帰国子女の高木安寿、26歳は、小さなデパートの経理をしながら時々通訳のバイトをしていた。
安寿は海外に渡る前に、ある事件がきっかけで男性恐怖所になっていた。
海外で暮らしていた時は勿論、帰国後も人ごみを避け、男の人との接触をしない様に
心がけて暮らしていた。
なのに・・・・・。
その日は朝からトラブル続きで、どうしても混雑している電車に乗らなくてはいけない事になってしまった。
たった、5駅の間の我慢と思っていたのだが、ついていない日というのは何処までもついていない。
痴漢にあってしまった。
もう駄目だ。そう思った時、見知らぬ大学生が安寿を痴漢から救ってくれた、しかも、電車の中で安寿を警護までしてくれ、アパートまで送りとどけてくれたのだ。
男性に対し極度に畏怖する安寿だったが、なぜかその大学生に対しては、そういう感情は一切感じなかった。
送り届けて貰った時、その大学生にお礼をしようと口を開いた。
だが、その大学生は、安寿に辛辣な言葉を投げつけた。
「お前は最低だな!俺はお前に復讐してやる。必ず地獄に引きずり込む。逃げられると思うなよ」と。
あまりにも唐突で、衝撃的な言葉。
その日から、安寿の生活が一変し、その大学生が関わりだしてきた。
その大学生の正体とは?そして安寿の安穏だった生活は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-21 17:55:51
148133文字
会話率:41%
世界大戦を終え、地上は滅びに面した。
地上に残された者は管理され、
嫌気が差した者は下界へと赴き、
選ばれた者だけが住まう事を許される地界、
そしてどこにも属することのできない外界の4つの世界へと追いやられたのだ。
彼の女(ひと)は気高
く、地界の民を護る事に誇りを抱いていた…
彼女の名は-----
咲夜。
蒼の貴婦人と呼ばれる、稀代の力の持ち主だった。
これは彼女の、生涯の物語…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-27 23:00:00
103871文字
会話率:21%
リルのママは、安倍晴明の末裔。本業は占い師だけど、式神を使いこなして、この辺り一体の守護をする霊力のある陰陽師でもある。でも娘のリルはさっぱり。妖魔とか陰陽道とか興味なし。でも、ママとパパの留守中に、退屈しのぎにママのメモを見ながら式神召喚
の儀式をやったら、本当に出てきちゃった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-30 23:52:04
8789文字
会話率:39%
田村琴音、滝田有希、佐田優香。この三人が、高校二年の夏休みに英語の課題の為に、二泊三日の予定で、お城の見学の為に出かけた。
その2日目に琴音が姿を消してしまった。
どれだけ探しても見つからなかった琴音が十年後現れた。血まみれの着物を着
、びしょ濡れの状態で。
琴音がそんな状態で現れた事で、事件性を疑われる。
そこで、関わっていく女三人の友情と、恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-06 17:33:23
90872文字
会話率:48%
東京のとある有名企業のとあるオフィスで黙々を働き、しっかりと実績を積んでいく真面目な会社員【夏沢 咲夜】。
彼を愛して止まない課長の【風石 新】による淫らな誘惑。
2人を巻き込むように繰り広げられる社内恋愛?
2人の愛は、いったいどうなる
のか・・・!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-13 22:41:50
4310文字
会話率:79%
歌を唄うのが好きじゃない李家上咲夜(いけがみさくや)の歌を聞いて惚れこんだと、云い軽音楽部のボーカルにと頼み込む梅津喜楽(うめつきらく)。ある日梅津はラブホテルで実地訓練をしてくれと玩具を片手にささやくが…。
最終更新:2009-04-20 22:12:27
3793文字
会話率:51%