ヒストリカル風 ノクターン・ムーンライト 更新情報検索
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【第4回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞にて銀賞をいただきました。2024年11月29日より電子書籍配信です】
子爵家の令嬢リゼット・フォンティオールには前世の記憶があった。
歴史の狭間に埋もれてしまった、辛い辛い人生の記憶が。
その記憶ゆえに、結婚などしたくないと思い続けていたものの、ついに彼女の結婚が決まってしまう。
結婚相手は、冷ややかでそっけない態度の侯爵令息だ。
形だけの愛のない結婚に、なるはずだった。
それなのに――。
これは、歴史の中で消えてし
まった恋と、その続きに紡がれた、新たな愛の物語。
R-18指定作品になります。
軽めの官能描写には⭐︎マーク、しっかりと書き込んでいる箇所には★マークをつけます。
(※Web連載完結後の改稿は、誤字脱字などの細かな修正です)
<電子書籍化>
ロイヤルキス様より、2024年11月29日から電子書籍配信です。
2024年11月 電子書籍化記念の番外編を掲載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:30:00
207297文字
会話率:20%
孤児のイベイラは田舎の屋敷で女中として働いている。ある日新聞で、行方知れずだった孫を見つけた富豪についての記事を読んだ。孫の名はイベイラで、証拠となったという人形は、かつて彼女が持っていたものにどこか似ていた。四年前突然殺されかけ、身ひとつで逃げ出してきた孤児院に置いてきた人形と。疑念を抱いた彼女は同じ頃、男爵家の従者だと名乗る男と出会う。
※『奔放な侯爵とがさつな令嬢』と同じ世界の物語ですが、前作未読でも楽しんでいただけるよう書きました
※時代や風俗、人物を表現するため未
成年の飲酒喫煙シーンがありますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 20:10:16
786263文字
会話率:57%
【フェアリーキスピンク様より書籍化7/29発売】 私、本当に偶然、聞いちゃいました。
「政略結婚だからって、初めて会う公爵令嬢と結婚だなんて。あなたはそれで本当にいいの? お願い、私のそばに戻ってきて。公爵家との婚約は断って」
そう言って、私の婚約者に抱き着いているのは、彼の元婚約者。ごめんなさい、私、彼が元婚約者と愛し合っているなんて知らなかったんです!
子供の頃から決まっていた婚約を解消させ、強引に私と婚約させたのは、父である公爵。私の婿にして、彼に公爵家を継がせたい
んだよね。政略結婚だからと、私も父に逆らえず受け入れていたけど、まさか二人が恋人同士だったなんて。本当にごめんなさい。私が責任もって、この婚約はなかったことにいたしますので!
公爵令嬢と無口無表情な軍人の、両片思いのがっつりすれ違いなお話。ハッピーエンドです。
◆書籍版では大幅な加筆修正あり。西の公子アルマンが登場します。◆書籍化について、活動報告に詳しい情報あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 13:43:13
122081文字
会話率:37%
愛した人は父に復讐を誓っていた――
どうしようもなく惹かれる人は、仇怨の娘だった――
アルマイン大陸の中央部、東西に走るアルゴス山脈の麓に在る古の魔法に護られた神聖なる森。
その中にある、訪れる者もいない神殿の乙女、グインデル皇家の姫イリスはその見目から『白き呪われ姫』と忌まれてきた。
グインデル皇国に呑み込まれたオルレーヌ大公家の生き残りルキウスは、剣奴として命こそ奪われず生かされていたが、主の命に従わず性奴に堕とされ売られようとしていた。
――出会ったのは、一
族の仇敵の娘だった。
リュス皇家に一族を滅されたルキウスは、姫であるイリスを奴隷から解放してくれた恩人として感謝しながらも激しく憎む。
それでも心のどこかで憎み切れずに少しずつ彼女に心を開き始め、イリスもまた命を救ってくれたルキウスへの想いを深めていく。
ゆったりとした時間の流れる古の森の外で、時代は激しく揺れ動く。
栄華から取り零された者達は拳を振り上げ、リュス皇家を断頭台へと望む者が集い武器を取る。
ルキウスも迷うことなく、その中心を突き進んでいくのだが――
運命の歯車はイリスとルキウスを出会わせ、ふたりは国の中に燻る怒りと共に歴史のうねりのなかに巻き込まれていく。
全てを諦めていた姫と、憎しみを生きる糧とした青年の恋物語。
※作者的には、この物語はハッピーエンドです。
暗い終わり方ではないのでご安心ください。
『いつかの恋をもう一度』の主人公、マリー・アンリエット・リリノエ・ド・トゥルーズの両親の話ですが、どちらも単独で読むことが出来ます。
ただ、『いつかの恋をもう一度』を読まれている方は、出来れば読んでいただくと面白いかもしれません。
※『いつかの恋をもう一度』の第二章以降、特に第三章とリンクする予定です。
R18は予告なく入りますが、最初の方と途中に少し入る程度です。
※暴力的なものに関してのみ、先にコメントを入れます。
※史実を参考にしている部分がありますが、基本的に創作であり史実とは異なります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 08:00:00
150529文字
会話率:34%
プファルツ・ノイブルク公バルドゥインとその妻エリザベスは、結婚から十数年が経ちながらも、帝国一の鴛鴦夫婦と呼ばれるほど仲睦まじい。しかし現実は、寝所を共にするものの、いつも前戯だけで挿入には至らない。夫から求められないことがエリザベスは不満だった。若さを取り戻したいわけでも、時を巻き戻したいわけでもない。夫から求められる妻でありたいというエリザベスの願いは叶うのか。果たして二人は、セックスレスを解消できるのか?!
ヒーローヒロイン共に三十路超えている設定なので、ねっちりすけべ
です。
(『悪魔憑きと呼ばれる王女は、悪魔公爵に娶られる』と世界観を共有していますが、前作読まなくても大丈夫です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 21:00:00
16227文字
会話率:61%
パンノニアの王女であるルーシーは、悪魔憑きと呼ばれるいわくつきの姫君だった。国内での嫁ぎ先がない彼女は、縁あって隣国の選帝侯ヨハネスへと嫁ぐことになる。夫となるヨハネスは近隣諸国からは悪魔公爵と呼ばれていて…?
※単純に、人間が自分には理解できない現象を悪魔と呼ぶだけで、魔物は出てまいりません。
最終更新:2023-10-18 12:13:33
11190文字
会話率:55%
アンドレアス王太子の婚約者である公爵令嬢アーデルハイトは、王妃になるべく生まれた女性と誰もが賞賛する。ゆえにアンドレアスが父王暗殺未遂の大罪で処刑が決まった今、新たに王太子となるロルフ第二王子が彼女の婚約者にすげ替えられるのだという。婚約相手が代わろうと、彼女は必ず「最高の妃」となるだろう。そう信じているのはかつて彼女の婚約者であり、今や死刑囚として牢に繋がれているアンドレアスも同じであったが、アーデルハイトだけは違った。
全6回、5万字程度のお話です(完結済み)。
最終更新:2023-10-09 18:00:00
54256文字
会話率:44%
もう二度とこんな恋はできない。
自分を壊してしまうほどの想いは、もう抱けないだろう。
侯爵令嬢であるマリーは暴漢に襲われたところを助けられる。
救ってくれたのは、花祭りの日に一目惚れした近衛兵、フィリヤン。
華やかで魅力的。夢見る少女は、甘やかに笑う彼が振り向いてくれるなんて思っていなかった。
だが運命は二人を引き寄せ、歯車に巻き込んでいく。
どうしようもなく互いに恋焦がれ、惹かれるが故に言いたいことを呑み込みすれ違う。
近づきたかったからこそ、愛する人を自分の運命に巻き
込む覚悟を持てず失われた未来。
生き延びるために頼ったのは、恋した人ではなかった
傍らにいるのは彼女を誰よりも尊重し溺愛する大国カエルムの公爵、ゲオルグ。
絶大な力をもつ彼は、自分の持てる全てを使い彼女を支えようとする。
古代人の祈りの残滓が色濃く残る聖地、「星宿海(せいすかい)」。
精霊の祝福が形を変え水晶の大樹となったその地で不思議な力を授かり、彼女は自分自身を見つめ直しもう一度歩き始める。
――かつて起こった星の災厄の欠片とヒトの欲望の前に、確かな幸せを掴み取れるだろうか――
時に崩れ落ちそうになりながらも諦めない少女と贖罪を抱きながらも少女を愛する孤高の貴族、そして不器用な愛情を失わない近衛兵が、過去を経てもう一度立ち上がり、新たな未来をつくる物語。
※R18は軽めです。(R指定のない洋画のHシーン程度)
※最終的に(作者的には)ハッピーエンドですが、途中は辛い……かもしれません。
※ヒロインが恋するのは常に唯一人で、浮気や不貞の話ではありません。
※予告なくR18の部分が入ります。ただ、暴力的な場合にのみ予告します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 08:00:00
106072文字
会話率:36%
キアラはダルシェ伯爵の私生児。
帝都の片隅で母と子の二人暮らし、平民として慎ましく生きてきたが、母の死をきっかけに伯爵家に引き取られる。
しがない町娘から華やかな貴族令嬢への転身だ。
ある日の舞踏会で、皇室直轄領の親衛隊エンベルト・フォルツァと出会ってからは、結婚してほしいと熱心なアプローチまで受けるように。
突然見知らぬ世界に放り込まれ、孤独や苦悩を滲ませるキアラに、彼は親身に寄り添ってくれる。
いつしか恋心を自覚し、求婚を承諾するキアラだったが、幸せな結婚生活
は長く続かない。
優しく愛を囁く夫がときおり見せる、どこかよそよそしい態度に疑念を持ったからだ。
そして戦争、暴動、粛清といった混迷を極める情勢下、彼がある思惑をもってキアラに近づいたことを知ってしまう。
愛してはいけない人を愛してしまったのだ。
彼の裏切りを知ったとき、キアラが選んだ道とは――?
────────────────────
注意事項
◯架空の世界のお話になります
◯R18シーンはあっさり目です
◯視点切り替えがあります(目印に◆マーク)
◯精神疾患に関する描写がありますが、貶める意図はありません
◯復讐ものです。スパダリヒーローには期待しないようお願いします
────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 12:00:00
29771文字
会話率:21%
「お前は役立たずのグズだから皇子に捨てられたのよ。セレスティア」
五歳で帝国の第六皇子に嫁入りし、十二歳で離縁された伯爵令嬢のセレスティアは、出戻った実家で継母と義理の妹に虐げられながら、十年もの間、使用人のように扱われて生きてきた。
毎日の心の慰めは、昔から屋敷に勤めていた使用人と、屋根裏部屋に遊びにくる小鳥たちだけ。
そんなセレスティアのもとに、ある日お城の舞踏会の招待状が届く。
「セレス。お前を迎えに来た。またともに帝国で暮らそう」
招待状の主はかつての夫、
アルフレッド。
十二歳のセレスティアを「邪魔になった」と言って離縁した男。帝国の第六皇子に過ぎなかった彼は、なんと次の皇帝になるという。
(迎えに来たなんて、冗談じゃないわ!)
セレスは元夫の手を振り払い屋敷に戻るが、元夫は諦めてくれなくて――。
不遇の伯爵令嬢は成り上がり皇太子に溺愛される。
(※途中いろいろありますが、最終的にすべて丸くおさまるハッピーエンドです。安心してどうぞ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 20:00:00
151691文字
会話率:36%
※一迅社メリッサさまより発売中※
※2023年05月19日よりシャーロットの話連載スタート※
※2022年10月05日に三巻が出ました!!!!※
※06月17日より、ゼロサムオンラインにてコミカライズ2期スタート! 第四週金曜日の更新ですので是非是非~※
貧乏伯爵令嬢のグレイスは、「一目惚れです」と告白してきた今シーズン、ナンバーワンの優良花婿候補の公爵と三日後に結婚する──筈だったのに、「グレイスとの結婚は最悪だ」と家族に話す公爵の台詞を立ち聞きしてしまった。
なんだそう
か、公爵様は自分の家に迷惑行為を繰り返す輩を捕まえるために、私を囮にするつもりだったのね、とんだ勘違い☆ ───って勘違いを勘違いで終わらせるつもりは毛頭ない!
手切れ金(?)片手にグレイスが取ったのは、「囮」らしく犯人を誘き出す作戦で!?
※2019年10月24日本編完結済み
※短すぎる小話はこちら https://novel18.syosetu.com/n2101fw/
※番外更新予定です(頻度気まぐれ)
※ブクマ・評価・感想・誤字報告ありがとございます(*ノωノ) そして誤字報告を適応する度に何かおかしな不具合が出てるのですが(笑)すいません、作者の適応ミスですので(汗)申し訳ないです~ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 12:00:00
608852文字
会話率:36%
女王マルゲリータから寵愛され、下級貴族の庶子の令嬢という身分から一気に公爵位を得た美貌の歌姫マリエッタ。
しかし、女王が崩御した事により全てが一変してしまう。これからは平民として静かな暮らしを希望するマリエッタだったが、司祭長リゼマリアに「貴族の身分がなくなれば殺されます」と警告を受けてしまう。
マリエッタは、マルゲリータの遺言により広大な領地を引き継いだため、それをネタに次期女王エレオノーラと交渉して王配候補で平民であるヴィクターとの契約結婚を提案するが、実は……
という
感じの、シリアス風ギャグ要素あり長編にしたいです。ゆるふわ設定なので、どうかお手柔らかに……
ストックある限り毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 09:01:02
42274文字
会話率:40%
支配国アルヴィリに対して、ジシャデの若き王ギリェルメは反乱を起こす。最終的にジシャデの独立承認により争いは終息するが、アルヴィリの令嬢レティシアは婚約を破談とされた後に''友好の証''としてギリェルメに嫁がされることとなる。二人は夫婦として結ばれるが、それは''不完全''な繋がりであった。そしてある晩、レティシアはギリェルメに対してとあるお強請りを決行するのだった。
+他サイト掲載有り
最終更新:2022-12-24 22:44:01
8813文字
会話率:45%
【本編完結済】新春の帝都で、一人の内侍が攫われた。皇女のお忍びに付き添った先で拐かしにあったという。
攫われたのは龍浩の幼馴染みの繭。何よりも大事な少女だ。
繭は見知らぬ馬車により連れ去られ、寝台の上で目が覚めた。そこに現れたのはここにいてはならない人物だった。
事件を経て想いを確かめ合った幼馴染は恋人同士になり、ついに一線を超える。
ここではないどこかの和洋折衷の異世界で、旧将軍家の公爵令息(20才・無愛想)が初恋の少女(18才・わけあり)を溺愛する話。
幼馴染み、初恋、王
道をキーワードに書きました。世界観モデルは明治時代や大正時代ですが、ファンタジーとして楽しんでくだされば幸いです。
★現在番外編(R18)を書きつつ本編を再構成中です。
★この作品は【姫初め2022】参加作品です。(遅刻して申し訳ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 19:00:00
53609文字
会話率:42%
女の患者が苦手なために軍医になったイライアスは、戦友デニスの最期を看取る。かつて、妊娠させて捨てた女、ローズマリーを探して償いたい、というデニスの最期の頼みを果たすため、帰国後、下町で暮らすローズマリーとその息子を見つけ出した。
*春短編2022で投稿した「戦友の遺産〜女嫌いの医者と偽りのシークレット・ベビー」の長編バージョンです。イライアスの一人称で進みます。ランデル王国のシリーズですが、登場人物は被りませんので単体で読めます。
*アルファポリスにも掲載します。
最終更新:2022-05-24 22:00:00
133096文字
会話率:50%
近衛軍副団長ベルダン・カークランドは気楽な独身生活を終わらせ、結婚して子供を持つことを望んでいた。子供を産んでくれるなら妻なんて誰でもいいと考えていたが、結婚相手は見つからなかった。
ベルダンは女性にモテないわけではない。名門伯爵家の次男で、強面だったが整った顔立ち。政略結婚を望む貴族も、男らしさに惹かれる女性も多い。だが、ベルダンが社交に興味もなければ、妻を愛するつもりもないとわかると、誰もが離れていった。
ところが、そんな条件でも結婚しようという女性が現れる。リリアナ・カ
ークランドは名門伯爵家の次女。結婚で穏便に実家を出て、自由に仕事をすることが一番の希望だと断言。
二人はお互いの利害が一致し、結婚をすることになった。
便宜結婚→友情→片思い→両片思い→ハッピーエンドな、切ないすれ違いロマンス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 07:00:00
160648文字
会話率:36%
第一王女の専属メイドとして城に仕えるロレッタは、王女アナベルの婚約者であるコンラッドのことを密かに慕っていた。ある日アナベルのお使いで書庫を訪れたロレッタは、そこにたまたま居合わせたコンラッドとともに、若い騎士バルトロメオとアナベルの密会現場を目撃してしまう――
◆和泉和歌先生・赤井茄子先生 共同タグ企画『当て馬救済企画』参加作
◆設定はすべてフィクションです。実際の人物・企業・組織・団体には一切関係ありません
◆アルファポリスにも短編集の一部として掲載しています
最終更新:2022-03-03 20:00:00
12930文字
会話率:46%
かつて『金糸雀の歌姫』と持て囃された歌手、ルナリィは、婚約者の裏切りによって失墜。かつての栄光は見る影もなく、小さな劇団で細々と舞台女優をしていた。
そんなある日、ルナリィは劇場のオーナーから頼みごとをされる。それは、『さる高貴なお方の話し相手になる』こと。
拒絶したものの無理やり押し切られ、渋々訪れた先にいたのは、女神と見まごうばかりの美しい男性。彼は実は『金色の獅子』と名高い、イヴリル公国の南方将軍スタールだった。
スタールはある目的のため、ルナリィに偽装婚約を持ちかける
。しかしルナリィは、大の軍人嫌い。
「軍人なんて大っ嫌いなのよ!」
そう言い放つルナリィに、スタールは彼女が所属する劇団への支援を持ちかけて……。
素直じゃない歌姫と、キザで女たらしな将軍。そんな二人の、偽装婚約から始まる物語。
※『身代わりの薔薇は褐色の狼に愛でられる』のスピンオフですが、株式会社一迅社様より、よそからの商業化問題ない旨許可をいただいております。もしよろしければお声がけお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 18:00:08
150468文字
会話率:34%
北の大国の王太子エミールに嫁いだ、南の端にある小さな国の第三王女ソフィア。
しかし、結婚式にエミールは現れなかった。夫不在の奇妙な結婚式を挙げ、そのまま月日だけが過ぎていく。
ソフィアはエミールが『呪いの王子』と呼ばれ、湖畔の城に住んでいると突きとめた。護衛と侍女を伴い城に向かったソフィアは、そこで信じられない光景を目の当たりにする。
──異臭の漂う廃墟と化した城の一室に、エミールは十年以上軟禁されていたのだ。
「呪いなど信じません」
世話する者もなく、ただ生か
されていただけの美しい呪われた王太子エミールと、呪いを解くため奮闘するソフィアの、婚姻からはじまる恋物語。
◆本文1ページ目表紙イラストあり。
◆呪いの王子様企画参加作品。
◆アルファポリス、エブリスタにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 23:47:20
30226文字
会話率:53%
美貌の宰相ローラントに命じられた役目は、言わば“夜の教育係”。国王の寵姫に閨の手管を仕込むのが役目だ。
果たして彼は、無事に役目を全うできるのか。女性に触れたことすらないというのに……!
アマゾナイトノベルズ様より電子書籍化されました。
最終更新:2021-10-14 21:00:00
135963文字
会話率:39%
非情な草原の覇者、ドエロ・オマンコビッチ・チンコスキーが率いる遊牧騎馬民族の猛攻の前に、塩の交易で栄えたオアシス都市国家である、カウパーの街はあっけなく陥落した。神殿の巫女・アクメは湖の女神の申し子として、神殿と運命を共にする覚悟で一人、祭壇の女神像の前に立つが――
*季邑えり様・柿崎まつる様・ボボブラジル様との連作小説の三作目となります。キャラクターと世界観を共有しています。名前がヘンなだけで中身は普通です。前後編の二話です。
*中央アジアの遊牧民をイメージしていますが、実
在の歴史・民族とは一切関係ありません。
*ハゲを罵倒語として使用していますが、設定上の民族的文化・風俗に根差すものとお考えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 15:00:00
15204文字
会話率:38%
2021年6月一迅社様(メリッサ)から書籍化されました。(2022年3月に二巻がでます)
エヴァンゼリンは世継ぎの王女だというのに、王城の奥で孤独な軟禁生活を送っていた。父王が無関心なせいで、宰相はやりたい放題。宰相の息子との結婚を強要され、宰相のお飾り女王になるよりはと、死を選んだ。
でもなぜか死ねなくて、隣国の浜辺に打ち上げられてしまう。
拾ってくれたのは、隣国の若くて強くてとても綺麗な国王陛下。彼は、エヴァンゼリンに新しい名前と仕事と居場所を与えてくれた。
ずっと孤独で
も頑張ってきた王女さまが、新しい人生で平穏と愛と幸せを手に入れる物語。
*R-18は予告なく入ります。
*第一部→スピンオフ「あなたと甘い監禁生活」→第二部 が時系列順です。この順番に読んでいただけるとわかりやすいです。
*番外編が「王国の人々」にあります。
*書籍化にあわせ、サブタイトル変更しました。(元、王女様のセカンドライフ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 07:00:00
749144文字
会話率:40%
あまりにも巨大な魔力を持っていたため、封印塔に幽閉されていた大魔女ガーネット。
塔で長く質素な生活を強いられて──いたわけではなく、彼女は己の魔力を使って好き放題引きこもり生活を満喫していた。
ところが、とある伯爵が巨大すぎる魔力を中和し無効化する防御層(シールド)の術式を発明したため、「無害」と判定されたガーネットは塔から追い出されてしまう。
「そんな……ここを追い出されたら私はどうやって生活を!?」
「普通に働け、無害の魔女」
働かざる者食うべからず、と無情
にも世間に放り出されたガーネットは己の引き籠りライフと集めた趣味の継続の為だけに、術式を考案した伯爵を突き止めて取りやめさせ、大魔女の称号を復活させようともくろんだのだが、なんやかんやで彼の婚約者に認定されてしまって……!?
※文字数は予約投稿文を含めます※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 01:00:00
121684文字
会話率:39%
【2021.4.30 Jパブリッシングロイヤルキスさまより電子書籍化していただけることになりました。皆さまのおかげです。ありがとうございました】貴族とは名ばかりの、困窮しきったロチェスター伯爵家の令嬢アナスタシアは、兄ローレンスのしでかした不始末の償いに、王弟であるゲルベンブルク辺境伯と結婚することになる。ただし、二週間一緒に過ごして相性を確認し、どうしても駄目なら白紙に戻す条件つき。社交界きっての美男で、プレイボーイとして名高い辺境伯が自分に満足するはずがない。アナスタシア
はそう言い聞かせ、仕方なく期限付きの婚約者として生活をともにするが………。遊び慣れた俺様ヒーローが生まれて初めて本気の恋をして、ヒロインを振り向かせようとジタバタするお話です。R18の時※をつけます。、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 18:35:48
339163文字
会話率:50%
グラハム男爵の次女エセルは迷った時は面白そうな方を選ぶ少女。
初めての舞踏会でヴァルモラ伯爵ギデオンに出会い、たくさんの初めてを知る。
初めての大人の男性とのダンス、初めてのキス、初めての抱擁……。
R18シーンの開始部分には※印を付けています。
背景はシルバーピンク。
最終更新:2021-04-01 06:00:00
29966文字
会話率:42%
女であるために爵位を継承できず没落した、元伯爵令嬢のエルスペス・アシュバートンは、生活のために臨時採用の女性事務職として陸軍司令部で働いていた。戦争が終わり、長く戦地にいた第三王子のアルバート殿下が、新たな司令として就任した。彼はエルスペスを秘書官に登用し、多岐にわたる「業務」を要求する。病弱な祖母を抱えて仕事を辞められないエルスペスは、半ば無理矢理、愛人にさせられてしまう。だがもともと、アルバート殿下には婚約者も同然の公爵令嬢がいて……。R18表現を含む回には*印。アルファ
ポリスにも掲載しています。
井笠令子様・森野きの子様の「#春宵一刻企画」で新婚初夜番外編「Nessun dorma!」を投稿します。本編は完結済みです。
YouTube等への転載は許可しておりません。いかなる無断転載も禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 16:00:00
738535文字
会話率:53%
戦争で片目と記憶を失い、妻のもとに戻った僕。見知らぬ美しい妻も、使用人たちもなんとなく僕に冷たい。以前の態度が悪かったらしいけど、憶えてないんだからしょうがなくない?
*クズ男が幸せになるのが許せない人は栄光ある撤退を。
*番外編を投稿します。
*アルファポリスにも掲載します。
最終更新:2021-01-24 23:00:00
220014文字
会話率:51%
母親の浪費癖のために、年上の夫の元に嫁いだマデリーンは、未亡人となって戻った母の家でも、相変わらずの散財に悩まされていた。弁護士のレナードが提案してきた打開策、だがその報酬は彼女自身だった。母が開いた年越しパーティーの夜、計画は実行され、マデリーンは新年の訪れとともに、彼らに美味しくいただかれてしまうのだった。
「記憶喪失の僕に美人妻は冷たい」のルイーズの従姉マデリーンの後日談。
最終更新:2021-01-12 19:42:37
13920文字
会話率:54%
突然思い出した前世の記憶。
どうやらここは、当時夢中になって二次創作を書いていた、乙女ゲームアプリの世界らしい。しかもポジションは半モブ悪役令嬢……? だったらヒロイン登場まで、推しを眺めて暮らしましょう!
「ヒミツの恋愛遊戯」シリーズ第4弾、シャルル編です。
最終更新:2021-01-08 21:00:00
31778文字
会話率:40%
ずっと自分に恋をしてくれていたベルナールと結婚すると信じていたマリエン。
ところが適齢期になっても、ベルナールはいつまでたっても結婚しようと言ってはくれない。
恋に仕事に悩む19歳が、好きな人を手に入れるために最終的には夜這いを画策する話。
なのでエロは最初の方は全然出てきません。
架空の世界ですが、舞台イメージは19世紀の中東よりヨーロッパです(※完全にイメージです)
週二回更新の予定です。
最終更新:2020-12-13 23:43:22
66684文字
会話率:49%
「お前はゴーレムなのよ。お前が死ねば、ジョージの病は癒えるのよ――」
王妃に虐待されて育った第三王子アルバートは、初恋の少女、エルシーとの結婚を夢見て過酷な戦場を生き抜く。戦争が終わって王都に戻ってみれば、白紙に戻したはずの婚約者が待っていて、しかも、愛しいエルシーは没落の淵に立たされていた。「emeth(真実)」が「meth(死)」に変わる時、ゴーレムの王子は土に返るのか、それとも――。
*「没落令嬢の秘密の花園――秘書官エルスペス・アシュバートンの特別業務」のアルバート視
点。
*本編のネタバレになりますので、本編を読んでから、お読みいただければ幸いです。
アルファポリスにも掲載しています。待鳥園子様主催「♯呪いの王子様企画」参加。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 00:00:00
223951文字
会話率:42%
現在不定期更新期間中につき、更新の遅れなどご理解くださいませ。
2/28 日間ランキング2位ランクイン!読者の皆さま、ありがとうございます!!
騎士団長のガヴェインの結婚に、アザット国王都ヤーラの人々は様々な噂で盛り上がる。
絶世の美女だ、三人の妻を娶ったと、根も葉もない憶測が飛び交う中、渦中の新婚夫婦は今日も絶賛ラブラブ中。
これは、先祖返りをしたせいで異質な外見となり誰からも愛されず育ったメリッサが、夫の愛に溺れ、戸惑い、本当の幸せを見つける物語。
◆一部無理矢理表現
がありますので、ご注意ください。
微エロ回にはタイトル横に☆、エロ回にはタイトル横に★がついています。
アルファポリスにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 21:00:00
130510文字
会話率:28%
もしも、あの日に戻れたら――
ある理由から社交界を追放された伯爵令嬢ソフィア。田舎の領地でひっそりと暮らしていた、そんなある日。三年前に自分を捨てたはずの婚約者ウィリアムから、招待状が送られてくる。
でも、今さらになってなぜ?
不安を抱いたまま彼の祖母が主催するホームパーティーへと赴いた彼女は、そこでウィリアムから“愛人”という衝撃的な誘いを受ける。
束の間の相手。ただの情事の相手。彼に憎まれているのは知っていた。でも、今でも彼を愛している。それなのに、愛人なんて。
ソフィア
は甘い誘惑と道徳のはざまで揺れるが、彼女にはその誘いを受けられないある理由があった。彼には知られたくない。ウィリアムにだけは、ぜったい……。
すれ違いと誤解が生んだ悲劇。三年前、いったい何があったのか? ソフィアを貶めたゴシップの裏にあった事件が、今再び二人を襲う。
残酷描写には#、HOTシーンには※が、つきます。
2020/10/4 完結しました。
2021/6/15 改稿しました。
スピンオフも模索中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 21:37:55
172433文字
会話率:30%
作:ルナ・シェラザード
女性向け
完結済
N4136GM
「胡人、とは、そのむかしはるか西方からこのように東の奥まで攻め入ってきた、西の果ての大きな帝国の兵の末裔だという。黒い目、黒い髪のこの東の人間たちとはあきらかに異なり、明るい髪の色、明るい瞳の色をし、背が高くたくましく、祖先の血を引く勇猛で好戦的な部族だという」
冷徹な将軍に翻弄される、哀れな小国の娘のお話。
★中華風味ヒストリカル風ハードエロです。
★逆ハーレムではありません。
★R18には※をつけます。必ずタグを確認下さい。
★不定期に夜11時更新※完結しました!
最終更新:2020-09-27 23:00:00
32169文字
会話率:44%
美しい容姿を持ちながらも嫁ぎ遅れと後ろ指を刺されていたマローネは、ある日突然年下の美しいハーヴェスに嫁ぐことになった。どうして嫁ぎ遅れの自分が?と、疑問に思っていたが、マローネは気づいてしまった。その行き着いた答えが、二人のすれ違いを生む……が、そんな中でも愛を育み、最終的にはタイトルのような夫婦になっちゃうラブストーリー。
妻として立派つとめたいヒロインと、それを微笑ましく思いつつも真っ黒黒な年下旦那。
「僕はずっとあなたに叱られたかった」
それは、お断りさせていただきます
!
ヒストリカル風なお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 15:12:27
66779文字
会話率:51%
処女の未亡人は夫を殺した嫌疑で義理の息子に陵辱される寸前でしたが、死んだと思っていた幼馴染みに救われて、純潔も奪われてしまいました。
父の野心の為、親子ほど歳の離れた国王の後妻になった美しい娘、ラーニヤ。
しかし、彼女にはずっと心にかかる人物がいた。
ラーニヤをかばい、血だまりに倒れた少年。
——これは、罰なのだ。
自分は、生きながら罰を受けなくてはならない。
心を殺し、肉体のみの人形なのだと心に決めたはずなのに、
ラーニヤの身体は熱を帯び、次第に花開い
ていく。
『メクる』に掲載していた『淫欲の奥宮 ―隻眼の悪魔は美姫の柔肌を恋う―』の改稿版です。展開を変える予定です。
R18シーンのあるページには★がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 20:42:18
100469文字
会話率:36%
闇の魔女ゼフィアは焦っていた。水晶玉で見てしまったのだ。もうすぐ生まれる月光国の王女と、遠い日輪の国王。二人が結ばれてしまったら、自分は終わりだ。何としても防がなくてはならない。
やがて成長した王女のもとへ、日輪の王からの求婚。断らせようと画策するゼフィアだが、事態は思わぬことに…。
最終更新:2020-05-22 21:20:11
7815文字
会話率:43%
シャノンは双子の姉ヴァイオレットと共にこの春社交界にデビューした。美しい姉と違って地味で目立たないシャノンは結婚するつもりなどなかった。それなのに、ある夜、訪れた夜会で見知らぬ男にキスされてしまって…?
※捻くれた子爵の婚約者になった妹と美貌の伯爵に何故か付き纏われるはめになった姉の双子の姉妹の物語、妹編
※19世紀英国風の世界が舞台のヒストリカル風ロマンス小説(のつもり)です
※エブリスタ、カクヨムにも掲載
最終更新:2020-02-27 22:40:18
145690文字
会話率:41%
枕元に一本の薔薇。穏やかな毎日は、その朝に終わりをつげた。送り主の分からぬ花に戸惑う令嬢アンジェリカは、ある夜訪れた男によって、自分が生まれる前から悪魔の「花嫁」とされていたことを知る。
夢か現(うつつ)か、男は夜ごと彼女のもとを訪れて……。
みのたえ企画「令嬢アンソロ」参加作品です。
最終更新:2020-02-27 21:29:46
50246文字
会話率:43%
自分に触れる男性は、須らく雷撃の餌食になる──そんな力をトラウマから授かってしまったヴェリティは、レイドリート王国騎士団、クラスアルファ、第一隊(通称霹靂隊)の隊長として君臨していた。
そんな己の「特殊能力」を使って鉱山に群がる盗賊団を退治する毎日に嫌気がさしたヴェリティは、とうとうリフレッシュ休暇を取得し、友人の助言でこの力を捨てる旅に出た。自分の祖父ならこの力を消すことが出来るとそう信じて。
だがその旅先で、盗賊団に襲われている馬車を発見し──!?
※ヒーローは皇子
です。繰り返します、ヒーローは皇子です。現場からは以上です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 00:00:00
49429文字
会話率:34%
俺はラルフ。大好きな又従妹のマリーは、いつか騎士の花嫁になるのが夢だという。だから必死で頑張って、マリー憧れの地位を手に入れた。
そろそろ求婚を考えていた矢先、マリーにまさかの王太子妃候補の話が降ってきて……!?
玉子さんのイラストからイメージしてお話をつくる、「第二回イラストイメージ企画」参加作品です。
Twitterを見られる方は、企画アカウントみのたえ
(@team_minotae)
https://twitter.com/team_minotae?s=09
から、
企画イラストをご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 22:43:38
10894文字
会話率:42%
いつも眉間に皺を寄せ難しい顔をしているため『不機嫌な蒼月』と陰で呼ばれているブルーム・セレネイド公爵がある日恋をした。
相手は社交界デビュー以後縁談希望が後を絶たないという伯爵令嬢ソルフィオーラ・フランベルグ。恋に落ちたあの日から二年が過ぎてもなかなか踏み出そうとせず、じれったくなった周りのお節介もあり、ソルフィオーラとの結婚が決まる。しかも快く受けてくれたという。彼女もまたブルームに恋をしていたのだそう。
あの太陽のような笑顔に会える!しかも自分の妻になってくれる !
浮か
れるブルームだが、結婚式当日ようやく会えたソルフィオーラの表情はなんだか固くて……?
互いに初恋同士、不器用ながらに奮闘する冷徹眼鏡な公爵と、好きな人の前ではツンデレ化(言うほどツンしてない)してしまう令嬢のお話。
※エブリスタ、アルファポリスでも掲載中です。
※ヒストリカル風?なものに初チャレンジするので矛盾等あるかと思います。お手柔らかに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 22:00:00
154042文字
会話率:23%
不思議な力を持ち、『ソランスターの妖精』と呼ばれるシャナス公国の伯爵令嬢レインリットは、父親を不審な事故で亡くしてしまう。さらに悲しみに暮れる間もなく、いきなり現れた叔父を名乗るクロナンにより、親子ほども年の離れた男との縁談を仕組まれてしまった。使用人たちを次々と解雇され、屋敷や領地を奪われた挙句に伯爵の称号すらも奪われそうになったレインリットは、結婚式の当日に決死の覚悟で逃げ出すことに。
メアリという偽名を名乗り、侍女のエファと共に生まれ育った国を離れたレインリット。彼
女は何らかの事情を知っているであろう元家令を探すため、ソルダニア帝国の首都エーレグランツを目指す――すべては、父親の無念を晴らし領地を取り戻すために。
海を渡りエーレグランツまでたどり着いたレインリットは、ある晩、さる貴族の庭先でエドガーと名乗る男に危ないところを助けられる。彼は珍しい銀色の髪と瞳を持つ『銀の伯爵』と呼ばれる貴族だった。半ば強引ではあるが、親身になってあれこれと手を貸してくれるエドガーに、レインリットは段々と惹かれていく気持ちを止められず……?
(アルファポリス様でも別名義で掲載しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 21:00:00
161997文字
会話率:56%
とある総合商社に勤めるエリート御曹司な専務と、女子大生のお話。
・御曹司……クォーター。眼鏡。単純。一目惚れした女の子からもらったドーナツをすごく喜んで食べる。
・女子大生……苦労性。創作居酒屋でアルバイト中。御曹司に惹かれるも、親からお見合いを進められる。
普段ヒストリカル風ばかり書いている作者が、現代物の習作として書いたお話ですが、お楽しみいただければ幸いです。
※アルファポリスにも同タイトルで掲載中です
最終更新:2019-04-07 19:38:39
56095文字
会話率:36%
幽閉された薄幸の皇女と暗殺者。
二人の出会いは一つの国の終わりの始まりだった。
最終更新:2019-03-26 01:24:48
9550文字
会話率:20%
遠征に出た夫の帰りを待っていた幼妻リーゼロッテは、暴漢に拘束され身体を弄ばれてしまう。必死の抵抗も虚しく、その繊細かつ巧みな愛撫によって快楽の虜となるが……
※全5話+おまけ
最終更新:2019-03-01 14:00:00
33928文字
会話率:29%
レイチェルは十八歳。親の決めた婚約者、アルフレッドとの正式な婚約披露が迫っているが、どうしても踏み切れないでいた。子供の頃から嫌われているから、自分でも好きになれないのだ。それなのにアルフレッドは、ここへ来て急に態度を変えた。え、そんな理由で? 嘘よ、信じられるわけないでしょう!?
清白妙さんとの共催「嫌いアンソロ」企画参加作品です。
最終更新:2019-02-21 22:00:00
29648文字
会話率:53%
社交界の薔薇、結婚したい女性ナンバーワンのマリレーヌは、今日も求婚をお断りしたばかり。そんな彼女に声をかけたのは、かつて一緒に遊んだ第三王子のクリス。四つ年下で未だ成人前、大好きだけど弟にしか思えない。
ところがクリスは予想外にグイグイ迫ってきて……!?
「ヒミツの恋愛遊戯」シリーズ、クリス編です。シリーズのキャラクターも登場しますが、本作だけでもお読みいただけます。
最終更新:2019-01-27 15:46:21
26883文字
会話率:52%
小さな王国サリアーヌは平和でのどかな王国だったが隣国や周辺諸国との折り合いが悪かった。
意を決した国王は隣国や敵国を招いての大舞踏会で敵国を歓待することを決意する。
ヒロインである辺境伯令嬢のエミリーは貴族令嬢でもありながら王室御用達のドレスを縫うお針子でもある。
地方の貧乏貴族でありながら、来たる宮廷の大舞踏会に向けて貴婦人の衣装を製作するのに追われるが、そんな中彼女の仕事場が泥棒に入られる。
盗まれたのは大量のドレスとなるはずだった生地。
そして挑発的なカエルの封蝋が
された置き手紙。
その頃都では義賊が現れ金持ちの商人の家を荒らし回っているという。
その犯人は殿下の血の繋がらない兄とも替え玉とも言われていて…
エミリーは家運を賭けた一大事!
だが、それだけでは無い。あの復讐を誓った筈の大嫌いな幼なじみが何故か今更ながら迫ってきて…
一方、エミリーの友人サラは興味本位で事件を追求する内に宮廷社会の陰謀に巻き込まれてしまい…
果たしてエミリーは大舞踏会が開催されるその日までにドレスを縫い上げる事が出来るのか?そして何にでも首を突っ込む友人のマイペースな子爵令嬢の恋は実るのか?
そして、怪盗の正体とは?
Wヒロイン。
ヒロインの一人は復讐を誓った筈の冷徹な(?)婚約者(?)とかなりドロドロした冷戦(?)中w
もう一人のヒロインは熱烈に求愛されているのにまったりマイペースです。
時にシリアス。ほのぼの。糖度が高くなったかと思えばエロかったり修羅場ったり。
⚠︎話にドロドロの後継争いと一部残酷な表現を含む。
中の人はフランス第一帝政期とか戦争と平和の頃の服飾と軍服大好き人間です(*´艸`)
(決してミリオタではありませんが)
軍服を着たおさーんから美青年までたっくさん出てきますw
★の色がつく章はとてもシリアスなエロで
☆の色がつく章はほのぼの?しとります。
舞台は1810~1815年代のフランス風(?)
かなりドッロドロした恋愛模様が絡む推理小説を目指します (*ゝω・*)
アナザーストーリー
https://ncode.syosetu.com/n5326fc/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-27 22:44:35
48554文字
会話率:27%
男娼ヴァルターは、東洋の能面を被ったアイリという裕福な女に身請けされ、温かな暮らしを手に入れた。彼の持つ一風変わった愛情は、アイリを優しく包み込み癒していくが、彼女とは旧知の仲だというサイラスが二人の周囲をうろつき始め……
最終更新:2018-10-05 22:04:56
74731文字
会話率:24%
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