「あーあ、死ぬ前に童貞……捨てたかったな」
魔術やモンスターが存在する異世界に、友人と共に転移してしまった高校生の少年……嘉瑞(かずい)は、命懸けの戦いを前にして、そんな愚痴を吐く。
元の世界に戻る為、嘉瑞は冒険者になったのだが、最弱
のまま、モンスターの大群相手の戦いに、身を投じる羽目になってしまったのだ。
嘉瑞が最弱なのは、外れスキル扱いの「複製」を得てしまったせいだった。
他者からスキルを複製できるのが、「複製」というスキルなのだが、発動条件を自力で見付け出さなければ、使い物にならない。
しかも、複製ではない方法では、スキルを獲得し難くなるデメリットまである為、「複製」の所有者は、実力が上がり難いのだ。
それ故、「複製」は外れスキル扱いであり、「複製」の発動条件を見付け出せない嘉瑞は、最弱のままなのである。
だが、モンスターの大群相手の戦いの最中、サッキュバスに捕まって犯され、殺されかけた結果、嘉瑞の「複製」は、セックスが発動条件である事が判明。
しかも、「性的鑑定」というサッキュバスのスキルを、嘉瑞は「複製」により入手してしまった。
セックスでスキルを複製する「複製」は、性的な情報を見抜ける「性的鑑定」と組み合わせると、物凄く使えるスキルとなる事が判明。
嘉瑞は「性的鑑定」を利用し、様々な女性とセックスして、スキルを複製して増やしていく。
そんな日々をアクイラで送り続け、次第に強くなり始めた嘉瑞の元に、衝撃的な知らせが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:09:18
2364323文字
会話率:22%
すべてが真っ白な部屋で目を覚ました柚月 空斗(ゆうつき そらと)。
彼の前に現れた異世界の女神オルシェは言う。
『上位神として世界の運営を手伝って欲しい』と。
既に元の世界では死亡しており、戻る事もできない。
仕方がない、とそれを承諾する空
斗。
そんな彼にオルシェは魂が馴染む為には一度地上で生まれる必要があると言う。
その言葉に従い、転生を受け入れた空斗だったが、彼は知らなかった。
この世界の神には女神しか居ないということを。
なんと、転生した先は一国の王女だったのだ。
その上、目覚めてみれば何故か自分の神名が淫邪神扱いされている始末。
これは、異世界に女神としてTS転生した少年が、色々とエロい目に遭う……
そんなお話である。
お約束:
・近親相姦がとても多いです。
・お胸の小さい娘さんのエロが中心になります。
・胸描写が無いわけではないです。
貧乳とは胸が無いわけではない。
小さく平たい胸がそこにはある。
いいね?
・例によってエロの方針は明るく楽しく(?)です。
・エロが割と社会的に認められた異世界です。
・エロに仄暗いナニカをお求めの方には合わないかもしれません。
・大半の女の子の性格が残念です。
・女の子にTSする話だけど今回は男相手もあるよ!
・苦手な人は注意してね!!
・お胸の大きな子は不遇です。(出番的に)
・出てこないか、出てきてもエロはないです。
(作者がお胸の大きな子には性的興奮をあまり覚えないからね!!)
・だいたいエロいお話だけど、時たまエロのない話が続くことがあります。
なお、基本は月曜の午前0時に更新予定です。(7話までを除く)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 00:00:00
297225文字
会話率:60%
人類は1つになり、再び分かれた。地上には獣が蔓延り、海は黒く汚染された。人類は限られた土地と資源を巡り、終わりの無い争いを続ける。
「全ては我が国の為に」
彼女たちは空へと上がる。それは兵器としてか、人間としてか。
~~~
サブタイ
トルに【M】と付いているものには、戦闘及び残酷な描写が含まれます。【S】と付いているものには、キャラクター達の日常風景や設定の掘り下げなどが描写されます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 20:27:36
216962文字
会話率:61%
学なく、見目も悪く何の特技もない男が、現代社会を底辺として生き、その生を若くして事故により終えた。
そこで、奇跡、いや悲劇が起こる。
神の悪戯か悪魔の必然か、死を迎えた男は古代から中世へ移り変わるとする、とある異世界にて新たな生の機
会を得た。
前世の記憶は微かに持つものの、碌に学問を修めなかった男には、新しき世界で現代知識無双などできるはずもない。
その上、新しき身体は先天的に優れたものは何一つなかった。
全てが平凡か、並より少し劣る。
男は転生後も底辺として死ぬはずであったが、ただ一つ
前世より受け継いだモノの中で、衆に勝るものがあった。
それは『際限なき悪意』。
前世の平和な世界では、決して芽吹くことのなかった才能が、未だ秩序なき世界で、今、発芽の時を迎えた。
その芽が花を結ぶ時、地上は須く地獄に包まれる。
※性描写がある回は、#がつきます
(注意) 寝取られはありません!!無惨な死はあります。
(注意)メインヒロインは悪魔みたいな女になりますので、他のヒロインを勝手に殺害し始めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:01:36
10372文字
会話率:11%
A.D.2■■■
EPISODE:AVADDON
『終末の扉は開かれた。地獄は地獄を呼び起こし、世界を超え感染していく』
舞台は地球とは異なる、魔術と呼ばれるものが存在する世界。三度の大戦を乗り越えた人類は、崩壊した地上を去り、地底へと
移り住んだ。
かつて太陽の下を歩み、空へと手を伸ばした人類は、今は地底で密かに隠れ住む獣にすぎない。
地底都市エデン――人類最後の楽園の一住人、元騎士団隊員のレオナルドは、今は地上の物資を持ち運ぶ冒険者であり、たまに許可なく違法物を持ち込む密輸者だ。
地上の食物、文化を悪友に持ち込みつつ、冒険者として生計を立てていた彼は、ある日、エデンよりさらに下に一面の花畑を見つける。
そこには天使のような翼をもった、一人の少女がいた。
「エデンを管理しているのは私だよ。私はここだけしか居場所がないから……よかったら話し相手になってほしいな……」
レオナルドは決意する。エデンを管理する少女、ニーナが、いつの日か空を見上げることができるように――そのためならもう一度戦うと。
「そんな日はこないって……私はあのとき、言うべきだったのに」
********************************************************************************
・緋色のリリスでおなじみではないであろう作者、Planetの新作となります。緋色のリリス、Angel Waltz(未発表)とは世界観を共有しておりますが、特に前作を読まなくとも問題はありません。黙示録シリーズの一つです。
・投稿は不定期となります。
・R-18展開はがっつりありますが、基本は地底都市と地上に関するストーリーとなります。
・大団円を目指します。王道のボーイミーツガールっていいですよね。主人公は二十代でヒロインは???代ですが……
R-18描写がある場合、タイトルに⭐をつけます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 00:00:00
74754文字
会話率:49%
遠い未来、遥かな夢を見た人類は、禁断の人体改造に着手。それによって、老い、病、美醜など、あらゆる悩みを解消し、さらには生命の隠された力「神秘」を発見するに至る。
しかし、その早すぎる進化のスピードに、やがて社会の構築は追いつけなくなる。
人間間の摩擦は短期間で大きくなり、世は激しく乱れ、そして大戦争が勃発したのだ。
文明は破壊され、地上は焼き尽くされた。
さらに長い月日が立ち。人間は四つの種類と、派閥に分かれていた。
獣変化の神秘“獣力”を使う男たち、“覇軍派”
法則を歪める神秘“超力”を使う女たち、“女帝派”
二つの力を有するふたなりたち、“超獣派”
旧時代の科学を扱う無能力者たち、“貴族街”
彼、彼女らは皆一様に神秘に翻弄された者たちだが、互いにわかり合うことは決して無い。もはやそれぞれの倫理観が大きく違いすぎているからだーー
本能に身を任せる獣男たち、
尊厳を貶め弄ぶ妖女たち、
そして愛玩を求む傲慢な貴族たち。
悍ましき悪意の影が、戦うふたなりに差していく。
恐るべき“超獣”狩りが始まる。
・・・・・・・
初投稿です。
バトル漫画やアクション映画などでよく見る「頼りになる強キャラが敗北して連れていかれる展開」や「負け戦でハグれた仲間が再登場した時酷い目にあってる場面」などをコンセプトに、絶望感、敵への嫌悪感等をエロに昇華しようという感じで書いてみました。バトル物の皮を被りたいエロ小説です。
大体のキャラがが活躍→敗北→匂わせ→お披露目って感じのパターンになると思います。
※話の性質上、鬱展開多めです。苦手な方は閲覧をお控えください。また、ケモノやsissyといった要素も入れていく予定なので、そういったものが苦手な方もご注意ください。
pixivでも投稿しています
現在10話までで内容もほぼ同じですがキャプションで言い訳したり表紙にゲスザムの絵を飾りつけたりとかしてます
https://www.pixiv.net/novel/series/7719852折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 22:00:00
390096文字
会話率:43%
女が種の木様というただの木とセックスして受精する世界、そんな世界に迷い込んだ。
洞窟の滑落事故で地底に転落した不運な男は、なんとか地上に戻ろうと足掻き、ついに地上へと生還するが、そこはなんだかおかしな世界だった。
魔法やモンスターが存在する
その世界では、人の子は女性しか生まれず、子孫を残すための不思議な仕組みや不思議な風習が存在し、そのどれもが常識的に考えてエロかった。
とりわけ男性器を持った"男"はここでは特別扱いの好待遇。
男は元の世界を諦めてこちらの世界を楽しむことに決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:40:53
282952文字
会話率:42%
両親に愛されずに少女時代を過ごした公女パルミラルは乳母アルビラの養育を受けて努力し教養や知識あらゆる学問を取得、ヴェレイアル王国王妃フェレイデンの皇后のの地位に立つ。
しかし彼女の本当の目的は他にあった。乳母のアルビラの秘密、皇后の出生の秘
密と両親への復讐と愛する者のため命をかけて陰謀と策略の世界へ自ら飛び込む 彼女の復讐は叶うのか?
壮大な叙事詩に乗せてジェットコースター仕立てで展開してゆきます。異世界歴史的王室ロマンス&冒険&ミステリー小説を目指し世界の謎と歴史を叙事詩的な壮大でスリリングな物語にする三部作
第一部はその娘エルミエのお話自分の出生の秘密を抱えながら人として成長していく物語
第二部神々の審判
エルミエを守るため禁制地にある聖パルミラル騎士団の本拠地アレクサンドロヴィナ城を目指す旅
途中王党派、ファルラン騎士団の襲撃を受けつつ禁制地に立つ。森と氷の世界で氷山の神に試練を与えられ、炎の世界では決死の戦いを大切な人との別れ、エルミエとセヴィエの関係の変化、アレクサンドロヴィナ城の世界の謎を神話の物語とからませて展開していきます。
第三部 オンディーヌの森の戦い
聖パルミラル女騎士団と合流して船でオンディーヌの森を目指す。その航海の途中で自分の出生の秘密とセヴィエとの愛、そして新たな戦いのステージに立ちます。
オンディーヌの森ではエルミエ・セヴィエ聖パルミラル女騎士団旧王党派対ファルラン騎士団傭兵部隊の戦いは俊敏な女騎士団の活躍、メヌエットとベルナールのファルランの副団長の攻撃に打ち勝ち前哨戦を優位に進めます。中盤では地上戦が繰り広げられます。ファルラン騎士団の圧倒的な力とセヴィエ、エミリエの神の剣、女騎士団の命をかけた戦略、ジルベール隊の銃撃戦を展開します。残された者の苦悩嘆きそれでも前を向いて新たな戦いに挑みます。
最終章
オンディーヌの戦いに敗れた事を知ったアルビラはフェレ皇国へ逃亡する計画をベルナードに託します。
しかしすでにベルナードはパルミラルとアルビラ失脚の計画を立てて逃亡を図るも計画は頓挫しアルビラは二人に拘束されてしまいます。
最後に今まで隠してきた秘密を暴露してアルビラを追い詰めます。母として二人のとった行動は想像を絶するものだった。復讐はどのように達成出来、最後は幸せになるのでしょうか?
長編作遂に完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 13:11:25
186272文字
会話率:16%
イケメンにしか見えないが一応女性の嘉納英(カノウ・アキラ)は、高校の文化祭で特撮のドS軍人のコスプレ中に異世界に転移した。そこに駆けつけた冒険者養成所『星立RPG学園』特学部伝説科の教官シルヴィオの説明によると、英は世界意志に勇者として選ば
れ、世界の危機を救う使命があるという。英に一目惚れしてその場に墜落してきたドMな上級天使も、魔界が衰退しているせいで、このままでは対となる天界も、今いる地上界も滅びてしまうと告げる。ゆえに英の使命は、女性が生まれにくい魔族の王──魔王として、荒れた魔界を統治して立て直し、魔族の男たちを孕ませ少子高齢化に歯止めをかけること。魔族は人族と異なり、性器が雌雄逆転しているらしい。幼少から男を孕ませたいと考えていたドS責めがデフォルトの英は、そんな素晴らしい種族が存亡の危機にあると知り、使命を果たす気満々で魔界に降り立つ。
元の世界で古武術と緊縛術の修行をしていた英に魔術も加わって、ステータス激高・無敵状態をいいことに、魔界無双・女性上位上等・逆ハーレムを成す物語が幕を開ける──!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 21:00:00
193866文字
会話率:42%
今作は『ふたなりに堕ちた聖女と白濁に沈む教会』の続編に当たります。ただ、前作を読まなくても楽しめる作りになってますのでお好きな方からお読みください。
聖剣の勇者が魔に堕ちて数年後……光の女神は大陸ごとの滅却を考え、実行の前に聖剣の回収を筆
頭天使のクリステラと21席の天使キーアに命令する。
しかし、任務の途中で降臨した邪悪な存在に対峙したクリステラが消息不明になってしまう。
残されたキーアはなんとかクリステラを探し出すことが出来たが、すでに堕ちた勇者にふたなりを植え付けられていたクリステラは快楽に負けてキーアを襲ってしまう。
そして、キーアにもふたなりが植え付けられて……ふたなりの祝福に染まった二人は天界も地上も白濁の祝福をばらまいていく……
天使も悪魔もふたなりであへあへして白濁液にまみれて堕ちる乱交ファンタジーもの。CG集化予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 22:00:00
53613文字
会話率:71%
散々バトルファックを書いてきましたが、たまには俺も読者として楽しみたい!!!
それも自分の性癖にピッタリ合ったバトルファック小説が読みたい!!!
どうすればいい?リクエスト出して作家さんに書いてもらおうかな?いや、AIに書いて貰えばいいん
じゃん!!!
これは、バトルファックモノを愛する俺がAIと共に作り上げるリアルタイムドキュメンタリーバトルファック小説である。
pixivでも連載中
https://www.pixiv.net/novel/series/11469069折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 20:00:00
35822文字
会話率:21%
ほぼ全ての生物、物質が植物と融合
地上のほとんどが巨木の根に覆われている≪パンゲア≫
そんな世界で物語はキトゥと呼ばれる国から始まる
狂暴化した生物、グリードによる周辺の治安悪化を重く受け止めていたキトゥ国は≪パンドラの根沌≫と呼ばれる
出来事によって逃げ延びた人々を保護する名目で技術交流を行い、近代化を果たした国だ。
体内から分泌されるフェロモンを結晶化し、グリードに立ち向かえ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 03:35:56
2745文字
会話率:32%
ごく平凡な高校生の遠藤陽一は、ある日突然魔界に堕ちてしまう。
そこは地上2千メートル上空、脱出不可能な鳥籠のなか。渇き、餓え、恐怖、絶望、怪物、そして美貌の魔王――ミラ。彼の寵愛(愛玩)に翻弄されながら、生き残りをかけた戦いの日々が始まる!
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 12:00:34
301674文字
会話率:40%
地球とは違う、何処か別の世界。
空にドラゴンがいたり、地上にはゴブリンとか、エルフとか、そんな人間以外の色んな種族や生命体が繁栄している世界の話ーー。
この世界の東部にある小さな島『ジャペーン』には『ニンジャ』というアサシンがいる。
エルフのアサシン、『エルフニンジャ』もその1人だった。
彼女は任務で大事な司令書を運んでいたが、凄腕の『オークニンジャ』に負けてしまう。
オークニンジャは司令書を奪おうと、また乙女の"ヨカラぬ"何かを奪おうと、彼女に迫る。
どうする?エルフニンジャ!
_______
異世界で大人の忍者もの。
名前とか序盤はネタと冗談で若干ふざけてますが、スケベ部分はちゃんと真面目に書いてます。ので、どうか怒らないで;すみませんごめんなさい;
話的には強姦にはなるのですが、両者とも過度に悲しく激しい感じにはしてません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 00:22:15
4899文字
会話率:19%
地上と銀河が一本の昇降機で繋がった彗暦6000年。
人類は怪訝という未知の影に支配されていた。
最終更新:2024-03-11 00:56:22
19172文字
会話率:59%
万年Gランクの落ちこぼれ冒険者アダム(転生済)。
彼はあることに気が付いた。
それは【射精すればするほど魔力が増える】という、この世界の単純明快な仕組み。
日々の過酷なオナニーにより底辺弱者男性から一転、地上最強の種付けおじさんへ
と進化したアダム。
無敵のチンポと孕ませザーメンを武器に、前世から溜まりに溜まった社会への怨念を晴らすべく、アダムは気の向くまま世界各国を漫遊。性奴隷ハーレムを作り上げていく。
※寝取られ無し(寝取りはあります)
※ヒロインはみんな幸せになります
※シリアスは見せ掛け
※Hシーン以外も頑張ります
※42話(15万字)ストック済、随時増量折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 12:02:23
153821文字
会話率:39%
近過去のこと。
かつて人類は、「温暖化」ではなく、「氷河期」という困難な時代をむかえていたが…さらに「極移動《ポール・シフト》」による、未曾有の大災厄に襲われることになった。
それによって引き起こされた大洪水で、全地表を洗われた地球は
、崩壊した原子力施設から放出される放射能と、生き返ろうとする草木の放つ強烈な花粉の嵐で、とても人間が生活できるような状態ではなくなっていた。
唯一の「居住可能領域《ハビタブル・ゾーン》」=生き残った人々が暮らす地下都市は、復興の途上にあったものの…そんな環境下の世界で生まれ育った「俺」は、今では日常生活に欠かせない物となった「空気圧縮機《エアー・コンプレッサー》」の整備を生業《なりわい》とする、しがない機械工。人生のハイライトと言えば、無気力化が進む現代人の中にあって、許婚者《フィアンセ》と結ばれたことくらいだが…そんな、ある日。生活用空気に、毒物を混入させようとするテロ事件に出くわす。
でも、まだこの段階では、単なる目撃者でしかなかった。しかし直後に、通常の業務とは、少し違った仕事が舞い込む。そこで出会った清掃工場の女所長。仕組まれるままに、男女の関係を持ってしまうが…彼女の正体は、現政権に反旗を翻す地下組織の女首領? 俺は、清掃工場に拉致・監禁されてしまう。
だがそこに、真の悪党どもの手が伸びる。実は彼女は、地下世界の覇権を握ろうと暗躍する政治家一味に抵抗する、反抗組織《レジスタンス》の指導者だったからだ。
襲撃に遭い、命からがら禁断の地「地上」へと逃げ出した俺と彼女は…いくたの試練をくぐり抜け、地下都市へと帰り着く。
頼りになる仕事の相棒の手も借り、お手製の武器を次々と繰り出しては、ここから反攻の狼煙《ノロシ》を上げるが…近未来の「大洪水時代」を生き延びた後《のち》の人類の、ささやかな抗争の物語の結末は…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 13:20:36
213529文字
会話率:41%
私の名前は市原雄二郎。陸上自衛隊で士長として勤務していた。
ある日、私は大雨の中で部隊での訓練中に不慮の事故で死んでしまった。何故、死んだか分かるかと言うと幽体によって自身の死体を視たのと誰も幽体となった私を認知できず死体にばかり人が集まっ
たからだ。曹になる前に死んでしまったのは悔しく情けないがなにも悪いことばかりではないと知った。なせなら、幽体になったことによりメリットもあったからだ。箇条書きではあるが、幽体のメリット、デメリットを記そう。
①、自分の意思で人や物に触れたりすり抜けたりできる。
これは、非常に便利で壁やドアをすり抜けたり、触りたい物だけに触ることができる。
②、ある一定の高度まで浮遊できる。
世間一般の幽霊のイメージは宙に浮いてる感じだろう。これは、まさにその通りで地面を歩かずとも宙に浮き移動することでより速い移動を可能にしている。だが、ある程度の高度までいくと幽体がより透明度を増し意思も薄れていくことがわかった。しかし、これも一旦地上に戻り時間が経つにつれまた、元に戻る。
③、味覚以外の感覚はある程度残っている。
味覚は幽体だからか、完全になくなっておりまた、食べ物を食べようとしても食べ物自体に触ることが出来なくなっており、直接食べ物を口に含もうとしてもすり抜けてしまった。しかし、それ以外の嗅覚や視覚、また自らの意思で自由に出来る触覚や痛覚は残っているようだ。
④、意識した相手の名前、尿意、最近の失禁回数、尿が溜まる速度、ちびった回数、尿に関するいろんなことを確認できまた、操ることができる。
これが、幽体になった一番のメリットかもしれない。私は生前、おしっこフェチだった。しかし、そんな私のフェチを受け入れてくれる女性はおらず、またそういった風俗店にも足を運ばせないまま死んでしまったため、せめてもと神様が私にくれた能力なのだろう。なら、せめてあの世にいくまでの間、存分に楽しみたいものだ。
⑤、精子、勃起機能の消失。
これは、かなりショックだった。なんかい自分のちんこをしごいても精子どころか勃起もしなかった。
やはり、幽体になったことで生物の本能である子孫繁栄の概念が失せ、そのためそれらの役目を果たすための物も失せたのだろう。ちんこがあるだけまだマシか。しかし、ある一定以上興奮すると不思議と射精にもにた快楽を得ることができた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 20:41:04
5328文字
会話率:14%
博士の愛した数式。
を映画で見た。
私は、中でもルートを
存意した。
3のき7ちがいつか…2つに
別れて千差万別を
逢坂で、待ってるで。
弱虫って云うんだ。
以後お見知りおきを。由。
最終更新:2024-02-08 08:00:00
614文字
会話率:0%
#時代劇BL2024参加作品
平家物語×古事記の融合、新しい日本創生BLです。仏教、神道の戦いなどもあります。
平家物語をベースにした神々、宗教、妖怪、邪神などのお話になるので、BL要素、残酷描写ありますが、特定の主人公はおりません。ただ、
平家の滅亡が主軸に成りますので平家の中でBL要素はありますが、
残酷描写、戦の描写、物語に重きを置いております。なんでもありのお話がお好きな方におすすめします。
カントボーイ的な表現もあります。
ーーー冒頭
てんてん、とん。
てん、とん。
「波の下にも都がございます」
涙、はらら。と流しながら老婆が告げる。
さにつらふ面(ほお)。うつくしきもの、我(われ)の童部(わらはべ)。
(赤く染まった頬、わたくしの可愛い子供よ)
「おばあ様、我も行きたい、我の都は乱暴者にて壊されたと言う。そこではみな、安穏であろうか」
聡い顔で言うのは御年数えで八(やっ)つになったばかりの幼子。
名を安徳という。
時は寿永四年である。
所は長門国赤間関壇ノ浦(ながとのくに あかまがせき だんのうら)
時は弥生(やよい)の頃、もう、春も来ようか。桜もほころぶ。
そんな折に死なねばならぬ我が子を、徳子は切なげな面持ちで見るのであった。
壇ノ浦には平家と源氏、最後の戦いが繰り広げられている。
平徳子(たいらの とくこ)こと健礼門徳子(けんれいもん とくこ)。今は亡き平清盛の娘であり、今世の天皇安徳天皇の実母であった。老婆と称したのは清盛の妻で徳子の母、二位尼(にいのあま)で、女共は男の戦を小舟の御簾より覗き見てははらはらと、涙を流すのだった。
てんてん、とん。
てん、とん。
その大粒の涙が船床にあたって、てんてん、とん、と愉快な音を立て、安徳天皇は祖母に海の都について話をするように求めた。
「我も行けますか、おばあ様」
「もちろんですよ、お前様は天皇ですからね……」
祖母の手が孫の髪を梳く。甘い匂いのする幼子はまだ小さく、そして地上で生きればすくすくと若竹のように背が伸び、逞しい青年になるだろうに、と思う度にまた母と祖母は涙を流して。
てんてん、とん。
てん、とん。
その玉は美しい音色を響かせるのだった。
武士、武者、侍が海上で殺し合いをしている。そろそろ散り際であろうと二位尼は安徳に声をかけた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 00:51:49
11300文字
会話率:26%
炎の女神ツティンベラが語る、ある王国の生まれる話。
メントラという世界での話。
以前書いた「ある剣の語った話」と同じ世界観です。
ツティンベラは傲慢で嫉妬深かった為、父であるトーマ神によって人間の男の赤子として人間界に堕とされることになっ
た。「「生の喜び」を学びなさい。それをみつけるまでは女神には戻せない」そう言われ、愛剣オプティウスと共に地上に堕ちた女神が成長する話。
残酷描写、性描写、暴力描写、ありますが、最初はこの世界の成り立ちと赤子の説明からなので中盤から徐々に男性との恋愛が入ってきます。あと、女性にも優しいです。
基本的に男前受け、おっさん受、年下攻め。
ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 01:00:00
17505文字
会話率:40%