時は明治。二人の男と一人の女が出会い恋に落ちた。そして、結ばれた二人ーーしかし彼女は先に旅立ってしまう。一人の男はある男を憎悪した。ある男は、悲しみに暮れひたすら後悔した・・・そしてまた来世で彼女と再開することを願った。
時は平成。一人の男
と一人の女が出会い恋に落ちた。そしてある女もまた恋に落ちていた。
「君が幸せなら俺は・・・それでいいよ。」
ある女は、一人の女の幸せを願い・・・一人の女は一途に彼を愛し続ける。その中で、一人の男は憎悪から復讐を考え大切な人を奪い傷つける。
「愛してる・・・けど、ごめん。
やっぱり、僕は君の笑顔より泣いた顔の方が見たい。」
複雑な三人の心境が入り組み事態は悪化していく中で、果たして二人は幸せに結ばれるのかーー
明治から平成と、時を超えて転生した三人が起こすトライアングルラブストーリ。
「またきっと会える・・・」
「来世で幸せになろう。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 22:34:46
2330文字
会話率:47%
明治の名残が色濃く残る町―――花町。
毎夜、人でない者が彷徨く花町で、ある晩、ユカリ子は絶世の美少年に声をかけられた。
「見付けたぞ、鬼女」
まだ幼いその少年は、数日前ユカリ子が交わった男の弟だった。
敵意を露にする少年。
しかし
どうにかして美少年を喰らいたいユカリ子は、か弱い女の振りをし、少年をたぶらかそうとしたが―――
「頭が高い、そこへ直れ!」
見事に返り討ちにあったユカリ子は、そこで少年が自分を探していた理由を知る事となった。
「さっさと止めを刺してちょうだい。焦らされるのは嫌いなんだよ」
「ならば焦らしてやる。好きなだけ苦しめ」
幼く美しい少年は、鬼よりも鬼だった。
「焦らされるのは嫌いだと言っていたな。これからたっぷり時間をかけてお前の血肉を喰らい尽くしてやる。―――僕は鬼になどならない」
少年の目的の為、捕らえられ軟禁されたユカリ子だったが、ユカリ子もまた少年を喰らう為に虎視眈々と機会を狙っていた。
そんなおかしな同居生活が続くなか、花町ではある事件が起こり―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-30 12:14:40
3685文字
会話率:29%
仮面舞踏会の夜、思い人である宗佑と婚約者に勘違いされて夜を過ごしてしまった椿。彼女はとある宴席で彼と婚約者の破局をきいてしまう。そのすれ違いの原因が自分であることに気づいた椿は、彼に謝罪を伝えようとしたのだが思いはすれ違ってしまい…
とい
うよくある勘違いもののふりをした、稀代のヤンデレによる執念の嫁とり劇です。
タイトル通り相当前に書いた短編の続きなので、そちらを既読でない方には不親切な内容になっておりますのであしからず。
さらに姉妹(兄弟?)作「不忍池で、君と始める恋」ともリンクありです。
こちらもよろしければ覗いていただければ幸いです。
ながくても全3部くらいに落ち着…かなかったです、ごめんなさい。
全五部で完結になりました!
不定期連載にめげずに通っていただけた方、本当にありがとうございました!!
おまけのお話を更新いたしました!
この後はサブキャラたちの恋愛をこちらにて順次書き足していく予定ですが再び完結にしておきます。
なぜならいつになるかさっぱり読めないから…汗折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-16 17:35:20
38612文字
会話率:26%
「不忍池で、君と始める恋」に出てくる主人公の同期の友人、大西静馬と、その幼馴染梅子のお話です。
不忍池の番外編の最終話あたりとゆるくリンクしておりますが、単体でも楽しめる範囲で書いたつもりなので、暇つぶし程度に覗いていただけたら嬉しいです。
明治時代の設定なのになんちゃってハロウィンしてます、そういう緩いのが苦手な方はご遠慮ください。
とある知人英国人夫妻のために、頼子が開催することになったハロウィンパーティーに呼ばれた梅子(うめこ)。身内だけと聞いて油断していたら彼女の天敵の腐れ縁の幼馴染静馬(しずま)もちゃっかり参加していた。そうとは知らず未婚の女性としては大胆な恰好をしてしまっていた梅子はその気まずさから、ある失態を犯してしまう。もちろん、狡猾な相手に見逃される訳はなく気が付けば…。
素直じゃなさ過ぎて一周回ってわかりやすい女の子と、それが可愛くって仕方ないのに、性格上つい苛めずにはいられない性悪男のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 00:50:15
10578文字
会話率:26%
突然の電報で、家に呼び戻された軍人 古雅 蒼士朗(こが そうしろう)を待っていたのは、弟・宗佑の「自分の婚約相手と駆け落ちしてほしい」という法外な依頼だった。
そんなんできるわけあるかー!と蹴飛ばすつもりだった蒼士朗は駆け落ち相手である宗佑
の婚約者 有馬 頼子(ありま よりこ)を尋ねて競馬場へと足を運ぶ。
しかし、そこで彼を待っていたのは彼の想像を超えた、超現実主義者の令嬢で…!?
恋愛ドリーマーな童貞軍人 × ドリームクラッシャーお嬢様 の一年間限定の偽装駆け落ちが幕を開ける…のか?
本編、番外編ともに無事に完結致しました!
気まぐれな不定期更新にめげず、通っていただけた方、本当にありがとうございました。
2018.1.12 ご指摘いただいて、作中の英文を修正いたしました。
それに伴う内容変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-30 17:15:58
171965文字
会話率:19%
時は激動の明治。ある村で御山を守る一族が、炭鉱を求める者に騙されひっそりと破滅をむかえていた。ただ一人残された少女環(たまき)が追い詰められ、逃げ出した先に待っていたのは、幼い頃から想いをよせていた桜の精。彼と御山を守るため、覚悟をきめた環
の、命をかけた愛と救われないお話。二話完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-19 00:27:04
13443文字
会話率:33%
医学生・西明治はアメリカ留学の際に冒涜的な死体蘇生の方法を学び、帰国後それを実践していた。ある冬の日に出会った少女を蘇生させたときから、西の人生は死体蘇生一色から、人助けや悪人征伐など大きく変わっていった
更新は非常に遅いです。濡れ場シー
ンある時は◆のマークをタイトルにつけます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-03 20:46:00
12992文字
会話率:32%
須川レンは十六歳の誕生日から突然、火傷をした痕のような酷く醜い痣が陰部周辺に浮かび上がってしまった。二十歳になったいまだにその原因もなにもわからず、レンは自分のその部位にコンプレックスを抱いていた。
女の盛りだというのに彼女はまだまともに恋
などをしたこともなく、醜い痣があるせいか、異性に対してどこか踏み込みづらいものを感じていた。
恋がしたいと思っていても、痣のこともありなかなか積極的にはなれない。もしも男女の仲になりあの痣を見られてしまったら……と、彼女はそのようなことを心から恐れていた。
――その痣が出来た原因は一体なんなのか?
常日頃からそのことを思い悩むレンの前に、ある一人の男が現れ、こう口にする。
「前世で俺は、貴女の従者でした。どうか貴女のお側においてください。命をかけて、貴女様をお守り致します」と。
前世の因縁と現世での葛藤を描いたお話です。
前世は明治時代どろどろ愛憎劇。現世はラブコメ寄りの時々ヤンデレ風味となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 02:37:13
77531文字
会話率:52%
※被差別民が登場します。人種差別表現が有ります。残虐な表現が有ります。幕末っぽいだけで当時の言葉使いではありません。政治的な主張も盛り込まれます。ご都合主義で進みます、ご注意下さい。
カレーを愛する男が命を落とし、幕末の長州藩士杉家の次男
に転生する。5歳で吉田家の養子となり、松下村塾を主宰し、明治維新の立役者となる者達を教育した吉田松陰として知られる男である。
初めは自重していたが、カレーの無い生活、スパルタ教育に不満は爆発。カレーを求めてインド行きを決意する。しかし当時の日本は鎖国中であり、インドもイギリスの植民地下である。
自分一人がカレーを楽しむなら密航してインドへ渡ればいいが、カレーを愛するが故に家族にもカレーを食べてもらいたい!その美味しさを皆に知ってもらいたい!ついでに日本の危機もどうにかしてやる!インドも独立だ!その思いを胸に、彼は幕末を駆け抜ける!
※初小説初投稿です。何かとご迷惑をお掛けすると思いますが、何卒宜しくお願いいたします。勉強不足なまま書いておりますのでおかしな表現、設定となっております。深くは追究せずに読んで頂けると助かります。なるべく一週間に一更新できるよう頑張り、完結を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-25 14:14:50
52522文字
会話率:51%
「私には【主上】だけ」
貴き今世帝(いまよのみかど)おわす壮麗な宮殿(パレス)の奥御座所にて、歳若きお役女官は今日も変わりなくぽつりとこぼす。
――扨々(さてさて)、籠の中の鳥は、何時何時出やるのか?将又(はたまた)、翼をもがれ、二度と空に
は還れぬか?
※R15程度の描写しかありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-20 00:00:00
1617文字
会話率:21%
「テメェ、誰だ」「あ、あの…」やたら威圧感のある作家宅に入り込んでしまった泥棒の日常物語。 いや、恋物語? ▶︎明治時代+現代物が普通に混ざってます。
最終更新:2016-01-03 01:39:03
232文字
会話率:0%
明治の昔、茶の1流派の家の、女の話
男は時空移動可能、現代を生きる男
自サイトとの重複投稿予定
最終更新:2015-10-27 22:03:01
3422文字
会話率:17%
激しい戊辰戦争も幕を閉じ、明治の世が花開いた。生き残った者達の思いとは――堅苦しいあらすじになってしまいましたが、『幕末恋愛録』(以下、本編)後のお話です。おおまかな流れは史実と同じですが、本編以上にやりたい放題してます。
キーワード:
最終更新:2015-10-27 07:09:55
45345文字
会話率:45%
男は水神様へ捧げる贄と恋に落ちた。
時代は多分明治くらい。真面目な男×口の悪い盲目の少年。濡れ場はないですが残酷描写がちょっとだけあります。
最終更新:2015-08-15 00:50:00
10257文字
会話率:42%
戀ひ人魚(こいにんぎょ)――人魚の肉は不老長寿の妙薬。明治の終わり、母の死後、人魚の肉を食べさせられた兄の薫と妹の糸子はその日を境に引き離される。ある漁村に連れられた糸子は幾たびかの月日を経て男衆の贄となる日を迎えた。彼女を救い出したのは洋
館で虐げられ続けた兄の薫。想い合う二人は幻の人魚を巡って運命の波に呑み込まれていく。※少々のグロテスク表現を含みます。また、必ずしも時代考証に忠実というわけではありません。苦手な方はご遠慮ください。(サイトからの転載ですが、ほぼ同時掲載です)不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-12 22:52:14
103359文字
会話率:56%
この話は、ご一新の成った日ノ本にある、とある八幡神社で産声を上げた猫であった我が輩が死に、そして生まれ変わってご主人様とこの世の春を謳歌しつつ勝ち鬨を上げるまでのお話である。
現代語訳:明治生まれの自称文化猫"ワガハイ"
;が、猫の獣人として転生した中華風の異世界で、偉く生まれた元主人の権力を笠にチートする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-07 22:00:00
35199文字
会話率:35%
全ての始まりは、或る、気持ちの良い春の朝に期せずもたらされた報せでした。
――昨晩、私の恋人が死にました。
だけれど夢の中で相目見えた彼は、私にこう言うのでした。
「愛しい人、どうか僕を生き返らせて欲しい」と。
明治~昭和萌えが高じ
て書いたお話ですが、時代考証は結構甘いです。
※相手が死んでるのに性描写有りです。(寝取られては無いです)それを十分に踏まえてお読み下さい。
※本編でタイトル回収出来たのであらすじ変えました。
本編は全15話で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-26 04:00:00
39709文字
会話率:22%
江戸から明治にかけての転換期、何も知らぬまま人里離れた神社へと連れて来られた美しい青年、カイ。
彼を連れて来た斎東は、美しいカイをほかの美術品同様自分だけのものにしようと目論んでいた。
神社に住む「私」は、カイが斎東に無理やり体を奪わ
れる様子を覗き窓から見て楽しむ。
しかしカイには実は恐ろしい秘密があり、カイは斎東に辱められることが自分に課せられた贖罪だとして、すべてを受け入れることを決意する――
あじさいの咲き誇る雨の神社で繰り広げられる美青年の悲劇。
*******
ダークかつ激シブな妄想小説です。甘さは一切ございませんが、愛はあります。こういうの好きなんです。
なんだかアンニュイな休日のおともにいかがでしょうか。
個人サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-26 20:00:00
50254文字
会話率:16%
「雪の褥」続編。
双子の姉、雪緒に成り代わって公爵令嬢として生きる雪彦と、彼を溺愛するふたりの兄。多くのものを犠牲にして創り上げた三人の楽園を揺るがす存在が現れた。「約束を果たしにきた」という男の真意は--。前後編。18禁は後編です。
思
わせぶりですが、三人の過去を少し詳しく書くためだけに作った話ですので、気楽にお読みください。残酷描写は保険です。
※自サイト掲載作品です。一部手直ししてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-13 15:18:30
21355文字
会話率:23%
公爵家の美貌の三人兄妹には、大きな秘密がある―—。
※なんちゃって明治時代、華族風味なお話です。時代考証はかなり適当かつチャンポンです。一種のファンタジーだと思ってお読みください。
※設定上、受けがかなり女性的です。苦手な方はご注意くださ
い。
※自サイト掲載短編です。多少、手直ししてありますが、基本は変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-08 19:25:44
18413文字
会話率:25%
明治時代の横浜、外語書生と唐物屋店主の外国人との恋のお話。
緊縛プレイありなので、ダメな方はスルーでお願いします。
最終更新:2015-05-07 21:44:56
32675文字
会話率:49%
静かに波打つ感情を内に秘めた男と、そんな男に翻弄される病弱な使用人の話。同性愛表現があります。
最終更新:2015-03-22 21:52:29
6751文字
会話率:28%
親が決めた婚約を無視し、他の男と駆け落ちしてしまった妹。
文字通りその身代わりとして、双子の姉である私は妹の婚約者の元へと嫁ぐことになりました。
妹の名を名乗って嫁いだ先、夫となった人は、私が学生時代からずっと淡い想いを抱き続けてきた男性教
師その人でした――。
間違いだらけの婚姻を結んだある夫妻の、擦れ違いまくるにも限度がある夫婦生活のお話。
***
■【声無しの情景】企画参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-28 00:00:00
5000文字
会話率:0%
八百年間にわたり、受け継がれてきた奇習、嫁まわし。女が犠牲になり、男だけが性的な享楽を得る。
しかし、嫁まわしを支え続けたのは女だった。滅びゆく嫁まわしと、そこに身をゆだねながら、懸命に暮らす人々と心情に焦点を当てた。
最終更新:2015-01-09 18:00:00
146914文字
会話率:32%