遊郭で生まれ育ったハーフの姉妹、佐奈と実璃。母親の結核のために実業家の貞蔵の屋敷で暮らすこととなる。貞蔵の狙いは、幼い姉妹の身体だった。佐奈と実璃に幸せは訪れるのだろうか……。明治時代後期を舞台にしていますが、時代考証は適当です。また、登
場人物は現代語を話しますので予めご了承下さい。第一話には性的描写はありません。この小説はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 18:00:00
31856文字
会話率:54%
西欧列強に追い付くため、文明開化促進のために建築された鹿鳴館では夜毎華やかな夜会が開催されていた。
そんなある日、首相の主催で初の仮面舞踏会が執り行われることとなり、ダンスに不馴れな上流階級の人に代わって、外国人の接待役兼ダンスパートナーを
役目とする芸者の椿も、乗り気ではないままに参加することに。
しかし、その席で勘違いから憧れていた高貴な人に、服装が似ていたことから婚約者と間違われる羽目になり、そのうち事態は思わぬ方向に…。
「月額八千円の女」とゆるーくリンクしています。
読まなくても支障はまったくありません。
位置づけとしては、古雅家のご先祖さまのお話ってとこです。
この先続きを書く予定はあるのですけど、いつ仕上がるか分からないので、短編として上げときます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-18 23:17:06
6642文字
会話率:18%