舞台はとある世界にある、和の国。
長い戦乱の世を治めた北条尊治という大名と家臣である里中雪之丞の年越しのお話。
平和が訪れてから三年の月日が流れ、恋人たちは蜜月の時を過ごして……とはならなかった。
互いに忙しいうえ、家臣の雪之丞は遠く離れた
土地にて辣腕を奮うべく派遣され、会えるのは一年のうちほんの数日のみ。
それでもどんなに忙しくても年越しだけは共に過ごせていたが、今年はそうはいかなかった。普段頑丈で病など知らぬ尊治が病に倒れたのである。
尊治と月を見ながら酒宴をするために、城に櫓を建設した雪之丞だったが、知らせを聞き残念に思いながらも尊治の身体を心配し、一人酒を飲み気を紛らわす。
しかし、今年は一人で過ごすしかないと寂しく思ったのもつかの間、何故か此処に居る筈のない尊治が現れた。
どんなに急いでも雪之丞の元まで数日はかかる道のりの筈だが、そこに居るのは紛れもない尊治だった。
「遅くなってすまぬ」
優しく微笑む尊治。
だが雪之丞は知らない。ほんの数刻前まで「絶対に行く!」と家臣に駄々をこねていた尊治の姿を。
●戦国時代風の最強ラブラブカップルの話です。ネタは種袋ルネッサさんのtweetで、草津玲緒さんとのリプ会話から話が生まれました。一部ネタは草津玲緒さんから頂き、イラストは、さやいんげんさんから頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 22:01:12
5391文字
会話率:16%
パラレル日本の戦国時代
『籠の中からでも、天下は動かせる!』
ある小国の若き君主、白勢頼隆はこの世ならぬ美貌と才知がために、国と一族-家臣の安泰と引き換えに、隣国の君主、九神直義の『妾』としてその身を差し出した。恋慕う兄と引き裂かれ豪
奢な座敷牢に囚われ、屈辱に耐える日々。
だが、直義を初めとする周囲の人々との関わりの中で、次第に頑な心を開き、頼隆は『天下統一』を目指す直義の片腕としての、自らの道を見いだす。
BL国獲り物語、開幕です
☆基本、捏造歴史物語です。
★前半BLシーン多め、後半殆どありません。
★戦国時代なので、戦闘シーンその他あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 14:25:53
121053文字
会話率:34%
和風ファンタジーです。殿に愛されない正室。
嫁いでからひたすらに飾り物として過ごした虚しい年月。
そしてついに、その正室の座すらも奪われる……。
奥方様を幼い頃より見守っていた家臣は、その時───。
純愛ですがエロはぬるいです。
(某BBS
のエロパロ板の主従スレから引っ越してきました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-05 09:44:46
3877文字
会話率:23%
皇子でありながら見せ物の愛玩奴隷のように扱われていたヒスイは、ある時、遥か西の彼方にある小さな王国ディーゼリアへ皇女として嫁ぐことになる。過酷な旅路で死にかかりながらもなんとか辿り着いた先は、確かに本土は小さいけれど、想像を遥かに超える科学
力と数多の海外領土を有する世界最大の強国だった。
若き国王ヴィクターやその家臣たちに囲まれて、ヒスイは新たな人生を歩み始める。
※追記:2020年1月書籍化しました(KADOKAWA ルビーコレクション)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 20:00:00
273066文字
会話率:42%
昔むかし、とあるお城にエロ殿様と愉快な家臣達がスケベで楽しい毎日を過ごしてたそうだ。
※某国民的番組を元にしたギャグ短編です、もしあの番組がR18だったらと言う妄想を書いてみました。
追伸、元ネタの志村けんさんにご冥福お祈りします。
最終更新:2019-04-11 20:03:52
8154文字
会話率:68%
飛ばされてしばらく盗賊を追っ払ったり人助けをして食っていたが
時代は一刀の歴史と同じく乱世へ
人助けや盗賊などの小規模なものではなく
国と国との争いになる。
そこに昔追っ払った賊の顔良が現れた。
彼女の推薦から袁紹の家臣?として歩み始める。
最終更新:2018-11-21 15:40:19
27606文字
会話率:61%
苦難を乗り越え、平穏な日々を手に入れたかに見えた燐と雪夜。だが、燐の前に元剣道部の主将の三年生、自らのことを「やつがれ」と呼ぶ一風変わった古風な、第三の男、相楽左馬之助が現れる。
相楽に「家臣」になってくれ、「臣下」にしてくれと迫られた
燐は…? 燐が相楽に振り回され、翻弄され、かき乱されます。
「君だけの僕でいる」の続編です。これを読んでいないと、燐と雪夜の関係性が分かりづらく、楽しめないと思うので、そちらを読んでからこちらを読むことを強くおすすめします。
がっつり活字を読みたい人向け。スマホの方でも変な所で改行しないように直したので、多分、大丈夫な筈です。
0章はさすがに長尺過ぎたので、1章からは読みやすいように文字数を調整しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 21:07:16
91386文字
会話率:52%
ごく平凡なサラリーマンだった「俺」は、何の因果か、とある異世界で自殺した王妃に乗り移った。この王妃というのは、正妻でありながら王に疎まれ、姑にいびられ、妾妃の嫌がらせを受け、家臣に蔑まれ……まぁ、とにかく踏んだり蹴ったりの窮状にあったらしい
。
「俺」は気の毒な一生を終えた王妃に代わり、この命を謳歌することに決めた。
しかし、女体化(TS)かぁ……と思いきや、下半身には「アレ」がついている……どうなってるんだ?
※外見は美女で「マジカルなアレ」つき。王妃になった主人公が権力を掴み取り、ハーレムを作る。……というお話。エロ一色ではなく、王宮内の政争とか陰謀とか結構出てきます。お暇つぶしに是非どうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 20:39:44
300465文字
会話率:34%
人生のどん底にいる女の『タマキ』と初対面の彼女に「下僕にならない?」と聞いちゃった賢いけどアホな男の『ルイ』
口悪い世話焼き女と私生活ダメダメなのにやる時はやる男、この2人の変な主従関係。
を書きたい作者のわがままを詰め込んだ物語。
※タマキは女の子なのに口めっちゃ悪かったり、変態ネタが突然降って沸いたりします。エロはだいぶ後になる予定です。
※タマキの羞恥心はほぼ死滅している為、下ネタを連呼したりもします。
※異能設定あるけど、ゆるゆるです。
以上をご了承ください(๑>•̀๑)テヘペロ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 07:00:00
1002文字
会話率:28%
美容師の真凛(まりん)は母親の葬儀の1週間後、美容院の阿留間(あるま)店長と共に、突如現れた青い髪の男に連れ去られる。
連れ去られた先は見たことのない世界、セドニー王国。青い髪の男の名はアウイ。
真凛はセドニー王国国王タンザの娘として生
まれ落ちたが、命を狙われたためタンザ国王の力で異世界に飛ばされていたと、アウイから聞かされる。
しかしタンザ国王が死に、その力が失われた今、この世界に戻され、ふたたび真凛の命を狙うものから身を守るために迎えにきたと。
「私が国王の娘っ…?」
「そうだ。おまえがこの国で生き残る方法はただ一つ」
___それは王子の女になること。
妻になるよう迫られた真凛はアウイにベッドに押し倒され、阿留間に助けを求める。しかし阿留間はアウイの家臣アルマンで、真凛とその母、藍(あい)の護衛のために側にいたと言って助けてくれない。
もうダメだと絶望する真凛を助けたのは赤い髪の王子ベリル。第二王子ベリルはアウイから真凛を守るべく一つの提案をする。
「あなたは今日から私の髪結です」
髪結とは王子の髪を結う侍女。王子の身の回りの世話をする最高峰の地位を与えられた侍従だ。しかしベリルにはすでにサンという名の髪結がおり、居心地が悪くて屋敷を抜け出した真凛は第三王子セオに出会う。セオは真凛にひとめぼれし、実の姉と知らず求愛するが…。
二人の兄、一人の弟の狭間で揺れる真凛の運命の恋の相手は____
*こちらの作品は他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 06:05:53
125314文字
会話率:60%
神聖ダーナ王国の王太子であるマルクスは、有能な未来の国王として民や家臣の期待を一身に受けながら日々を過ごしていた。しかし、十八の誕生日を間近に控えたある日、突如として現れた異民族の青年ジェイドがマルクスの人生を一変させる。すべては仕組まれた
“運命”なのか――。まやかしのような現実の中で、マルクスは自分自身を探す旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-22 20:18:58
28551文字
会話率:43%
この世には彷徨う霊が居る…。白髪の青年・紫藤蘭丸と、その家臣・土井清次郎は、彷徨う霊を祓い、助けながら、永い時を生きてきた。時を生きる二人の前に、巨大な霊力を抑えられず、生きることを諦めようとしていた月影達也が現れる。縁によって出会った三人
。物語は再び幕を上げる。*前作『妖艶幽玄絵巻』もこちらで再連載することになりました。紫藤と清次郎の出会いの物語。良ければそちらも宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 00:34:57
452109文字
会話率:46%
小さくていい、幸せに暮らしたい。
少年の小さな願いは、あっけなく崩れ去る。
世界を統べる国―その国王。
望んでいなかった権力と地位。
その玉座で少年は今日も憂う。
多くの方は初めましてかと思います、中崎べろると申します。
つたない
ですが、どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 18:06:42
42221文字
会話率:42%
悲惨な人生を送ってきた龍也がある日トラックに轢かれて、戦国時代の信長の家臣に転生(チート付き)する物語です。
史実通りには全くいかないのでお願いします!
最終更新:2017-11-02 01:53:27
14141文字
会話率:89%
巫女として育てられ、私は王宮へ仕える事になった。しかし、連れてこられたのは後宮だと知る。
初めて王子に妾として呼ばれたその日、私は家臣の男に下げ渡された。
最終更新:2017-07-14 07:45:08
70379文字
会話率:50%
戦国乱世の世に『薄幸の美女』とたたえられた美しい姫が信濃にいた。
彼女は諏訪頼重の娘、後に『諏訪御寮人』と呼ばれる武田信玄の側室の一人。
幼くして父を失い囚われの身となったが、武田の家臣・山本勘助に諭され生きることを選ぶ。
これはその彼女
が信玄に嫁ぎ初夜を迎えるまでのお話
姫初め2017参加作品
*この作品はフィクションです。
実在の人物・地名・地名等関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-16 19:00:00
9837文字
会話率:66%
大国の若き王アスカリスは、家臣から嫁取りを進められていたが、思い続けている隣国の姫ミュリエルを諦めきれずにいた。
そんな幼馴染を見かねた魔法使いジャンがひと肌ぬぐことに。その甲斐あってかとんとん拍子に事は運び、アスカリスはミュリエルと結婚す
ることに。
だが、結婚後もどこかぎくしゃくし続けるふたりに、ジャンは次から次へと手をやくことになるのだった。
■□ドタバタ勢い任せな展開のほんのりファンタジーです。□■情事的なものはほとんどない予定。でも未定。■□1話だいたい1000字~2000字くらいです。たぶん。□■
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-30 20:48:07
39119文字
会話率:41%
川井あいる、三十歳、独身。ちょっと腐な平凡OL。駅の階段を下りたところから記憶がなく、気がつくと前世を思い出した伯爵家長男、アルトゥール・ベルトラム、十五歳になってました。
剣と魔法の世界で、私にどうしろというの?
中身が女だから、後継ぎな
んて作れないよ……という理由から、独身主義を貫こうとする少年騎士の話。
不定期更新、BLタグつけてますが、TSなので純粋なBLではないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 20:00:14
17366文字
会話率:34%
イステラ王国国王の庶子であるレイナートには、本来、王位継承権も貴族の養子となって家督を継ぐことも許されないはずであった。
しかし、17歳の春、弟のアレグザンド王子と共に元服を済ませたレイナートに父王は、借金まみれの大貴族リンデンマルス公
爵家を継ぐことを命じた。元服の儀=剣選びの儀で得た剣と共に。
かくして、17歳の若き公爵家当主は借金地獄からの脱却のため奮闘することとなった。国を挙げての武術大会各部門優勝者たちを家臣と従えて。
やがて、己の持つ剣が、古イシュテリア大王国より伝わる伝説の聖剣「破邪の剣」であることを知り、大陸全土を巻き込んだ、人と魔との戦いに巻き込まれていく……。
本作は2011年12月に「ノクターンノベルズ」で連載を開始、紆余曲折を経て、一部表記を改めR-15版として2014年10月に「小説を読もう」にて完結した筆者の処女作に当たります。
残酷表現はありますが、ほぼノーエロです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 19:32:59
2616076文字
会話率:27%
名門ベルディアス家次期当主として教育されたエルフィオーネは、幼少の頃から鞘使いの天才としてもてはやされた。それを面白くないとした家臣の一人が、陛下の命をおびやかす存在だと危ぶむからそれを真に受けたらしく、非情ともとれる宣告を告げられる。天国
から地獄へ一転、奴隷として身分を落とされ、家族や一族、名さえも奪われたころ、一人の男性との出会いがエルフィオーネの人生を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 21:36:09
10298文字
会話率:52%