レームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、諦めていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
二人の運命は冬至の祭の夜に暴漢に襲われ
たことから急激に変化する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
諦めたら、待つのは死。
なお、増補改訂R15版「公爵家の五男坊はあきらめない」をアルファポリスに掲載しています。こちらは即位後のグスタフとエルンストのエピソードが付け加えられています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 22:39:33
59287文字
会話率:45%
レナン大陸西部の王国 ノルトホル王国南部の貴族の娘 ユリナ・フェル・ルザーティンは、領民と城の守備隊の生命財産の保証と引き換えに侵攻してきた南の大国 アウルム帝国に降伏した。降伏の交渉の席でユリナは、10年前、家が政争に敗れた事でアウルム帝
国に亡命した幼馴染 リキメールことリキメロスと再会する。
ユリナは、降伏した城の主。リキメールは、帝国軍の軍司令官として。
ルザーティン領を占領したリキメールは、ユリナを戦利品として捕え、自身の奴隷として扱う。そして、最初の夜――――――――弱虫だと思われていた幼馴染の手慣れた手つきによって、感じさせられてしまう。それが、彼女の奴隷としての日々の始まりだった。
この作品は、『異世界転移もの JK奴隷と異世界の皇子(仮)』のスピンオフ作品のお試し版です。
『異世界転移もの JK奴隷と異世界の皇子(仮)』の設定集を参照していただければもっと楽しめると思います。お試し版と書いたようにユリナ一人称視点、リキメール一人称の連載版を、来年頃にムーンライトノベルズに投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 21:31:46
43785文字
会話率:37%
ごく平凡なサラリーマンだった「俺」は、何の因果か、とある異世界で自殺した王妃に乗り移った。この王妃というのは、正妻でありながら王に疎まれ、姑にいびられ、妾妃の嫌がらせを受け、家臣に蔑まれ……まぁ、とにかく踏んだり蹴ったりの窮状にあったらしい
。
「俺」は気の毒な一生を終えた王妃に代わり、この命を謳歌することに決めた。
しかし、女体化(TS)かぁ……と思いきや、下半身には「アレ」がついている……どうなってるんだ?
※外見は美女で「マジカルなアレ」つき。王妃になった主人公が権力を掴み取り、ハーレムを作る。……というお話。エロ一色ではなく、王宮内の政争とか陰謀とか結構出てきます。お暇つぶしに是非どうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 20:39:44
300465文字
会話率:34%
父王が急死し、弟と叔父の王位継承争いが勃発した。
ウェンシヌス王国の王女フィリアを取り巻く状況は悪化の一途を辿っていた。そんな中、隣国ヴェルトホルンの壮年の皇帝ルトハイトが突然ウェンシヌスの王城へやって来た。幼少期以来の再会となる彼は、
フィリアにヴェルトホルンへ共に来るよう言い渡す。
彼の意図がわからないままヴェルトホルンに滞在することになったフィリアは、次第にルトハイトの不器用な優しさに惹かれていく。そんな時、両国を巻き込む政争が絡み合い始める──。
*R-18は後半になります(該当話には☆を付ける予定です)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 18:10:25
18442文字
会話率:41%
ブラントン王国には「魔術師」と呼ばれる者たちがいる。魔法は誰にでも扱えるものであるが、その中でもより強大な魔法を使える者を「魔術師」と呼びならわしていた。シェリル・モランは魔術師一家であるモラン伯爵家の令嬢であったが、父親が政争に巻き込まれ
たため没落し、今では人目を忍びながらも辺境の地で細々と花屋を営んでいた。――そこでは、知る人ぞ知る特殊な花も扱っていた。その花の名は「スタンザ・モラン」。モラン家秘伝の触媒花であり、モラン家を魔術師一家たらしめていた要因であった。ある日、シェリルの店に一人の騎士が訪れる。彼は一般的に有名な触媒花である「ガブリエラ」の調査のために聞き込みをしていたのだ。その調査とは、最近「ガブリエラ」の粗悪品が出回っているという噂の真偽を確かめる王命であった。――花屋で出会う騎士と没落伯爵令嬢。見覚えのある顔に互いに驚く二人であったが、その間にも陰謀の魔の手は着々と伸びてきていたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-13 01:28:33
15064文字
会話率:48%
ノアは元貴族のおぼっちゃまだけど今はしがないスラムの用心棒。いつものように相棒のシンと共に揉め事を起こして牢にぶちこまれていると、縁を切ったはずの義兄が無理難題を携えてやってきた。曰く、嫁いだ先の敵国で行方不明になった自国の皇女を見つけ出せ
と言うのだ!
従わなければ死罪と脅され、泣く泣く敵国にもぐりこんだノアを待っていたのは、路地裏で見知らぬ男に強姦されかけるという最悪の洗礼だった!
何とかその場は逃げおおせたものの、後日思わぬ場所で男と再会してしまう。しかも何やら男の様子がおかしい。え、殿下?王太子?あげくの果てに俺が王子の愛人だとーーーー?
人当たりはいいがどこか胡散臭い王子(ワケ有り)と、命知らずな天然わがまま少年(こちらもワケ有り)の、熾烈極める政争を舞台に繰り広げられるちょっとズレた恋愛模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 21:50:23
42092文字
会話率:46%
聖数を崇める教団が支配するアルファ星系、四大政商の牛耳るオメガ星系。二つの星系を舞台に、男女の歪んだ愛執と陰謀が渦巻くワイドスクリーンバロック(?)。
スペオペ、ファンタジー等の政争モノ、スパイ小説やノワール・心理サスペンスがお好きな方向け
のテイストです。
■あらすじ■
第一部 第13教皇領のコーデックス
有力な政商の庶子、ハッタは視察旅行の途中で聖数教団の寺院を訪れた。ハッタは年若く聡明なテオバルダ司教の人柄に惹かれ、同行の女査察官・イダに助けられて異教の地への理解を深めていく。だが、滞在中に起きた小さな事件を発端に、ハッタは寺院で行われている奇妙な異端審問儀式と、自分を狙う陰謀を知る。
(「青い司教」とマッサリア家)
※三編の作品は、異なる時代・異なる主人公を持つピカレスクです。異なる文化・土地への「旅」をモチーフに、それぞれ独立したエピソードとなっています。ひとつずつ/どの順番でも楽しめますが、互いにパズルのように話の裏を埋める作りになっています。
※それほど生々しいものではありませんが、残酷描写、人によって不快感を感じる描写が含まれます。
苦いハッピーエンド、ソフトリョナ、NTR(男性が女性を寝取られるもの)等。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-30 09:00:00
61851文字
会話率:40%
中原で政争に破れ、蛮地へと左遷された若き秀才ルーファ・シェハン。
年上の妻でボーイッシュ系巨乳武人のアリアとともに、鬼人族の地へと向かう。
かの地で待つは、アリアの姉でルーファの憧れでもある銀髪系清楚な爆乳美女ターフェン。
そして、その夫に
して鬼人族の若き族長であるガーラ・ハーン。
ルーファとアリアの夫婦は、鬼人の習慣との違いに戸惑いつつも、いつしか二人はその鬼人族へと取り込まれていくのであった。
中華系+草原系ファンタジーな世界で、異種姦・寝取られ・寝取らせのエロ描写がほとんどで、無理やり系はなく淫乱化快楽堕ち路線です。
苦手な方はご注意ください。
題名についた★はターフェンのエロ回、☆はアリアのエロ回となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-02 15:24:52
79362文字
会話率:19%