今や人々の生活には欠かせないものとなったインターネット。
その片隅のさらに片隅…ダークウェブとも呼ばれる領域にひっそりと佇む一つのサイト。
見るからに怪しげなそこへと、貴方は訪れた。
何故ならつい最近、よく行くMC界隈でまことしやかに囁かれ
る小さな噂を耳にしたからだ。
”そこには男の夢が詰まっている”
夢とは何を指し示すかすら分からぬままに、僅かな手掛かりを頼りについにそこを探り当てたのだった。
造りは一見安っぽく、とてもではないが本当に噂のサイトだとは信じ難い。
だが貴方はそれでもそのサイトの奥深く…その深淵への歩みを止めない。
自分にも叶えたい欲望があるから、見たい夢があるから。
決して誰にも言えない…抑えきれぬ欲求があるから。
この先にそんな熱い期待をぶつけるものがある気がするのだ。
これはそんな貴方の、もしかしたらあるかも知れない幸運な話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 21:00:00
32928文字
会話率:45%
ここはコンステンサ帝国の東端の街ムガル。
ムガルの山を一つ越えればもう隣のエストラード皇国になるという国境沿いの小さな街だ。
そんな街の森の奥に小さな家があった。
森は鬱蒼とした茂みに覆われここを訪れる人はよほどの事情がない限りは
近寄らない場所だった。
そこにはカロリーナという魔女が住んでいるという話はこの辺りの人間なら誰でも知っている事だった。
コンステンサ帝国は周りの国より特に発展した大きな国で異国の色々な情報がいちばん先に入って来るいわば最先端の国だった。
現在の帝王はクレティオス帝で、カロリーナは先々代のアウストリア帝の娘で、エストラード皇国の初代の皇王ジョセフコールの聖女となりその後妻になった女性だった。
代々コンステンサ帝国の王族は魔力がありカロリーナも例外ではなかった。
だが、ジョセフコールが殺されて国交は断絶した。
だがエストラード皇国の先代のコステラート皇王の代になると、彼がとても温厚な人間だと知りクレティオス帝もエストラード皇国の資源が欲しかったため国交を復活させる。
友好の証としてクレティオス帝の側妃の娘アドリエーヌ王女を聖女としてエストラード皇国に行かせることに。
エストラード皇国は火の出る水、石炭、鉄鉱石と資源の豊かな国でとてもいい貿易相手だった。
だが、アドリエーヌが護衛兵カールと恋に落ちてしまう。純潔を失ったら聖女ではいられなくなる。
その時アドリエーヌは妊娠していて投獄されて子供を産むとすぐに亡くなってしまう。
その子供がシャルロットだった。
シャルロットはカロリーナが育てる事になる。
カロリーナはその時もう100歳にもなっていて魔女となり薬を作りながらシャルロットを育てる事に。
アドリエーヌの最後の願いをかなえて恨みを捨てシャルロットを育てる事にすべてを注ごうとした。
そして現在、森の奥深くに住む120歳の魔女の所には、医者に見放された病、恨みを抱えた人など魔女を頼る人が後を絶たなかった。
だが、カロリーナが助けるのは絶対に善良な人たちだけ、決して悪い行いはしなかった。
そう、彼女は別名白き魔女とも呼ばれていた。
そしてカロリーナのところに若い娘が一緒に暮らしていることはほとんど知るものはいなかった。
その女性の名前はシャルロット。
魔力を封印された見習いの魔女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 06:34:43
176033文字
会話率:35%
付き合っていた騎士の男性が実は貴族で、政略結婚により強制的に田舎の実家に戻されたダイアナ。
何も話せず別れたままの状態を悲観していた彼女の下に、彼の婚約者と名乗る貴族女性アマリリスが突然、現れてーー??
【愛のない政略結婚した令嬢による、
完璧で隙のない壮大な初夜計画】のダイアナが主役の過去に当たる小話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 12:15:56
6386文字
会話率:33%
主人公の先島勇刀(さきじまゆうと)はついこないだまで奥さんであった朝倉歩乃華(あさくらほのか)との日々を思い出していた。
彼女は極度の寂しがり、共依存な性格で3ヶ月放置した勇刀を置いて自分に想いを寄せるバイのビアン女性と百合夫婦になってしま
った。
勇刀は歩乃華と交際し始めた高校時代までさかのぼり始めた。
のちのち、歩乃華とは2男8女を設ける。
しかもそれぞれの子供と肉体関係を結ぶ狂いっぷりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 22:25:07
4664文字
会話率:31%
架空の伝奇ADV的なやつの最速バッドエンド、みたいなお話
最速バッドエンドなので山奥の忘れ去られた社とか流星伝説とか謎めいたおねーさんとかそういうのは出てこない
酷い目に遭うお兄ちゃんは可哀想で可愛いね
※pixivにも投稿しています
最終更新:2023-12-14 20:00:00
19158文字
会話率:40%
密命を帯びた三人の若い加賀くノ一が、並外れた武術と女体を駆使し、武家屋敷の主を暗殺する。
美しい着物が乱舞し、甘い伽羅が香る中で、侍たちはろくに太刀打ち出来ず始末されていく。
→ストーリーよりもフェティシズム溢れる情景描写や、女に翻弄され
る男の屈辱の心理描写を大切にしています。
具体的には、着物、かんざし、琴の爪など、女の華やかさや奥ゆかしさを連想させる道具を使った仕置きを中心に、手扱きやオーラル等の直接的なエロを織り交ぜながら書き進めています。
「くノ一にこんなことをされたい」などのご要望がありましたら感想欄にお書き下さい。小説のコンセプトに合えば、是非参考にさせて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 00:24:04
145181文字
会話率:33%
時は、2000年代初頭。
ネットの世界はADSLの登場と共に、個人レベルでの性生活を題材にしたHPを作成、公開することも流行った時代。
ごく普通に生活していた普通の夫婦が、ある出来事をきっかっけに妻の加奈子の秘めたる欲望が解き放たれ、時代の
中に翻弄されていく。
一体彼女に、何が起こり、彼女はどうなったのか?
私の中の彼女の存在は、フィクションでありノンフィクションでもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 22:11:39
13116文字
会話率:12%
成金の金持ちが思いつきで作ったダンジョン風のアトラクション「バルバディス」
RPGのダンジョンをリアルで味わえるかのような、VRを駆使したそのアトラクションは、そのリアルさからすぐに評判になった。
ところがその難易度は極悪で、入った先から
モンスターにやられ即退場が相次ぐ。
そんな中、一人の男だけがそのダンジョンを進んでいく。
彼の手元には金属バット。
ダンジョンのミスで、彼の金属バットには最強の攻撃力を出すシールが貼られてしまったのだ。
その男に「一緒に潜ってくれませんか!? ダンジョンの奥を配信したいんです!?」と声をかけた少女。
ゲームの実況などの配信で人気のあったVI(ヴァーチャルアイドル)。
彼と潜る配信は大人気となり、彼の元には様々なアイドルが押しかけ、身体を使ってでも利用しようとする。
底辺配信者から、なんとか大手にのし上がろうと野望を持ったアイドル。
既に大手であるが、あくまでも頂点を目指し主人公を利用しようとするアイドル。
人気云々よりも、今を楽しむことを優先し、主人公との性行為そのものを楽しむアイドル。
大人気のアイドルに囲まれハーレム状態になる彼の未来はどっちだ?
そんなお話。
ハーレムもので、無双要素もちょびっとだけあります。
配信攻略的な要素はそこまで深くないです。
NTRはありませんが、経験済みのヒロインは出てきます。処女もちゃんといます。
エッチシーンがあるお話には☆マークが付きます。
最初の三話はエロ無しで、それ以降は基本的にあったり、なかったり。
いつもの『頭空っぽにして読むエロ』なコンセプトです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 22:00:00
331306文字
会話率:40%
教会で行われる、金曜日の夜のミサは僕の性処理の相手を探すための儀式に変わっていた。
信者の少女の肩に手を置き、僕は優しく語りかける。
「女神様の信託がありました。今日はあなたに僕の相手をしてもらいます」
僕のささやきに、嬉しそうに少女は微笑
む。
そうして僕は少女の手を引き、少女の家族を残し奥の部屋に消えた。
ここの人間は女神様の信託と言えば何でも鵜呑みにして信じた。
例え、まだ婚姻できない年齢の少女が僕とセックスすることになってもだ。
僕は、ここでは神に等しい。
なんだって思い通りになる。
優しく慈悲を差し伸べる様に、僕は少女をベッドに横たえると、大きくなった性器を露出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 18:00:00
83117文字
会話率:28%
盗賊を生業としているフェリスティは、二年前、魔物退治の為に強制的に召喚されてしまう。仲間達と魔物退治の旅に出た彼女は、仲間の一人である勇者キールヴァルトに恋心を抱くが、彼は国の王女と婚約していたので想いは胸の内に留めておいた。
フェリスティ
にとってサイアクな旅が終わり、キールヴァルトと王女が盛大な結婚式を挙げる中、彼女は仲間達の罠にハマり、強制的に元の世界へと還されてしまった。
それから一年後、彼女はキールヴァルトによって再び召喚されてしまう。しかも本来召喚するはずの《聖女》と間違えて召喚したという。
「こんな国に一秒でもいたくない。今すぐ元の世界へ還して!」
「それは出来ないんだ」
そしてキールヴァルトはフェリスティに、耳を疑うようなことを言った。
「空耳だよね? 正義の味方の勇者サマだし、結婚して奥さんいるし、そんな言葉出るはずないよ」
フェリスティはそう高を括っていたが、キールヴァルトはそれを実行して――
※アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 21:15:26
18750文字
会話率:49%
【エロは過疎の村を救う】シリーズ第七弾【テクニックは母親譲り】
俺が贔屓にしているこの紳士服店は、オーダーメイドで体にぴったりの服を仕立ててくれるのが売りだ。
こんな田舎でスーツなんてと思うかもしれないが、小さいコミュニティほど冠婚葬祭に
参列する機会が多い。血縁以外でも近隣住人というだけで招かれる。
そしてこの店は、奥さんの採寸の腕が大人気。愛撫のような奥さんの採寸を味わうと、もう他の店で仕立てる気にならなくなるらしい。
だけど俺が指名するのはその娘。腕は拙いけど、必死さがたまらなくいい。
そして今日の俺は、特注品のために採寸にやって来た。
でもこのサービスは非公式だから、みんなが注文しても同じ対応をしてもらえるかはわからないぞ……?
この店があるのは、有姉伊予の村。どこにあるかは教えられない。
辺鄙な場所にある人口三千人ほどの閉鎖的なこの農村は、よそ者を排除してひっそりと歴史を刻んできた。
だけど引き換えに、村民同士の繋がりは緊密。密すぎて身体まで繋がっちゃう始末。
相変わらずよそ者には冷たい村だけど、その内側は〇〇の中のように温かいぞ。
シリーズ第六弾→https://novel18.syosetu.com/n2917im/
※童貞の妄想のような「あるあ……ねぇよ」「そうはならんやろ……」とツッコミたくなるバカバカしいエロ話をお楽しみください。
※移住希望者が続出してしまうので、詳細な場所はお教えできません。
※ご意見・ご感想はpixivFANBOXでもどうぞ→https://ooisyu.fanbox.cc/
※pixivにも併載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 20:00:00
11637文字
会話率:44%
停電が起きた、ある梅雨の夜、何者かに両親の命が奪われた奥田結喜(おくだゆうき)。妹の希姫(きせき)と共に叔父・武田治郎(たけだじろう)に引き取られ、3人での日常を過ごす。
そんな中、ゆうきの学校に転校生が....!
そして、学校では何やら不
穏な噂が立っているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 02:25:38
547文字
会話率:28%
20代の鬼畜集団が山奥の廃集落に住み着き悪行の限りを尽くす地獄絵図。
最終更新:2023-12-04 18:48:09
583文字
会話率:46%
「全て、私に任せて下さい。公爵様。ですので、今夜――ね?」
シュシュ・ブランカ侯爵令嬢は、前世百戦錬磨の娼婦だった。しかし、数多の男を相手していたことから女性に嫉妬され、今世では”魅力のない女性になる呪い”をかけられてしまう。
そんなシ
ュシュは、レゾール・エスペランサ公爵の元に嫁いで三年……夫と一度もベッドを共にしたことがない。離婚の危機だと囁かれ、レゾールには愛人が、そして、自分に魅力がないせいで不能になってしまったという噂を聞きつける。
元娼婦のプライドにかけて、レゾールをその気にさせる! そう躍起になったシュシュは、レゾールに夜の営みについて教える事にするが……
「シュシュ、楽しくないのか?」
呪いで笑うことが出来ないシュシュは、自分の感情をレゾールに伝えることが出来なかった。
上手くいかない夫婦生活。せっかくデートに誘えたのに、二人の溝は深くなってしまうばかりで。
そんな中、ある人物がシュシュに近付いてきて――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 08:00:00
25710文字
会話率:63%
くそう18禁乙女ゲームのヒロインに転生してしまった。病みゲー、メリバと名高いそのゲームは一歩間違えれば、娼館、媚薬漬け、監禁、輪姦、あげく死亡と様々なバッドエンドが待ち構える。選択肢間違えただけでバッドエンドへ突っ込むヒーローなんて願い下げ
だわと森の奥へ引きこもった私はしばらく平穏に暮らしていた……のに!◇◆攻略相手のフラグ叩き折りに奔走する主人公。書いてみたかった、乙女ゲー転生もの!笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 09:00:00
110268文字
会話率:47%
名波太郎と奥寺菜々美は同じ高校の1年生。
お互いクソオタクで仲良くはあったが、恋愛感情の様なものは無く、付き合いたいとかそういう事は考えたことが無かった筈だった・・・政府が頭のおかしい法案を成立させるまでは。
『高等学校生を対象とする少子
化対策特別法案』
略して高少対法。
この法律により、高校一年から二年にかけて高校生達はペアになり、在学中に一人子供を作らなければならなくなった。
混乱を極める学校。
「は~い、それじゃ二人組でペアになって~」
やめろ、その術は俺に効く。
二人の頭に黒歴史がよぎる。あぶれた末に「じゃあ先生と組もうか!」とか絶対御免だ!!
法律の抜け穴が発見され、大量の退学者が出る中、二人は家の都合や親の大賛成などで退学を選ぶことが出来ない。
「だったら変な相手と組むよりは二人で組もう!」
恋愛感情は表に出さずとも元々仲の良かった二人は、次第にバカップル化していく。
コメディ多目、ネタ多目、イチャラブ多めでお送りする、オタ男女のイチャイチャラブコメです。
笑ったりニヤニヤしたら負け。
負けた人は☆評価お願いしますm(..)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 00:00:00
110669文字
会話率:39%
※)こちらは主にカクヨムで連載中の「不器用"勇者"の幸せな契約婚 ―奥手で誠実すぎる二人は、最高に相性がいいようです―」の18禁おまけ分になります。
ご興味がある方は、カクヨムの本編をご覧ください
(以下あらすじ)
帝国一級治癒師ハタノは、密かな虚しさを抱えていた。
仕事に追われる日々。 陰口ばかり叩く同僚。
成果を出しても認められず、けれど治癒をせねば患者が亡くなる現実を前に黙々と仕事をする。そんな、ある日――
「女は好きか? 喜べ。童貞のお前に、最高の女をあてがってやる。孕ませろ。断るなら死ね」
帝国最高戦力、雷帝メリアスより命じられた仕事は……”血染めのチヒロ”と呼ばれる女勇者と夫婦となり、子を成すこと。
そんな彼の前に現れたのは、麗しい銀髪の勇者であった。
仕事人ではあるが、 女性経験のないハタノ。
それ以上に仕事人で、 寡黙で、 けれど不器用すぎる勇者チヒロ。
他人には理解されない、優しい夫婦生活が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 21:00:00
17227文字
会話率:31%
青年、奥永友昭(おくながともあき)は初めてのラブホデートで失敗した。恋人である神坂愛紗(かみさかあいさ)との念願の初ベッドインを果たしたが、いざ合体しようとすると肝心のモノが勃たなかったのだ。原因は幼少期のちょっとしたトラウマ。落ち込む友昭
に、愛紗はわたしに任せてとやる気満々に宣言する。トラウマを払拭するため二度目のホテルに挑んだ友昭は、愛紗にドロドロに甘やかされることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 13:07:46
19869文字
会話率:63%
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オー
クランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆描写はありませんが、受けがモブに抱かれている示唆はあります(男娼なので)
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
☆アルファポリスにも掲載してます→BL大賞で奨励賞受賞しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 21:06:08
154467文字
会話率:37%
甘々な関係の白石夏海と岩崎蒼。 だが、突然、二人に悲劇が襲う。 その後、夏海は…。
夢には淡い記憶の香りがする。
その記憶から逃れる事が白石夏海にはできなかった。
「…蒼、好きよ」
夏海の隣りで眠っている岩崎蒼の背中に愛おしそうに手を
当て背中にキスをしながらそう囁く。
~~~
夏海はベッドに横になりながら枕に冷たい泪の滴が流れてゆくのを感じていた。
また、この夢をみてしまったのだと思った。
窓の外を見るとまだ暗闇が部屋を包んでいた。
もう、眠れないだろう。
身体の奥深くから疼くのを感じた。
こうしてこの日も白い朝を迎えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 06:32:49
36221文字
会話率:26%