職場の廊下で呼び止められ、無口な後輩の司に告白をされた真子。
勢いのまま承諾するが、口数の少ない彼との距離がなかなか縮まらない。
そのくせ、キスをする時は情熱的だった。
司の知らない一面を知ることによって惹かれ始め、身体を重ねるが、司の熱の
こもった視線に真子は混乱し、怖くなった。
それから身体を重ねることを拒否し続けるが――。
▼2019年2月発行のオリジナルTL小説のWEB再録です。
▼全8話の短編連載
▼Rシーンが含まれる話には「*」マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 21:13:11
29372文字
会話率:55%
大きすぎる異形のツノを持つがゆえに伴侶が見つからない角鬼族のガルド。
ある日、湖で溺れているところを助けた人族から情熱的に求愛され、ついに愛しいツガイを得たガルドだったが角鬼族と人族の間には意識の相違があり…。
他種族の文化の違いから巻き起
こる、すれ違いエロ。
31話から童貞おバカ角鬼族×ガチムチ人族の番外編始まりました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 13:00:00
177332文字
会話率:23%
【コミッション作品です】
生真面目な女性大生・香織は、付き合っている彼氏の心配をよそに、サークルの合宿に出かける。
しかし、健全だったはずの合宿は、酒が入った途端に男女の社交場に早変わり。ちょっかいかけられないうちに部屋に逃げ帰ろうとする香
織を、後輩男子が引き止める。
香織に憧れる後輩男子の情熱的──というか思い込みの激しいアプローチに、香織の理性は突き崩されていく。それは、今まで知らなかった背徳の味わい……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 22:00:00
25950文字
会話率:33%
【各話改稿済&再開12.3 0:00】
―――ゆきずりの男と一夜だけ共にした。そうしたら子供を身籠った。
幼馴染みの聖騎士バロウに告げた途端に、優しい彼はリナージュに結婚を申し込んできた。生まれてくる子に罪はないと慈愛の笑みを浮かべて。自
分の子にすればいいと認知までしてくれた。
博愛主義の平和主義。
そんな彼がずっと好きだったけれど、今は憎しみしかない。だからリナージュは彼と結婚することにした。
復讐するために。
だってお腹の子は彼の子だから。あの情熱的な一夜を忘れてしまっている彼が悪いのだ。
托卵を偽装したカッコウの嘘は、いつか暴かれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 06:31:47
116288文字
会話率:44%
小さなカフェを経営する傍らで解呪の仕事もしているヒロインと、そのカフェに通うようになったネクラな騎士の話。
根暗男子が秘めていた想いは情熱的だった、みたいなおはなし。
(魔法のiらんど様にも転載しております。※そちらはR15程度。ムーンライ
トノベルズに合わせて性表現を加筆しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 18:00:00
30746文字
会話率:33%
ギリシャ神話のパロディです。
全知全能の神(浮気者の夫)×結婚の女神(嫉妬深い妻)
【簡単なあらすじ】
結婚の女神ヘラの夫は全知全能の神ゼウス。彼はとんでもない浮気者だ。
しかし、ヘラが特別な泉で水浴をする日は必ず彼女のもとに戻ってくる。
情熱的にヘラを愛するゼウスに、ヘラの怒りは少しずつ削がれ、身も心も蕩け始める。
ヘラがゼウスと別れない理由とは?そして、ゼウスが浮気をする理由とは?
【注意事項】
※かるーく処女喪失の描写ありです。あまり痛そうではありません。
※基本的にギリシャ神話そのままの設定ですが、ゼウスとヘラの心情についてはすべて作者の「こうだったらいいなぁ」という妄想です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 14:06:27
2189文字
会話率:21%
出会いは、ゴミ捨て場に落ちていたのを拾った。よくある話だ。
最初は死体だと思った。黒い髪は血と泥がこびりついて、固まっていた。顔は見ているほうが痛いほどに腫れあがり、破れた服からのぞく肌は異様なまでに白かった。
肩を貸すように担ぐと、折れた
脚を引きずって寄りかかってきた。ずっしりと重く、吐瀉物やゴミの混ざった嫌なニオイと、置き去りにされた芸術品のような美しさをまとって。
聞いてみれば、組織を追われ、行く宛もないらしい。死なせてくれれば良かったものをと言われ、なら今すぐ出ていけ、野垂れ死にしろと返したが、大きな体はしばらく動かせそうにない。
まったく厄介な捨て犬を引き取ったと思う。けれど簡単に手放す気にはなれない……そうさ、オレは情熱的な男なんだ。
○現代のイタリアを舞台にした、神嫌いで奔放なゲイマフィアと、同性愛を罪とするカトリック信者のヒットマンのお話
※暴力・性・社会・宗教的な過激表現有
この作品はエブリスタ【新作セレクション[1/14]】に掲載されました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 22:00:00
319802文字
会話率:39%
静岡県内随一の進学校に通う、高校二年生の水原綾人は、熱中症で倒れたところを見知らぬ男に助けられ、自分が戦国時代の武将・今川義元の生まれ変わりだと告げられる。その臣下を名乗る、前世での名は太原雪斎、現代での名は笹野不由彦というIT会社社長に、
天下を取らせると口説かれる。
困惑する綾人だったが、いつしか男のペースに巻き込まれ、笹野の経営する会社の所有する、京都の別荘で夏休みを過ごすよう招待される。
前世でゆかりの深かった、京都で過ごす日々により、運命がまわり出す。
太原雪斎こと、笹野のはかりごとで、織田信長の生まれ変わりと、対面してから、綾人の義元としての記憶が、少しづつ戻り始める。
そんな中、織田信長に呼び出され、のこのこ一人で出かけて行った綾人は、天下人のオンナにならないかと、口説かれ強姦される。
そのことを知った太原雪斎は、織田信長への報復を誓い、情熱的に綾人を抱くのだった。
嵐の前の静けさの様に、優しくまどろむような日々が続き、綾人と雪斎は、お互いを知る喜びに満ちていた。
そんな中、綾人が何者かにさらわれてしまい、雪斎と信長はタッグを組んで、綾人捜索に挑む。
信長の情報で、綾人をさらったのは、徳川家康と判明する。
奇妙な監禁生活とあっけない幕切れに、綾人は混乱するのだった。
※序盤から、がっちりエロ有りなのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 18:31:20
32396文字
会話率:19%
実力派ダンスボーカルグループのメンバー水沢拓海は、何でもソツなくこなすオールマイティなタイプ。
一見完璧に見える拓海だったが、本人は自分が同性愛者であることにコンプレックスを抱いていて、それを隠し続けていた。
同性愛者であることもだが、
同じグループのリーダーでもある親友に片思いをしていることは、拓海にとって絶対に隠しておきたいこと。
しかし、グループで一番年下のメンバー・圭に拓海の秘密が知られてしまう。それだけでも悲惨なのに、ノンケのはずの圭は拓海のことが好きだと言う。
「そんなわけない」と拓海も初めは強く拒絶していたが、つい絆されてしまって……。
「お前とあいつどっちも気になるって言ったら、お前は怒る?」
時に親友以上に扱ってくる長年の片思いの相手か。
それとも、まっすぐな愛を情熱的に伝え続けてくれる年下のあいつか。
二人の間で揺れる拓海が最後に選ぶのは、———。
2022.01.28〜
*この作品は、他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 00:08:20
3984文字
会話率:48%
キャッチ・コピーは『R指定』
脇矢一郎は「ワキ」の通称を持つDJである。彼は日本の閉塞感を嫌って「パスポート無しで行ける外国」をコンセプトに、六本木で「バビロン」という外人バーを経営している。その店は人気店で、外国からの有名人たちが多
数来店し、ワキのDJのプレイと経営の手腕は、海外にまで知れ渡っていた。
ワキには年上の彼女がいながらも、悠然と人々を煽動するカリスマを武器にして、日本人も外国人も構わずに、次から次へと美女たちを口説いては、ストレス解消のために、唯一、セックスの対象として来た。
それでもワキは疲れていて、最近、時おり、ブロンドの白人女の幻影を薄闇に垣間見ていた。
ワキは昨年の夏に、ベルリンの人気クラブである「カバレット」で行われる、クラブ・イベントにゲストDJの1人として招待されていた。その地でワキは、エルケと名乗る黒髪の美女と出会う。すぐさま、ナディアというブロンドの美貌が、唐突に現れる。彼女との出会いは、まるでエルケから彼を遠ざけるかのようだった。
ナディアにはレズビアンの関係にあると噂されている、褐色の肌を持つトルコ人とのハーフのアマンダという女友達がいる。ナディアとアマンダはどちらも地元の男たちには難攻不落で有名だ。また、エルケには、シュテファンという曰くありげなボーイフレンドがいて、彼女には「神隠し」という奇妙なあだ名があった。
その夜、ナディアはホテルの彼の部屋に泊まることになった。ナディアはキスまでは積極的だった。しかし、なぜか体を開くことを許さなかった。それでもワキは、早朝になって、彼女が眠ってしまっている隙をみて、彼女の体を強引に奪う。その時、ナディアは一瞬だけ深い悲しみに包まれたが、それでもそれを諦めて、突然、開き直って、情熱的に愛欲を求めるようになった。
それからのナディアは、ワキがベルリンに滞在している2週間の間、アマンダと2人して彼の肉体を分け合って、限りある快楽をその体に刻み込むかのように3人でのセックスを楽しんだ。
おおよそ1年が経った夏、ワキは時おり、ナディアの幻影を見ていた。それでもワキは、夜な夜な知り合った女たちとの愛欲を楽しんでいる。そんなある日、ワキが昨年の秋頃に一夜限りのセックスを楽しんだカナダ人とのハーフの女が、持病であった血液系の免疫不全を悪化させて、この世を去ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 07:00:00
231923文字
会話率:35%
転生者×転生者の生まれ変わってもきみが好き系BL。前世(現代日本)では野球少年×野球少年。ファンタジー世界では傭兵×宿屋の主。僕×俺。控えめな性格の攻が、受が絡む時だけ情熱的になったりする姿を書きたかった話です。
※アルファポリスにも掲載中
最終更新:2021-09-26 09:20:44
11093文字
会話率:48%
(恋愛なんてめんどくさー。24歳処女ですが、なにか? 別に焦ってません)ーー早坂櫻子は、喪女ライフを満喫していた。合コンで、アルベールに会うまでは……。「僕、日本語苦手だから、ベッドで愛してるって伝えていい?」「いいわけないでしょうが!」ア
ムールの国・フランスから来た情熱的なイケメンと、ジャパニーズ喪女の国際恋愛系ラブコメです。
※アルファポリスにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 19:44:50
3643文字
会話率:38%
※※累計8,000PV達成、ありがとうございます!!※※
#花火・睫毛・風で文を作ると好みがわかる
月の光さえ霞む、美しい横顔。涙に濡れる睫毛と、そよ風に踊る髪。
「振られちゃったの」とキミが呟く。
「この線香花火、俺が勝ったら俺と付き
合って」
「冗談でしょ」と苦笑するキミの目尻に、無言で唇を寄せた。
海の味。
火玉が一つ、砂浜に落ちた。
◇◆◇◆◇◆◇
幼馴染の円香に花火に誘われた涼平。彼女が失恋したことを知り、さりげなく「俺と付き合おう」と提案する。
完璧に張り巡らした策略が、その一言で露呈した。
甘い提案は、今まで猫を被ってた草食系男子の涼平が本性を出す些細なキッカケにすぎない——⁉︎
失恋したてのヒロイン(21歳)と機が熟するのを待ちわびていた見せかけ草食系ヒーロー(21歳)。
幼馴染として最後の夏を過ごす彼らの、急展開で情熱的な、純情系ラブストーリー♡
【注意事項】
・Twitterのハッシュタグ企画(#花火・睫毛・風で文を作ると好みがわかる)から生まれたお話です。
・ヒーローの視点のみです。
【執筆情報】
2021.09.14.(火) 短編完結(※約10,000字)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 21:00:00
10041文字
会話率:31%
少女のような容姿がコンプレックスの天涯孤独の少年、『橘観月』は帰宅中、彼にとてつもない好意を寄せる通称種漬おじさんこと『種漬精一』から逃げる最中、女神の思惑によりトラックに跳ねられて紆余曲折あった末に異世界で生きていかなければならないことに
。
何の力も持たず、目覚めて早々(性的な意味で)ピンチに陥る彼を救い出したのは、美しい容姿を持ち、男性の精気を糧とする魔族、サキュバスーーーに何故か姿を変えた精一であった。
女神との情熱的なボディトークの果てに新たな肉体を得た精一は改めて『スペリア』と名乗り、元の世界に帰ることも出来ず、異界の迷い人となった二人は異世界で生きていくため、精一が女神から半ば無理矢理授かった異空間を顕現させる権能を利用して、どんな危険地帯でも安全に休める冒険者のための宿屋『夢魔の抱擁』の経営を始める。
しかし、スペリアと寝食を共にすることは観月にとって、それは常に貞操の危機に晒されることを意味する。
そして観月の不安通り、スペリアは隙あらば観月を押し倒し、食事と称して観月に対し自らの欲望をぶつけるのだったーーー
いろいろな意味で不憫な少年と性欲満点の元種づけおじさんのサキュバスが織り成す異世界ドタバタエロラブコメ、ここに開幕!
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見た目は美女でも中身は百戦錬磨の種づけおじさんのサキュバスから女の子顔した主人公が物語の中で徹底的に種づけさせられつつ種づけられる内容となっておりますので苦手な方は御注意。
※他の女性キャラとの絡みもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 01:00:00
35080文字
会話率:52%
世界の各地を題材にした物語第2話。
本格的なバカンスシーズンに入る少し前のギリシャの島の一つで、「私」は、街中で一人の女性と知り合い、愛し合うようになる。太陽のすぐ下に拡がる生々しい自然、そこに暮らす人間らしい人々、その彼らとの享楽的な時間
の中で、「私」は、情熱的な愛情と豊かな人間性を持った彼女への愛情を日増しに高めていくが、そのそれまでの人生が必ずしも幸せに彩られたものではないことをやがて知って行く。それでも、彼女の妹だと言う若い娘も加えて夏の日々を一緒に過ごしながら、いかなる困難があろうとも、周りの人間との心の通ったやり取りを通しもして、今、目の前にある愛情が、自分の人生、自分の内面にとってひどくかけがえの意味のあることを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 06:16:04
71279文字
会話率:27%
数年来の恋にこっぴどく敗れたヘタレ青年・洞谷伝(どうや・でん)は、人生のどん底にいた。
そんなある日、何故か行きつけのバーで超絶イケメンな頼久類(らいく・るい)に猛烈アプローチを受ける。
初めは警戒していた伝だが、類の不思議な魅力に惹かれ、
ついにふたりは恋人同士に。
情熱的な夜を過ごした翌朝、伝は類から「家族に会って欲しい」と告げられる。
急展開にパニックになるものの、結婚は勢い!(?)と了承するが……
なんと、彼の言う「家族」は肉親のことではなくパートナー×3のことだった!?
歪で愛おしい家族の物語。
更新内容予定
chapter1 出会い編
chapter2 日常ドラマパート
chapter3 高校生編
chapter4 家族編
chapter5 日常アフターストーリー
●ファミリア・ラプソディア続編 エバーアフター●
続編→https://novel18.syosetu.com/n5606gx/
みんなでワチャワチャ、イチャイチャしている日常話+リクエスト話。
大きな事件は起きません。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+
こちらの作品は、アルファポリス、pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 18:00:00
524981文字
会話率:40%
25歳の若さで癌になり死んだ俺は、何と女性看護師に転生していた。そして、魅力ある女医達に翻弄される。
1人は呼吸器外科医の佐々木。
もう1人は呼吸器内科医の上田。
佐々木はクールビューティー。情熱的なセックスをする。しかし、気まぐれ
で手に入ったと思ったら冷たく、何もなかったかのような態度をする。
上田は、患者には冷たいが、スタッフには優しい。俺の正体を見抜く。俺の反応を見ながら、優しいセックスをする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 16:47:36
1680文字
会話率:21%
妖精の隠れ里を新たな安住の地へと転移させる為に、命を賭す決意をした美しく華奢な妖精王エルスール。しかし、妖精を狙う人間や魔族等の敵影は見えず、代わりに姿を現した相手は老いながらも精悍で立派な体躯を持つ黒の男。彼は大陸最大の魔国であり、大国ビ
アテカの第0魔王であるダーディドだった。王として最後の責務を果たす為だけに生きてきた妖精王は、魔王からの情熱的な求愛に戸惑いつつも瞬く間に彼へと惹かれていく。 前後編完結。 魔王×元妖精王 ※閉鎖した自サイトに掲載していたビアテカシリーズ関連作ですが、本作のみでお読みいただけます。 ※本作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 22:02:06
23688文字
会話率:40%
ジェイムズ・モリアーティ(♂)×シャーロック・ホームズ(♀)
モリアーティのセックスは激しく、情熱的だった。
シャーロックが何度快感の絶頂に導かれても、モリアーティが何度射っても、モリアーティの欲望が止まることはなかった。
それ
は、シャーロックの甘い声に痺れさせられたから。
自らの腕の中で絶頂に達するシャーロックの姿があまりにも芸術的で美しかったから。
そして、モリアーティがシャーロックとのセックスに魅了されていたということを示していた。
こんなにも胸が熱くなったのは、冷酷の権現ともいえる、ジェイムズ・モリアーティにとって初めての経験だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 20:29:32
18489文字
会話率:29%
アーニャ・フィッツジェラルドはアイルランドの資産家令嬢だ。その血筋はアイルランド貴族の筆頭、リンスター公爵に連なる。
そんな彼女は大切なものを失くした過去があった。その原因となった祖父を監視する役目を担いながらも、友人のために奔走する日々。
友人の一人、ローレン・モンゴメリーのためにスペイン・ビルバオを訪れるのだった。そこで運命の出会いが待っているとは知らずに……
砂月美乃さま&清白妙さま主催『令嬢アンソロ』参加作品
【基本設定】ヒロインが令嬢の話
【必須シーン】①一つ言うことを聞く
②手を繋ぐ
【必須セリフ】『優しくしないで』または『優しくするなよ』
心に傷を抱えながらも誇り高くあろうとする令嬢と傲慢だけど情熱的なアンダルシアの富豪の恋物語
*このお話はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 20:00:00
38316文字
会話率:63%
一年前、ラティーファは砂漠で行き倒れていた異国の商人、ユージーンを拾った。情熱的に口説かれて、あっという間に恋に落ち、結婚した。しかし、ユージーンが彼女を誘惑したのは、ある男を捕らえるため。誘惑して情報を聞き出し、裏切らないよう呪いまでかけ
、囮としてラティーファを利用したのだ。真実を知ったラティーファは、二度と誰かの思い通りになりたくないと、怒りも悲しみも喜びも――何も感じないよう心を捨てることにした。ところが、ある町で出会った奴隷の少女を助けたことで、二度と会うことなどないと思っていたユージーンに再会してしまう。捨て駒だった『妻』のことなど何とも思っていないはずなのに、ユージーンは彼女を自国へ連れ去った。そこで待ち受けていたのは、予期せぬ結婚生活。妻として扱われ、抱かれるたびに、捨てたはずの心を取り戻していくラティーファだったが、ある陰謀に巻き込まれ、今度は自分がユージーンを裏切ることに……。心のない夫と心を捨てた妻。二人が裏切りの果てに見つけたものは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 01:36:20
173107文字
会話率:34%