油絵の具で汚れたボートを湖にひっそりと浮かべ、その上で19歳の彼は死んだ。それは自殺だった。
恵まれたはずの彼が自殺した理由を求めて訪れた避暑地の別荘で、私は左手の薬指がないパン食動物の女の子と出会い、絵狂いだった彼との記憶を小説に書き起
こしていく。
世界で最も嫌われた画家、右寄りの女教師、悪態つきの少女V、眼つきが悪い蛇坊主、痛みを忘れた幽霊くん、個人売春のワンコインばばぁ、片想いする焼肉屋の乙女、堅物の本官くん、盲目の天才画家、そして芸術の悪魔。そんな奴らと彼は戦う。
※暴力表現や性描写が含まれるため、苦手な方はご注意ください。
※ アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 00:42:09
144970文字
会話率:36%
自らの足で棲家から出た名もなき少年は道端で倒れかけたところ、名家・成宮家の息女に拾われた。そこで成宮家の当主たる紗雪に楓と名付けなられ、帰るべき家がない彼は彼女に仕える使用人として生きることとなる。
寂びれた屋敷の一角に住む紗雪と共に
穏やかな日々を過ごしていく中で、傷ついた心は徐々に癒されていくのにつれて、灰色だった視界は紗雪の存在によって色付いていく。純白に笑う彼女に、目を惹かれて止まない理由に気づいてしまった頃にはもう手遅れで、恋心が赴くまま紗雪の全てを知ろうした時、穏やかな日常は一瞬にして崩れ去った。
他でもない最愛な人の手によって告られる成宮家に潜む闇。そして紗雪に仕える使用人達のそれぞれが主人に向けて抱える愛、執着、羨望、葛藤に触れた時、楓が迎えるべき結末はどうなるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 01:37:51
164196文字
会話率:52%
夏合宿先の離島で、オレは 「男根神」 に認定された。
理由は単純だ。
オレの30センチのペニスが、神の証だったからだ。
「あなた様こそが、島を救う救世主でございます……!」
そう叫ぶ老婆の背後には、百人ものふんどし男たち。
異様な熱気に
包まれた境内で、神事が始まる。
それは、供物となった女たちの中に精を注ぐこと――
オレは思わず笑った。
「供物」 に捧げられたのは、オレをバカにし、見下し、軽蔑してきた演劇部の女どもだったからだ。
社長令嬢で男嫌いな演劇部部長、氷室玲奈。
優しく人を疑うことを知らないバカ、芹沢陽菜。
オレの盗撮カメラを暴き晒し者にした、朝比奈咲良。
可憐な美少女でIQ150の留学生、アリエノール。
結婚を間近にした演劇部顧問の、藤村詩織。
どいつもこいつも、オレを盗撮魔と蔑み、軽蔑の眼差しを向けてきた。
だが今夜、全員オレのものになる。
オレを見下してきた女どもが、足元にひざまずくなんて最高じゃないか?
高飛車な玲奈が「いや…嫌ぁ…!」 と震えながら組み敷かれ、泣きながら喘ぐ。
偽善者の陽菜が「おかしくなる…っ、助け…!」 と涙を浮かべながら、自分から腰を振るようになる。
顧問の詩織が「もう…許して…っ」と悶えながら快楽に屈し、涙を浮かべながら懇願する――
「壊れる? 謝ったってもう遅い」
この島では オレが神だ。
女どもを孕ませ尽くすまで、夜は終わらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 07:10:00
38298文字
会話率:17%
小さな教会をひとりで管理しているシスターゼニア。
ゼニアは器量も人柄もよく、日だまりのよう穏やかで明るい少女だが、彼女とその教会には何故か村人が寄りつかない。
その理由はただひとつ、ゼニアは村の外から訪れる冒険者や旅人を片っ端から誘い、毎夜
性交に耽っているとまことしやかに噂されているからだった。
もっとも、それは決して『まことしやか』ではないただの真実。
そして今日もまた、冒険者が下心に股間を膨らませ懺悔室の扉を叩くのであった。
※ハーメルンとマルチ投稿をしております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 20:00:00
24599文字
会話率:52%
異世界の年末年始に楽しみを見出せなかった主人公は大晦日も一晩中メス奴隷のファナを抱き潰して過ごしていた。翌日、目を覚ましたら元日も残り十分程度。主人公は特に予定はなかったとはいえ元日を寝倒したことに損した気分を味わいながら、自分と同じく寝倒
し、もとい失神からそのまま気絶するよう眠っていたファナを躊躇なくチンポで突き起こす。驚きこそしたものの拒む理由も権利もないファナは主人公が漏らした姫始めという馴染みない言葉を気に入り、普段以上に興奮した様子で存分にイキ乱れるのであった。
※ハーメルンとマルチ投稿をしております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 23:50:00
7256文字
会話率:32%
「アイツらをくっつかせるにはエロトラップの力を借りるしかない!」
神に転生した男は心に決めた。前世で様々な理由から悲恋に終わった知り合いたちの恋を成熟させようと。
しかし、年齢制限なしでは上手く恋愛成就させる事が出来なかった男はエロの
力に全力で頼る事にした───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 01:03:26
5740文字
会話率:29%
A教団と呼ばれている宗教団体がある。
名前を伏せている理由は、この団体が実在していて、密かに国家の中枢にまで関わっている激ヤバな組織だからだ。
犯罪・洗脳・金儲け、悪そうなヤツはだいたい友達。
そんなのの教祖に小学生の僕がなるだなんて!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 04:44:15
3264文字
会話率:29%
ボクには中学2年生の姉、なつき と 小学3年生の妹、とうか がいる。
(ちなみに僕の名前は シュウ)。
ぶっちゃけボクは2人が嫌いだ。
大嫌いだ。
理由?
性格が最悪だから。
最終更新:2020-06-15 00:33:20
5856文字
会話率:18%
ドエム大学女子レスリング部が非常に高い実績をあげているのには名物として有名な地獄の特訓が理由にあると言われている。
その内容とは・・・。
最終更新:2017-11-18 19:34:54
4525文字
会話率:20%
片思いの末、意を決して告白した女性に振られた。振られた理由を聞くとそれは「性欲が強すぎるから」。
キーワード:
最終更新:2025-03-03 18:43:54
34553文字
会話率:40%
とある台風の日、勤務先であるブラック企業社長の御曹司の無茶振りで、暴風の中を迎えに来いと呼び出された平社員、迫間 雄男(ハザマ タカオ)、四十歳、中年親父。
車で迎えに行ったが社長宅に送る途中の高速で風に煽られ、あっさり運転を誤まり目出
度く事故死。
末期に思った事は『バカボン御曹司道連れやったぜ!』、などという他愛も無いものだった。
だが次に意識が戻ってみれば、どうやら転生というものを経験したらしい。前世の記憶が残っている理由は分からないが、そこは特に気にしないことにした。
異世界『フリイリガル』――
生誕と豊穣の女神オパーナが守護する、地球と同じ人間である人族に妖精族であるドワーフやエルフ他諸々の種族と、死と衰滅の女神ビティースが守護する、鬼族や悪魔族他諸々の種族が、互いの無理解や文化の違いで時に争い、時に支配される過酷な剣と魔法の世界。
悪魔族の一種であるシンナイト・デーモン族に生まれ変わり、ユーナンと名づけられ、やがて種族の成人年齢である十五を迎え、嫁探しを両親に期待されるのだが…。
「魔族社会、どーにも馴染めん…おら人間が恋しいだ」
そんなこんなで人族社会を色々人づて伝聞や書物で調べた結果、身分種族問わず就職ができる職業、『冒険者』の存在を知る。
これはと一念発起し、反対する両親や親族と大喧嘩の末に故郷を飛び出したユーナンは、魔族領域の最近である人族都市、通称“防衛都市”の一つを目指す。
だが問題は色々在った。
一つに、確かに『種族問わず』と規約に合っても、敵対する魔族が登録しに来るなど想定外であった事。
二つに、彼の種族が時に魔王種にすら進化する、悪魔族でも特にレアな強大種族であった事。
三つに、大抵の魔族がそうであるように、成長過程で『力こそ全て』な思想に完全に染まっていた事。
四つに、外見が黒光りするメタリックな肌の、筋骨隆々大男で、頭髪どころか体毛一切なし。鬼のように恐ろしげな顔に瞳孔の無い赤眼。ぞろりと生え揃った牙に、舌を出せば蛇のように長く先端が二又に割れる。出し入れ可能な蝙蝠のような翼に、蜥蜴のような尻尾付き。
五つに、同種族では全然まったくピクリともしなかった性欲が溜まり過ぎ、下半身の欲望が肥大化していた事。
大騒ぎになるのは確定的な彼の未来は、果たして何処へ向うのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 03:23:41
402840文字
会話率:33%
ちょっと思い付き短編を。まあよくあるネタ?
唐突に理由も分からずタイムリープした40越えのオッサンが、中一のショタガキに戻った挙句にご都合主義なエロい能力に覚醒し、メインはヤリたい放題で実姉と実母を近親相姦し捲り、ついでとばかりに隣家の人
妻とその娘である幼馴染おねーちゃんを食い散らかすというダイジェストがオマケなお話。
無駄に長くなったが短編。連載は無いっス(*´з`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 08:12:29
11309文字
会話率:41%
フローレンス家の三女・サニアは、毎朝ガーデンに咲く花を見るのが日課。今日も朝一番に庭へ向かうと——
「……?」
花壇の近くで、お姉様の専属執事のお兄さんが、うずくまって倒れていたのでした。お兄さんに近づくと、あわわ、お股が大きくふく
れていました。痛いのかなぁ? お兄さんに理由を聞くと…、私の専属メイドのルナが紅茶に媚薬という【呪い?】をかけてふるまったそうです。ご迷惑をおかけしたようです。お兄さんのお股を、痛いの痛いのとんでけーをしようとしたら逃げられてしまいました。その反動でお兄さんは意識を失い倒れてしまいました。
どうしよう、お姫様のようにキスでもすれば呪いがとけて目覚めるかなぁ。お兄さんの唇に自分の唇を重ねました。
「ちゅ……」
サニアは一生懸命お兄さんの唇を吸い上げます。でも、お兄さんは目を覚ましません。それどころか、さらにうなされているようです。呪い?が解けないようです。困りました。そうだ! 猫さんの絵本だよ。猫さんのお母さんが子猫ちゃんの傷をなめなめしてあげてた。サニアは絵本のことを思い出しました。だからサニアはお兄さんのお股をなめなめしてあげることにしたのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 09:39:27
10826文字
会話率:33%
2ヶ月の海外研修から戻って来る彼氏を出迎えようと、空港に向かった夏目繭葉(なつめまゆは)。しかしその彼氏からは冷たい対応をされ、その場で一方的にフラれてしまう。彼氏が研修でいない間に大胆なイメチェンと体の性感開発をしていた繭葉は、せっかく体
を開発したからという理由でマッチングアプリを使って男性を探すことにする。そこで出会った冬城譲太朗(ふゆきじょうたろう)とホテルに向かうが、譲太朗は「ヤリモクです」とプロフィールに書いていたのに、なかなか繭葉に手を出そうとせず……。
「貴女に触れている僕の手も気持ちいいですよ」
「ダメですよ。僕のような怪しい男には気をつけないと」
「僕なしで生きていこうなんて思わないでください」
*性感開発に成功した恋愛体質ヒロイン✕堅物ヤンデレ&甘Sヒーロー
*50,000文字ほどの中編になる予定です。
*アルファポリスにて先行配信中
https://www.alphapolis.co.jp/novel/840488689/968932346
*2025/2/15にタイトルを「スローセックスお得意な堅物イケメン、実はヤンデレな溺愛大好き男子でした!」から変更折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 19:10:00
51377文字
会話率:55%
海老原寛治は、突然妻の小百合から離婚を申し込まれる
理由を聞くと、一人娘のアリサとともに裏ビデオに出演するからと言う衝撃的な答えが返ってきた
寝取られ性癖を持っていた寛治は、自分の目の前で撮影してほしいと頼み込む
それが、奈落へと踏み出す一
歩となるのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 04:10:00
16388文字
会話率:64%
お互いの存在が努力の理由になっている、声優とサラリーマンのお話。
最終更新:2025-02-26 20:37:26
3892文字
会話率:54%
俺が担任を務めるクラスには女装生徒がいる
※性行為はありません 学園日常小説です
※本作は制作にAIを使用しています
最終更新:2025-02-25 19:57:16
20402文字
会話率:35%
大学卒業後、ブラック企業で働いて、倒産。上手く資産家の家の庭師として就職できたのが、その息子の若旦那と関係を結んだばかりに、上半身裸に手錠をかけられ、自動車に乗せられ…。
さらに、いきなり海外の名も知らぬ国へ拉致され、それから常識がおかしな
世界に迷いこんで、なぜか理由もなく後ろ手に拘束させられました。
けど、なぜかこんなひどい目に遭っても、それを楽しもうとするもう一人の私がいます。どういうこと?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 22:47:14
41566文字
会話率:19%
犬塚さんは、やや顔は怖いが仕事のできる頼れる先輩。誰にでも平等に接するはずの彼に、猫沢奏多(かなた)はなぜか避けられていた。
その理由は、猫沢の「匂い」にあったようで——?
犬塚と、彼の秘密を知ってしまった猫沢は、「特別な」関係を築いていく
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 21:19:24
22382文字
会話率:50%
双子の妹の『鳴海空(なるみくう)』は無口でコミュニケーション下手。双子の兄『鳴海陸(なるみりく)』はそんな空の世話を甲斐甲斐しく焼いていて、ただひとり彼女に懐かれている。
陸が懐かれているのはもうひとつ理由があって、ふたりは物心ついたときか
らお互いのカラダに興味があり、えっちな遊びを日常的にしている。今では兄妹なのにセックスまでしている間柄なのだった。空はセックスが大好きで、家の中はもちろん野外や学校でも発情し、えっちをおねだりしてくる。陸も空とはカラダの相性が最高で気持ちいいから、流されるままに妹のカラダを貪っている。
寡黙な妹だが、セックスのときはめちゃくちゃエロい声で喘ぐ。それは、陸だけが知っている秘密――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 19:59:48
20057文字
会話率:52%
どこか冷たい光を纏う少女。真っ白いスニーカーと少しよれた靴下、紺と白色の制服から伸びる透き通る肢体はあどけなさと美しさを兼ね備えている。
今時にもなって、なんの遊びもない真っ赤なランドセルは、余計にその少女の浮世離れした存在を助長してい
た。
性別問わず見惚れてしまう程の美貌を備えた美少年高校生、佐藤ポルノは引きこもりだった。醜い世界と美しい自分、綺麗事で繕う世界と暗く淀みきった自らの内面。それらのギャップが、彼を美しく残酷に装飾された部屋に閉じこめる理由だった。
しかし、彼はある日見つけてしまう。自らのツガイを。美シキ小○生ノ女ノ子。誘拐、監禁、尊厳破壊から始まるラブストーリー
※暴力描写、スカトロ描写(食糞、ゲロ等)、同性愛描写(主にショタ、美少年)ありますのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 15:16:36
48730文字
会話率:34%
ウィンスレット・ルーヴは獣人が治めるロックフォレストの王室に侍女として仕えていたが、第4王女の婚約者と噂されるレイモンド・ウォーカー公爵から婚約を断る理由として利用されたことで王室を追い出されることに。
故郷へ帰ってきたものの件のレイモンド
・ウォーカー公爵が幼少の頃より長年恋焦がれていた人物であったとわかり加えて許婚であったことに浮かれるウィンスレットであったが、レイモンドは結婚を望んでいないようだった。
辺境の地の屋敷で共に暮らす中で、血の契約や王妃様の日記の謎を紐解いていくうちにルーヴとウォーカーの両家の呪いにたどり着き──。
素直になれない人間の公爵令嬢と秘密を抱えた獣人王子の時を渡るすれ違いラブファンタジー。
「君がすべてを捧げるはずだった男は即刻忘れろ。君のすべては私がもらう」(第7話より)
この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「Nolaノベル」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 00:04:32
184478文字
会話率:45%
10年以上の間、王太子である婚約者を支えるため血の滲むような努力を積み重ねてきた公爵令嬢のジュリアは、婚約者が他の人を愛したという理由で婚約破棄をすることになった。
長年の努力と恋心を粉々に砕かれ傷ついたジュリアは、心を休めるため王都を離れ
て領地で過ごし、そこで短い間だけど恋人もできて穏やかな日々を過ごした。
そして2年後、王都に戻ると王城に呼び出され、本当に愛していたのはジュリアだったと元婚約者から別人のように愛を告げられる。
結婚相手はジュリアしか考えられないと言われるも、もう欠片も愛していないし、お断り一択だ。
それにジュリアはもう純潔ではないから王家に嫁ぐ資格はない、はずだったが―――
◯誤字報告、有難うございます!
◯感想欄はネタバレ祭りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 19:03:27
57890文字
会話率:51%
扶美は中学2年から高校3年まで片思いをした相手に何度も告白しては様々な理由で振られていた。
振られて吹っ切れて心機一転、遠い地での大学生活を経て地元に戻り、社会人3年目になった扶美は6年半ぶりに自分を何度も振った相手に再会した。
その時、扶
美の恋心は綺麗サッパリ消失していたが、彼の方は昔と違っていた。
矢印逆転ラブ。
サクッと気楽に読めるラブコメです。
※本編(13話)+番外編(5話)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 17:10:00
92587文字
会話率:53%
キャラクター紹介
響野 馨(17歳)一人称、俺
種族、魔族(鬼)
春日野高校に通う見た目は人間と変わらないが、外見はずば抜けて美しい魔族の王子。
所謂日本で言うところの鬼。
頭脳明晰、運動神経抜群、財力身分、他足りないもの
はないと言われるほどノーブルな生徒。
あまりに何でもできるため、冷めたところがある。
他人に対しても、無関心。
それがある日、妖精族の王子響 薫と体が入れ替わるようになって?
妖精族と魔族は犬猿の仲。
しかも響はまだ15歳の少年で?
響の体はまだ未成熟で柔らかく、力を使おうにも苦労する状態。
しかも儚げな外見からか、響は虐められやすいようで?
元々長くない馨の堪忍袋がプッツン。
すると、響はとんでもない力を発揮して?
似た名前の理由。
入れ替わりの理由を探して、2人は種族の垣根を超えて、協力し合い、やがて?
薫 響(15歳)一人称、ボク
種族、妖精族。
実は妖精王の一人息子。
しかしそれは王座を継ぐまで秘密である。
普段は水の妖精王の王子ということになっている。
まだ力が発現していないため、少し強く言われるとすぐに泣いてしまう。
その反面、立ち直りも早く、泣いたと思ったら、もう笑っていたりする。
怒りが頂点に達すると、全天候を操るほどの力を発揮する。
まだ恋をしたことがなく、恋を知ったときに、力が覚醒すると言われている。
恋が愛に変わったとき、響は妖精王となるのである。
妖精王は最も神に近い存在と言われていて、覚醒したら天界に住むことになる。
まだ幼い響は、その素性を明かせないことから、虐められてばかり。
そんな響の体に最強の鬼、薫が入って?
東堂和穂(17歳)一人称、ぼく
響野家分家筆頭の東堂家の跡継ぎ。
馨と響が入れ替わるようになってからも、その秘密を守り響の手助けをやっている。
自分の手助けは全くやってくれないことに馨は文句は言うが、和穂曰く「お前は自力で乗り越えられるけど、泣き虫ちゃんはそうはいかないでしょ? そもそも響野家の次期当主が泣いてたら大問題だし」と言われて黙り込んだ。
正論で馨を言い含めるが、実は面白がっているだけだったりする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 17:39:35
6642文字
会話率:53%