『気に入ったわ、アナタ……私と共に往きましょう。此の世に愛欲(あい)を知らしめに……』
小国『ウルグム』の田舎生まれである少年、ダグラス。
彼の前に突如現われた絶世の淫魔、ラヴィエラ。
彼女との邂逅を皮切りに、少年の見る景色、感性、そし
て世界が一変する。
見果てぬ世界に希望と愛、そして欲望を轟かす。少年剣士と妖しき少女の冒険譚の――幕が開く。
2020/01/05
第三章 開始
ウルグム王国の中心街から、口伝えで噂される、『歌劇座の幽霊』とは何者か。その幽霊に付き従うという、姿見せぬ、絶世の美女の正体とは?
ウルグムの『西部藝術街』で巻き起こる、不可思議な事件、その裏には、陰謀があった。
それはそれとして、ダグラスとラヴィエラは、今日も奔放に駆け巡る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 02:29:09
353959文字
会話率:24%
巡る図書館。迷い込んだサラリーマン。そこに居る司書は入る度に姿が変わる。はじめにあったのは少年。次に会った時は青年……。妖しく微笑う。
(巡る空間と絡むのは身体か心かって感じに絡み合うのを書こうかと思ったんですが、なんか書く気力(?)がプ
ツンと切れまして、中途半端で嫌なんですけど、短編で公開します。じゃ!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 13:29:23
1261文字
会話率:31%
魔族を蘇らせることなく完全に封印する術「埋葬術」を生業とするルプス・メルカトルは、その高慢さゆえに周囲の人間から距離を置かれていた。そんなルプスの隣には、彼の幼馴染兼唯一の友である勇者フェリデが常に付き添っていたが、ある日ルプスは、些細なこ
とでフェリデと揉めてしまう。沈むルプスの前に、妖しい美しさを秘めたアバトという青年が現れ、ルプスはその甘言に魅せられる。しかし実は、アバトは埋葬術師を憎む魔族が人に化けた姿で……。腹黒美形勇者×嫌われ者の鈍感埋葬術師。
攻め〜フェリデ(20)
受け〜ルプス(20)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 23:04:59
33621文字
会話率:34%
化け物と呼ばれ、森の中の小屋にこっそりと一人で住んでいる私。
ハロウィンの近づいた日の事、街に行くと化け物だと石を投げられ、怪我をしながらなんとか小屋に戻ろうと獣道を歩いていると、木の根っこに足を引っかけて派手に転び、そのまま意識を失った。
気が付くと小屋の中、怪我が手当てされた状態だった私は小屋に響くノックの音に気が付いた。
十年間一度も人間が来たことない小屋に、夜訪れた人は妖しい赤い目をした人だった。
なんちゃってファンタジー。ゆるめの異世界設定。ハロウィンのイベントに間に合わせたくて急いで書いたので穴いっぱいあると思いますが、ゆるくお読みいただけると嬉しいです。
二話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 03:08:57
20217文字
会話率:45%
地球に光乳と闇乳が降臨した。
大空に光り輝く光乳と妖しい闇乳から液体が地球の表面に降り注ぎ、人類の大半は幸せな夢の中に堕ちていった。
それでも満足できない人類は異世界乳星へ転生することとなった。
これは異世界に転生した日本の高校生、早乙女乳
太がなんやかんやで無双して、
おっぱいをその手に掴む物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 12:08:02
4806文字
会話率:32%
ある日、あるとき、ある廃工場に、グリーンカラーのスーツに身を包んだ少年ヒーローが訪れた。廃工場に現れる不審者を捜していると、そこにいたのは不気味な格好をした女怪人だった。
思わぬ強敵に為す術なく拘束されてしまった少年ヒーローは、その妖し
げな力によって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 20:00:00
22000文字
会話率:29%
電車が止まっていつもと違う路線で学校に向かおうとしていたぼく。だけど何も知らずに乗ったその車両は女性専用車両だった。
このままじゃチカン扱いされちゃう…… そう思って降りようとするけれど、電車はぎゅうぎゅうで動くこともできない。
そうこうし
てるあいだに電車が揺れて、人に押されて、高校生のお姉さんの胸に顔から突っ込むことになってしまうけれど…… なぜかお姉さんは怒る様子もなく、ニンマリと妖しく目を細めてきて……
※この作品はpixivにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 11:20:13
13970文字
会話率:26%
不浄の年の、一番最後に産まれた忌子のルカ。
最低限の世話だけを受け、儀式の贄となるその日のためだけに生きる日々。
時折訪れる双子の兄、ラギと過ごすひと時だけが楽しみだった。
やがて17歳となり儀式の日がくる。
ルカは儀式によって傷を負い
、魔物に追い詰められ。死が間近に迫った時、1人の男が現れる。
モルスと名乗る男に溺愛される忌子のルカは、困惑しながらも彼の存在を受け入れていく……。
全6話完結です。
9月18日〜sideモルス 連載始めました。
ヒロインがまだ子供の頃からのお話なので、R18の場面では少し時間がかかります。
その代わり、妖しく甘美な雰囲気が出せるように頑張ってみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 00:52:39
18672文字
会話率:30%
妖狐族のおちこぼれ、真尋(まひろ)は、変化の術もろくにできない、どうしようもない妖しだった。
おかげで同族達からつまはじきにされ、いつもひとりぼっち。
花嫁を探すため、人間界にやって来たものの、人間に化けることもできず、ある日、
とうとう腹を空かし、途方に暮れていた。
そんな中、何やら伽羅のような、甘い匂いが漂ってきた。
香りを辿った先は、大きな屋敷。
そこに住んでいたのは、年は二十七歳頃。切れ長の目をした、すらりとした綺麗な青年だった。
妖狐シリーズ第六弾。
今度は、第四弾に登場した、彼の恋物語。
ここに始まります。
※この作品は、自サイト、【lotus bloom】と、【エブリスタ】さん【fujyossy】さんで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 17:05:04
13582文字
会話率:15%
天使の力をもつ魔法少女が変態怪魔の堕淫領域に囚われピンチに陥るも、突如生えた謎の巨根ペニスから出る聖なるザーメンで絶頂&大逆転するお話。
美影浜市に住む善良な少女『天野沙弥』は、不思議な事件に出会い、自分が天使の力を持つ『聖光少女』に選ば
れたことを知る。事件を解決すべく立ち向かう沙弥だったが、敵の怪魔がもたらす妖しい快感の前に激しく絶頂してしまう。絶体絶命のそのとき、沙弥の股間にある異変が……!
【内容&属性】魔法少女・レオタード系変身ヒロイン・巨根ふたなり美少女・登り棒オナニー・快楽堕ち・敵怪人・淫魔・レズ・オナバレ……等々。
【シリーズ】
聖根天使サヤ♡触手ふたなり絶頂戦記 第01話(全文)→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14988436
聖根天使サヤ♡触手ふたなり絶頂戦記 第02話(全文)→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15086232
ふたなりエルフ皇女♡触手異種姦物語 第01話(全文)→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14422093
ふたなりエルフ皇女♡触手異種姦物語 第02話(全文)→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14450124折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 18:14:32
12778文字
会話率:36%
とある薬局で、女性向けの自家調剤を見つけた麻衣。moderate錠を飲む度、淫靡な夢を見た。
extreme錠の誘惑に負けた麻衣は、薬局の店主に妖しさを覚えながら購入。
試してみることにした。
最終更新:2021-08-06 16:00:00
7705文字
会話率:21%
シニア世代も女性への欲望に限りなく、それを日常の生活の中でエロティックに表現する。そんな誰もが身近に感じる男の想いと魅せる女性、想像たくましい男の願望を含めてストーリー化させています。
最初の出会いは、葉子と夏子の2人が仕事を通して関係し
てくる男たち、その複雑な出会いの中で居場所を見つけて喜びを体で受けとめて、人生の旅に出ていた。
男たちは浮気を続ける中で、生き甲斐を求めるように巧みにすり抜ける。葉子たちは仕事の間で疼き、酒に溺れるだけの男達には女の優しさや安らぎを教えてあげる妖しさも持ち合わせていた。自らも激しく身体を揺さぶり人気を得る。
歯科医吉村とSNSで知り合った夢子は、ステージに立つシルビーは誰?
音楽活動していた坂上は、休みの時はバスに乗り変化を求めた。ドラッグストアーで知り合ったファンから始まるが他愛ないことから胸がときめく。
ストーリーの著者と設定した森下陽子がオフィスで、陽子の現実の世界でも自分を試すように上司坂上に絡んでいく。その現実の坂上という人物設定が、官能作家とする陽子の世界に入り込み、仕掛けていく小説にもなっている。
その後、坂上は定年退職してオフィスから離れて家に戻るが、過去に忘れられない部下の高木に再会する。坂上と高木の新たな展開である。
陽子も安田の出会いを再び小説の中でイメージを膨らまし、さまざまな環境の中で現実と想像を作り出していた。作家陽子とトンカツ屋の平凡な安田、誰でも起きる男と女の行為が広げられていくのだ。
シニア世代も現実と想像の間(はざま)で揺れ、ありそうな現実と想像を創り出し、単純明快で何処から読んでも、男の気持ちと女の魅力をエロチックに現代小説に表現しました。誤字脱字もたくさんあると思います。読みにくくて申し訳ありません。随時、読み直して訂正しております。今後ともよろしくお願いします。☆印1~は読み直して訂正や書き加えをしております。2021/7/22現在 黒木玲臣折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 18:20:22
200219文字
会話率:21%
※序文として、短編『妖しい洋館 -はじめに-』を先にご覧下さい。
少年メイドのタロウは、メイドの美香様にお尻をお仕置きされる。
軽く叩かれた後、指を突っ込まれ、射精するのだった。
※この作品は私のブログと、ピクシブにも掲載しています。
最終更新:2021-07-10 04:05:45
4187文字
会話率:30%
森の奥の妖しい館。女王様の様なメイド達に、少年メイド達がお仕置きを受ける日常があった。
シリーズ序文。
※この作品は私のブログおよび、ピクシブにも掲載しています。
最終更新:2021-07-10 01:30:51
1382文字
会話率:0%
平凡なおバカ男子の能勢颯太は、クラスメートのお嬢様、有坂梨音に恋していた。
そんなある日、颯太は商店街の裏路地で怪しいオッサンに声をかけられる。
オッサンは妖しい小瓶を颯太に渡し、これを飲むと女の子を奴隷にできると囁いた。
だがしかし、その
代償として大変な副作用が颯太に襲いかかるのだった。
おバカな男子がハーレム作るお話です。
玉子さん(@tamagokikaku)の可愛らしいイラストと共にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 23:04:42
142497文字
会話率:44%
ある日の夕方。西日の差し込む部屋の中に、二人の人影。
「センパイのここ、すっごく大っきくなっちゃってますよ?クスクス、年下の女の子に踏まれてコーフンしちゃうなんて、ヘンタイですよセンパイ♡」
後輩ちゃんは先輩くんの股間を踏みつけながら、妖し
く笑う。
*初心者の拙い文章です。ついでに言うとマゾ向けでもありません。プレイとしてはソフト……のハズです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 17:32:33
3497文字
会話率:47%
遠い、遠い未来、太陽系の片隅で……
地球という星を「首都星」として中心に、太陽系全部の星々が人類の手により開発され、人が住まう時代。音楽で食ってくという夢がなかなか叶わぬ事に、まるで古今東西からの習わしであるかの様にもがきながらも、とあ
る零細ブラック運送会社にて星間ロケット飛行士として働くその男は、ある日、仕事上がりの憂さ晴らしに「風俗星」エウロパへと赴くのである。
そこには「銀河系征服」をスローガンに侵略戦争を繰り返している、「太陽系連邦」に屈した様々な異星の人々が地球人により連行され、妖しいネオンの下で、男娼、娼婦として蠢いているのであった……。
男の人生は、そこでの、ある異星の乙女との出会いにより、大きく動きはじめる事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 14:25:10
455428文字
会話率:41%
『春短編2021』
山から麓の都会へと降りて来たお狐様は、久方ぶりの人間の街を練り歩き物見遊山を愉しんでいた。
清楚可憐な衣装に身を包んだ彼女は豪快に腹を満たした後、好奇心に誘われて路地裏の奥に迄入ってしまう。
その最中異様な匂いと出くわし
肌を泡立たせる妖しい感触の誘うまま発生源へと歩を進めると、
匂いの先で見つけたのは一軒のマッサージ店。
つまらぬ結果に嘆息し好奇心を満たしたので離れようとした彼女の身体は既に力を失っており、店から出て来た好色な店主の介抱するという大義名分の元、お狐様は店の中へと連れ去られてしまったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 07:00:00
17860文字
会話率:20%
英国屈指の名探偵、ウィリアム・ジレットは新聞社の取材を受けていた。その主な内容は、数年前に起きた"令嬢狩り"事件。社交界の令嬢たちが次々と狂気的な貴族の男に凌辱されては、ゴミのように捨てられさらに、その被害者となった令嬢
たちは全員処女という非道な事件だ。そして事件は未だ未解決のままだが、ウィリアムにロンドン警察から捜査依頼は来ていないという。
そんなウィリアムを取材しているのは、新聞社からの依頼を受けた医師であり推理作家、コナン・ドイルことアーサー・コナン・ドイルだった。ウィリアムの屋敷に取材のために招かれたドイルは、ウィリアムの愛人であるという可憐な乙女、アイリーンを紹介される。取材を行う前、ウィリアムとのセックスを終えたアイリーンからは、果実か花のような妖しげな香りが漂っていた。まだ処女だというアイリーンを目にしたとき、彼女に惹かれ、ただならぬ感情を抱いていたドイルは決めていた。アイリーンをウィリアムから寝取り、まだ処女だという彼女に秘密の「レッスン」を施そうと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 19:49:24
6179文字
会話率:52%
ウィリアム・ジレットはその高い推理力で英国中の難事件を解決してきた名探偵だ。紳士的でダンディーな彼は"探偵紳士""法律界の伊達男"など様々な呼び名で呼ばれ、もてはやされてきた。だが、ウィリアムの紳士的
な仮面の裏には秘密があった。
ウィリアムの助手を勤め、彼の手記を記している医師にして推理作家、アーサー・コナン・ドイルは、新聞社のウィリアムに関する特集記事を書きたいという依頼で、ウィリアムの屋敷に向かい彼へのインタビューを実行する。だが、屋敷で待っていたウィリアムの格好は乱れ、体からは妖しげなバニラの香りが漂っていた。まるでセックスの後戯を終えた後のようだ、とドイルが思っていると、ウィリアムは「まさにその通りだ」と答える。そしてウィリアムの背後から現れたのは、彼を「ご主人さま(マスター)」と呼ぶ妖しげなバニラの香りを見にまとった、一糸まとわぬ裸の乙女、アイリーンだった。そしてアイリーンが姿を現したとき、豹変するウィリアムの態度。ドイルは親友の思わぬ秘密を目にしてしまった。
アイリーンはウィリアムに競売で買われた、"媚薬の乙女"だ。そして今は、主であるウィリアムに「女奴隷」として飼われているのだという。媚薬を体に宿す特異体質の彼女は、男に抱かれ、性感を高めないと死んでしまうという、悲劇的な身の上だった。暗い過去を持ち、さらに肉体的、性的な関係を持ってきた貴族の令嬢たちにも飽き飽きしていたウィリアムは、処女でありながら男を魅了しなければ生きて行けないという、アイリーンの体に目をつけ、忠実な女奴隷とすることで自らを満たしていた。それを知ったドイルは、医師としてアイリーンを治療出来ないかと試みる。そしてドイルはアイリーンを、ウィリアムには知られないように、秘密裏に自らの手で抱き、ベットの上でのレッスンを施すことを決めてもいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 10:08:37
4618文字
会話率:43%
医師であり推理作家のアーサー・コナン・ドイルは、新聞社の依頼で英国でも凄腕の名探偵、ウィリアム・ジレットを取材していた。ドイルを親友として認める彼は思ったより友好的だが、その髪は乱れ、着ていたシャツのボタンは外れており、さらには体には妖しげ
なバニラの香りが身についていた。セックスの後のようだ、と思うドイルに、ウィリアムはまさにその通りだと告げる。どうやら彼は「自分専属の」乙女を抱いていたという。そう彼が口にした時、ウィリアムの背後から妖しげなバニラの香りをまとう一糸まとわぬ娘、アイリーンが姿を現す。そして唐突に裸の乙女が姿を現したとき、ウィリアムはアイリーンの耳許でこう囁いた。「お仕置きがほしいかね?」と。
アイリーンはなぜウィリアムの「専属の」乙女となったのか、乙女にただならぬ想いを抱いたドイルはウィリアムの屋敷を訪れ、その謎を追いかける。そして見えてきたのは、アイリーンは媚薬を体に宿す特異体質のために競売にかけられていて、それをウィリアムが買い取ったという事。アイリーンは媚薬の毒のせいで、男に抱かれなければ死んでしまう悲劇の乙女であること、さらにウィリアムは、自らを性的に満足させなければアイリーンにお仕置き、つまりありとあらゆる手法でその体を処女のまま開発し、調教していたことをドイルは知ってしまう。そしてアイリーンが、ウィリアムによって快楽に溺れていたことも。
思わぬアイリーンの不幸な身の上を知ったドイルは、アイリーンの体を医師として治療出来ないか、悲劇的な身の上から救えないかと思索する。ところが知らず知らずのうちに、ドイルもまたアイリーンが体に宿した毒─もとい、彼女そのものに魅了されていて?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 17:30:55
5011文字
会話率:52%
医師にして推理作家のアーサー・コナン・ドイルはある夜、夜のロンドンでひとりの娘とぶつかる。娘は貴族令嬢と見間違うほどに可憐で清楚な乙女だが、そのしなやかな体から妖しげなバニラの香りを漂わせていた。そして娘は、男を悦ばせないと死んでしまう毒に
犯されているのだという。そんな娘は「ご主人さま」である紳士を探していた。だが娘が漂わせるバニラの香りに魅了されていたドイルは、娘を治療したいという思いもあって、娘をその場で抱こうとした。その時ドイルの前に現れたのは、ドイルの親友である名探偵、ウィリアム・ジレットだった。そしてウィリアムこそ乙女─アイリーンの「ご主人さま」だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 11:20:46
2134文字
会話率:48%
白粉彫り。それは上気した肌にのみ浮かび上がると言われている幻の刺青。
何年かに一度くらいは、そんな妖しくも美しい彫り物の噂が実しやかに人々の口の端に登る。
だがそれを見たと言う人も彫ったと言う人も本当のところは誰も居ない。
そんな降りしも最
近静かだった歓楽街を震撼とさせる事件が起こる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 10:45:14
128646文字
会話率:32%