「神の愛を信じるか? その存在についてはどうだ?」
この言葉だけを聞いて首を縦に振る人間はもはや多くはいないことだろう。
おれだってその一人だ。
神など信じていないし、ましてやその神さんが慈愛深い人物像?だとは思いもしない。いたとした
ら様々なことを聞いてみたい気もするが、それだって半信半疑に終始すると思う。
もはや信仰は失われて久しい。
神が人の心の裡を去ってよりずいぶんの時が流れた。
と思っていた。
「君には、ある世界へ逝ってもらいたい。そこで思うかぎりの悪徳を尽くせ」
そんな言葉でおれの人生は一変する。
それを言ったのが。
「私は神だ」
神様を自称するそいつだった。
絵に描いたような異世界転生。
死んで、気づいたら真っ暗な空間に居て、神を名乗る人類未定義の存在と対話し、この世界の中世期を模造したような異世界に飛ばされてエトセトラ。
しかして、悪徳。
「輪廻より転じ出でて悪徳を尽くせ。悪徳だ、奪い、犯し、謀り、蔑み、嬲り、啜れ、罪なえ。そしてそれらことごとくを愛し、閲せ。私は君に、人舌に載り切らぬ悪徳を望む」
そうしておれは神様たちの賭け事の、悪徳なる駒となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 05:55:37
1310文字
会話率:45%
女が体を乗っ取られ一時的に男になったらどういう反応をするだろうと思って書いてみました。
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とある高校に通う学生の伏見浩介(ふしみこうすけ)は同じクラスで一目惚れをした三玉美琴(みたまみこと)に見惚れて登校している途中交通事故に遭った。
幽体となった浩介は誰にも認識されない孤独な時間は続き、負の感情が蓄積し、浩介は悪霊へと変貌していく。
浩介を供養しようとする同級生の極楽神社の跡取り娘である朝倉幸(あさくらさち)と三玉美琴が伏見浩介を中心にエッチな事を仕掛けられるライトなエロ物語です。
(エッチな展開になるまでの前置きはちょっと長くなる予定。)
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慈愛に満ちた高校生離れした包容力を持つ美琴と、ドジで見栄っ張りなのに霊に対してやたら強気な幸が、エロのモンスターと化した浩介に振り回される日常が始まるまでを綴ります。
目標6万文字。今日から終わりまで毎日更新で、頑張って書くので応援して頂けたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-28 19:29:10
61414文字
会話率:32%
淫魔(サキュバス)に傷をつけられ、自らも淫魔に堕ちそうになっている女剣士が、慈愛の女神を奉ずる修道院を訪れた。淫魔の毒を取り除いてもらいにきたが、女剣士は儀式の途中で息絶える。修道院長は、女剣士の遺体から角を切り取り、売却して修道院の維持
費にあてようとするが、その際に修道院長自身が淫魔に成り果てる。トップが淫魔に堕ちたことで、修道院のシスターも次々に淫魔に変わり、精を貪る存在と化してゆく。(このストーリーは、他サイトにも今後掲載する可能性があります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-22 21:20:21
20676文字
会話率:32%
幼くして両親を亡くした越島遥人(こしじまはるひと)は、叔母の家に引き取られ、肩身の狭い思いをしていたが、高校入学が決まった十五歳の春に、美貌の姉、彩香(あやか)と一緒に暮らすことになった。五歳上の姉は、アイドル的人気を誇る若手女優、小嶋彩花
(こじまあやか)でもある。優しく慈愛に満ちた態度で接し、無防備に美しい肢体を晒す姉に、遥人は姉弟以上の愛情を感じはじめて……。
(※2014.07.05追記)姉には過去に恋愛経験ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-09 23:16:45
744052文字
会話率:48%
駄目なばかりの俺と違って、ヨウはまるで神様だ。そんな彼を、俺はなんとか励ましたくて……。
(※山なし落ちなし一人称練習エロ。特にストーリーはありません)元気っ子攻め×包容力受け
最終更新:2016-12-03 16:40:53
10845文字
会話率:47%
「慈愛の聖女」と名高い姉リディアと天使のような容貌の弟シリル。血の繋がらない姉弟は、二人きりで寄り添うように暮らしていた。
けれどシリルの大学進学と同時に、リディアは弟と別れる決断をする。
――なぜならリディアは殺人犯だから。
シリルを犯罪
者の身内にしたくない一心で、修道院に入ったリディア。しかし、正式な修道女になる前夜、神に祈りを捧げるリディアの前に、シリルが現れる。リディアに裏切られたと思い詰めたシリルは、リディアの純潔を無情な形で踏みにじると、養子として引き取られた伯爵家に連れ去ってしまう。
聖女の立場を貫く気高い姉リディアと心の清らかな姉を守るために闇を背負った弟シリル。ミステリー風の、義理の姉弟の純愛物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 22:00:00
81903文字
会話率:39%
愛は愛ゆえに狂おしく残酷なもの、慈愛に至れなかった彼の残した最後の日記。
というテーマで書いたけれどまったくなにを言っているのか自分でも意味不明です。まあ、あれですね、ざっくるネタバレすると好きだった人がメンヘラ男に殺害され、その男への復讐
を終えた一途な男の子も、気が付いた時には憎んでいたはずの彼と近しい存在になってしまっていた。とかそんな感じの空想日記を書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-04 00:17:57
5170文字
会話率:35%
moedra wiki掲載作品の重複投稿です。
かつて近隣の町から毎月生け贄を取っては、その憐れな犠牲者を容赦無く嬲り殺しにしていた1匹の雌の青竜がいた。
しかしある時、竜使いの導師を名乗る老人に目を合わせた人間と十数分だけ体が入れ替わって
しまうという奇妙な術を掛けられてしまう。
その術を解く為には人間に対して真の慈愛の心を持たなければならないのだが、雌竜はそれまでの自身の悪行故に町に住む多くの人々から恨まれていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-17 08:18:11
46977文字
会話率:35%
大陸にはふたつの大国が在る。
東は陽神―――輝かしく、強神を崇める好戦的な一族。
西は月神―――穏やかで、慈愛に満ちた守りの一族。
国境付近の小競り合いこそあったものの、大河に挟まれた二国は均衡状態を保っていた。
だが―――東の国で日照りに
よる飢饉が立て続けに起こり、西の国への侵略を謀ったのが始まりだった。
禁術である召喚により異世界へ引き摺りこまれた滅魔の乙女。
その壮絶なる生涯を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 14:37:42
14075文字
会話率:21%
突如人間の世界に侵略してきた邪神ゼフィア率いる邪神軍。人々は長い間邪神軍の攻撃に苦しめられてきたが、女剣士ミーシャと四神使いステラは数多の邪神軍を討伐し、残すは核である邪神ゼフィアだけとなっていた。二人は邪神ゼフィアに挑むものの、ゼフィアは
特殊な術を使うのだった。
もともと1話完結の予定だったのですが、続編が思い浮かんだので急遽作り直しました。前作をブックマークしていただいていた方には大変申し訳ないのですが、再度ブックマーク登録をお願いします。
【注意】この作品は個人で運営しているブログから転載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 14:09:50
17233文字
会話率:33%
「王族なんて、大嫌い!」王族が人一倍嫌いな少女ユナは王族直轄の教会で一番の巫女。他者の不浄な思考を聴き、身体に吸収し浄化するのが役目。浄化しきれず身体に負荷をかける場合、神父に快楽を呼び起こされる。しかしそれすらも王族からの命令で、ユナは教
会にこき使われていた。そこでユナの魔力や出自を私利私欲のためとで魔術に狂う魔女が彼女を従属させるために黒猫の呪いをかけて、使い魔にしてしまう。拉致監禁、強制訓練の日々に彼女が憔悴していたところに、魔女討伐隊がやってきて、その隊長である王子が彼女を救った、邪気を発散する快楽じかけで。
しかし魔女は逃げてのろいが解けず・・王子はその責任を理由に黒猫であるユナをそばにおきはじめた。王族嫌いな巫女と巫女に一目ぼれした王子の恋愛葛藤物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-21 17:33:30
44940文字
会話率:25%
小さな世界に流された、小さな子供がいた。人々に疎まれながらも懸命に生きる少年は、慈愛の世界で唯一の愛を求め苦しむ。
彼の少年は悪しき者か、それとも崇高なる存在なのか。
前半部分は、主人公の成長記であり、ボーイズのラブな部分はほとんどありませ
ん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-25 06:00:00
43750文字
会話率:28%
ある朝目覚めると、妻・紗世の様子がおかしい。何も話さない、何も反応しない、あげくに泣きわめく…。夫・健吾は嫌な予感を抱えつつ、紗世を病院へ連れていった。そして医師は告げる。健吾のせいで紗世が幼児退行化を引き起こしている、と…。
※医学的な
ことは全て創作です。このようなことは絶対にありえませんので、パラレルだとお考え下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-03 21:00:00
44117文字
会話率:20%