人類は膨張し、その入植領域の端にて、超古代文明の遺産と邂逅を果たした。その出会いは人類に革新をもたらしたが、後にプローテア超銀河団破滅史と呼ばれる酸鼻極まる運命の幕開けでもあった。
酷薄な世界で紡がれた残酷なる歴史。その中で流された夥しい血
潮と無力な涙が、神話開闢を知らせる鐘を打ち鳴らした。
神々たる星々の来訪。そして、その旅立ち。船出の年を神起元年として、地球発祥の科学人類と、古代文明の直系の子孫たる魔導人類は、衝突を経ても大規模な戦争に至る事無く、共に栄えることに成功した。
そして今、悲劇の時代に一度はその歴史に幕の下りた超銀河団へと、人々はそれぞれの理由で船出していく。
神起1020年。プローテアフィフスを目指すシードオブフォーチュン移民船団は旅立ちの時を間近に控えていた。胸に正義の灯火をもつ青年、シゲイエ・ユウキがついに一度は潰えた夢をがけっぷちでどうにか手中に収めたとき、停滞していた神話が動き出す。破滅史と、そしてその対極にあるものが。
※推敲を省いて勢いで書いております。 現在初稿を気づいたところだけ少々手直しした状態。 後日大幅に改稿予定ですが、予定は未定。
がっつりとしたエロをという要望があれば、ノクターンでスピンオフものでやりますので、リクエストは感想までどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-28 20:58:34
1322042文字
会話率:50%
LSCも、Virgo SCも、天文学の学術書データの端にすら登場しない。人類発祥の地の事なぞ、Terraの文字列が教科書に載っていれば御の字。そのような遠方のプローテア超銀河団。人類は、そこで、未知の文明の名残を発見した。全てはそこから始ま
る。
開拓時代の負の遺産に加え、プローテア超銀河団帝国期の対立構造により形成されたアンダーゼロ領域に対する差別。そして、収奪を目的とした戦争。アンダーゼロ領域において宙狭の防壁であったF-ARNに対するグレイローズ帝國の大規模侵攻から、破滅へ向かうカウントダウンが始まった。
4001年 AGREA加盟国家 マルナス公国
少女は、代わり映えのない朝食をとりながら、日課の朝のニュース視聴を行なっていた。
※このシリーズは、作品内で18禁の内容を取り扱うことも有るため18禁指定がされています。しかし、エロは稀です。がっつりとしたエロをという要望があればやるかもしれません。
18禁がメインではなく、あくまでメインはなんちゃってスペースオペラですので御了承下さいませ。
尚、推敲を省いて勢いで書いています。
現在初稿を気づいたところだけ少々手直しした状態。
後日大幅に改稿予定ですが、予定は未定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-20 21:55:04
601212文字
会話率:64%
いずことも知れぬ惑星の上。事故で全ての女性を失った植民船の末裔たちは、それでも細々と世代を重ねていた。
マイア(良き母)と名づけられた原住生物と契約を交わし、生殖年齢に達した子供の元へつがいの相手を差し向けてもらう事、既に数世代。だが、
それは次第に人類としての純粋性を失う、後戻りのできない道だった。
村で最後の男の子・ジャニは13歳になったその夜、自分のために定められた美しいマイアの少女と触れ合い、彼女に溺れる。だが、やがて二人を激動の運命が襲うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 15:21:42
22147文字
会話率:37%
――おそらくはるかなる未来。
一度は文明と生態系とが共に崩壊してしまった世界で、人はかろうじて生きながらえ、ゆっくりとその繁栄を取り戻していこうとしつつあった。
そんな世界の片隅――イギシュタール帝国のとある町で。
ひょんなことから
貴族の男と、平民の男とが出会う。それがすべての始まりだった。
自らの境遇に鬱屈したものを抱えていた貴族の男、ユヴュは、そのやり場のないいらだちを平民の男、アンツにぶつけて鬱憤を晴らそうとするが、その目論見は完全に失敗に終わる。ユヴュは、偶然から手に入れた、アンツのライフワークともいえる論文を徹底的にこきおろし、その不備と欠陥とを指摘していたぶることでアンツにダメージを与えてやろうとする。だが、ある理由から肉親以外からはことごとく冷たい扱いを受け、まともに取り合ってもらったことのないアンツからすれば、ユヴュの行為はいたぶりではなく、初めて自分の言葉をまともに受け止めてくれた人からの、貴重な示唆に他ならなかったのだ。
まるで予想もしていなかったアンツの反応に戸惑い、苛立つユヴュ。しかし、自分でもはっきりとした理由のわからぬままに、なぜだかアンツのもとに通い続け、友達のようにも見える付き合いを続けてしまう。まわりからは半ば村八分にされているアンツにとって、それは非常に幸福な時間だった。
いくらへこませてやろう、怒らせてやろう、しょげさせてやろうとしても、いっこうにこたえた様子もなくいつもにこにことしているアンツに、ユヴュは自分の影響力を否定されているように感じ、苛立ちをつのらせていく。
そんなある日、ユヴュははずみからアンツを抱く。その行為を、ユヴュは強姦だと思ったが、アンツはそうは思わなかった。その行為によっても、ユヴュは自分の求める結果を得ることは出来なかった。
この物語は、それからしばらくたった、ある何の変哲もない日から始まる……。
pixiv、星空文庫、BLOVEで同作品を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-05 22:38:25
175622文字
会話率:42%
ウチに転がりこんできたのは文明人じゃない、謎の男だった。
最終更新:2015-12-14 14:05:38
61373文字
会話率:25%
moedra wiki掲載作品の重複投稿です。
医師としての見識を広める為に、より医療の発達している町を目指して船旅に出ていた開業医、クローナ。
しかし旅の途中で乗っていた船が激しい嵐に遭って転覆し、同乗していた大勢の船乗り達の中で唯一彼女
だけが近海に浮かんでいた謎の島、タオリバー島へと流れ着いていた。
そこで手当てを受けたクローナは、周囲を取り巻く特殊な気候や海流のせいで船が近付けずその場所を記した地図も海図もほとんど存在しないというタオリバー島が、文明から途絶されているにもかかわらず不自然な程に高い医療水準を誇っていることに医師として大きな興味と疑問を抱く。
そしてその理由を知ると同時に、彼女はこの奇妙な島が抱えている大きな闇の側面を垣間見ることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 03:25:01
39147文字
会話率:33%
高度な魔法文明が栄えた世界の500年後。
あれほど栄えた魔法も廃れた世界で、堅物将軍と不思議な搭で眠っていた少女が出会った。
18禁はサブタイトルに*を付けます。
最終更新:2015-10-20 23:11:57
12346文字
会話率:37%
勇者が産まれるより遥か昔、精霊族が世界の主導権を握っていた。
しかし、エルフが生まれたことにより、その生存は許されなくなってしまったのだった・・・
最終更新:2015-10-18 02:01:27
33680文字
会話率:53%
文明社会から隔絶した未開地で平和に暮らしていたユタとチキタ。幼馴染である二人は深い森の中にある村でこのまま平和な時間が過ぎることを望んでいた。しかし、海から渡来した白い肌の人達により彼らの村は襲われ奴隷として生きていく事を余儀なくされた。
■ハードFT/奴隷商人×奴隷折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-08 09:50:50
73900文字
会話率:22%
星々の伝説を記憶する《伝承者》の語る物語……をコンセプトに書き上げた作品です。全4話構成(予定)。
オリジナルは某SNS内で発表したものです。また他の投稿サイトにも掲載中。
最終更新:2015-09-05 12:28:33
3972文字
会話率:1%
ILOVEYOU-COMPANYの「M-1」に投稿した作品。
地球防衛組織アマテラスに所属するソルジャーチームは、激戦の末、異星体・機械化文明エクスマキナを退ける。だが、アマテラスの科学者・ナオミにはある目的があった……。
最終更新:2015-07-13 08:40:00
15369文字
会話率:53%
魔導王国イオシス。光、炎、風、水、地、闇の六柱神の加護によって、海と大地の豊かな恵みと、高度な魔法文明をもつ一大王国である。この国のほとんどの民は、六柱神のいずれかの血を受け継いでおり、一般人といえども魔法が使える。その者が、どの神の血を継
いでいるかは髪の色を見れば一目瞭然である。光神ルキアの眷属の髪の色は金、炎神ファラの眷属の髪の色は赤、風神エルの眷属の髪の色は緑、水神ナードの眷属の髪の色は青、地神アードの眷属の髪の色は茶、闇神ダレクの眷属の髪の色は黒といった具合にだ。しかし、この国には六柱神の加護を受けられず、魔法が一切使えない者達もいた。それが、銀髪の民である。魔法が一切使えないため、まともな職にも就けず、日々食うもの、住むところにも困り、ストレスをためた一般人や、魔術士、魔導師などに虐待され、時には命までを奪われる非力な被差別人種として。己の生まれを恨み呪い、信じられる神もいない哀れな人々。しかし、そんな銀髪に生まれながらも特殊な武器を使い、銀髪の民を護り、魔法使いを殺す、銀髪の死神と呼ばれる女がいた。これは、その女が銀髪の民の希望として生きた時代の物語である。
…とか言って、仰々しい設定を利用したバトルラブコメ小説です。気楽に読んでねー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 12:44:29
290346文字
会話率:60%
……リビングデッドは歩き回る?
崩壊してしまった文明の中、それでも人は生き続ける。
文明は崩壊したのに秩序が保たれている世界。文明は崩壊したのに金銭に価値がある世界。
崩壊前のルールにすがるように、価値観を捨てられない人々。歩き回るキ
人。
……崩壊後の世界をマリアと『ぼく』は歩き続ける。「見たいものがあるの」……マリアの見たい物とは一体なんなのか。
文明崩壊後の世界で、幼い『ぼく』を連れてマリアは魔都東京を目指す。
————————————————
マリアが向かう先々で起こる連作短編です。
第一エピソード『冷たい時計』ではエロはありません。その先は分かりません。
ジャンル未選択が出来ないので「男性向け」ですが、そんな事はないです。
星空文庫でも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 16:19:09
30761文字
会話率:51%
西暦208X年、インターネットの誕生からおよそ100年。高度に進んだ文明があり物質的に満たされた時代のお話。
人々の間であるオンラインゲームが流行していた。
ヴァーチャルセックス機能付きVRMMORPG。セイクリッドエンパイアX
通称をSE
XONLINEと言った。
冒険、グルメ、戦争、プレイヤーキル(殺人)、そして売○さえも許容してしまう、自由と混沌のファンタジーゲーム。
このお話はそんなゲームをプレイするプレイヤー達の物語。
ぶるずあいの小説同人誌SEX ONLINEのオンライン版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-30 10:04:28
43798文字
会話率:40%
ファンタジーと文明世界を合わせたような、パラレル世界。そこでは、「学校」と言うと、一口に軍の特殊学校を指す言葉。
必ず異能力を持つ同性の双子が全寮制の世で、外界と隔絶されて教育されていた。双子の片方は、性別に関係なく「魔女」と呼ばれ、能力
が非常に高く、主に後方からの攻撃役をこなす。もう片方の双子は「騎士」と呼ばれ、魔女を護る事を何よりも優先すべきと教育されている。
互いの信頼関係がそのまま強さに結びつくが、主人公の片方、イデルにはDV癖があるため、R指定にしました。
念のためBLカテゴリに入れておきましたが、そういう描写はありません。妄想で補って下さい(笑
※未成年の喫煙シーンがあります
※過度な暴力表現があります
※性描写を匂わせるシーンがあります(not BL)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-09 03:31:28
100594文字
会話率:35%
西欧列強に追い付くため、文明開化促進のために建築された鹿鳴館では夜毎華やかな夜会が開催されていた。
そんなある日、首相の主催で初の仮面舞踏会が執り行われることとなり、ダンスに不馴れな上流階級の人に代わって、外国人の接待役兼ダンスパートナーを
役目とする芸者の椿も、乗り気ではないままに参加することに。
しかし、その席で勘違いから憧れていた高貴な人に、服装が似ていたことから婚約者と間違われる羽目になり、そのうち事態は思わぬ方向に…。
「月額八千円の女」とゆるーくリンクしています。
読まなくても支障はまったくありません。
位置づけとしては、古雅家のご先祖さまのお話ってとこです。
この先続きを書く予定はあるのですけど、いつ仕上がるか分からないので、短編として上げときます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-18 23:17:06
6642文字
会話率:18%
嘘あらすじ:紀元前の世界にも人間型の生き物が居ました。彼らは現代の人間よりもはるかに短身短躯でした。その頃はまだ文明というものも少なく、集団で生活していたかどうかも今の技術ではまだはっきりとわからないのです。しかし、そんなつい最近その頃の遺
跡が現代のある場所で発見されました。そこで発見されたもののほとんどが現代の研究の範囲からはみ出すものではありませんでしたが、たったひとつだけ不可解なものが見つかりました。それはその頃にはありえないものでした。所謂、out-of-place artifacts。つまりオーパーツでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-12 22:59:36
6486文字
会話率:35%
世界中で謎の病原体による未曾有のパンデミックが発生し、文明社会が滅んでから44年――無秩序で不条理な現実に耐え、生き延びようとしている人間たちがいた。生者と死者の双方に脅かされ、恐怖する日々を……彼らは強いられる。
最終更新:2015-01-02 19:21:28
65849文字
会話率:43%
アニメ、ゲーム、漫画のオタクである少年コテツ。
ある日。気がついたらコテツは何故か異世界へと迷い込んでしまった。
和洋折衷、中世風、現代風、未来風と様々な文化や文明が混在した異世界。
そんなコテツの服装は学ランという不良漫画に出てくる番長の
ような格好をしている。けしてコテツ自身が望んだわけではない。
コテツの所有物は故郷の世界で愛用しているスマートフォンのみ。
そのスマフォに<運行部長>と名乗る者から電話がかかってきた。
●運行部長●
「君が好きな作品の女キャラを3人まで複製して君のお供にしてやろう。そして君には2タイプの女に女体化するスキルを与えてやろう。さー好きな女キャラを言うんだ」
急な状況な状況だけにコテツは迷わず答えた。
●コテツ●
「スクール水着の侍アマ。巨大人型ロボットの女子高生パイロットのチヨメ。天才スパイの女性看護師ナイスティ」
すると、競泳水着を着た青いポニーテールの少女、赤いセーラー服をきた茶髪ロングヘアーの少女、黒いナース服を着たアメリカ人が現れた。
彼女たちはアニメ、ゲーム、漫画に出てくる有名な女キャラクターである。
有名作品の女キャラクターである彼女たちは原作の設定通りの記憶があり、何故ここにいるかがコテツと同じく理由は分かっていない。
<運行部長>はさらに説明を続ける。
この3人の女キャラクターはコテツとは初対面であるが一目惚れという魔法を強制的にかけてコテツのことを何だかんだ好きであるようにさせる。
いきなり彼女たちはコテツを見るないなや赤面になり、胸の鼓動が高鳴る。
●運行部長●
「さーー3人の女キャラクターたちよ。アマ、チヨメ、ナイスティ。君たちはこの少年と目的のない旅に出るのだ。旅先で君たちが望まない状況に幾度となく陥るだろう。この破綻した異世界は君たちに不幸と快楽しか与えない……」
運行部長はそう言って通話を切る。
「複製」という召喚をされた女キャラクターたちは今の現状を受け入れられず猛反発する。とにかく仕方なくコテツを筆頭とした4人組は元の世界に戻る手段を探す旅を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-21 01:19:47
368文字
会話率:23%
集落が人間に襲撃され、命からがら逃げ出した一匹のオークが辺境の地をさまよっていた。かつて古代文明があったという、木も育つことのない永久砂漠と呼ばれる場所で、食事も水も無くさまよい続けた。
いよいよ意識を失う間際、オークは砂に呑み込まれ、
気がついた時には小さな部屋に居た。
部屋には何もなく、ただ地面に丸い円と複雑な紋様が描かれているだけだった。出口も見つからなかったため、オークは死を覚悟し、最後に食事が欲しいとつぶやいた。すると円の中にウマそうな熱々の肉塊が現れた。その肉塊で腹を満たすと眠たくなった。寝たいとつぶやくと、立派なベッドが現れたので、ぐっすり寝た。
起きてまた飯を食い満足したオークはつぶやいた。
女が欲しい、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-16 19:11:51
12400文字
会話率:13%
文明は進化する。
それは技術の発展に伴う。
技術とは積み重ねであり
一瞬の閃きによる改革でもある。
そして、これはどんな物にでも起こりえる事である。
_______________________________
20XX年、ゲーム業界
は新しい段階に足を進めた。
従来のテレビに映像を映し出すタイプとも小型の携帯機とも違う新しいタイプのゲーム機。
ゲームの世界に入ることが出来るゲーム機、『デジョン』の出現である。
発売当初は脳への危険やサーバー負荷などが騒がれたが製作・販売会社「セベク」代表:真塩龍馬による継続的なデモプレイや医学的、技術的な面での安全証明が行われ世間に受け入れられていった。
セベクはゲーム機と共に一つのソフト『if』を発売。
プレイヤーの設定した世界をデジョンが構築するこのゲームは飛ぶように売れた。
その万能とも言える多様性と構築したプレイヤーが希望すればネットを通じて作った世界をオープンワールドにする事もできる利便性が多くの人々の心を魅了したのが大きな要因の一つだろう。
一人は剣と魔法の世界を
一人は銃と機械の世界を
一人は全と混沌の世界を
あらゆる世界が飽和し、淘汰されていく中でいくつかの世界が完成し独自の輪廻を始める。
廻り始めた世界は現世の理から外れ、やがて本当の姿を現す。
開発者の思惑に従い、贄を捧げられる祭壇として
_______________________________
□:エロ無し
■:エロ有り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-29 11:32:34
11651文字
会話率:12%