言をしました。
【お母さんのための浮気交尾サービス】
利用規約
1.知り合いのママ友さんからの紹介でのみ登録できる完全紹介制の浮気サイトになっております。
2.年齢は37歳以上55歳までのお母様が対象です。
3.男性は「浮気サービス」が審査した18歳以上から25歳までのイケメン、平均以上の男性器を持つ優秀な雄になります。
4.また出会う相手を選ぶためのものとして、「浮気した交尾の映像」はネットにアップしていただきます。もちろん「浮気サービス」に登録されているお母様、男性しか見れないのでプライバシーに関しては安心してください。
5.本気で浮気したいお母様のためのヤリもくサイトです。
以前、投稿していたものを再編集した小説になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 21:18:04
2461文字
会話率:46%
高校教師の俺。
いつもと同じように過ごしていたはずなのに、ある日を境にちょっとずつ何かが変わっていく。
テスト準備期間のある放課後。行き慣れた部室に向かった俺の目の前に、ぐっすり眠っているマネージャーのあの娘。
そのシチュエーションの最中、
頭ん中で変な音と共に、俺の日常を変えていく声が聞こえた。
『強制フラグを、立てますか?』
その言葉自体を知らないわけじゃない。
だがしかし、そのフラグって、何に対してなんだ?
聞いたことがない声。聞こえてくる場所も、ハッキリしない。
混乱する俺に、さっきの声が繰り返された。
しかも、ちょっとだけ違うセリフで。
『強制フラグを立てますよ? いいですね?』
その変化は、目の前の彼女の名前を呼んだ瞬間に訪れた。
「今日って、そんなに疲れるようなことあったか?」
今まで感じたことがない違和感に、さっさと目の前のことを終わらせようとした俺。
結論づけた瞬間、俺の体が勝手に動いた。
『強制フラグを立てました』
その声と、ほぼ同時に。
高校教師の俺が、自分の気持ちに反する行動を勝手に決めつけられながら、
女子高生と禁断の恋愛?
しかも、勝手に決めつけているのが、どこぞの誰かが書いている某アプリの二次小説の作者って……。
いやいや。俺、そんなセリフ言わないし!
甘い言葉だなんて、吐いたことないのに、勝手に言わせないでくれって!
俺のイメージが崩れる一方なんだけど!
……でも、この娘、いい子なんだよな。
っていうか、この娘を嫌うようなやつなんて、いるのか?
「ごめんなさい。……センセイは、先生なのに。好きに…なっちゃ、だめなのに」
このセリフは、彼女の本心か? それともこれも俺と彼女の恋愛フラグが立たせられているせい?
誰かの二次小説の中で振り回される高校教師と女子高生の恋愛物語が、今、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 22:15:39
2011文字
会話率:22%