ヒストリカル ノクターン・ムーンライト 更新情報検索
ノクターンノベルズ・ムーンライトノベルズの更新情報を検索します。
検索結果:394 件
公爵夫人メアリー(40)と伯爵夫人テレサ(26)、男爵夫人エリザベス(18)は夫の爵位も年齢もバラバラだけれど大の仲良し。社交シーズンに入って領地から王都に戻れば、いつもの喫茶でおしゃべりに興じるのが楽しみで仕方ない。三人の子供を立派に育て上げた良妻賢母、社交界の華と謳われた美貌持ち、デビュタントボールで結婚相手を見つけた優秀な娘。しかしそんな彼女たちに共通する大いなる悩み事……それは、愛する夫とのセックスレス。■地の文少なめです。R18シーンは後半予定。■男も女も人生いろい
ろで進みます。ハッピーエンド至上主義。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 21:27:41
32390文字
会話率:78%
バンスネット伯爵の娘、アイリーン・マキヌスの頭痛の種は、いつだって一人の幼馴染だった。伯爵の次男、エイデン・バレンジャー。跡継ぎでないゆえに相続財産を何も持たない、かわいそうな立場の幼馴染。
幼い頃は誰よりも大好きな人だった。なのに、今じゃお腹を空かせた熊のように、むっつりしてカリカリして、おまけに野蛮で……アイリーンのことを『君は歩く災いだ』なんて罵ってくる。確かに、事故とはいえ、鼻を折ったことは悪いとは思っているけれど!
淡いブルーの瞳に睨まれ、厄介者のレッテルを張ら
れることに、とうとう耐えられなくなったある日。アイリーンはエイデンへの思いを胡麻化すため、もう一人の幼馴染、アリンウィックに恋をすると決めた。ほかの誰かに目を向けろというのならそうするまでよ。エイデンは兄を崇拝しているから、認めざるを得ないはず、そう思っていたのに……。
「君は兄さんに痛い目を見せられる」――確かに、その通りになった。
「君の手綱を握るのはおれの義務だ」――〝義務″。エイデンにとって、自分はそれほどの価値しかないのね。
言葉でも行動でも厄介者扱いされて……それなのに!
『愛してるよ、アイリーン。ずっと昔から。兄さんには敵わないと思ってずっと口にはできなかったが、それでも心の中では君を思っていた』
――それって、いったいどういうこと?
一周回ってこじれたふたりが、どうにか思いを通わせあったのもつかの間。アイリーンが日記がわりに書いていた秘密の手紙によって、思わぬ事件に巻き込まれていく!?
◆R18シーンには*マークがついております。
◆2022.7.28 本編完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:21:37
112180文字
会話率:37%
海辺の街を訪れたソフィアは、絵描きのアルベルトと出会い互いに惹かれ合う。謎めいた彼に夢中になったソフィアは、嵐の夜に一夜を共にする。アルベルトは家紋の入った指輪をソフィアに渡すと、満月の夜までに迎えに来ると言い残すが——、彼からは何の連絡もなかった。
そのころ彼の子を身ごもっていることが判明する。
再び出会った時、アルベルトはソフィアにとって敵と等しい存在となって現れた。
*シークレットベビーのお話です。
*他サイトでも掲載しています。
最終更新:2022-07-24 11:00:00
128997文字
会話率:52%
『暁の国の王女は番に富と繁栄を齎す』
かつて『暁の国』と呼ばれた小国の王女リーゼロッテは古い伝説に依り大国に嫁ぐために育てられた。そのため長年に渡り大国で妃教育を受けていたが、婚約を破棄されて十年ぶりに生まれ故郷に戻されることとなる。
国境でリーゼロッテを出迎えたのは彼女を憎む双子の兄で、無事に帰還することの難しさを悟ったリーゼロッテは護衛を務める昔なじみの青年ユリウスにこう告げる。
「わたくしを王都まで護りぬいて。貴方達一族が生き延びるにはそれしか方法がないの」
――辿り着
いた先で、わたくしが殺されるのだとわかっていても。
務めを全うできずに消される運命の偽王女と、彼女の思いを背負いたいと願う護衛騎士の旅路の果てに待つものは。
(R描写回には☆、残酷な描写回には※つき)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 20:00:00
154775文字
会話率:43%
19世紀中頃、大英帝国
没落貴族アーサー・エドワーズ男爵の使用人の娘であるルーシー・ミラーはアーサー卿と両親から愛されて育ち、貧しいながらも幸福な生活を営んでいた。
ルーシーが5歳の頃、アーサー卿はファッションデザイナーであるサラ・バーネットと結ばれるが、3年後、サラの腹の中に子を残して他界する。
そして、サラはエドワーズ家の嫡子となるフィリップ・エドワーズを出産。ルーシーはアーサー卿との誓いを守り、フィリップをエドワーズ家を継ぐのにふさわしい紳士に育てることを決意する。
その後ルーシーは12歳から16歳までをカレッジで過ごし、卒業後はフィリップの教育係として付きっ切りの生活をしていた。
ルーシーが19歳の頃、フィリップは11歳でパブリックスクールに入学して3年間を別れて過ごし、卒業と同時に社交界デビューすることになった。
サマーホリデーの始まりを祝う舞踏会で、ルーシーはトラブルに巻き込まれた辺境伯ヴィクター・クロムウェルを助け、その流れでダンスに誘われることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 08:26:49
133980文字
会話率:62%
アンジェリカ・ウィスタリアはウィスタリア皇国の第六皇女であり、黒の騎士団長であるレイモンド・ベルンハルトと婚姻を結んだが、彼は死した女性騎士に操を立てているらしく「アンジェリカ様は、私のような卑しい身分の者が触れられるような御方ではありません。白い結婚を約束します」と言われる。
アンジェリカは夫に愛されない失意のまま生涯を終えてしまったはずが、目を覚ますと2年前の誕生日に戻っていた。
前世の夫であるレイモンドの初恋を叶えるため、アンジェリカは亡くなるはずの女性騎士に代わっ
て死を選ぼうと決意するが——。
「貴女のいない世界など、俺には何の価値もない」
どうしてこうなった?
2021 eロマンスロイヤル大賞にて、大賞をいただきました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
2022.1.28上巻発売 2022.6.30下巻発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 22:59:27
344919文字
会話率:52%
「なぜ許されない? それを決めるのは、私だよ」
沙彩は母の死で五瀬斎王を退いた。幼い弟とふたりぼっちになり途方にくれていたところへ、叔父の帝が訪れる。そして、有無をいわさず奥御殿へと攫われてしまった。
そこで夜毎繰り返される過ちに、沙彩は苛まれることとなる。
沙彩より九つ年上の帝は、優しい叔父のはずであった。寵愛する中宮がいるはずの後宮の主でもあった。彼が沙彩を〝女〟として求めることなど有り得ないはず。
年の差叔父姪のすれ違い王朝恋絵巻。見鬼や物の怪など、ほんのり異能
力描写が入ります。
★この作品は『水籠の咎』を改稿したものです。
■2022 eロマンスロイヤル大賞に応募しています。よろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 22:00:00
141709文字
会話率:40%
とうとうヴィクターが帰って来る——シャーロットは橙色の髪をした初恋の騎士を待っていた。
『どうしても、手に入れたいものがある』そう言ってヴィクターはケンドリッチを離れたが、シャーロットは、別れ際に言った『手に入れたいもの』が何かを知らない。
ヴィクターは敵国の将を打ち取った英雄となり、戦勝パレードのために帰って来る。それも皇帝の娘である皇女を連れて。——危険を冒してまで手に入れた、英雄の婚約者を連れて。
幼馴染の騎士 × 辺境の令嬢
二人が待ちわびていたものは何なのか
*2022年6月5・6日 ムーン日間ランキング1位でした。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 12:00:00
11129文字
会話率:57%
女の患者が苦手なために軍医になったイライアスは、戦友デニスの最期を看取る。かつて、妊娠させて捨てた女、ローズマリーを探して償いたい、というデニスの最期の頼みを果たすため、帰国後、下町で暮らすローズマリーとその息子を見つけ出した。
*春短編2022で投稿した「戦友の遺産〜女嫌いの医者と偽りのシークレット・ベビー」の長編バージョンです。イライアスの一人称で進みます。ランデル王国のシリーズですが、登場人物は被りませんので単体で読めます。
*アルファポリスにも掲載します。
最終更新:2022-05-24 22:00:00
133096文字
会話率:50%
心の声が聞こえる令嬢サラは、夜会で出会った男性エドワードが気になって仕方がない。
「どうすれば彼に振り向いてもらえる?」
鈍感なエドワードに、一生懸命恋のアプローチを続けるサトリ令嬢サラ。けれど、心の声が聞こえるせいで、サラは振り回され、エドワードとどんどんすれ違っていく。
一方で、エドワードもサラに恋に落ちるものの
彼も勘違いをしたまま。
両片思いのふたりの不思議な恋のお話。
30話で完結予定。その後、番外編にR18予定。
基本、男女交互視点で話は進みます。
完
結しましたが、もう少しだけ番外編を追加します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 09:17:07
136270文字
会話率:34%
王都の下町で、未婚の母として息子を育てるローズマリーは、妻子持ちの町医者の子を身ごもり、再び捨てられて途方に暮れていた。かつて、妊娠した彼女を追い出した貴族の男デニスの友人、イライアスは、お腹の子の父親は自分だと嘘をつき、ローズマリーを自分の邸に連れ込んでしまう。
*春短編2022「嘘と告白」*まったく登場人物など重ならないですが、ランデル王国のシリーズと世界観は共通しています。
*サブタイトルを「女嫌いの医者と未婚の母」から変更しました。
最終更新:2022-04-18 20:00:00
26700文字
会話率:57%
近衛軍副団長ベルダン・カークランドは気楽な独身生活を終わらせ、結婚して子供を持つことを望んでいた。子供を産んでくれるなら妻なんて誰でもいいと考えていたが、結婚相手は見つからなかった。
ベルダンは女性にモテないわけではない。名門伯爵家の次男で、強面だったが整った顔立ち。政略結婚を望む貴族も、男らしさに惹かれる女性も多い。だが、ベルダンが社交に興味もなければ、妻を愛するつもりもないとわかると、誰もが離れていった。
ところが、そんな条件でも結婚しようという女性が現れる。リリアナ・カ
ークランドは名門伯爵家の次女。結婚で穏便に実家を出て、自由に仕事をすることが一番の希望だと断言。
二人はお互いの利害が一致し、結婚をすることになった。
便宜結婚→友情→片思い→両片思い→ハッピーエンドな、切ないすれ違いロマンス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 07:00:00
160648文字
会話率:36%
【侵略した王×侵略された女王】
「どうして、殺さないの」侵略されたリーネルト国の暫定女王ユリアーネは、処刑を覚悟した。
「この方が、屈辱だろう」侵略者であるギーレン国の王レオンハルトは、寝台に拘束したユリアーネの純潔を奪う。
その上レオンハルトはユリアーネに、妃にするつもりはない、高級娼婦になれと命じるが……
性描写のある回は「※」、本番描写のある回は「※※」がついています。
最終更新:2022-03-12 00:22:18
204821文字
会話率:33%
第一王女の専属メイドとして城に仕えるロレッタは、王女アナベルの婚約者であるコンラッドのことを密かに慕っていた。ある日アナベルのお使いで書庫を訪れたロレッタは、そこにたまたま居合わせたコンラッドとともに、若い騎士バルトロメオとアナベルの密会現場を目撃してしまう――
◆和泉和歌先生・赤井茄子先生 共同タグ企画『当て馬救済企画』参加作
◆設定はすべてフィクションです。実際の人物・企業・組織・団体には一切関係ありません
◆アルファポリスにも短編集の一部として掲載しています
最終更新:2022-03-03 20:00:00
12930文字
会話率:46%
医師作家アーサー・コナン・ドイルは、スコットランドの都市エディンバラの路地裏で、男に犯されていた所を天才数学者、ジェイムズ・モーゼス教授に助けられる。ジェイムズ教授はドイルと同じ、エディンバラ大学で教鞭を振るう学者で、学生や同僚たちから“今世紀のモリアーティ教授”と呼ばれていた。そんな彼がドイルを助けたのは─すべて彼の策略で、ジェイムズ教授はドイルを“ご主人さま(マスター)”である彼の“奴隷(サブミッシブ)”として調教しようとしていた。
最終更新:2022-02-11 17:41:55
2068文字
会話率:47%
かつて『金糸雀の歌姫』と持て囃された歌手、ルナリィは、婚約者の裏切りによって失墜。かつての栄光は見る影もなく、小さな劇団で細々と舞台女優をしていた。
そんなある日、ルナリィは劇場のオーナーから頼みごとをされる。それは、『さる高貴なお方の話し相手になる』こと。
拒絶したものの無理やり押し切られ、渋々訪れた先にいたのは、女神と見まごうばかりの美しい男性。彼は実は『金色の獅子』と名高い、イヴリル公国の南方将軍スタールだった。
スタールはある目的のため、ルナリィに偽装婚約を持ちかける
。しかしルナリィは、大の軍人嫌い。
「軍人なんて大っ嫌いなのよ!」
そう言い放つルナリィに、スタールは彼女が所属する劇団への支援を持ちかけて……。
素直じゃない歌姫と、キザで女たらしな将軍。そんな二人の、偽装婚約から始まる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 18:00:08
150468文字
会話率:34%
※超不定期更新※
小国ながら緑豊かな国ジルヴェール。
その第一王女であるおてんば姫エルミラは、十五歳の誕生日に呪いを受けた。
それは、月の出る夜以外、実体を保てないという呪い――。
それから五年もの間、城の裏の森で隠されて育ったエルミラの前に現れた、隣国の王子でもあるエルミラの幼なじみフィルグラート。
五年前、呪いを受けた日の前日。エルミラはフィルグラートからのプロポーズを退けていた。
以来、五年間ジルヴェール国から距離を置いていたフィルグラートだったが、エルミラの
現状を知り愕然とする。そして彼女を救うため奮闘を始めた。
そんな彼に、愛しい想いを募らせるエルミラだったが……。
*
ヒストリカルではありません。ファンタジーです。
ティーンズラブの皮をかぶった別の何かですのでご注意ください。
濡れ場あり。
話の前半は比較的鬱々としていますが、後半は活発になります。
1ページの文字数は少なめがいいというアドバイスと現在の執筆速度を鑑み、1ページあたりの文字数をできるだけ少なく保っていますが、作風の都合、および今回は「明らかにいらない部分であろうと削除せずそのまま載せる」方針であるため、話が遅遅として進みません。
さくさくと進む話がお好きな方は、ブラウザバックプリーズ!
*アルファポリス・エブリスタにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 21:00:00
12380文字
会話率:16%
聖マクレール王国の魔術師団に所属するユディットは、密かに思いを寄せる天才魔術師レオの背中を追うため、日々必死に幻獣の討伐任務をこなしてきた。
しかし神の加護によって幻獣の存在が消えるとされている日の一か月ほど前の任務で不注意のミスを犯し、ユディットを庇ったレオが怪しい幻術にかかってしまった。
レオは瀕死の重体になり、ユディットは彼を救うためにできることを何でもすると誓うが、その幻術、実は淫魔にかけられたらしきもので――?
「男をその気にさせる方法、わかってんのか?」
「エロい声、聞かせろよ。……そっちのが興奮する」
「好きだ。ユディット。……お前だけが好きだ。お前以外いらない」
「――待ってろよ。今度こそ、俺がお前を助ける」
幻術が解けるまでの一か月間、期間限定でライバル魔術師(片思い相手)の夜のお相手務めます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 18:51:33
144238文字
会話率:51%
秘書官の旦那様が、ひたすら元公爵令嬢の奥様を「かわいい、かわいい」と言っているだけのお話。
『公爵令嬢は文官にさらわれたい(この秘書官様を振り切るのは難しいかもしれない)』の番外編です。
フリーデとサイラスのラブラブ後日談が書きたい! でもフリーデが妊娠していると書きにくい…ということから、この番外編はフリーデが妊娠せずにサイラスのところへ転がり込んだ設定になっています。
公爵家からようやく自由になったのにすぐに妊娠、つわりで寝たきり……という展開に、「フリーデがずっとやりた
いと思っていたことを叶える時間がないな」というのがひっかかっていたんです。
IFストーリー、あるいはパラレル的なもうひとつの未来と思ってください。
スピンオフの番外編なので、レオロゼ、フリーデ外伝を知らないと話が理解できない不親切仕様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 04:00:00
30691文字
会話率:35%
大袈裟な儀礼を経て皇后として入宮したものの、二ヶ月ほど放置されていたところ、新年の最初の夜に皇帝のお渡りがあると告げられて困惑する皇后と、実は拗らせてる皇帝の、やり直し初夜のお話。
宦官視点の後日談を追加しました(2022/1/12)。
*改題、改稿、加筆の上でアルファポリスにも掲載します。
最終更新:2022-01-12 19:11:22
32006文字
会話率:42%
エレンティナは、貴族の娘でありながら、16歳でデビューが一般的と言われている社交界へ、18歳でデビューすることになった。
16歳の時は、幼い頃からの婚約者に「控えるように」言われ、17歳の時は、シーズン直前に、その婚約者が死亡したため、家族の死去と同じく一年間の喪に服していたからだった。
社交界入りは、同時に、幼い頃から秘かに愛していた、婚約者の弟であるジークフリードとの再会を意味していた。
郷土から王都へ出てきたエレンティナは、火事騒ぎのせいで、王都にある父の邸宅に
住むことができず、手を差し伸べてくれた、亡き婚約者の両親の住むタウンハウスに滞在を許される。そこで、あんなにも再会を夢見ていたジークフリードに出会うのだが、彼のエレンティナを見る目が冷たい。
幼い頃から隠し持っていた恋心と、エレンティナに冷たいジークフリード。そして初めての社交界。その社交界に属する若い男性たちの中で、エレンティナは、思いもしない「噂の的」になっていた。
すべては、亡き婚約者の些細な自慢での作り話が、独り歩きし、大袈裟に広まっていたからだった。
田舎育ちの内気な娘であるエレンティナが、王都に住む若い貴族たちから「男が夢に見るような娼婦」と憧れられ、誘いをかけられる。それをジークフリードが助けてくれた。
そんなエレンティナに、新たな手合いが現れる。
エレンティナが、幼い頃から秘めてきた初恋を、恋しい相手に届ける前に、彼女を陥れようとする人物が現れたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 22:00:00
143984文字
会話率:39%
航海士のアルテミシアは、港で出会った風変わりな女王に剣の腕と語学力を見込まれ、通詞として雇われる。船を下りた彼女の下宿先として選ばれたのは、精悍な海神を思わせるサゲン・バルカ将軍の屋敷だった。
自由気儘な新参通詞のアルテミシアと、堅物の海軍司令官サゲン。正反対の二人は互いに反発し合い、信頼関係もままならない。
ある日、そんな二人に海賊討伐の任務が課せられる。
言葉の通じぬ海賊との交渉役と司令官として合同作戦に出た二人は、危うい緊張感と戸惑いの中で次第に惹かれ合っていく
。
そんな折、ある海賊を捕らえたことで思いもよらぬ事実が発覚し、周辺の国々をも巻き込む大事件に発展する。
そしてそれは、アルテミシアの過去に起きた悲劇と深く関わっていた。
気儘な航海士と堅物将軍。波乱に満ちたふたりの航海の行き着く先は。――
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈アルテミシアとサゲン篇〉
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
【作者註】
※一部戦闘場面に於いて暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※性暴力に関する描写があります。
※猟奇犯罪に関する描写があります。
※〖エブリスタ〗〖アルファポリス〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 09:00:00
762559文字
会話率:47%
作:おうぎまちこ(あきたこまち)
女性向け
完結済
N4841HD
※12/15唐突に思いついた後日談3投稿しています。
とても綺麗なヒルデ王子の護衛騎士を勤めるエレナ。没落寸前だった子爵家を助けるために女騎士を目指した彼女は、過去助けてもらったヒルデ王子には恩義を感じていた。護衛騎士になってからは、女友達同士のように仲を育んできた2人。
そんなある日、エレナは同僚男性騎士レインに飲みに誘われる。その話をヒルデ王子に報告した途端、彼の態度が豹変して――?
※前中後編ぐらい。R18に※。
※12/11アルファポリス様にも投稿します。
最終更新:2021-12-15 00:45:52
24903文字
会話率:35%
「見るに耐えないんです。僕は、あなたには笑っていてほしい」
フリーデは公爵令嬢にして宰相の娘。父に命じられて王太子妃を狙っているけれど、王太子には本命がいるのでなんだか無理そう。とはいえ父の命令に逆らえないフリーデは、言われるがまま王太子の執務室へ足を運ぶ。そこにいたのは、のんきな補佐官、ノリが軽い秘書官、マイペースな男装の文官見習い、そしてヘタレな王太子の4人。入り浸るうちにフリーデは、ヘタレ王太子よりノリが軽い秘書官が気になり始め…?
「この王子様から逃げ切るのは難し
いかもしれない」に登場した公爵令嬢フリーデがヒロインの、スピンオフです。
本編未読でもわからなくはないと思うのですが、既読後のほうがわかりやすいかと。
無理やり描写があります。設定は甘めです。
【2021年11月Jパブリッシング、フェアリーキス様より「この秘書官様を振り切るのは難しいかもしれない」として書籍化していただきました】
※WEB本編とつじつまを合わせました。2022.10.15
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-26 04:00:00
137538文字
会話率:36%
医師作家アーサー・コナン・ドイルこと、コナン・ドイルは、ある夜巡回治療の帰りにロンドンで起きる未解決事件のほとんどを解決してきた凄腕の私立探偵、ウィリアム・ジレットと偶然にも出くわす。だが彼の背後には、ウィリアムが殺したと言う路上強盗の男の遺体。名探偵が殺人を犯したという事実に驚くドイルだが、男を殺害したのは、自分の第二の人格だとウィリアムは話して?
最終更新:2021-11-14 17:01:19
3208文字
会話率:48%
北の大国の王太子エミールに嫁いだ、南の端にある小さな国の第三王女ソフィア。
しかし、結婚式にエミールは現れなかった。夫不在の奇妙な結婚式を挙げ、そのまま月日だけが過ぎていく。
ソフィアはエミールが『呪いの王子』と呼ばれ、湖畔の城に住んでいると突きとめた。護衛と侍女を伴い城に向かったソフィアは、そこで信じられない光景を目の当たりにする。
──異臭の漂う廃墟と化した城の一室に、エミールは十年以上軟禁されていたのだ。
「呪いなど信じません」
世話する者もなく、ただ生か
されていただけの美しい呪われた王太子エミールと、呪いを解くため奮闘するソフィアの、婚姻からはじまる恋物語。
◆本文1ページ目表紙イラストあり。
◆呪いの王子様企画参加作品。
◆アルファポリス、エブリスタにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 23:47:20
30226文字
会話率:53%
作:ケイ・ブルー(Kay Blue)
女性向け
完結済
N2346HG
1807年、イングランドのケント州。15歳のシュルーズベリ伯爵家令嬢シャーロットは、馬車の事故で突然、両親を失った。哀しみも癒えぬ葬儀の夜、ロンドンからおじが連れてきた客人に襲われ、弟を残したまま行方知れずになってしまう。その8年後、シュルーズベリ伯爵領はブランフォード侯爵領となり、戦争で大けがを負った侯爵ジョイスが療養のために滞在する。そのとき彼は美しい金髪の乙女を見かけるが、彼女は一瞬にして逃げ去った。そして、舞台はロンドンへ――。いやいやながら社交シーズンの準備をするジ
ョイスは、パリからやってきた黒ずくめの男装の麗人テーラーがいるといううわさを聞いて――。
英題 ~A Love Story ― When A Wounded Marquis Meets A Misterious Tailor in Black~
ケイ・ブルー(Kay Blue)作、全25話。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています
※この作品の漫画版が以下のタイトルで『ハーモニィRomance』2019年7月号に掲載されました
『侯爵と偽りの女テーラー』橘花夜
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07R4QPYG5/saranbo22-22
『侯爵と偽りの女テーラー【新装版】』Kindle版 橘花夜 2022年
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B09XZQZVRC/saranbo22-22折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 00:00:00
77178文字
会話率:12%
美貌の宰相ローラントに命じられた役目は、言わば“夜の教育係”。国王の寵姫に閨の手管を仕込むのが役目だ。
果たして彼は、無事に役目を全うできるのか。女性に触れたことすらないというのに……!
アマゾナイトノベルズ様より電子書籍化されました。
最終更新:2021-10-14 21:00:00
135963文字
会話率:39%
とある雨上がりの日、素敵な結婚と可愛い子供を夢見ていた御國(みくに)は、階段から落ちて死んだ。 ーーはずだった。
目が覚めると、そこは異世界。
騎士である夫と、産まれたばかりの愛娘がいるハージェント男爵家の妻・モニカになっていたのだったーー。
けれども、夫婦は不仲。協力者もゼロ。 御國はーーモニカはどうする?
夫との子育て頑張ります! 夫との愛を育み、娘の成長を見守る、転生妻の子育て奮闘記。
※以前投稿した作品の改稿版となります。
元になった作品
も残しております。気になった方はご覧下さい(元になった作品は、完結済となっています)
※誤字脱字や設定の矛盾など、教えていただきありがとうございます。自分でも見落としている事があるので、とても助かります。
※育児に関する内容は、育児関係の本を参考に書いています。実際とは異なる可能性があります。
※他サイトにも掲載予定です。(旧版は他サイト・別名義でも掲載しています)
※タイトルに「※」がついているシーンには暴力・残酷描写があります。苦手な方はご注意下さい。また、「★」にはR18シーンがあります。いずれも後半になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 17:01:29
322287文字
会話率:40%
幼馴染の少女とともに、異世界へ勇者とそのオマケとして召喚された猪角勇史(いづの・ゆうじ)。彼に与えられたのは勇者というにはいかにも使い勝手の悪い、洋上戦闘スキルばかりだった。勇史は海軍に身を置いて陰から幼馴染の戦いを支える道を選ぶ。
魔王軍との戦争が停戦を迎え、いまは現地風に「ユージン・ホーンドボア」と名乗る彼は、慣れ親しんだ指揮艦を後にして次の任務へと向かうことになった。
それは、停戦を好機として次代の海軍士官を養成する、訓練船の教官という重責――だが、集められた候補生たち
は、いずれも素行や性格に難ありの曲者ばかり。そして全員が、エッチなことに興味津々、色気ざかりの年若い少女たちだったのだ。
公私にわたってユージンを援助しその一方でもてあそぶ謎の美女、はたまた魔王軍の残党を指揮する異形の美剣士も加わって、彼の奮戦と冒険は昼でも夜でも休みなし。戦えホーンドボア、海の召喚勇者!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 23:38:43
8026文字
会話率:40%
作:おうぎまちこ(あきたこまち)
女性向け
完結済
N5656HF
※9/27後日談(野外、対面座位のイチャイチャを追加)、9/25本編完結。
実母に裏切られて帝国に落ち延びたテレーゼ・オルスタイン王女には、幼い頃から大好きな騎士様がいる。帝国の第二皇子であり、亡き父王の親友、両親の代わりに自分を育ててくれた、ひと回り以上年上のマクシミリアンだ。
娘か妹のようにしか思われていないと思っていたが、なんと彼の方からテレーゼに求婚してきた。
絶頂にあったのも束の間、テレーゼ姫の生国の無理な要求から逃れるために、マクシミリアンが形式上の夫婦にな
ることを望んだだけにすぎないと知ってしまう。
白い結婚が続く中、妻の務めを果たしたいと考えた彼女は、マクシミリアンに催眠をかけることにして――?
※R18には※。
※前中後編で完結予定。
※9/26アルファポリス様に投稿。
※2022年になるかもしれませんが、生家とのあれこれに関して第2部連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 00:23:58
23010文字
会話率:35%
非情な草原の覇者、ドエロ・オマンコビッチ・チンコスキーが率いる遊牧騎馬民族の猛攻の前に、塩の交易で栄えたオアシス都市国家である、カウパーの街はあっけなく陥落した。神殿の巫女・アクメは湖の女神の申し子として、神殿と運命を共にする覚悟で一人、祭壇の女神像の前に立つが――
*季邑えり様・柿崎まつる様・ボボブラジル様との連作小説の三作目となります。キャラクターと世界観を共有しています。名前がヘンなだけで中身は普通です。前後編の二話です。
*中央アジアの遊牧民をイメージしていますが、実
在の歴史・民族とは一切関係ありません。
*ハゲを罵倒語として使用していますが、設定上の民族的文化・風俗に根差すものとお考えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 15:00:00
15204文字
会話率:38%
2021年6月一迅社様(メリッサ)から書籍化されました。(2022年3月に二巻がでます)
エヴァンゼリンは世継ぎの王女だというのに、王城の奥で孤独な軟禁生活を送っていた。父王が無関心なせいで、宰相はやりたい放題。宰相の息子との結婚を強要され、宰相のお飾り女王になるよりはと、死を選んだ。
でもなぜか死ねなくて、隣国の浜辺に打ち上げられてしまう。
拾ってくれたのは、隣国の若くて強くてとても綺麗な国王陛下。彼は、エヴァンゼリンに新しい名前と仕事と居場所を与えてくれた。
ずっと孤独で
も頑張ってきた王女さまが、新しい人生で平穏と愛と幸せを手に入れる物語。
*R-18は予告なく入ります。
*第一部→スピンオフ「あなたと甘い監禁生活」→第二部 が時系列順です。この順番に読んでいただけるとわかりやすいです。
*番外編が「王国の人々」にあります。
*書籍化にあわせ、サブタイトル変更しました。(元、王女様のセカンドライフ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 07:00:00
749144文字
会話率:40%
父が帝である第五皇女の莉蘭は、ある日お忍びで街に出掛けたおり、自国で近々演武会が開催され、その恩賞品として莉蘭自身が下賜されることを知る。動揺のせいで危険な目に遭いそうになったところを黒衣の傭兵に助けられた。
その傭兵のことが忘れられないまま、演武会は開催され、そこで勝ち残った男に莉蘭は降嫁することになったが、相手はソウと名乗るかの黒衣の傭兵だった。しかし彼は莉蘭にまつわる不当な噂を信じており、互いの気持ちが通じ合わないままで初夜を迎えることとなる。
この作品のイメージ
イラストをpixivにて掲載しております。pixivアカウントをお持ちでかつR18閲覧可能な年齢の方、ご興味ありましたらどうぞ。
https://www.pixiv.net/artworks/88886555折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 21:46:57
141602文字
会話率:46%
作:おうぎまちこ(あきたこまち)
女性向け
短編
N5812HE
※9/5後書きに甘々後日談を加筆。ご興味おありの方はどうぞ。(9/6と書き間違えていました)
三十手前で娼婦を引退したリアンは、誰とも関わらずに密かに国境沿いの村で暮らしていた。
過去に受けた心の傷が癒えないまま過ごすリアン。とある雨の日、彼女は行き倒れの麗しき美青年のことを拾う。記憶が混乱する彼の世話を成り行きですることになったリアン。
美青年の正体は傭兵?騎士?それとも――?
虐げられて生きてきた女性が、訳ありの美青年と心を通わせながら、どろっどろに溺愛されて
幸せになっていく物語。
※元娼婦ヒロインに初挑戦です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 13:15:18
7464文字
会話率:25%
【フェアリーキスより書籍版発売中】 兄のかけおちによって伯爵家のスペアとしての責務が回ってきてしまった宮殿女官のユディル。円滑な爵位継承のために、力のある貴族との結婚を、ということで相手として選ばれたのは遠縁で幼なじみでもあるリーヒベルク公爵の嫡男、エヴァイス。
どちらかというと喧嘩相手のような彼だったが、結婚をした途端に態度が豹変して。
膝の上に乗せられるし変なところを舐められるし、もしかして嫌がらせの方向性を変えてきた??
意地っ張りなユディルと、彼女が大好き過ぎてたまら
ないエヴァイスの夫婦のお話。
カクヨムにて『子づくり結婚! 15R版 高岡未来名義』にて掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 20:00:00
185050文字
会話率:45%
【お伽話は過去の幻想。私は、現実を生きる――中華風乙女ゲームのセルフノベライズ】
大陸の東端、斎国の朱朝が倒され胡朝が成立してから十三年。斎は若き二代皇帝のもと、平和と繁栄を誇っていた。そんな中、帝都にとある組織が拠点を構える。
密偵や要人警護などで暗躍する組織の紅一点、李雪華。それはかつての皇女、朱香紗の成長した姿だった。
胡朝にはなんの興味も抱かない雪華だったが、隣国シルキアとの不穏な情勢を感じ取り、祖国への複雑な感情に揺れ始める。新しい仲間やシルキア高官との出会い、そし
て今は皇帝となった幼馴染との邂逅――様々な出来事が雪華の、そして斎国の命運を変えていく。
※頒布中の18禁自作乙女ゲーム「斎国華譚(さいこくかたん)」のセルフノベライズです。http://dss.secret.jp/katan/index.html
※ゲームと同様に部分的に分岐するため、文章が重複することがあります。タイトルに【】のついた話はそのキャラ固有のお話となります。アルファポリス、エブリスタにも掲載中。
※共通ルートのみ挿絵がつきます(担当:ひんけつ様)。タイトルに◆がつくページは挿絵つきです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 15:54:03
643205文字
会話率:55%
ここ神聖帝国に地球から異世界転生してきた天才チートな男がいた。
彼の名はフリードリヒ・エルデ・フォン・ツェーリンゲン。
その前世からしてケンブリッジ大学博士課程主席卒業の天才量子力学者で、無差別級格闘技をも得意とするチートな男だった彼は、転生後も持ち前のチート能力を生かし、剣術などの武術、超能力や魔法を極めると、人外を含む娘たちとハーレム冒険パーティを作り、はては軍人となり成り上がっていく。
そして歴史にも干渉し得る立場となった彼は世界をどうするのか…
最終更新:2021-08-10 18:00:00
990675文字
会話率:38%
継母に虐げられ、異母妹と差別されて育ったアニエスは、家族と離れ、修道女となる道を選んだ。しかし、運命のいたずらから、隣国の由緒ある大領の継承者となってしまう。折しも、異母妹ロクサーヌは王太子妃候補となり、ある老貴族がロクサーヌを王太子妃に推す代償として、アニエスとの結婚を要求した。望まない還俗を強いられ、修道院から連れ戻されたアニエスは、そのまま老貴族の後妻になるはずが――。なぜか王太子に純潔を散らされたアニエスは、王宮に渦巻く政争に巻き込まれていく。*短編「純潔の白薔薇は煉
獄の庭に手折られる」 https://novel18.syosetu.com/n0590gy/のヒロイン視点です。*アルファポリスにも掲載しています。*ヒーロー×ヒロイン以外との行為シーン、若い女性が老人に凌辱されるシーンなど、誰得なシーンがありますが、最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 22:00:00
164119文字
会話率:49%
13歳で政略結婚した女の子が嫁いだのは、北の地の、10歳年上のツンケンしている王子様。
夫に愛人までいる望まれない結婚で、当然のごとく城内で孤立してしまう。脱走しようとしたり、愛人さんと仲良くなったり、必死でもがいているうちに好きになったのは、護衛の年下少年で――。R18シーンは、☆マークで注意喚起します。*本作、ビターエンド仕様となっております。主人公にとって辛いシーンもございますのでお気をつけください。
(旧タイトル『赤い蜜のくさり』から変更しました。June 27, 2
021)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 13:07:18
141906文字
会話率:31%
獣人嫌いとして知られるフローレンス公爵家の令嬢であり、稀代の悪女と呼ばれるソフィアには秘密があった。それは、獣の類の生き物に触れてはならないという悍ましき呪いを体に宿していることだ。呪いを克服しようと試行錯誤を繰り返す日々の中、ソフィアは唯一の友人を救うため、ついに獣に手で触れてしまう。彼女は呪いの発現に苦しみ死を覚悟するが——。
「貴女の身体はまた俺を求めるようになる。貴女はもう、人間のものでは満足できない身体に作り替えられた。この俺によって」
悪女ソフィアに手を差し伸
べたのは、因縁の獣人である、獣軍司令官のルイス・ブラッドだった。冷たい言葉を吐きながらも彼の手つきはぎこちなく優しい。
「フィア。貴女の拒絶は戯れにしか見えない」
「——このまま俺と逃げるか?」
「もう二度と離さない」
呪われた悪女は獣の執愛に囚われる。本編完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 21:38:24
242100文字
会話率:41%
「舞踏会さえ付き合ってくれたら、王太子を好きに使っていい。お買い得だろう?」
返爵して平民になった元伯爵令嬢のローゼは、市場で青年にぶつかってしまう。不注意で青年の服を汚してしまったローゼは、彼にシャツの洗濯を申し出るのだが、彼こそ、お妃選びが嫌すぎて変装して王城から脱走中の王太子レオンハルトだった。
ローゼが元貴族ということを知ったレオンハルトは、ローゼに「王太子ができることならなんでも」という報酬を提示して、お妃選びの舞踏会をぶち壊しにするための「かりそめの恋人契約」
を持ちかける。レオンハルトの優しくて気さくな人柄に惹かれたローゼは、請われるままに王子様の恋人役として舞踏会に参加することに。
それで王子様への淡い想いも関わった出来事も「いい思い出」にするつもりだったのだが…?
没落令嬢に一目惚れした王太子と、王子様にロックオンされた元伯爵令嬢の、2年に及ぶ攻防ラブストーリー。
本編完結済。時々、後日談SSを追加中です。
2020年11月Jパブリッシング、フェアリーキス様より書籍化していただきました。
2021年5月Amazon kindle様でTL1位、ラノベ総合1位、kindle総合でも27位になりました。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 18:00:00
226441文字
会話率:36%
王太子との婚約話が持ち上がりそうになって焦った兄が、今まで隠していた己の気持ちを妹にぶつけて犯す話です。
最終更新:2021-07-25 19:19:42
11175文字
会話率:44%
己の身分や変わった趣味を知っても尚、態度を変えずに立ち向かってくるジーナを好ましく思い追いかけ回しても、その度に逃げようとするジーナにエドモンドはとうとう本格的に捕まえることに決めて――
※シェリーLoveノベルズ様より電子書籍化している『愛のない政略結婚のはずが、今宵も夫が離してくれません~無骨な将軍は最愛妻に滾る恋情を注ぐ~』の番外編です。「ジーナがヒロインの別ストーリーが見たい」とのリクエストをいただいたので、こっそり書いていこうかなと思います。お付き合いいただければ
幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 01:59:12
23074文字
会話率:45%
作:あきたこまち(おうぎまちこ)
女性向け
完結済
N1605HC
7/20完結。7/22最終回別案も完結。
隣国との戦争に敗北したアモル王国。城に乗り込んできたのは、第一王女ラフィーネ・アモル姫の年上の幼馴染にして、敵国の将イクシオン・ロクス。
アモル王国に恨みのあるイクシオンは、ラフィーネ姫を捕虜かつ妾(愛人)にすると言い放つ。
皆の見守る玉座の間で純潔を散らされた彼女は、敵国に連れられ、塔の中に幽閉されてしまい――?
※R18に※、R書き下ろし。無理矢理シチュR特化、被らないようにナンバリングの横にRの種類備忘録書いています
が、あまり気にしないで下さい。
※「敵国将軍の、愛妾になったはずですが!?」初期案だったもの。
※シリアス、竜にならない、無理矢理、押しが強い等、原作だとあり得ない箇所あり。ほのぼのポンコツなイクシオンが好きな人は注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 00:46:19
31447文字
会話率:35%
大学で戦術論を学んでいた皇太子は、天才少女と恋におちる。
その美しい少女は、身分を隠した島国の公女だった。
学内で逢瀬を重ねる2人だったが、公女は政変に巻き込まれ、突然姿を消す。
それから8年後、各国は戦乱時代に突入。海戦に臨む公女の前に、皇太子軍があらわれる。
中世をイメージした異世界恋愛物語です!
※不定期更新でぼちぼちやっております。
※誤字脱字報告ありがとうございます!システムがわかっておらず反応遅くてすみません。
最終更新:2021-07-19 21:13:53
105669文字
会話率:37%
作:おうぎまちこ(あきたこまち)
女性向け
完結済
N2413GI
7/14 22時頃完結。
1年近くご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。
アブノーマルシチュエーション集めただけの、ストーリー性無視の作品です。
お互いを知り尽くした、口が悪い王国最強の護衛騎士(公爵)と憑依されやすい姫(女王陛下)の幼馴染のケンカップルが、ところ構わずいちゃつくだけの話。
だいたい毎回えっちなことを、護衛騎士は周りに見せたい聞かせたい、女王は周りに見せたくない聞かせたくないとか言って、痴話喧嘩してるだけ。
相手役の騎士は、外では品行
方正で通っていて、主人公にだけ口が悪いけど態度は優しいタイプ。ちなみに、ベッドの上では意地悪で絶倫。主人公に一途に生きてきたら、エッチもうまくなったイケメンです。
※正常位に飽きた?2人が、色んな体位や色んな場所、アブノーマルなシチュエーションでことを成し遂げる話です。お店の中や、バルコニー、野外でのR18があります。
※普段の夜の生活編→城下街お忍び編→七夕番外編→森の中のお散歩編→執務中編→久々に憑依された編→プロポーズやりなおし編
※ほぼほぼエロ。R18に※。大体毎話※R18。
※第4話以降はだんだんふざけたラブコメに。最後はちょっとシリアス展開になりますが、不妊のくだりはカットして、明るい雰囲気で展開します。
※後日談の連載。本編は「記憶喪失の癒し姫と白金の教育係と紅髪の護衛騎士」。なろう版7/1に完全完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 22:08:13
75126文字
会話率:36%
作:カイタモノカキナオス
女性向け
完結済
N4881HB
公爵令嬢テティスは幼い頃に結婚相手を決められてしまった。自由を諦めたテティスはある日、毎日同じ時間に海を見つめている男と文通をする様になる。テティスは彼を好きになるが彼には好きな相手がいる様で……。政略結婚をしなければならないテティスと過去に傷ついた青年ハンスの恋の話です。【改稿中】
最終更新:2021-07-07 22:10:36
40749文字
会話率:16%
【本編完結済】「なぜ許されない? それを決めるのは、私だよ」
沙彩は母の死で五瀬斎王を退いた。幼い弟とふたりぼっちになり途方にくれていたところへ、叔父の帝が訪れる。そして、有無をいわさず奥御殿へと攫われてしまった。
そこで夜毎繰り返される過ちに、沙彩は苛まれることとなる。
沙彩より十も年上の帝は、優しい叔父のはずであった。寵愛する中宮がいるはずの後宮の主でもあった。彼が沙彩を〝女〟として求めることなど有り得ないはず。年の差叔父姪のすれ違い王朝恋絵巻。六話から見鬼や物の怪
など、ほんのり異能力描写が入ります。
■第5回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにおいて『水籠(みこもり)の咎』が一次選考を通過いたしました。ありがとうございます。
【次回更新】令和3年6月12日(土)番外編「くすり湯と躑躅(後)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:00:00
140368文字
会話率:41%
作:おうぎまちこ(あきたこまち)
女性向け
短編
N0106HA
政略結婚で結ばれた夫アルヴィル公爵。結婚以降、愛を囁いてきながらも不実を繰り返す彼が原因で、妻ルーシーは浮気相手の女性達からいつも嫌がらせを受けていた。そんな夫に嫌悪を抱きつつも、幼い頃からの想いを断ち切れないルーシーだったが――。
※別題名案「政略結婚で嫁いだ旦那が浮気性なので、悪役夫人を目指すことにしました!」
※王位継承順がおかしかったので修正しています。
最終更新:2021-06-04 06:00:00
6054文字
会話率:33%
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